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ライオンマン

2022年3月30日

英語レベル:初級

子どもが英語を学ぶ上で留学はあり?なし?

【お悩みの背景】

小学生の息子がおり、幼い頃から少しずつでも英語力を身につけてほしいと考えています。

【お悩み本文】

子どもが早い段階から英語を身につけるためには、留学した方が良いのでしょうか?

英語のプロからの回答

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ココがポイント

本人に強い関心があるならば留学を検討してみても良いかもしれませんが、国内の英語学習環境にも目を向けて比較検討しましょう。


小学生のお子さん自身が留学に強い関心をお持ちならば、留学も選択肢に入ってくるかと思いますが、そうではなく親の意向で留学をさせるのはお勧めしません。私は中学3年生の時に短期留学をしましたが、短期間ですら言葉も文化も異なる地での生活は大変でした。 もちろん留学のメリットも数多くあると実感していますが、まずは日本国内のインターナショナルスクールや語学学校で開催されている各種プログラム(通年プログラム以外にもサマースクールなど)に参加してみるのが良いかもしれません。 お子さんの心理面や費用面で負担の軽い選択をするということです。その経験からお子さんが「英語をもっと上達させたい!」「そのために海外に行ってみたい!」と仰るならば、海外留学に挑戦してみてもいいかもしれません。留学にも、短期から長期まで、単身から親同伴まで、様々な種類がありますね。 ただ、現在は日本国内にいてもネイティブからレッスンを受ける機会が豊富にあるなど、英語学習の環境が以前よりも整ってきているので、国内外それぞれの選択肢を比較検討されることをお勧めします。
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Shokoコーチにメッセージを伝えましょう!

ココがポイント

言語習得を促すポイントは興味関心があるものに触れる事


『留学』は確かに英語力を上げていくきっかけの1つにはなります。 ですがやはり『きっかけ』の1つでしかなく、『留学したら英語力が伸びる』というのとは実際は少し違う感じになります。 『留学』という体験そのもの自体が英語力を伸ばしていくものとなるというよりは、『留学』という体験から得たきっかけが英語への興味に火を付けるものとなり、英語力が伸びていく…といったイメージですね。 では『早い段階から英語を身に付ける為には』…というところですが、留学以外で身に付けていく方法はあります^^ そこでポイントとなるものが『人が持っている特徴を活かす』というところ。 先ず、小学生以降のこどもは、『知っている』や『分かる』を選びとる傾向があります。 逆をいうと、『知っている』や『分かる』とはちょっと遠いものには手を付けるまでにかなり重い腰を上げていくようなところがあるんですね。 それは成長と共に論理的な思考ができるようになり、そして人間は心地よいものを選ぶところがあるからこそ、より『知っている』や『分かる』に居心地の良さを覚え選び取るようになるのです。 次に人が物事を吸収していく際、『どれだけ自分に関係があるのか』『どれだけ自分の興味関心があるものと距離感が近いものなのか』という部分がポイントになっていきます。 自分に関係のないようなものであったり、自分の興味関心とかけ離れたような距離にあるものとなってくると、人はひとたび吸収する扉を閉ざしがちになっていきます。 そして、人の記憶力というのは『感情が動いた時に高まるもの』です。 そんな人の脳の特徴が活かされるのは、こどもが興味関心あるものに向かっている時。 興味関心という好きなものに触れる事で、『英語との距離感を縮める』事を狙い、興味関心・好きな事だからこそ生まれる『ワクワクからくる心の動き・感情の動き』を利用していくような感じですね! この角度からのアプローチは、英語を学ばせようと関わるよりもそして取り組ませようと頑張るよりもはるかに効果的になっていきます。 そうしていくとこども自身も情報を取る事を日本語のみならず英語でもするようになっていき、英語が『ツール』として存在していきますので、スタートとしてお子さんの興味関心を英語にも少しずつずらしていかれると、そこからどんどん英語力を伸ばしていってくれるようになります。 そしてここへの効果をより高めていく上でも、『分からないは楽しい』『知らないがあるから成長できる』というマインドを同時に育てていく事になっていきます。 是非、英語を我が子の個性を伸ばすツールの1つとして付き合っていってもらえたら…と思います。
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林 智代乃にメッセージを伝えましょう!

ココがポイント

留学は無理にさせる必要はありません。お子さんが自ら留学したいと言った時にさせてあげましょう。


小学生の息子さんに英語習得のために留学をさせようか悩んでらっしゃるんですね。 私は、高校2年生の時に1年間留学をしました。初めて海外に行って、初めて会うホストファミリーと生活し、日本にいる家族と離れて暮らすということは、自分で思っていたよりもとても大変なことでした。 ホームシックになり、始めの数か月は親と電話で話すたびに泣いていました。 高校生だった私が、自分で留学したい!と言ってさせてもらってもそれだけ大変だったので、小学生や中学生のお子さんが一人で留学することができるなんて、私にとっては信じられません! もちろんとても自立されているお子さんで、自分から留学したい!と言い出すお子さんもいらっしゃると思います。留学についてきちんと理解していて、家族からも離れて暮らすということを十分理解した上で、それでも留学したい!と本人から懇願されているのであれば、行かせてあげるのもありなのかもしれません。 親子留学もあるので、それなら安心ですね。ただ、もし本人が留学したいという気持ちが全くないのであれば、無理にさせるのは本当にかわいそうなことだと私は個人的には思います。 まだ精神的にも発達途上にあるこの年齢の子どもたちは、家族の存在は大きいものなので、英語を習得することよりもそちらの方が優先されるべきだと思います。 留学は高校でも大学でも全然遅くありません。 逆に無理やり留学させても、お子さんのモチベーションがなければ、本人も努力しないので、英語も伸びません。 本人がやりたい!と思った時が一番いい時期だと思いますので、それまでは、国内でできる限りのサポートをしてあげるといいと思います。
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