フォニックスと発音記号とは?違いや勉強方法・おすすめアプリまとめ
英語学習のプロの意見 : 5
・フォニックスと発音記号の違いが知りたい
・発音矯正のためにどちらを勉強したら良いか悩んでいる
・効果的な学習方法や教材が知りたい
フォニックスや発音記号は、英語の発音をマスターするための重要な学習方法のひとつです。
しかし、2つの違いや「どちらを学べば良いかわからない」という悩みを抱えている方も多いはず。
この記事では英語学習のプロが、
・フォニックスと発音記号の違い
・それぞれを学ぶメリット
・おすすめの教材やアプリ
などをまとめています。
記事を読み終わる頃にはフォニックスと発音記号についての理解がより深まり、発音矯正のための一歩が踏み出せますよ。
ではさっそく、フォニックスと発音記号とは何かから一緒に確認していきましょう。
この記事に登場する英語学習のプロ
竹村 和浩
ビジネス・ブレークスルー大学経営学部准教授、株式会社ユニバーサル・エデュケーション 代表取締役。英検®1級・英語通訳案内士。英語発音矯正士。英語発音矯正の専門家であり、この分野の第一人者。独自の英語音声指導法:EVT: English Voice Train、ing ,英語生成教則:GEM: Generative English Methodを開発。日本にいながらにしてグローバルに活躍できるグローバル人材育成の専門家。日本人がグローバルに活躍するために必要な、英会話の基礎としての英語発音トレーニング、ディベート、ロジカルシンキング、欧米型交渉術、日本文化を理論的に学ぶ「日本学」を専門としている。
Yukoコーチ
オーストラリア在住10年。日本とオーストラリアで介護・看護師の勤務経験あり。IELTS™7.5取得。現在はオーストラリアで販売員のアルバイト、英語コーチングをしつつ子育て中。勉強法や習慣化などの本を読むのが好きです。
Yuuコーチ
日本生まれ。オーストラリア University of New South Wales 経済学専攻、卒業。英会話スクール勤務を経て、現在は英語公用語のグローバルなIT企業で働いています。子どもから大人まで英会話、文法、勉強方法などの指導経験あり。英検®1級、TOEIC®980点取得。猫を4匹飼っています。
Mokoコーチ
留学経験なしに国内で英語を学習。英語講師/ホテル勤務、地球一周の船旅でボランティア通訳を経験。コーチ歴4年目、現在までに英会話やTOEIC®のコーチングで100名以上のラーナーさんの学習を支援しました。
Konコーチ
大学卒業後に海外の企業にて勤務し、国際的なビジネスの場で活躍。英語での会議のファシリテーションなどを得意としています。海外にてネイティブの配偶者と暮らしつつ、日々新しい英語表現の学習に取り組んでいます。
違いが知りたい!フォニックス・発音記号とは?
英語の発音矯正のための勉強を始めようとすると、目にするのが「フォニックス」や「発音記号」。
初めは違いがわからないと感じる方も多いかもしれませんが、実は2つには明確な違いがあります。
違いを知ることで、「自分がどちらから学習をしたら良いか」も少しずつ見えてくるかもしれません。
まずはフォニックスの特徴から紹介していきますね。
フォニックスとは
フォニックスとは、英語の文字と発音の関係をセットで覚える学習法です。
英語圏の子どもたちも勉強する内容で、具体的には、
・アルファベットが持つ「音」
・スペルと発音の関係性
これらを学びます。
「音」とはアルファベットの名前であるA(エイ)ではなく、「ア」などという音声のこと。
全てのアルファベットには音があり、またその音はスペリング(つづり)によっても変化します。
フォニックスの具体例
例えばaの場合、文字の組み合わせで次のように発音が変わりますよね。
・ cat(キャット)の時は「ア」という音
・cake(ケイク)の時は「エイ」という音
aを「エイ」と読む時は、単語の後ろに発音しない「e(サイレントeと呼ばれます)」が付いている時が多いです。
このように「音」や「スペルと発音の規則性」などを学べるのがフォニックスです。
発音記号とは
一方で発音記号とは、英語の発音を一つひとつわかりやすく表した記号のことです。
