おすすめの英会話本10選!初心者にもできる効果的な学習方法も紹介
英語学習のプロの意見 : 1
英会話を学ぶツールとして本は高い人気があります。
学習本をうまく活用すれば、発音やリスニングなどを独学で習得できます。しかし、初心者がつまずきやすいのが肝心の教材選びです。
「独学で英会話を始めたいけど、どの本を買えばいいか分からない」 「本を買ってもすぐに飽きて続かなかった」
そんな経験をしたことがある人も多いでしょう。
教材選びで失敗しないためには、今のレベル感や課題にあった本を選ぶこととその教材を使った効果的な学習をすることが成功への近道です。
たとえいい本に出会えても、学習方法が間違っていれば英会話は上達しません。
この記事では、おすすめの英会話学習本10選を紹介します。「発音が苦手」「リスニングができない」などの課題別に、評価の高い本を厳選しました。
さらに英会話本を最大限に活かした効果的な学習法を解説します。
自分にあった英会話の本を選ぶポイント
英会話の学習本を選ぶポイントを解説します。
本を選ぶ際、書店の売上ランキングを見て選ぶ人も多いでしょう。しかし、売れている本が自分にあっているとは限りません。
「初心者なのでどの本を選べばいいか全く分からない」という人は、下記のポイントを押さえて、自分で効果的に学習できる本を選びましょう。
自分の英語レベルにあった本を選ぶ
自分のレベルにあった本を選ぶことが大切です。レベルは初心者・中級者・上級者に大きくわけられます。
ここでポイントになるのは、自分のレベルを詳しく把握することです。同じ初心者であっても、「しばらく英語から遠のいており、中学レベルの英語を一からやり直したい」のか、「基礎力はあるが、『スピーキング』が苦手」なのかで選ぶべき本が違います。
しばらく英語学習から離れていた人は、中学1年生レベルの基礎を頭に入れ直したほうが後の学習がスムーズです。したがって、まずは文法、単語、発音の基礎をしっかり復習できる本を選びましょう。
一方、単語・文法はある程度覚えているもののスピーキングが苦手な人は、スピーキング力に必要な瞬発力を伸ばすことに特化した本を選びましょう。
自分のレベルが分からない人は、インターネットで「無料 英語力診断」と検索すると、英語力が測定できるテストを受けられます。そのようなテストを活用し、まずは自分の英語レベルを把握してください。
英会話フレーズが学べる本を選ぶ
最終目標は英語を話せるようになることです。したがって、実際の会話で使えるフレーズが学べる本を選びましょう。
英会話を学ぶ際、単語学習に集中し過ぎないほうが効率的です。なぜなら、いくら多くの単語を知っていても「フレーズ」になっていないと実際の会話は成り立たないからです。
フレーズを学んだ後に、フレーズ内の単語を入れ替えることで会話の幅を広げられます。会話フレーズが学べる本を選ぶことで、実践で役立つ英語力を身に付けられます。
ただし初歩的な英語に不安があり、いきなり実践を学ぶことに抵抗がある人は焦らなくて構いません。当面は、文法や発音などの基礎を固めることに学習時間を充ててください。
音声教材付きの本を選ぶ
本を選ぶ際は、CDやダウンロードできる音声教材が付属している本を選び、正しい発音を身に付けましょう。
英語と日本語の発音は全く違うため、まずは英語の発音に慣れることが大切です。過去にネイティブと英語でを話した際、誤った発音のせいで意味が相手に通じなかった経験をした人もいるのではないでしょうか。
本に書いてある英語を読むだけでは、正しい発音を身に付けられません。また、英語にはスペル通りに発音しない単語も数多く存在します。間違った発音を覚えたまま、いつまでも気付かない可能性もあります。
とくに初心者は英語の音やリズムに慣れ、正しい発音を学ぶためにも音声教材の活用が必須です。
発音を正しく学ぶことのメリットは他にもあります。それはリスニング力も一緒に鍛えられることです。
自分が発音できないものは、聞き取ることができません。正しく発音ができることによって英語が聞き取りやすくなります。会話に必要な「スピーキング」「リスニング」の総合的なスキルを伸ばすために、音声教材付きの本を必ず選びましょう。
関連記事:英語の発音を良くするには?基本の発音ルールとトレーニング方法
最長でも1か月で読み切れるボリュームの本を選ぶ
一度に多くのことを学ぼうとして、最初から分厚い本を選ぶと挫折します。初心者は毎日勉強して、1か月で読み切れるボリューム感の本を選びましょう。
読み終わっても、繰り返し復習することを前提にしてください。初心者のうちはフレーズや表現が多すぎず、読みやすい本が最適です。
ボリュームの少ない本を繰り返し学習することで学んだことが脳に定着し、英語が話せるようになる近道になります。
