TOEIC® 980点、日本語教育能力検定試験合格。双方の知識を活かし、英語コーチとして活動。
Manaコーチ
dukeさん、こんにちは。ご相談ありがとうございます!
リスニング力を向上させ、将来的にネイティブスピーカーと自然に会話できるようになりたい、ということですね。
現状を打破するために、いくつかご提案させて頂きます。
【大事なポイント】
① 簡単な教材から始める
「自然な会話」とはどんなものをイメージされていますか?例えばSimon Super Rabbitをご覧ください。dukeさんが主役のSimonだと仮定して話しているとすると、これは「自然な英語でペラペラ」と言えないでしょうか?
洋画や海外ドラマは、学習教材としては最難関レベルです。
初級者の方が聞き取れない原因は、音声変化だけでなく、文法や語彙の基礎が不足していることも大きいです。そのため、まずは易しいレベルの教材を使い、基礎を固めながら学習を進めるほうが継続しやすいと思います。
② シンプルに学習量を増やす
英語力が伸びない大きな要因の一つは、学習時間の不足です。正直、週に1-2回程度の学習では英語力の向上は望みにくいです。目標にもよりますが、数か月で何らかの変化を感じたい場合は、毎日最低1時間~1時間30分の学習時間を確保することをおすすめします。
【具体的な学習方法】
文法の基礎固め
英語は文法と単語から成り立っているため、文法知識が不足していると理解ができません。以下のサイトを活用して、文法の基礎を固めていきましょう!
Try IT(無料登録で動画授業を視聴)
ちびむすドリル(視聴した項目の理解度を確認)
ストーリーのある英語で大量インプット
英語の語彙や表現を自然に使えるようになるには、十分なインプット量が必要です。頭の中にないものは、口から自然には出てこないからです。難しすぎない動画を選び、以下の手順で視聴を続けてみてください。
・字幕なしで観る
・字幕ありで観る
・わからない文法や単語を調べる
・字幕なしでもう一度観る
この方法を続けることで、英語の語感が身につき、会話の理解力も向上します。
音声変化について学ぶ
字幕と音声のスピードが合わないという点に気づかれたのは、とても良いことです。
文法学習が一通り終わったら、音声変化について学ぶと「なぜスピードについていけなかったのか」が分かります。
英語の音変化・リズムが学べる書籍を活用して、英語特有の発音・音声変化・リズムを習得すれば、自信につながると思います。
最初は毎日10分からスタートし、少しずつ学習時間を増やしていきましょう。継続することで必ず変化を感じられます。
あきらめずに頑張ってくださいね、応援しています!
Manaコーチ
ybさん、こんにちは!
将来海外に住むという夢に向かい、日常会話力を上げたいということですね。
すでに英語で交流を持つ機会があることが良いですね。
ybさんの目的に合ったアプローチとして、「イマージョン」と「リプロダクション」を取り入れることをおすすめします!
イマージョン(Immersion)
イマージョンとは、日本語で「浸すこと」。学びたい言語にどっぷり浸かることで、言語習得を加速させる方法です。
洋楽を楽しまれているとのことですが、「英語漬け」と言えるほどの量には達していない可能性があります。英語に浸る時間を大きく増やしてみるといいと思います。海外ドラマや洋画、英語のYouTube動画を視聴することが効果的です。
参考動画と書籍:
リプロダクション(Reproduction)
リプロダクションとは、日本語で「再生・再現」、つまり「完コピ」のことです。シャドーイングとは異なり、一文ごとに停止しながら復唱していきます。
気に入った映画や動画のセリフを、同じスピード・イントネーション・発音で再現できるようになるまで、繰り返し練習してください!ネイティブと同じようにスラスラ言いながら意味を理解できるフレーズは、確実に聞き取れます。この感覚をつかみ、理解できるフレーズを増やしていくことで、リスニング力も語彙力も同時に伸ばせます。
詳しいやり方がわかる動画:
また、トレーニングをする際に、英語特有の発音・音声変化・リズムのルールを知っておくと、さらに効率的に学べます。
おすすめ書籍:
最後に
オンラインゲームで海外の人と交流することはぜひ続けて下さいね。さらに、オンライン英会話も始めたいということなので、上記で学んだ表現を積極的に使って定着させてください。
イマージョンで「広く」自然な表現を学習し、リプロダクションで「深く」練習していきましょう。継続すると、数年後には海外移住も大丈夫という自信がついているはずです。キラキラ輝くybさんの夢を応援しています!
Manaコーチ
aさん、こんにちは!