全てで約45個ほどの記号があると言われており、例えば次のようなものがあります。
・記号:[ɑ] 読み方:ア
・記号:[æ] 読み方:エァ
・記号:[ɑː] 読み方:アー
このように、発音記号は読み方を正しく理解するための記号。
文字と発音の関係を学べる学習方法であるフォニックスとは大きな違いがあります。
フォニックスと発音記号を学ぶそれぞれのメリット
フォニックスと発音記号の違いがはっきりしたら、次はそれぞれを学ぶメリットを紹介していきます。
どちらも英語の発音について勉強するうえで大切な要素です。
しっかり学んで正しい発音ができるようになれば、リスニングやスピーキング力がアップするという効果も期待できます。
しかし、フォニックスと発音記号を学ぶメリットは少しだけ異なる部分もあります。
それぞれのメリットをまとめたので、「自分が習得したい力はどちらなのか」を考えながら読んでみてくださいね。
フォニックスを学習するメリット
フォニックスを学習するメリットは、次のとおりです。
・正しい発音が身に付く
・英単語のスペルが覚えやすくなる
・聞いた音から推測して英単語がつづれるようになる
正確な音声をスペルと一緒に学習していくので、英単語を覚えやすくなるという相乗効果が期待できます。
また、フォニックスで学んだルールを使って、音を聞いてスペルがつづれるようにもなるでしょう。
ただし、フォニックスのルールには例外があるので、柔軟に覚えていく必要もあることを忘れないでくださいね。
発音記号を学ぶメリット
発音記号を学ぶ1番のメリットは、記号を見れば正確な発音がわかるようになることです。
フォニックスのような例外は基本的にはなく、音が正確に記されているので、一度覚えてしまえば記号がある限り発音の仕方に困ることはありません。
また、発音記号を理解していると、英語以外の言語を学ぶ際にも活きるスキルになりますよ。
デメリットを挙げるとすれば、新たに記号を覚える必要があるということ。
アルファベットとは異なる記号や似たような音、組み合わせもあるので、覚えることに抵抗を感じる方もいるかもしれません。
発音記号を学習するべきかどうかについて英語学習のプロの興味深い意見もあるので、悩んでいる方はあわせて読んでみてくださいね。
竹村 和浩
Yukoコーチ
フォニックスと発音記号のどちらを学習すれば良いの?
「それぞれの特徴は理解したけれど、どちらを学習したら良いかわからない」という方は、
・自分の性格
・どのくらいの英語力が必要か
などを考えて、勉強方法を選択してみるのはいかがでしょうか。
例えば、音とスペルのルールを学んでも例外があることに関して「フォニックスを学んでも意味がない」と感じるのであれば、しっかり覚えることで正確に発音ができる発音記号を勉強するのがベターでしょう。
「記号を覚えるのには抵抗がある」「フォニックスの例外はその都度覚えておけば良い」と感じるなら、フォニックスから学習するのが良いかもしれません。
実際にネイティブスピーカーの中には、発音記号が読めない方も多くいます。
確保できる学習時間や学習目的、自分の性格なども考えながら、どちらから勉強をするか選んでみてくださいね。
フォニックスの効果的な勉強方法&おすすめ教材
ここからは、フォニックスの具体的な勉強方法や、学習に役立つおすすめの教材を紹介していきます。
紹介する教材として、
・YouTube動画
・WEBサイト
・本
・アプリ
など、さまざまなものをピックアップしたので、自分に合うものを見つけて学習をスタートしてみてください。
まずは、フォニックスの効果的な勉強方法を紹介していきます。
フォニックスの効果的な勉強方法
フォニックスの効果的な勉強方法は次のとおりです。
1. 各アルファベットが持つ音を学ぶ
2. スペルと発音の組み合わせやルールを覚える
まずはアルファベットが持つ基本的な音を覚えてから、スペルとの関係性を学んでいきます。
教材を選ぶ際は、実際に発音を聞きながら練習できるものを選ぶのがおすすめです。
次からはおすすめの教材を紹介していきますね。
フォニックスを学べるWEBサイト・YouTube動画
フォニックスの音の基本や、ルールの覚え方などはWEBサイトやYouTubeでも学習でき、これらを活用することは大人の勉強法としても最適です。
