日本語を英語に翻訳して子どもに単語を覚えさせて良いか？

Question

色々と方法を試していますが、子供に英単語を教える場合のやり方を思い悩んでいます。集中力も続かず。。。 子供に英単語を教える場合、日本語から英語に翻訳して覚えさせるのが良いか、もしくは写真などを用意して絵で覚えさせるのが良いかだと、どちらでしょうか？

林 智代乃 · Accepted Answer

『英単語』をお子さんに伝えられる場合ですね！
ここに関してですが、実は『どちらもOK！』というのが結論です。

ただ、お子さんが低年齢のお子さんで、特別単語の意味を知りたがる様子がないお子さんであれば、『写真などを用意して絵で覚えてもらう』という形が良かったりはします。
日本語から英語に翻訳をして伝える場合、『1つの単語に対して1つの意味』という感覚が育ちやすくなります。

例えば、 “run”。
この単語には、『走る』の他に『経営する』であったり『立候補する』であったり『滲む』など本当にたくさんの意味を持っています。
ただどれも共通する事は『動き続ける』といった意味イメージ。
英語は対になる日本語訳を覚えていく形よりもイメージで捉えていく事がとても大切です。

その部分を考慮した場合、写真などの絵を見せる場合は日本語を伝えてから…よりもイメージとして記憶していき易いきっかけにはなります。

ですがもしお子さん本人が「これはどういう意味？」と知りたがっていたり、またはある程度大きくなっているからこそ『分かる』がある事で進み易い年齢ということもあるので、その場合は日本語を伝えてから英語を伝えるはありです。

また、お子さんの特性によっては『耳から入ってくる情報』の方が処理をし易いお子さんもいれば、『目から入ってくる情報』の方が処理をし易いというお子さんもいます。
ですので、『写真などを用意して…』という形が必ずしも良いとは限らないものです。
（日本語から英語に翻訳する場合が口頭であれば、『耳から入ってくる情報』となりますね！）

…と実はお子さんの『発達段階』であったり、お子さんが持ち合わせている『（学びの）特性』であったりによって、どちらが良いのかが変わってくるのが実情です。

ちょっと話が逸れてしまいますが、大人の英語学習を見てみても『この方法が良い！』とされる学習の仕方が本当にたくさんありますよね。
どれが本当で、どれが良くない取り組みなのか…などはありません。
どれも『効果的』なのです。
なぜならそれは、『効果的な取り組みは人によって違うから』なんですよね。
これって実はこどもにも同じことが言えるのです＾＾

Yukikoコーチ · Answer

お子さんが小さい頃は、文字を介さず英語をそのままの音で習得していけるとても貴重な時期です。

絵や写真と音声で英単語をインプットしたり、絵本や動画でフレーズをまるごとインプットしていくことで、将来的にも英語→日本語→英語と翻訳をして考える事なく、英語の音からすぐに画像やシチュエーションを思い浮かべる事が出来るようになるでしょう。

英単語にはタッチペンが付いているビジュアル辞典のようなものがオススメです。わが子はアンパンマンの絵辞典が大好きで英語モードで色々な単語を聞いていました。絵本や動画は日常の生活をテーマにしているものを繰り返し聞けると、毎日の生活の中で使うシーンがあり実践できるのでオススメです！

しまじろうEnglishはそういった題材が多いのでお子さんも楽しみながら取り組んでいけるでしょう。

Monicoコーチ · Answer

子供は大人のように固定概念もなければ、言語能力も完成していません。なので、わざわざ日本語を介さずとも、絵で教えてあげると、「その絵のもの＝単語」というのを自然と覚えられるので、負担が少ないかと思われます。

子供は素直なので、赤い果物をappleと教えられれば、それは彼らの中でappleになります。ただどうしても日本語もまだ進行形で覚えていっているところだと思うので、多少混乱してしまうこともあるでしょう。その時は「日本語ではこういうんだよ」と追加で教えてあげるといいですね。

歌などもすんなりと入って来やすいので、音や視覚など、なるべく五感を使いながら英語をインプットしてあげるとよりわかりやすいかと思います。

Norika · Answer

ご質問ありがとうございます

単語を覚えるには、「言葉」が「イメージや体験」と結びつくことが大切です

なぜなら、言葉は、見ている物事や、自分の考えを相手に伝えるための道具だからです

日本語を英語に翻訳して教えても、実体がつかめなければ、使えない英単語になってしまうでしょう

例えば、耳の長いぴょんぴょん跳ねる動物は「ウサギ」であり、英語では「rabbit」と言うよ、と教えます

レモンをなめた感覚は「すっぱい！」「sour！」だね、と教えます

翻訳のようになったとしても、是非、体験を伴って英単語を語教えてあげてください

見たり、触れたり、身体を動かしたときの記憶というのは、鮮明に残ります

日本語の翻訳としての英語ではなく、体験を伴って英語を覚える、ということが私からのおすすめです

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