先生の説明の分かりにくさや授業の進め方が原因で、英語の授業が楽しくないというご相談ですね。
現状を変えようとしていることや、英語が将来に必要だと理解していることが素晴らしいです!どうすれば楽しく効果的に学べるか、一緒に考えてみましょう。
授業を受け身にしない
① 「授業を面白くする方法」を先生に相談してみる。たとえば:
ゲーム形式のアクティビティ(クイズ、ロールプレイ、単語ゲームなど)
ペアやグループワークの時間を増やす
発言しやすい環境を作る(無理に当てられないようにできないか)
② 自分で学習を進める(おすすめ)
以下の方法なら、学習の楽しさを感じられ、成績も上がるので一石二鳥です。
【文法】
オンライン学習を活用しない手はありません!Try IT に無料登録すると、中学生・高校生向けの良質な講義が見放題です。
親御さんに頼んで登録してもらい、英語の動画で自習をしましょう。そして学校の授業では、「動画の先生と学校の先生の教え方の違いを比べる」「自分ならこう教える」と分析してみると面白いし、理解が深まります。
【単語】
「授業中に先生の話が脱線したら、その間に英単語を10個覚える!」とルールを決めると、むしろ脱線が楽しみになるかもしれません。英単語は絶対に覚えないといけないので、すきま時間を有効活用しましょう!友達と競争するのも楽しいですね。
自分なりの楽しみを見つける
英語そのものに興味がなくても、好きなことと組み合わせて「教科」ではない英語にたくさん触れてみましょう。授業以外の経験が、授業自体を楽しくすることもあります。
好きな映画や音楽を英語で楽しむ
好きなスポーツや趣味に関する英語の記事を読んでみる
英語のアプリやYouTubeで学ぶ
ゲームで学べるオンライン英会話(eスポーツ英会話)を試してみる
「楽しくなくてもOK」と割り切る
最後に、私の中高生の頃の話を少しさせて下さい。私も、aさんと同じく英語の授業が苦痛でした。単語テストばかりで何が面白いのかよく分かりませんでした。でも、悪い成績をとるのが嫌だったので、とりあえず頑張りました。その「とりあえず」を続けた結果、今は英語を人に教える仕事ができています。情報を得たいときも、日本語と同じように英語で探せるので、良いことだらけだと感じています。
aさん自身も気づいているように、英語ができると選択肢が増えます。
「楽しい」と思えなくても大丈夫です。むしろ「"楽しまなきゃ"の呪い」が勉強を苦痛にさせることもあります。とにかくテストでいい成績をとることを目標にし、それを達成できれば、それ自体が楽しくなります。さらにその積み重ねが、大きな自信となり、自然と将来への道を作っていきます。
頑張ってね、応援しています!
Manaコーチ
あさん、こんにちは!
ご相談ありがとうございます。
自信をもって英語を話せるようになりたい、ということですね。
今回は、特に悩まれている ①文化的な表現やイディオムの使用、②スピーキングの流暢性の向上 に焦点を当ててお答えします。
① 文化的な表現やイディオムの使用(ネイティブが使う自然な表現を指していると解釈しています)
おすすめなのは、Distinction です!学校の授業では習わない、ネイティブが日常的に使う単語や表現を収録した単語帳シリーズです。語源の解説も丁寧なので、覚えやすいです。
大量のインプットが大切なので、引き続き映画やドラマを視聴しながら学習を続けてみてください。学習した単語や表現が実際に使われているのを見つけると、嬉しくなりますよ!
② スピーキングの流暢性の向上
流暢に話せるようになるには 反復練習 が欠かせません。英語初級者のうちは、「考えたことがないことは自然に口から出てこない」 と思ってください。つまり、レッスン前は話したいことをしっかり練習し、レッスン後は話せなかったことを振り返り、次回に向けて反復トレーニングを積むことが重要です。
ネイティブとの会話は、あくまで 日々の練習の成果を試す場 として捉えましょう。
予習 → 復習 を繰り返すことで、自分の中に 話せるパターン(型)ができ、表現の言い換えがスムーズにできるようになります。
そうなれば、日本語のように言いたいことが自然とポンポン出てくる感覚が得られます。
<ネイティブとの英会話練習の効果的な方法>
録画機能のある Cambly などのオンライン英会話レッスンを活用するのがおすすめです。
言いたいことを事前にまとめ、何度も練習する(このとき、①で学んだ表現を積極的に取り入れる)
英会話を楽しむ! 正確性は気にせず、まずは流暢に話すことを意識する
レッスン後に復習する(冠詞抜けなどの細かいミスをチェックし、言えなかった表現も確認。正確性を向上させる)
次のレッスンで3のポイントを克服できているか試す
このサイクルを繰り返せば、着実に流暢性が向上します!