理由は無料であるうえに、わかりやすくまとめられており、学習への一歩も踏み出しやすいから。
今回紹介するWEBサイト・YouTube動画は次の2つです
1. あいうえおフォニックス
2. 【一瞬で発音上達!】完全保存版『新!大人のフォニックス』
それぞれの特徴について簡単に紹介していきます。
あいうえおフォニックス
・画像引用:あいうえおフォニックス
「あいうえおフォニックス」は、あいうえお順でフォニックスが学べるWEBサイトです。
それぞれのアルファベットが持つ音について、漫画なども使ってわかりやすくまとめられています。
単語をクリックすると発音も確認できるので、リピートの練習もしやすいですよ。
各ページにはYouTube動画と解説があるので、まずは動画を見て簡単に理解をしてから、文章を読んで理解を深めるという学び方もできます。
可愛いキャラクターが楽しく解説してくれるので、大人も癒されながら学習に取り組めるでしょう。
【一瞬で発音上達!】完全保存版『新!大人のフォニックス』
・画像引用:Youtube
1本の動画でフォニックスの全体像を掴みたい方は、「【一瞬で発音上達!】完全保存版『新!大人のフォニックス』」というYouTube動画もチェックしてみてください。
発音だけではなく、筋肉や息遣いについての詳しい解説もされています。
niceやbananaなどに含まれる同じ「n」の音でも、単語ごとに発音の違いや特徴が細かく説明されているので、フォニックスへの理解が深まるでしょう。
56分の動画なので少し長いと感じる場合は、区切りながら見ると負担がないかもしれません。
フォニックスを学べる本・教材
・オフラインで学習がしたい
・1冊で体系的に学べる教材がほしい
という方は、本でフォニックスを学ぶのもおすすめです。
今回は、フォニックスを学べる本として次の3冊を選びました。
1. 英語力ゼロからの大人のフォニックス
2. あいうえおフォニックス 英語の母音をひらがな5つで完全攻略!
3. フォニックス英語リスニング
それぞれについて簡単に紹介していきますね。
英語力ゼロからの大人のフォニックス
「英語力ゼロからの大人のフォニックス」は、日本人に合った内容で書かれているので、「英語の発音を学び直したい」という大人にも最適。
フォニックスの基本から音の変化、英語のリズムなどが学べます。
ネイティブの音声や、「動画で発音レッスン」という特典もついているので、正しい音とルールをしっかり理解できる1冊です。
あいうえおフォニックス 英語の母音をひらがな5つで完全攻略!
先ほども紹介した WEBサイト「あいうえおフォニックス」を本で学べるのが「あいうえおフォニックス英語の母音をひらがな5つで完全攻略! 」。
あいうえおフォニックス英語の母音をひらがな5つで完全攻略! | Amazon
日本人が理解しやすいように、ひらがな5文字でフォニックスが覚えられる構成になっています。
漫画や可愛いイラスト、わかりやすい解説付きなので楽しく学びたい方にもぴったりですよ。
フォニックス英語リスニング
フォニックスを学ぶと同時に、リスニング力のアップを目指したい方は「フォニックス英語リスニング」もチェックしてみてください。
・英語の文字と音のルールを学ぶ
・聞き取り方の訓練をする
このようなトレーニングができる教材です。
最後のチャプターにはネイティブスピードの会話を書きとるエクササイズである「ディクテーション」があり、どのくらいの力がついたかもチェックできます。
「リスニングのためにフォニックスを学びたい」という明確なゴールがある方におすすめの1冊です。
フォニックスの勉強におすすめのアプリ
・画像引用:App Store
英語発音速成攻略は、大人も活用できるフォニックスアプリです。
母音・子音・複合音の項目ごとに分かれており、一部は無料で試すことができます。
それぞれの音ごとに、
・基本的な発音の仕方
・単語を使った具体例
が音声付きで学べるので、「手軽にフォニックスを学びたい」という方にもぴったりです。
無料の「音表符号表」では、それぞれの発音記号が表になっているので、記号を覚えるのにも活用できるでしょう。