イラストや解説付きの分かりやすい本を選ぶ
イラストや写真で視覚的に楽しめる本をおすすめします。英会話フレーズのみが並んでいる本よりも飽きずに学習を進められるからです。
また、会話のやり取りをシーンで覚えていると、実践の際に使いたいフレーズも思い出しやすくなります。
教育分野では、文章単体で記憶するよりイラストや画像などを記憶する「イメージ記憶」のほうが脳に定着しやすいといわれています。
イメージ記憶では、視覚情報を右脳でインプットし、それを左脳が論理化して記憶します。そしてインプットした情報が必要な時に、再度右脳の力で想起するのです。
学習した内容を長期的に記憶するために、イラストや画像付きの本で学習することを推奨します。
加えて、特殊な言い回し(イディオム)や文法の解説があることも大切です。とくに、文字通りの意味を成さないイディオムを初心者が理解するのは極めて困難です。
無駄なインプットに終わらないためにも、フレーズが並んでいるだけの本ではなく解説付きの本を選び、しっかりと理解しながら学習を進めましょう。
目的にあった本を選ぶ
日常会話を習得したいのか、海外旅行で不自由ないレベルの英語力を身に付けたいのか、目的によって選ぶべき本が違います。自分の目的にあわせて、実践力が身に付く本を見極めましょう。
また、自然な会話表現が学べるかも大切です。たとえば、学校の教科書では丁寧な表現を習いますが、それがどのシチュエーションでも適切で自然な表現とは限りません。
日本語同様、英語でもフランクな表現とフォーマルな表現が存在します。したがって、シチュエーションや会話する相手によって、自然な表現が学べる本がおすすめです。
とくに日常英会話力を伸ばしたい人には、ネイティブスピーカーが監修した本や、外国で生活した経験がある日英バイリンガルの人が書いた本が適しています。
売上ランキングや本の見た目の良さに惑わされず、自分の目的に沿っていて、かつ自然な表現が身に付く本を選んでください。
関連記事:英会話の教材おすすめ9選!人気アプリ・本・動画のメリット・デメリット
【課題別】初心者におすすめの英会話本10選
英語学習者それぞれ抱えている課題は違います。ここからは、以下の4つの課題別におすすめの本を紹介します。
- 1.日常でよく使うフレーズを知らない
- 2.瞬発力を鍛えたい
- 3.英語の発音が苦手
- 4.リスニングができない
自分の課題を克服できる本を選び、楽しく英語学習を進めていきましょう。
【課題1】日常でよく使うフレーズを知らない
英会話を習得するには、単語や文法の学習に集中するより実際の会話に使える「フレーズ」を覚えたほうが効率的です。
ここからは実践に役立つ英会話フレーズを学べるおすすめの本を紹介します。
キクタン英会話【基礎編】
シリーズ売上220万部を超える「キクタン」シリーズの「英会話基礎編」です。
この本では、日常生活や職場、旅先など、どこでも使える基礎的な160のフレーズが紹介されています。難しい表現や長い文章は少なく、中学レベルの英語が中心です。
1日8フレーズずつ学習を進め、20日で全160フレーズが学べます。付属の音声教材は「フレーズを聞く」→「ダイアログ(会話)を聞く」→「ロールプレイで音読」の3ステップで、リスニングとスピーキングが鍛えられる内容になっています。
基礎フレーズを「聞いて、覚えて、すらすら口から出てくる」状態になるまで徹底的に学習できるため、超初心者におすすめです。
ネイティブ英会話フレーズ集3240―スーパーCD4枚付き
基本の挨拶から旅行や冠婚葬祭などの特別なシチュエーションまで、ネイティブがよく使う3240つのフレーズがカバーされた本です。
この本の最大の特長はCDが4枚も付いていることです。4枚のうち3枚はリスニング用、1枚はリスニング教材とCD-ROM機能を備えた、エンハンスドCDになっています。
オーディオブックデータが収録されているエンハンスドCDはパソコンで再生でき、本の内容に沿った確認テストも受けられます。学習した知識を記憶に定着させやすいのが魅力です。
CDは日本語の後に英語が続く流れになっているため、本が手元になくてもリスニングしながらフレーズの意味をしっかり理解できます。
【課題2】瞬発力を鍛えたい
単語やフレーズの基礎を覚えた次の段階で「いざ話す時に、言いたいことが英語でパッと出てこない」という悩みに直面しやすくなります。
そのような悩みを持つ人に向け、会話の瞬発力を鍛えるトレーニングに役立つ本を紹介します。
瞬間英作文
中学レベルの簡単な英語を使い、スピーディに英作文を声に出して作るトレーニングができる本です。