最後に
目標が広範囲にわたるため、学習方法が目的に合っているか常に意識すること が大切です。例えば、ビジネス英語の会議と日常会話では求められるスキルが異なりますね。「今やっていることは、英語のどのスキル向上に効果的なのか?」を意識しながら、学習を進めてみてください。
流暢性を伸ばすには 「泥臭い反復練習」 が必要です。
①で学んだ表現を活用しながら、②のトレーニングを根気強く続けてみてください。毎日 1~1.5時間 の学習を継続すれば、数か月後には確実に変化を感じられるはずです。応援しています!
Manaコーチ
あっこさん、ご相談ありがとうございます!
毎日コツコツと学習を続け、中級レベルまで到達された努力が素晴らしいですね。
今回は、リスニング力とスピーキング力を同時に向上させるためのポイントをお伝えしますね。動画やドラマを活用して、自然な表現を身につける方法です。
ポイントは「イマージョン」と「リプロダクション」です。
イマージョン(Immersion)
イマージョンとは、日本語で「浸すこと」。学びたい言語の環境に自分を浸すことで、言語習得を加速させる方法です。
毎日動画などで学習されているとのことですが、「英語漬け」と言えるほどの量には達していない可能性があります。もう少し英語に浸る時間を増やしてみるといいと思います。
参考動画と書籍:
リプロダクション(Reproduction)
リプロダクションとは、日本語で「再生・再現」、つまり「完コピ」のことです。シャドーイングとは異なり、一文ごとに停止しながら復唱していきます。
気に入った映画や動画のセリフを、同じスピード・イントネーション・発音で再現できるようになるまで、繰り返し練習してください。ネイティブと同じようにスラスラ言いながら意味を理解できるフレーズは、確実に聞き取れます。この感覚をつかみ、理解できるフレーズを増やしていくことが、リスニング力とスピーキング力向上の鍵になります。
詳しいやり方がわかる動画:
また、トレーニングをする際に、英語特有の発音・音声変化・リズムのルールを知っておくと、さらに効率的に学べます。
おすすめ書籍:
最後に
オンライン英会話を続けながら、ぜひ「イマージョン」と「リプロダクション」を生活の中に取り入れてみてください!
オンライン英会話では、学んだフレーズや表現を積極的に使うことをお勧めします。
イマージョンで「広く」自然な表現を学習し、リプロダクションで「深く」練習していきましょう。毎日の学習習慣がすでにあるあっこさんなら、やり方を少し変えるだけで、次のレベルに到達するのもそう遠くないはずです。応援しています!
Manaコーチ
kojuさんこんにちは!ご相談ありがとうございます。
英語学習に対する現状をどうにかしたい、というお気持ちを強く感じました。今回はエールを込めて、けっこう辛口でアドバイスさせていただきます!
今の状況を考えると、「そもそも学習できていない状態」というご自覚があるならば、正直、英語力が伸びないと焦る段階でもないと思います。まず必要なことは、「やってるのに伸びなくて焦る」フェーズへ移行することです。
そのためのアドバイスは以下です。「すぐに行動に移すことができる」点を重視しました!
① TOEICを申し込む(今すぐ現状把握)
目標なしに漠然と「英語をやらなきゃ」と思っていても始まらないので、まずは試験の申し込みをして強制的に動きましょう。
現実を直視して、ショックを受けるぞ!くらいの心持ちで臨み、「今の実力」を可視化させましょう。
どんなに低いスコアでもいいので、まずは受験することが大事です。
日程確認サイト:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide01/schedule.html
② TOEIC専門スクールに通う(独学より断然おすすめ)
ご相談内容から、自学自習で学習を継続するのは、最初は難しいかなと思います。
スコアを持参すればプロが課題を分析し、最適な教材や学習の進め方を教えてくれるので、精神的な安心感が違います。
TOEIC対策はビジネス英語に必要な「単語・文法・リスニング」の基礎力をつけるのに最適です。
学習習慣と正しい学習方法をスクールで身につけ、その後自走すれば、効率的に英語力が伸びます。
「仕事で使える英語」と「TOEICの英語」は違いますが、まずは基礎がなければ戦えません。
参考リンク:https://ushikubou.com/english-toeic-school-reasonable
TOEICの目標点数に向かって必死に勉強し、スコアが上がれば、「次の壁」が具体的に見えてくるはずです。実際に使える英語への橋渡しとして、ぜひTOEIC受験からスタートしてください。
最後に、焦る気持ちはよくわかりますが、焦るだけで何もしないのが一番もったいないです。
TOEICを申し込むだけなら、忙しくても今すぐできます。まずはそこから始めましょう!
