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TOEFLリスニングの講義形式の問題では、まず冒頭にテーマが導入され、こちらが設問で問われる傾向にあります。テーマが分からなければその後の理解にも影響を及ぼしますので、冒頭の30秒ほどは特に集中しておくと良いでしょう。その後は講義の進行次第ですが、専門用語や具体例が提示された場合、その中身の細部よりも「なぜそれを講義者は提示したのか」という流れが設問になることが多いです。また、途中で学生が質問をして介入することがありますが、こちらもその意図が設問になりやすいです。終盤ではテーマに対する講義者の見解・スタンスが示されることもあり、こちらも問われる傾向にあります。

会話形式の問題では、まず冒頭で会話が始まったきっかけを掴むようにしましょう。こちらも問われやすいことに加え、会話のきっかけが分からなければその後の理解にも支障が出ます。
大抵は何かしらの問題を解決するために会話をしているので、その解決策の提示→NG→解決策B→NG→解決策C→OKのような進行となることが多いです。講義と同様、細かい具体例が話された場合は「なぜその具体例を話しているのか」という背景さえ押さえておけば細部は問われません。

以上が基本的な進行ですが、当然ながらこちらも以外のパターンも多く出題されます。そもそもTOEFLは海外大学の授業について行けるかどうかという素のリスニング力を試されていますので、基礎力を大幅に上昇させる必要もあるでしょう。

講義形式・会話形式ともに冒頭に集中。専門用語が具体例の細部が問われることは少ないので、それが話されている文脈を押さえる。

TOEFLリスニング問題の出題傾向はありますか？予めポイントを掴んで、リスニングを行いたいです。

INTERMEDIATE

リスニング問題の出題傾向はある？

リーディング・リスニングセクションについては選択式の答えが一つに決まっているものであり、過去問も手に入れることができます。そのため、ご認識の通りご自身で単語力・シャドーイングといった基礎力アップのトレーニングを継続できる意志の力があり、なぜその選択肢が正解で他が不正解と言い切れるのかを説明できるレベルで分析可能なのであれば、自習でも対応できるかと思います。

逆に、スピーキング・リスニングセクションについては自由解答であり、ご自身の答えが採点官に満足してもらえる解答なのか、そうでないなら何を改善すれば良いのかを自己判断できない場合、採点基準を正しく理解して効果的な解答戦略・訓練方法を把握している人間から、個別にフィードバックを得られる環境は有用かと思います。

まずはご自身がどのくらい自己解決できそうかを見極め、全セクション抱き合わせのスクールに通うか、スピーキング・ライティングの個別指導をお願いできるスクール（または人間）を探すか、完全に自習で臨むかを判断されることをお勧め致します。

リーディング・リスニングセクションは自習が比較的容易。スピーキング・ライティングセクションは場合によってはスクール通いも検討の価値有り。

試験はやはり自分の力で勉強する必要があるのかとは感じているのですが、TOEFL得点アップを目指す場合に、スクール通うのって意味ありますか？

TOEFL受験のために英語スクールに行くのはあり？

大きく「序論」「本論」「結論」の三つの構成に分けられます。

まず「序論」では、お題に対してご自身が賛成なのか反対なのか、Aを選ぶのかBを選ぶのか（Cを選ぶのか）、明確に自分の立場を示しましょう。

次に「本論」では、その立場を選んだ理由を端的に述べる「トピックセンテンス」を書きます。その後、その理由を具体的に説明する「サポートセンテンス」が続きます。十分に説明し終えたら、最後に「トピックセンテンス」を再提示します。一般的には本論は2つ以上が望ましいです。もし3つ目の本論を作る余裕がある場合、3つ目の理由を提示しても構いませんが、より良いのは逆の立場で想定される意見を示した上で、そちらに反論を加えるような「カウンターアーギュメント」を作るとより説得力が増します。客観的に物事を捉えられているアピールとなるでしょう。