簡単な英文を瞬時に大量に作ることで、英作文回路を頭の中で作れます。英作文回路とは、知っている単語と文法を自在に組み合わせて、素早く英文を作れる回路のことです。
トレーニングではまず日本語を読み、瞬時に自分で英訳した文章を声に出します。自分が知っている単語と文法を組み合わせ、反射的に英語を発する練習ができるため、実際の会話に対応できる瞬発力を鍛えられます。
内容は中学1年、中学2年、中学3年の順にレベルが3分割されています。最初は中1レベルの簡単な英文から始め、徐々に過去形や現在完了形、間接疑問文など、中2・中3で勉強する内容へとレベルアップしていきます。
このレベルアップをとおして、英語が「分かる」から「話せる」「使える」状態になります。短期的に成長を実感したい人にはおすすめです。
英会話1000本ノック入門編
著者であり英会話コーチのスティーブ・ソレイシィ氏が出題する1000の質問(ノック)に答えていく形式の本です。本と付属のCDを同時に使用し、学習を進めます。
最初は、コーチが投げかける挨拶フレーズを繰り返す形で音読する特訓から始めます。レベルが上がるに連れて、コーチからの質問に回答する形に変化していきます。
英語を聞くだけえなく、音声のポーズの間に答えるアクションをどんどん重ねることが、この本のポイントです。
コーチとの対話により、まるでマンツーマンレッスンを受けているかのような感覚で会話練習ができます。その結果、日常会話でよく出る質問への回答が即座に口から出てくるようになります。
「会話力を磨きたいけど、自分にはオンライン英会話スクールはまだ早い」という人におすすめです。
【課題3】英語の発音が苦手
単語やフレーズを十分知っていても、英語の発音が正しくないと実際の会話では通じません。
発音に苦手意識がある人に向け、ここからは発音の訓練に特化した本を紹介します。
英語のハノン 初級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル
英文法をピアノの練習曲集(ハノン)に見立て、英語の「音」を学習できる本です。
タイトルに「やりなおし」と入っているのは、中学レベルの英語を復習する内容になっているためです。
ピアニストがハノンを練習するのと同様に、基礎の英文法を徹底的に特訓できます。643のパターン・プラクティスをとおして、真に使える英文法が身に付きます。
また「英音法」と呼ばれる、音の変化のルールが学べるのも特長です。英語特有の音のルールが理解できると、リスニング力も飛躍的に向上します。リスニング力が伸びればスムーズに会話ができるようになります。
スピーキングのトレーニングができるよう、音声データがストリーミングとダウンロードの2形式で提供されています。音声データには、スロースピードとナチュラルスピードがあります。
初心者は本を見ながらスロースピードで始めることが推奨されています。慣れてきたら本を閉じ、聞こえてきた音声のみを頼りにスピーキング練習をしましょう。
英語のハノン 初級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル
世界一わかりやすい英語の発音の授業
英語特注の発音のルールを分かりやすく解説している本です。各発音記号に加え、スペルから音を判断する方法など、発音のルールを効率的に学べます。
日本人の苦手分野に焦点を当て、正しく発音する際の口の形や舌の位置など、イラスト付きの解説が載っているのが特長です。
たとえば英語の発音にはハッキリと発音する「強形」と、弱く曖昧に発音する「弱形」があります。
日本人は「弱形」の発音に不慣れです。本書ではこういった基本的な音のルールや発音を学べます。
正しい発音が覚えられるだけでなく、今まで聞こえてこなかった英語の音がしっかり耳に入ってくるようになります。リスニング力のアップにも効果が期待できます。
世界一わかりやすいというタイトル通り、イラストが多く楽しく学習できるので普段あまり読書をしない人でも学習しやすい1冊です。
書いて覚えるフォニックス英語発音マスター
発音を学ぶ際に避けて通れないのが「フォニックス」です。フォニックスはアルファベットの音のルールを学ぶ学習法で、ネイティブの子どもたちも幼稚園で習います。
フォニックスに馴染みのない人でも基礎から学べるのがこちらの本です。
フォニックスでは、まずアルファベット毎の発音のルールを学びます。そうすることで、英単語の正しい発音だけでなく、知らない単語でも聞いただけでスペルが分かるようになります。
たとえば、「A(ア)」「B(ブッ)」「C(クッ)」のように、アルファベット全26文字の音を覚えます。
他にもフォニックスには英語の文字と音のルールがいくつかあります。正しい発音を身に付けるには、これらの知識が欠かせません。