この小さな一歩が、大きな変化につながります。 今がその時です。応援しています!
Manaコーチ
サンバさん、ご相談ありがとうございます。
ネイティブのスピードについていけず自信をなくすお気持ち、共感できます。
実は、すでにリスニング力を向上させるポイントを言語化できていらっしゃることにお気づきでしょうか?
"リスニングで文字で見ている単語が、音声では全く違って聞こえてしまい、自信をなくしてしまいます。"
→ この部分です。このギャップを無くすトレーニングをしていけば、リスニング力は確実に向上します!
そのための具体的なアドバイスをお伝えしますね。
①個別の発音を矯正する
音声変化のルールを学んでも、1つ1つの単語をカタカナ英語で発音していると「なぜそうなるのか」が分からず、結局その知識を活かせません。
原則として、個々の音を正しく発音できれば、音声変化は自然と起こります。 日本語でも「くつばこ(くつ+はこ)」のように、自然と発音しやすい形に変化しますね。
ですから、まずは英語特有の口の形や舌のポジションを再現できるようになることが大切です。
参考動画【発音 矯正】英語の発音が上達する正しい口と舌を作る、発音トレーニング動画
②音声変化を学ぶ
①の発音矯正をある程度マスターしたら、音声変化のトレーニングがより効果を発揮します。
まずは ListeningHacker というアプリで、音声変化の知識体系を学んでください。
その後、以下の教材などを活用して練習を続けましょう。これらを習得すると、「音のカタマリ(チャンク)」で英語を捉えることにもつながります!
参考書籍・動画 5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる/ポイントはチャンク!
③リズムを学ぶ
英語は日本語とリズムが全く違うため、これもリスニングが難しく感じる大きな原因となっています。
以下の教材や動画を活用して、英語のリズム感を身につけましょう。
参考動画・書籍 英語発音矯正のプロが教える!リズムで覚える英会話/ネイティブみたいに英語が話せる リズム音読トレーニング
上記のトレーニングを体系的に習得することで、自分が想定している音と、実際にネイティブが話す音のギャップを埋めることができます。ただし、独学では時間がかかり、効果が出るまで不安を感じやすいことがデメリットです。もし経済的に余裕があれば、発音矯正専門のスクールに通うのも良い選択です。
最後に以下もお忘れなく!
④ 語彙力・文法力の底上げ
TOEICを例に挙げると、400-600のスコアは、まだ知らない語彙や文法の曖昧さも多い状態かと思います。
スクリプトを読みながら意味が理解できないと、いくら発音練習をしても正確なリスニングは難しいです。
お手持ちの教材を活用して、基礎力もコツコツと上げていきましょう。
継続は力なりです、サンバさんの挑戦を心から応援しています!
Manaコーチ
tonyさん、ご相談ありがとうございます!
英語学習に真剣に取り組んでいるものの、成果が見えないというお悩みですね。今回はその状況を改善するためのアドバイスをお伝えします。
●反復練習が不足していませんか?
・プレゼンテーション
・電話やビデオ会議
・海外旅行時に使うシチュエーション別表現(ホテルのチェックインなど)
これらは事前にスラスラと言えるようになるまで模擬練習を重ねることがすべてと言えます。相当の練習が必要ですが、実は上達実感を得やすい項目です。逆に、フレーズを何度か繰り返す程度では効果が薄いです。日々の学習が「やりっぱなし」になっていないか、確認してみてください。
・プレゼンテーション:ChatGPTを活用して、プレゼン資料やスクリプト、質疑応答の想定質問も準備しましょう。そして、自信がつくまで何度も練習を繰り返すことが効果的です。
・会議:会議の録音や録画を活用することが最高の学習教材になります。会議で言いたかったけど言えなかった表現を復習し、他の人の発言(構成や語彙)を分析して取り入れ、次回の会議までに言えるように練習します。
・海外旅行:これで充分トラベル英会話などの書籍で、気に入ったフレーズを毎日繰り返すことを定期的に続けましょう。いつのまにか、自然に口をついて出るようになります。
<専門用語の理解と使用について>
もし、日本語であれば問題なく理解できる専門的な会話が、英語になると難しいということであれば、学習方法を工夫することで成長が期待できます。専門用語を聞いた瞬間に理解できるようになることがまずは大切です。専門分野に関連する書籍やYouTubeを活用し、何度も繰り返し学習しましょう。9割以上の単語が、聞いて即座に理解できる状態になる頃には、以前より格段に会話を聞き取れると感じられるはずです。参考:英単語を"最大効率"で覚える方法
<英語を話す機会の確保について>
ChatGPTを積極的に活用しましょう!すごい英会話 - ChatGPT活用で思ったことがスラスラ話せる!を参考にすれば、レッスンを受けなくても英語でアウトプットする機会を増やせます。もし余裕があれば、週に1回のオンラインレッスンを受講し、ChatGPTでの練習成果を試す場所を確保するのも効果的です。
<モチベーション維持について>
やる気は実際に学習を始めることで湧いてきます。研究によると、脳の「側坐核」を刺激するとやる気が引き起こされることがわかっています。ですので、やる気が出るのを待つのではなく、学習を始めることで脳を刺激しましょう。
学んだことを想起するトレーニングが、英語力向上の鍵です。毎日1時間程度、口を動かすことを意識し、アウトプットに直結する練習量を確保してください。数か月で大きな変化を感じられるはずです。応援しています!