リスニングをしたり、自分の声を録音して確認したりできる機能もあるので、アプリを試してみる際にぜひチェックしてみてくださいね。
発音記号の効果的な勉強法とおすすめ教材
次に発音記号の効果的な勉強方法とおすすめの教材を紹介していきます。
発音記号を学ぶことにハードルの高さを感じている場合は、「全て完璧に覚えなくてはならない」と自分を追い詰めずに、よく使うものから覚えていくなど気軽に取り組んでみるのがおすすめです。
わかりやすい教材選びも、学習へのハードルを下げるための大切なポイントになります。
フォニックスの学習時と同様に、YouTube動画や本、アプリを紹介していくので、自分に合うものを選んでみてくださいね。
発音記号の効果的な勉強方法
発音記号を効果的に学びたいなら、次のステップで進めていきましょう。
1. 発音記号と音をセットで覚える
2. 発音記号を見て、実際に発音してみる
3. フォニックスを学ぶ
ネイティブなどの発音を聞き記号と音をセットで覚えられたら、アプリや辞書などを活用し、実際に記号を見て発音ができるか試してみます。
発音記号を学習した後にフォニックスでスペルと発音の関係性を学ぶことで、英語の発音についてぐっと理解が深まりますよ。
英語の発音をマスターしたい方は、ぜひ3つ目のステップまで取り組んでみてくださいね。
発音記号を学べるYouTube動画
発音記号と音をセットで覚えるために、YouTube動画を活用するのもひとつの方法です。
目でも耳でも確認できるうえ、無料で何度でも見られるので、気軽に学習をスタートできます。
例えば、【永久保存版】たった30分で発音記号を完全攻略という動画では、30分で発音記号の基礎が学べます。
・画像引用:Youtube
記号ごとにネイティブの発音と口の動きが確認できたり、日本語での解説が聞けたりするところも嬉しいポイント。
YouTube動画の場合は家事などをしながらでも見やすいので、1日のスケジュールの中に「基礎が覚えられるまで動画を見る時間」を設定するのも良いかもしれません。
発音記号を学べる本・教材
「発音記号について一からしっかり理解したい」という方には、本を使っての学習をおすすめします。
今回紹介する発音記号を学べる本は次の2冊です。
1. 英語「発音記号」の鬼50講
2. 発音記号キャラ辞典
それぞれについて簡単に紹介していきますね。
英語「発音記号」の鬼50講
英語の発音カテゴリでAmazonベストセラー1位の英語「発音記号」の鬼50講は、次の3つができるようになる内容で構成されています。
1. 発音記号を読めるようにする
2. 正しい発音ができるようにする
3. リスニング力を基礎から強化する
発音記号を学ぶ重要さやメリット、注意するポイントなどもまとめられているので、疑問も解決でき、モチベーションを保ちながら学習に取り組むことが可能です。
ダウンロードできる音声や動画付きなので、本格的な発音を聞きながらの練習もできますよ。
他の本や教材では珍しい「発音記号を単語に置き換える訓練」もできる本なので、「発音記号を学んだらこんなに便利なんだ」と実感しながら学べる点も特徴的です。
発音記号キャラ辞典
イメージで学ぶのが得意な方は、「発音記号キャラ辞典」もチェックしてみてください。
全ての発音記号がキャラクターになって紹介されているため、視覚的に理解しやすく、覚えるハードルも下げられます。
発音記号以外にも、漫画の中で次のことが学べます。
・音のニュアンス
・発音の仕方
・スペルとの関係
軽快なBGMや効果音入りの音声で楽しく学べるのも、発音記号キャラ辞典の特徴です。
ストーリーを追いながら気軽に学びたい方はぜひ詳細を確認してみてくださいね。
発音記号の勉強におすすめのアプリ
最後に発音記号の勉強におすすめのアプリを紹介します。
・画像引用:App Store
発音検索!英語辞書イーモンは、発音記号や発音の仕方までがわかる英語辞書です。
発音記号を学ぶ中で、「発音記号を調べたいけれど手元に辞書がない」というシチュエーションや、「辞書だと実際の音声が聞けなくて困っている」という場合にもぴったり。
英検1級/TOEIC990点レベルまでの主要単語約2万語の中から、調べたい単語を入力して検索できます。