最後に「結論」では、基本的に序論と同じく自分の立場を再び明確に示し、文章全体で一貫した主張をしていることをアピールします。

「序論」「本論」「結論」の基本構成を意識する。本論の中でも「トピックセンテンス」「サポートセンテンス」「トピックセンテンスの再提示」の流れを意識する。

Independent Writingの問題は、2つの意見が与えられるので、どちらか１つを選択します。
Do you agree or disagree.....?というような質問になるので、どちら側を選ぶかで、その後のライティングの書きやすさにも影響があるので、ここが一番重要になってきます。必ずしも正直な自分の意見である必要はないので、理由や具体例が思いつきやすい方を選びましょう。自分の意見が決まったら、まずはOutline（概要）を紙に書き出してみましょう。
ご自身が選択した意見を選んだ理由を大きく3つ考えてメモします。
それぞれの理由の下に、その理由をもう少し詳しく説明するための具体例や自身の経験談など、話せそうな内容を書き出します。

その後、文章にして書き始めるのですが、実際にエッセーを書き始める際に、一番書きやすい構成は、5段落に分けて書く方法です。
1段落目：選択した意見が何なのかを紹介する段落（私は～だと思う）
2段落目：理由①とその詳細
3段落目：理由②とその詳細
4段落目：理由③とその詳細
詳細と言うのは、その理由にまつわるエピソード、具体例、または、ご自身の経験談などを書くといいと思います。ここで大切なのが、その具体例が、きちんと理由を裏付けるものであるかどうかと、それがきちんとメインの意見にも繋がっている内容かどうかというところです。統一感が出るように、メインの意見をサポートする理由と詳細な具体例を考えてみましょう。
5段落目：まとめの段落
最後に、もう一度、「この3つの理由から、私はこう思う」というご自身が選択した意見をもう一度述べて終わります。

この方法で、過去問などを使っていろんなテーマで書く練習をしてみましょう。時間制限は30分で、300文字以上の文章を書く必要があるので、実際に時間を計って速く、そして多くの内容が書けるように練習しましょう。ただ、文章を長くするために、何度も同じ事を違う言葉で繰り返したりしてしまうと、減点になってしまうので、内容は簡潔に、且ついろんな例やエピソードを取り入れながら書けるように頑張りましょう！

<a href='https://www.ets.org/toefl/test-takers/ibt/about/content/' target='_blank'>参考 TOEFL iBT® Test Content</a>

「導入→理由①→理由②→理由③→まとめ」の順番で、それぞれ1段落ずつ書いてみましょう！

Independent taskを記述する時に、どのように意見を述べるのがいいか最適な文章構成を教えてもらえませんか。

Independent taskでのライティングの文章構成は？

本番を未受験であり、模試も本番同様に解いたことが無い場合、一度現状を知るために1セット解くことは良いことかと思います。
各セクションで仮に1桁に近いスコアが出た場合には、TOEFLの教材だとまだ難易度が合っておらず、思うように吸収できず成長が滞る恐れがあります。繰り返し解いてもスコアが動かないとモチベーションにも悪影響なので、TOEICや英検などで基礎力を鍛えることから始めたほうが良いでしょう。
もし各セクションで3～4点乗せれば目標を達成できるという状況であれば、解いた模試を分析して改善点を洗い出して対策する、出題された英文を用いて精読・反復音読するといったステップに進むのは良いと思われます。
ただ、TOEFLの過去問には限りがありますので、数ヶ月後の効果測定のために、未実施の過去問は残しておきましょう。

現状把握のため一度解くのは有り。その結果次第で、TOEICや英検で基礎力を高めるか、TOEFLの教材にこだわるかを判断する。

TOEFL過去問は役に立つとは思いますが、現状あまり英語力が高くないため、過去問を行う前にある程度勉強をしておいた方がいいでしょうか？どんな順番でやると良いか、また繰り返しやったほうがいいですか？

TOEFLの過去問は役立つの？

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