Manaコーチ
rrさんこんにちは、ご相談ありがとうございます。
ビジネス英語についてお悩みを感じているのですね。少しでも解決の手助けとなる学習法や考え方をお伝えできればと思います!
①ビジネスに特化した英語コーチングを最初に受講する
自学自習が難しい方にとって、最初にプロに頼るのは実はコスパが良いと考えています。
精神的サポートを得ながら、正しい学習法と学習量を身に付けることが可能だからです。特に正しい学習量をこなす感覚はとても大事です。英語力が伸び悩んだ時、十分な学習量に到達していないなら上達しないのは当然だと、現状を分析する力がつくからです。分析力は精神的安定につながります。
3~6か月ほど受講し、その後、学んだことを活かして自走すると効率的です。
②TOEICなどの資格試験を利用し、語彙力と文法力を上げていく
基礎力がないと4技能全般が伸び悩みますので、語彙力・文法力の底上げが必須です。資格試験などを通して、スキルの向上を定期的に計ると挫折しにくいです。教材や学習の詳しいやり方については、ぜひこちらをご参照ください。
また、初級レベルで相手の話すスピードについていけないとお悩みの方は、そもそもの基礎的な語彙力・文法力が不足しているケースがほとんどです。リスニングの練習を取り入れる場合も、この点を忘れないようにしてくださいね(多聴などは、現時点では効果があまりないので注意が必要です)。
まずはTOEIC Reading & Listeningで基礎力を固め、目標スコアに到達したらTOEIC Speaking & Writingにもチャレンジしていってください!
③プレゼンテーションや会議は事前の模擬練習がすべて
プレゼンテーションであれば、ChatGPTを活用しながらプレゼン資料とスクリプト、また質疑応答の想定質問も用意し、自信がつくまでとにかく何度も口頭練習するのが近道です。
スラスラ言えるようになるには相当の練習量が必要になりますが、実は上達実感を得やすい項目だと思います。
また、プレゼンや会議は録音・録画できるとそれが最高の学習教材になります。会議で言いたかったけど言えなかった表現を復習し、さらにほかの人の発言内容(構成や語彙)を分析し取り入れていくと、ぐんぐん上達を実感できるはずです。
お忙しいとは思いますが、学習時間を増やしていかないと英語力は伸びないので、こちらの動画も参考にしながら時間を確保していって下さいね。自信を持ってビジネスシーンで堂々と英語で話される日が来ることを応援しています!
Manaコーチ
律さんこんにちは!
ご相談ありがとうございます。私も同じ悩みを抱えていた時期があるので、よく共感できます。 現状を打破するため、実際のコミュニケーション力を伸ばすのに必要な考え方や学習法をお伝えしますね。
最初に押さえておいてほしい大事なポイントが以下です。
「英語の試験で好成績をとるためには」→ 文法書や単語帳それ自体が非常に効果的な学習法。
「英語で自然に話せるようになるには」→ 文法書や単語帳は、準備体操でしかない。
重要な点なので、もう少しお付き合いください。
文法書:文字通り、正確な「文」を作るための「法」側(ルール)を学ぶための書籍ですね。つまり、文法書での英語学習は、頭脳スポーツの将棋で例えると、ルールブックを熱心に読んでいる段階です。各コマの動かし方や基本的戦法は学ぶけれど、実践はしていない状態に近いです。
単語帳:単語暗記は、話すことを目的とした場合の準備学習と言えます。単語は常に文脈の中にあるため、いずれは文脈の中で吸収する学習へ移行する必要があります。その前提として、とりあえず単体で覚えてもいいんじゃない?というのが単語帳学習の位置づけです。
この点を理解すると、目的達成のために必要なことが見えてきます。つまり、律さんに必要なのは文法書や単語帳から卒業し、一日も早く自然な英語に浸る(=ストーリーのある英語を大量にインプットする)ことです。
上記が一番大事なマインドセットです。
大量のインプット方法としては、以下がおすすめです。
①多読
映画や音楽が合わないということなので、リーディングから自然な表現をどんどん吸収するのはいかがでしょうか?