発音記号と音をセットで覚えた後で、実際に読めるか確認をする際にも役立ちますよ。
検索できるだけではなく発音記号の一覧もあるため、復習にも使いやすいです。
次の記事でも、発音記号付きアプリをまとめているので、もっと知りたい方は合わせて読んでみてください。
英語の発音練習におすすめの発音記号付きアプリ8選【無料・初心者向け多数】
フォニックスや発音記号を学んだ後におすすめの発音矯正方法
ここからはフォニックスや発音記号を学んだ後で、「もっと発音を勉強したい」と思った際に役立つ学習方法をまとめています。
さらに発音をマスターしたいなら、次の3種類のトレーニングも試してみてください。
1. リピーティング
2. オーバーラッピング
3. シャドーイング
それぞれについて簡単に解説していきますね。
リピーティング
1つ目の発音の学習方法は、リピーティングです。
モデル音声を聞いてから、聞こえた通りに英文をリピートする方法です。
この時のポイントは、文の意味をイメージしながらリピートをすること。
音声だけではなく、意味も理解して音読の練習をすることで、リスニングやスピーキング力も鍛えられていきます。
オーバーラッピング
スムーズにモデル音声をリピートできるようになったら、次はオーバーラッピングにチャレンジしてみてください。
オーバーラッピングとは、モデル音声と同時に音読をすることです。
英文を見ながら同時に読むことで、自分の発音とのズレに気づくことができます。
ネイティブが使うリズムやイントネーションも学習できるので、より自然な発音ができるようになっていくでしょう。
シャドーイング
最後に紹介する音読の学習方法は、シャドーイングです。
英文を見ずに、一拍遅れてモデル音声をリピートします。
シャドーイングの難易度は高く、初めのうちは英文を追うのも大変に感じるかもしれません。
スムーズに口から出るようになるまで練習をすることで、その表現を自分で使えるようになり、アウトプットにも役立ちますよ。
次の記事にも詳しくまとめているので、「音読学習についてもっと知りたい」という方は、目を通してみてくださいね。
伸びないのはやり方が原因?英語音読の効果的な方法やおすすめ教材
効率的に発音矯正がしたいならアプリの活用もおすすめ
「効率的に発音を矯正したい」「発音記号やフォニックスなどの基礎学習が終わったので、実践的な練習がしたい」という方向けに、発音トレーニングができるアプリもまとめました。
AIの力を使って効率的に学べるアプリや発音トレーニングに特化したアプリを紹介するので、気になるものがあれば試してみてくださいね。
1. AI英会話スピークバディ
2. ELSA Speak
3. 発音博士
では、それぞれのアプリの特徴を一緒にチェックしていきましょう。
AI英会話スピークバディ
・画像引用:App Store
AI英会話スピークバディは、生きた英語が身につくAI英会話アプリです。
AIが英語レベルに合わせてカリキュラムを作ってくれたり、自分の苦手箇所を分析&復習してくれたりするため、効率的に英語力が身につけられます。
最先端の音声認識機能が搭載されており、発音記号レベルでの音声チェックが受けられるので、発音矯正にも最適です。
アプリ内のパーソナルトレーニングでは、
・発音トレーニング
・コピーキャット
が用意されています。
発音トレーニングでは自分の苦手な箇所を徹底的に復習。
コピーキャットでは、カラオケの採点のように楽しくイントネーションのチェックが受けられます。
発音だけではなく、英語力を全体的にアップさせたいという方もぜひチェックしてみてくださいね。
スピークバディでの発音トレーニングについては、次のQ&Aでも詳しく紹介しています。
Yuuコーチ
Mokoコーチ
ELSA Speak
・画像引用:App Store
発音のトレーニングに特化したAI英会話アプリを探している場合は、ELSA Speakもおすすめです。
人工知能が搭載された発音矯正アプリで、レッスンを通してネイティブスピーカーのような発音やアクセントが学べます。
正しい発音やイントネーション、リズムを習得するためのゲーム&スピーキングチャレンジでは、
・自分の声とネイティブスピーカーの英語を比較する
