英語スピーキングが上達しないです。。効果的な勉強法はありますか？

Question

1年ほどオンライン英会話やアプリなども使いつつ英語の勉強を続けていますが、スピーキングがちっとも上達しません。。。TOEICは800点ほどあり、単語や文法はある程度は覚えていると思います。 スピーキングが上達しない時に、効果的な勉強方法や上達のコツはありますか？

Monicoコーチ · Accepted Answer

TOEIC800点もあるとのこと、しっかりお勉強されているんですね。基本的な英語の力は問題ないはずです。
ただ残念ながら、世の中にはTOEIC満点を持っていても話すことができない人もいます。
英語力はあるはずなのに何故なのか？私は大きく分けて2つ理由があると思っています。

1つ目は、英語をアウトプットできていない、アウトプットに慣れていないということ。TOEICもアウトプットすることはないので、見たらわかる、聞いたら分かるができていれば、スコアは取れるんですよね。ただ、それを自分で出せるかと言ったら、これはまた別問題です。スポーツと同じで、何度も何度も口から自分の思ったことを英語で出すというトレーニングが必要になります。
この場合は基礎力があるのでアウトプットの場を設け、ひたすら練習する方がいいですね。

2つ目は、日本語に縛られているということ。ついつい直訳していませんか？日本語というのは必要語彙数が英語の3倍以上あると言われています。なので、全部を英語に置き換えることがそもそも無謀なんですね。そんなに難しい語彙がなくても、TOEICの点数が低くてもスムーズに話せる人は何をしているのか。それは、そのままの日本語から英語を出すのではなく、自分で言えそうな英語の日本語から英語で出しているか、イメージしてそのイメージから英語を引き出しているかのどちらかです。すぐできるのは、日本語を簡素化し、そこから英語を出すことです。
3歳児相手に話すと思って日本語を簡素化する癖をつけてみてください。大分話しやすくなると思いますよ。

Mokoコーチ · Answer

TOEICで800点あられるのは素晴らしいですね。
語彙力や文法力リスニング力の素地はしっかりあられると思います。

もう1年間学習を続けてこられてスピーキングが上達しないとお感じ
なのですね。
それはどういった時に実感されますか？

オンライン英会話で、先生が言っている言葉が聞き取れないのか、
言いたい言葉が出てこないのか、同じ表現ばかりを使ってしまうのか？

理由によって対策は変わってきますので、まずはそこの原因を突き詰めてみましょう。
TOEIC のスコアを考えるとリスニング力は問題ないと思うのですが、
万が一、聞き取りができていない場合、話のテーマがTOEICでは使わない内容で語彙や表現力が足りないのかもしれません。

言いたい言葉が出てこない時、疑うべきは、 日本語で考えた答えをそのまま英訳しようとしていないかという点です。
ご自身が知っている表現、単語、文法を使って言いたいことを英語に直すと訓練が必要になると思います。

そうやってご自身が知ってる表現だけで回すようになった後に出てくるのが、同じ表現ばかりを使ってしまう、話せるテーマが限定されるという問題です。
ここまで来ると、ご自身にとって快適なコンフォートゾーンを抜けることを意識的に行う必要があると思います。

表現の幅を広げるためにリスニングの教材やニュース、新聞や本などでインプットを増やして、知っている単語をあえて言い換えて話す訓練をしてみましょう。
テーマもご自身の興味があるテーマ以外に広げたり、ビジネス会話ばかりしていたのならもっとカジュアルな話題を取り入れてみるとか、その逆も然りです。

最後にオンライン英会話の後の復習はできていらっしゃいますか？
言えなかったことをご自身の口で言えるようになるまで練習はできていますか？
知らなかった単語の暗記や間違えて喋った文章で訂正された箇所があればそこも同様に復習する必要があります。
間違えた文法を指摘してくれる先生でない場合、指摘するように頼んだり、先生を変えることも検討しても良いかもしれません。
ご自身で英会話の音源を録音してか自分で確認するのも良い学習になると思います。

その上で目に見える成果として英会話のテストなどを取り入れていくとご自身の現在地も分かりやすいですし、今後のモチベーションも維持しやすいと思いますよ。

竹村 和浩 · Answer

スピーキング上達には、「音読」それも正しいステップでの音読が有効です。
TOEIC®︎で800点あれば、もう十分に会話を使いこなす語彙および英語表現を知っている状態だと思います。ただし、学校英語と同じで、知識としてしているのと、それを実際の会話で運用できるか、は全く別ものです。TOEIC®︎も基本はリーディングとリスングのみの項目試験となっている点では、ある意味、学校英語、受験英語と同じといっても過言ではありません。その知識として知っている英語を、使える英語に変換するのが、必要な英語表現を「音読」して会話で使えるものにするトレーニングです。
但し、世間一般では、ただ、声に出して繰り返し音読すれば良い、と言われていますが、それだけでは不十分です。
以下が、正しい「音読」のステップです。

1. 発音矯正で英語の音素レベル（子音27・母音23）を習得
2. 発音矯正で英語の単語レベルの正確な発音を習得
3. 短文の発音練習（マザーグース等でのプロソディーの習得）
4. 長文の発音練習（リエゾン・リンキング・脱落の発音習得）
5. プロソディー・リエゾン・リンキング・脱落を含めた総合練習

上記のステップを完成したのち、以下の「音読の方法」を実施します。

1. 例文を正しい発音で「口が自動的に言える」ようになるまで繰り返し音読する。
2. 例文が「実際に使われている場面をイメージしながら」繰り返し音読する。
3. 例文をまるで「日本語で言っているかのように、感情とリンクしながら」繰り返し音読する。

上記、3つのステップを踏んで「音読」することで、例文が「自分のセリフ」のように自分の言葉となっていき、実際の会話の場面に遭遇した際、感情と一緒に口から英語が出てくるようになります。地道なトレーニングですが、こんな英語を話したい、という例文があれば、それを上記ステップに沿って、一文、一文、自分の体と口にインストールシテいくことが、将来自在に会話できる道筋だと知っておいて下さい。

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