趣味で勉強するならオンライン英会話が良い？

Question

英語は中学、高校の頃勉強した程度で、ほとんど忘れてしまっていて、これから改めて英語の勉強をはじめようと思っています。ただ、仕事で必要とかではなく趣味で勉強するためあまりお金をかけずに学習したいです。 やっぱりオンライン英会話など安くできるサービスが良いのでしょうか？それとも、オンライン英会話を始める前に、基礎の文法をしっかり勉強したほうがいいのでしょうか？

Shokoコーチ · Accepted Answer

基礎の文法を復習してから英会話の練習をする方が良いでしょう。

中高で文法を習われているということはテキストを見返したら思い出す部分も多いと思います。文法という言語のルールを習得した方が、スピーキングに限らず、リーディング・リスニング・ライティング全てのスキルを磨いていく上で効率が良いでしょう。

趣味で英語学習を続けて最終的に話せるようになることを目指されるのであれば、「毎日の英文法」を活用されることをお勧めします。

知識として学んだ文法を使って実際に話せるレベルに到達したい場合に最適です。是非、テキストの中で紹介されている例文を自分のものにするくらいの意気込みで、何度も声に出して練習してみてください。

その後受講されるオンライン英会話のレッスンがより充実したものになるはずです。

竹村 和浩 · Answer

もう一度英語を勉強し直そうとする場合、かつお金をかけずに学習したい場合、一番のオススメは、NHKのラジオ講座です。

月々、数百円で、今は紙のテキストを買わずとも、Radikoのアプリでテキストもデータでてに入れることが出来ます。続けることが一番の課題ですが、中断しても続ければ大丈夫です。

もしくは、スピークバディーなどの英会話アプリで日々トレーニングするのもオススメです。オンライン英会話はあくまでも「他流試合」と考え、それまでの合間の時間を、会話に必要な英会話表現を、繰り返し「音読暗記」し、AIの発音チェックなども使いながら、一つ一つ自分のセリフの様にものにしていくと良いと思います。

また、英語学習は基本「独学」ですので、英語学習の3要素、3つのモジュール、「発音モジュール」「語彙モジュール」「文法モジュール」とそれぞれモジュール（部品）に分けて学習することも大切です。英検などの具体的な目標も持てると学習の目安とモチベーションを維持することも可能です。

会話表現をラジオ講座やアプリで覚え、練習しながら、一方地道に、発音、語彙、文法を、英検を目安に学習していくとしっかりと学校の英語を復習しつつ、英語力を伸ばしていけると思います。

Janickiコーチ · Answer

オンライン英会話も、英語を話すことに慣れる、と言う意味では素晴らしい学習ツールです。

ただし、中学校で習うレベルの文法が確かでない場合は、まずは基礎的な文法をしっかり理解した後に、オンライン英会話を始めるのが良いでしょう。

第二言語習得理論では、インプットとアウトプットの比率が8:2が黄金比率だと言われています。

なんとなく理解した文法では、なんとなく伝わる英語しか話せません。基礎となる文法を正確に学んで上で、相手に正確に伝えることができる英語を身につけましょう。

スポーツで例えるならば、試合に臨む前に、日々のトレーニングで体をつくったり、試合を想定して練習をしますよね。

オンライン英会話もそれと同じで、実践の前に必ず文法、単語学習で基礎となる土台をしっかりつくり、実践に臨むことが大切です。

質問者様の場合は、学生時代に習ったものを、今は忘れてしまっているだけだと思うので、中学校で習う文法をさっと復習できるような参考書を、2周〜3周と繰り返し声に出して学習するだけで、感覚がすぐに戻ってくるのではないでしょうか。オンライン英会話に挑戦されるのは、それからでも遅くは無いですよ。

ぜひ頑張ってください！

前川 未知雄 · Answer

学習期限をお持ちでは無いようですので、まずは基礎文法の学習をお勧め致します。英語を話す際、自分で単語を組み立てる為の文法知識が必要になりますから、会話に必要な文法に絞って学習されるのが効率的です。「中学全部＋高校の一部」が会話でよく使う文法知識と考えております。例えば難関大学受験などで見られるような高度な文法知識は不要です。文法書を選ぶときの私なりの選定基準をお伝えしますと (1)文法を使いこなす為の練習問題が豊富なもの。説明が長くて練習問題が少ないものより、説明はコンパクトで練習問題が豊富にあるものが好ましいです。長年の指導経験上「説明を読んで分かった気になっても、いざ使おうとしても使えない or 間違って理解していた」ということの防止策として練習問題が必要です。 (2)各文法項目毎に「例文＋その和訳」があるもの。 (2)を基準とした理由は、英会話では瞬発力つまり学習した文法知識を素早く取り出せることが必要な為です。(1)の練習問題で理解した文法について(2)の和訳を利用して「和訳を見て瞬時に英語にできる」まで繰り返し暗記練習をされると良いです。両方の基準を満たす文法書としてエイザーの分かって使える英文法というテキストがあります。初級・中級・上級がそれぞれ上下巻となっています）。この「例文暗唱」は特に帰国子女では無い日本人の成人の方が英語を学び直す際にお勧めの練習方法です。(1)に関しては、ほぼどなたにも疑いなくお勧めの学習法ですが(2)の例文暗唱の効果については個人差があります。例えば数学の公式を覚えてそれを様々な場面で容易に応用できる方もいればそうでない方もいると思いますが、英語も同じで、文法を覚えてそれを使いこなせるようになるために要する時間には違いがあるようです。場合によっては上記のように「日本語を見て英語に直す」という作業をなるべく省いた方が良い方もいらっしゃいます。なお英語学習において「暗記はするな」といったキャッチを目にすることはありますが、多くの場合は「だから自分たちのメソッド（スクール）を試して」というメッセージが含まれており「暗記によって話せるようになる」という事例は多数あります。確かに暗記学習に向かない人もいることは事実ですが、暗記学習に向く人がいる以上そういう方々には暗記は積極的に推奨されるべきです。公になっているものとしては、外務省のホームページをご覧頂ければ、外交官の語学力養成に会話例の暗唱をひたすらさせるという事例が記載されています。字数の関係で全てをお伝え出来ないのが残念ですが、参考として頂けますと幸いです。

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