私自身オックスフォードリーディングクラブを利用して毎日読書を行い、自然なアウトプット力を大きく伸ばすことができたと感じています。多読する中でお気に入りの本を見つけた時は、精読・音読をしています。
②英語「で」学ぶ
もしご趣味があれば、本当におすすめの方法です。例えば、料理が好きなら 「cooking vlog」でYouTube検索します。
参考:Nadiya's 5 Minute Crispy Egg Rolls - BBC
字幕を音にして、ぶつぶつリピートしてみてください。自然な表現が体にしみ込みます!
気に入ったコンテンツは2回、3回と繰り返し見ると効果的です。
十分量のインプットが蓄積されれば、言葉が出てくるようになりますし、ネイティブの話すスピードにも少しずつ慣れていきます。変化を感じ出すと、今通われている英会話教室もより有効に利用できるようになるはずです。
「教科としての英語」から一歩踏み出して、自然な英語の大量インプットへ移行することが、律さんの目標達成への鍵です。 ネイティブと自然に会話を楽しまれる日が来ることを心から応援しています!
TOEIC® 980点、日本語教育能力検定試験合格。双方の知識を活かし、英語コーチとして活動。
Manaコーチ
dukeさん、こんにちは。ご相談ありがとうございます!
リスニング力を向上させ、将来的にネイティブスピーカーと自然に会話できるようになりたい、ということですね。
現状を打破するために、いくつかご提案させて頂きます。
【大事なポイント】
① 簡単な教材から始める
「自然な会話」とはどんなものをイメージされていますか?例えばSimon Super Rabbitをご覧ください。dukeさんが主役のSimonだと仮定して話しているとすると、これは「自然な英語でペラペラ」と言えないでしょうか?
洋画や海外ドラマは、学習教材としては最難関レベルです。
初級者の方が聞き取れない原因は、音声変化だけでなく、文法や語彙の基礎が不足していることも大きいです。そのため、まずは易しいレベルの教材を使い、基礎を固めながら学習を進めるほうが継続しやすいと思います。
② シンプルに学習量を増やす
英語力が伸びない大きな要因の一つは、学習時間の不足です。正直、週に1-2回程度の学習では英語力の向上は望みにくいです。目標にもよりますが、数か月で何らかの変化を感じたい場合は、毎日最低1時間~1時間30分の学習時間を確保することをおすすめします。
【具体的な学習方法】
文法の基礎固め
英語は文法と単語から成り立っているため、文法知識が不足していると理解ができません。以下のサイトを活用して、文法の基礎を固めていきましょう!
Try IT(無料登録で動画授業を視聴)
ちびむすドリル(視聴した項目の理解度を確認)
ストーリーのある英語で大量インプット
英語の語彙や表現を自然に使えるようになるには、十分なインプット量が必要です。頭の中にないものは、口から自然には出てこないからです。難しすぎない動画を選び、以下の手順で視聴を続けてみてください。
・字幕なしで観る
・字幕ありで観る
・わからない文法や単語を調べる
・字幕なしでもう一度観る
この方法を続けることで、英語の語感が身につき、会話の理解力も向上します。
音声変化について学ぶ
字幕と音声のスピードが合わないという点に気づかれたのは、とても良いことです。
文法学習が一通り終わったら、音声変化について学ぶと「なぜスピードについていけなかったのか」が分かります。
英語の音変化・リズムが学べる書籍を活用して、英語特有の発音・音声変化・リズムを習得すれば、自信につながると思います。
最初は毎日10分からスタートし、少しずつ学習時間を増やしていきましょう。継続することで必ず変化を感じられます。
あきらめずに頑張ってくださいね、応援しています!
Manaコーチ
ybさん、こんにちは!
将来海外に住むという夢に向かい、日常会話力を上げたいということですね。
すでに英語で交流を持つ機会があることが良いですね。
ybさんの目的に合ったアプローチとして、「イマージョン」と「リプロダクション」を取り入れることをおすすめします!