フォニックスを学んだことがなく、基礎からはじめたい人はぜひこの本を活用してください。
スマートフォンやパソコンからダウンロードできる音声を聞いて「書く→発音する」を繰り返すことで、正しい発音を体系的に学べる内容になっています。
書いて覚えるフォニックス英語発音マスター 「QRコードで音声学習」
【課題4】リスニングができない
英語で会話する際、自分の意見はある程度伝えられても相手が言っていることが聞き取れない経験をした人も多いでしょう。会話は一方通行ではないため、聞き取れないと会話が成り立ちません。
リスニング力を伸ばしてスムーズに会話をしたい人に、リスニング力の向上に役立つおすすめの本を紹介します。
関連記事:おすすめのリスニング教材12選|ビジネス英語やTOEIC・受験対策に
日常会話から洋画まで全て聞き取れるようになる! 英語リスニング 超入門
「リスニング力を伸ばしたいけど、何から始めればいいか分からない」人に最適な、超入門レベルの1冊です。
この本では、多くの日本人が苦手意識を持つ「子音の発音」と「変化する音」を中心に、英語特有の発音を学びます。発音を学んだ後、日常会話でよく使うフレーズを聞いて発音し、定着するまで繰り返します。
またリスニングのみでなく4技能を総合的に鍛えられる内容になっています。たとえば英語を聞いて書く問題形式のトレーニングがあります。
12日間で集中的に学習でき、さらに日ごとの学習内容が決まっていることも特徴です。効率の良いスケジュールで学習できることが利点です。
日常会話から洋画まで全て聞き取れるようになる! 英語リスニング 超入門
ゼロからスタート リスニング―だれにでもできる英語の耳作りトレーニング
この本では、日本人が聞き取りにくい英語の音を10項目に分け、それぞれの特長を解説しています。
著者自身が過去、リスニングに苦しんだ経験から「日本人の、日本人による、日本人のための」無駄を省いたリスニング本を作りたいとの想いから生まれた本です。
この本ではひたすら英語を聞くのではなく、ひとつひとつの単語と音を「精聴」しながら少しずつ学習を進めることを勧めています。
そのため、リスニングエクササイズは簡単な単語や短文から始め、徐々に長文に移行していきます。
「自己紹介」「ショッピング」「空港」など、幅広いシチュエーションで使える基本フレーズが学べ、「復習エクササイズ」で学習の成果をテストできるのもポイントです。
ゼロからスタート リスニング―だれにでもできる英語の耳作りトレーニング
基礎からはじめる英語リスニング
リスニング力を伸ばすために、6つの音声変化の現象をまず覚えることが重要だとこの本の著者はいいます。
音声変化とは、ネイティブが話すときに教科書通りではない発音をすることです。
具体的には「弱化」「消失」「短縮」「連結」「脱落」「同化」の6つの現象があります。それぞれの現象は一定のルールに則って変化します。
これらは日本人の多くが聞き取りに苦労する現象です。本書では6つの音声変化が、どのような時に起こるのかが学べます。
具体的な内容としては、意味を伝える言語の最小単位である「音素」の解説から始まり、英語を「聞いて、理解する」際に大切なポイントを理論的に説明しています。
また、フレーズ学習を通じて全体の意味を掴みながら、音素や全体の音声を聴き分けるトレーニングをしていきます。
たとえば、「Right」「Light」のように、2つの単語の意味は全く違うものの日本人にとって聴き分けが難しい単語があります。
本書では、単語を聴き分けることにフォーカスをしていません。むしろ文章や文脈によってどの単語が使われているか判断できる能力を高められるよう、トレーニング内容が組まれています。
リスニングのコツを論理的に学び、音声を知覚する力を鍛えたい人におすすめの1冊です。
本を活用した英語上達につながる独学方法
英会話を本で学習したい人に、独学のコツを紹介します。独学には、好きな時間に自分のペースで学習できるメリットがあります。しかし、計画的に学習しないと余計に時間がかかり、結果的に非効率です。
英会話のレベルアップを図りたい人は、成果を出すことにフォーカスをした学習方法を取り入れていきましょう。
1冊ごとに学習期間を設定する
同時進行で何冊も読むのは非効率です。複数の本でも、最初はモチベーションが高く学習できるかもしれません。しかし、徐々に負担が大きくなっていきます。
たとえば、1か月と期間を決め、その期間内に学習する本は1冊に留めましょう。期間内に一度読み終わったとしても繰り返し読んで復習をします。
その本の学習期間が終わった後は、他の本に移って構いません。ただし、半年後にまた同じ本を復習することで、より記憶に定着しやすくなります。