・正しい発音をするための指導を受ける
・難しい発音の仕方をビデオで確認する
などの流れで、発音を矯正していきます。
発音矯正を中心に英語学習を進めていきたいという方はチェックしてみてください。
ELSA Speakについて詳しく知りたい方は、次のQ&Aも参考になるかもしれません。
Konコーチ
発音博士
・画像引用:App Store
最後に紹介する発音練習ができるアプリは、発音博士です。
発音博士では、ネイティブの発音と自分の発音を比較して、異なる箇所が確認できます。
お手本の音声を聞いた後に自分の音声を録音すると、100点満点で採点。
自分の発音が音素単位で分解され、間違えている部分が視覚化されるので、どこを直せばいいのかを理解しやすいです。
音素単位で音声も聞けるので、確認をしてすぐに修正できるのも嬉しい特徴。
基本の100英単語は無料で試せるので、隙間時間にも活用できるアプリのひとつでしょう。
【FAQ】フォニックスや発音記号の勉強についてよくある質問
最後にフォニックスや発音記号の勉強についてよくある質問をまとめました。
1. フォニックス学習は子ども向けですか
2. 発音記号を覚えるのは難しいですか
3. フォニックスや発音記号の学習を継続するためのコツは何ですか
勉強をスタートする前に、気になるものがあれば目を通してくださいね。
①フォニックス学習は子ども向けですか
フォニックスはネイティブスピーカーが子どもの頃に勉強する学習方法ですが、大人が英語を学ぶ上でも重要です。
フォニックスを学ぶことで、
・正しい発音が身に付く
・英単語のスペルが覚えやすくなる
・聞いた音から推測して英単語が書けるようになる
これらのメリットがあるので、英語力アップを目指すなら学習をする価値はあるでしょう。
子ども向けの楽しく学べる教材も多いですが、大人向けの教材も種類が豊富です。
ぜひ自分に合うものを見つけてみてくださいね。
②発音記号を覚えるのは難しいですか
全ての発音記号を目にしてしまうと、覚えることを難しく感じる方も多いかもしれません。
最初は難しく感じるかもしれませんが、1度に覚える数を絞ったり、楽しく学べる教材を使ったりすることで、徐々に抵抗感もなくなっていきますよ。
発音記号は1度覚えたら、英語以外の言語でも活かせるというメリットもあります。
「完璧に覚えなければならない」と焦らずに、基本的な記号から覚えていくのがおすすめです。
③フォニックスや発音記号の学習を継続するためのコツは何ですか
フォニックスや発音記号の学習を継続するためのポイントは次の3つです。
1. 楽しみながら学習をする
2. 毎日短時間でも練習をする
3. 間違いを恐れずに積極的に声に出す
楽しみながら学習をするには、自分のレベルや性格に合う教材選びが不可欠!
最適な教材が見つかったら、短時間でも良いので週に4日以上は学習に取り組むのが継続するためのコツです。
また、「自分は成長している」という実感が続けるためのモチベーションにもなります。
間違いを恐れずに声に出して発音を練習しながら、スキルアップを目指していきましょう。
頑張った成果を確認するために、発音を採点してくれるアプリを活用するのも良いですね。
フォニックスと発音記号を学んで英語力の基礎固めをしよう!
今回はフォニックスと発音記号の特徴や違い、おすすめの勉強方法、教材を紹介しました。
「学生の時にフォニックスや発音記号をしっかり習ったことがない」という方も多いかもしれませんが、フォニックスと発音記号を学ぶことで正確な発音ができるようになるだけではなく、次のようなメリットもあります。
・スペルを覚えやすくなる
・スペルを予想して書けるようになる
・リスニング力がアップする
英語学習の初期段階でフォニックスや発音記号を理解していると、その後の英語学習も楽になります。
教材の中には無料で使えるものや、大人も楽しく学べる工夫がされているものなどがあるので、自分に合うものが見つけられたら学習も楽しく続けられるはず!
「今や将来の自分のために学ぶべきことは何か」なども考えながら、必要なスキルから身につけていきましょう。
実践的な練習を通して発音矯正をしたい方は、AI英会話スピークバディの使用も検討してみてくださいね。
執筆者=ゆりな