イマージョン(Immersion)
イマージョンとは、日本語で「浸すこと」。学びたい言語にどっぷり浸かることで、言語習得を加速させる方法です。
洋楽を楽しまれているとのことですが、「英語漬け」と言えるほどの量には達していない可能性があります。英語に浸る時間を大きく増やしてみるといいと思います。海外ドラマや洋画、英語のYouTube動画を視聴することが効果的です。
参考動画と書籍:
リプロダクション(Reproduction)
リプロダクションとは、日本語で「再生・再現」、つまり「完コピ」のことです。シャドーイングとは異なり、一文ごとに停止しながら復唱していきます。
気に入った映画や動画のセリフを、同じスピード・イントネーション・発音で再現できるようになるまで、繰り返し練習してください!ネイティブと同じようにスラスラ言いながら意味を理解できるフレーズは、確実に聞き取れます。この感覚をつかみ、理解できるフレーズを増やしていくことで、リスニング力も語彙力も同時に伸ばせます。
詳しいやり方がわかる動画:
また、トレーニングをする際に、英語特有の発音・音声変化・リズムのルールを知っておくと、さらに効率的に学べます。
おすすめ書籍:
最後に
オンラインゲームで海外の人と交流することはぜひ続けて下さいね。さらに、オンライン英会話も始めたいということなので、上記で学んだ表現を積極的に使って定着させてください。
イマージョンで「広く」自然な表現を学習し、リプロダクションで「深く」練習していきましょう。継続すると、数年後には海外移住も大丈夫という自信がついているはずです。キラキラ輝くybさんの夢を応援しています!
Manaコーチ
aさん、こんにちは!
先生の説明の分かりにくさや授業の進め方が原因で、英語の授業が楽しくないというご相談ですね。
現状を変えようとしていることや、英語が将来に必要だと理解していることが素晴らしいです!どうすれば楽しく効果的に学べるか、一緒に考えてみましょう。
授業を受け身にしない
① 「授業を面白くする方法」を先生に相談してみる。たとえば:
ゲーム形式のアクティビティ(クイズ、ロールプレイ、単語ゲームなど)
ペアやグループワークの時間を増やす
発言しやすい環境を作る(無理に当てられないようにできないか)
② 自分で学習を進める(おすすめ)
以下の方法なら、学習の楽しさを感じられ、成績も上がるので一石二鳥です。
【文法】
オンライン学習を活用しない手はありません!Try IT に無料登録すると、中学生・高校生向けの良質な講義が見放題です。
親御さんに頼んで登録してもらい、英語の動画で自習をしましょう。そして学校の授業では、「動画の先生と学校の先生の教え方の違いを比べる」「自分ならこう教える」と分析してみると面白いし、理解が深まります。
【単語】
「授業中に先生の話が脱線したら、その間に英単語を10個覚える!」とルールを決めると、むしろ脱線が楽しみになるかもしれません。英単語は絶対に覚えないといけないので、すきま時間を有効活用しましょう!友達と競争するのも楽しいですね。
自分なりの楽しみを見つける
英語そのものに興味がなくても、好きなことと組み合わせて「教科」ではない英語にたくさん触れてみましょう。授業以外の経験が、授業自体を楽しくすることもあります。
好きな映画や音楽を英語で楽しむ
好きなスポーツや趣味に関する英語の記事を読んでみる
英語のアプリやYouTubeで学ぶ
ゲームで学べるオンライン英会話(eスポーツ英会話)を試してみる
「楽しくなくてもOK」と割り切る
最後に、私の中高生の頃の話を少しさせて下さい。私も、aさんと同じく英語の授業が苦痛でした。単語テストばかりで何が面白いのかよく分かりませんでした。でも、悪い成績をとるのが嫌だったので、とりあえず頑張りました。その「とりあえず」を続けた結果、今は英語を人に教える仕事ができています。情報を得たいときも、日本語と同じように英語で探せるので、良いことだらけだと感じています。
aさん自身も気づいているように、英語ができると選択肢が増えます。
「楽しい」と思えなくても大丈夫です。むしろ「"楽しまなきゃ"の呪い」が勉強を苦痛にさせることもあります。とにかくテストでいい成績をとることを目標にし、それを達成できれば、それ自体が楽しくなります。さらにその積み重ねが、大きな自信となり、自然と将来への道を作っていきます。
頑張ってね、応援しています!
Manaコーチ
あさん、こんにちは!