初心者は幅広い内容を学習するより、同じことを何度も繰り返す「反複」のほうがより早く上達を感じられるでしょう。
1日の学習スケジュールを組む
1週間の内、何曜日の何時に英語を勉強するのか決めます。
日々の仕事や生活が忙しい人は「時間が空いたら勉強しよう」と思いがちです。しかし最初に学習スケジュールを決めておかないと習慣が定着しません。
英語学習に慣れてきたら、すきま時間も有効活用して学習時間を増やしていくことをおすすめします。
初心者は一度に長時間勉強するより、各学習時間を1時間以内に留めたほうが続けやすいでしょう。長時間学習したい場合は週末の時間に余裕がある時にし、平日に詰め込み過ぎないようにしてください。
自分が使えそうなフレーズを集めた会話集をつくる
効率的に実践的な英会話力を身に付けるために、本で学習したフレーズの中から自分が本当に使えそうなものを抽出し、オリジナルのフレーズ集を作りましょう。
実践ですぐに使える頻出フレーズが学べる本が多いものの、全てのフレーズが自分にとって役立つとは限らないからです。中には一度も使わないフレーズもあるでしょう。
シチュエーション別に「友達との会話」「買物」「旅行」などでまとめると、必要な時にすぐに見返しやすくなります。
オリジナルのフレーズ集を定期的に見て、フレーズを暗記・音読し、実際の会話ですぐに口に出せるよう練習してください。
音読して暗記する
Monicoコーチ
英語を話せるようになるためには、英語フレーズの暗記のみでなく「話す」練習が必要です。会話する相手がいなくても問題はありません。
まずは1人で音読練習をし、英語を口に出すことに慣れましょう。慣れてきたら1人2役で実際の会話練習をすることで、実践に備えます。
ここで大事なのは、正しい発音で練習することです。音読するだけでは自分の間違った発音に気付きにくいため、積極的に音声教材を活用しましょう。
自分に合っていないと感じたらすぐに次の本を試す
購入前に本の概要やレビューで内容を確かめても、実際に読んでみると「簡単すぎる」または「難しすぎる」ことがあります。
自分に合わない場合はその本に執着せず、他の本で学習を始めたほうが時間を節約できます。しかし、何冊も本を購入すると費用がかさむため、躊躇する人も多いでしょう。
「本での独学が初めてで、自分にとって相性のいい本が分からない」人は、近くの図書館を利用してみてください。
何冊か試し読みをすることで、読みやすい本の特長や好きな著者が分かってきます。
苦手箇所をマーキングし、繰り返し練習する
苦手分野を早めに克服するために、スッと理解できなかった箇所や、苦手意識を感じた部分は都度マーキングしておきましょう。何度も復習することを前提にし、学習を進める意識が大切です。
学習スケジュールを立てる際に、苦手分野に集中して復習する日を設けてもいいでしょう。自分のペースで苦手分野に向き合える独学のメリットを活かし、効率的に学習を進めましょう。
関連記事:ゼロから始める英会話独学法 始め方から勉強法まで徹底解説
英会話を楽しく学びながら短期間で結果を出すには
質の高い英会話学習本が多く出版され、最近はさらに独学で英会話を学ぶハードルが下がっています。今回紹介した学習方法を取り入れることで、効率的に学べます。
しかし、英会話の独学がうまくいくかは本人のモチベーションに大きく左右されます。成果が上がるまで、毎日のトレーニングを継続しなければなりません。これには根気だけでなく、時間もかかります。
また、独学でも音読練習はできるものの、圧倒的に会話の練習量が少なくなることも否定できません。本で英会話フレーズや発音を学んでも、いざ英語を話そうと思っても咄嗟に口から出てこない人がほとんどです。
そこで、おすすめなのがAIキャラクターと英会話の練習ができるアプリ「スピークバディ」です。「スピークバディ」では自分のレベル・目的にあわせて、効率的に英会話を習得できます。
アプリでは800以上の頻出フレーズや単語を臨場感あるストーリー形式で、AIキャラクターと会話を通じて学習することができるのが特長です。
途中で飽きてしまうことなく楽しく会話練習を続けられるのが、本を使った独学との違いです。
また、間違った発音で話すとAIが誤りを教えてくれるため、発音の改善点にいち早く気付けます。
「スピークバディ」で会話練習を継続することで、パッと口から英語が出てくる瞬発力が身に付くのもメリットです。
幅広いシチュエーションで「使える」会話力を鍛えられ、楽しく学習を続けられる「スピークバディ」で英会話学習をはじめてみませんか?
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