ご相談ありがとうございます。
自信をもって英語を話せるようになりたい、ということですね。
今回は、特に悩まれている ①文化的な表現やイディオムの使用、②スピーキングの流暢性の向上 に焦点を当ててお答えします。
① 文化的な表現やイディオムの使用(ネイティブが使う自然な表現を指していると解釈しています)
おすすめなのは、Distinction です!学校の授業では習わない、ネイティブが日常的に使う単語や表現を収録した単語帳シリーズです。語源の解説も丁寧なので、覚えやすいです。
大量のインプットが大切なので、引き続き映画やドラマを視聴しながら学習を続けてみてください。学習した単語や表現が実際に使われているのを見つけると、嬉しくなりますよ!
② スピーキングの流暢性の向上
流暢に話せるようになるには 反復練習 が欠かせません。英語初級者のうちは、「考えたことがないことは自然に口から出てこない」 と思ってください。つまり、レッスン前は話したいことをしっかり練習し、レッスン後は話せなかったことを振り返り、次回に向けて反復トレーニングを積むことが重要です。
ネイティブとの会話は、あくまで 日々の練習の成果を試す場 として捉えましょう。
予習 → 復習 を繰り返すことで、自分の中に 話せるパターン(型)ができ、表現の言い換えがスムーズにできるようになります。
そうなれば、日本語のように言いたいことが自然とポンポン出てくる感覚が得られます。
<ネイティブとの英会話練習の効果的な方法>
録画機能のある Cambly などのオンライン英会話レッスンを活用するのがおすすめです。
言いたいことを事前にまとめ、何度も練習する(このとき、①で学んだ表現を積極的に取り入れる)
英会話を楽しむ! 正確性は気にせず、まずは流暢に話すことを意識する
レッスン後に復習する(冠詞抜けなどの細かいミスをチェックし、言えなかった表現も確認。正確性を向上させる)
次のレッスンで3のポイントを克服できているか試す
このサイクルを繰り返せば、着実に流暢性が向上します!
最後に
目標が広範囲にわたるため、学習方法が目的に合っているか常に意識すること が大切です。例えば、ビジネス英語の会議と日常会話では求められるスキルが異なりますね。「今やっていることは、英語のどのスキル向上に効果的なのか?」を意識しながら、学習を進めてみてください。
流暢性を伸ばすには 「泥臭い反復練習」 が必要です。
①で学んだ表現を活用しながら、②のトレーニングを根気強く続けてみてください。毎日 1~1.5時間 の学習を継続すれば、数か月後には確実に変化を感じられるはずです。応援しています!
Manaコーチ
あっこさん、ご相談ありがとうございます!
毎日コツコツと学習を続け、中級レベルまで到達された努力が素晴らしいですね。
今回は、リスニング力とスピーキング力を同時に向上させるためのポイントをお伝えしますね。動画やドラマを活用して、自然な表現を身につける方法です。
ポイントは「イマージョン」と「リプロダクション」です。
イマージョン(Immersion)
イマージョンとは、日本語で「浸すこと」。学びたい言語の環境に自分を浸すことで、言語習得を加速させる方法です。
毎日動画などで学習されているとのことですが、「英語漬け」と言えるほどの量には達していない可能性があります。もう少し英語に浸る時間を増やしてみるといいと思います。
参考動画と書籍:
リプロダクション(Reproduction)
リプロダクションとは、日本語で「再生・再現」、つまり「完コピ」のことです。シャドーイングとは異なり、一文ごとに停止しながら復唱していきます。
気に入った映画や動画のセリフを、同じスピード・イントネーション・発音で再現できるようになるまで、繰り返し練習してください。ネイティブと同じようにスラスラ言いながら意味を理解できるフレーズは、確実に聞き取れます。この感覚をつかみ、理解できるフレーズを増やしていくことが、リスニング力とスピーキング力向上の鍵になります。
詳しいやり方がわかる動画:
また、トレーニングをする際に、英語特有の発音・音声変化・リズムのルールを知っておくと、さらに効率的に学べます。
おすすめ書籍:
最後に
オンライン英会話を続けながら、ぜひ「イマージョン」と「リプロダクション」を生活の中に取り入れてみてください!
オンライン英会話では、学んだフレーズや表現を積極的に使うことをお勧めします。
イマージョンで「広く」自然な表現を学習し、リプロダクションで「深く」練習していきましょう。毎日の学習習慣がすでにあるあっこさんなら、やり方を少し変えるだけで、次のレベルに到達するのもそう遠くないはずです。応援しています!
Manaコーチ
kojuさんこんにちは!ご相談ありがとうございます。
英語学習に対する現状をどうにかしたい、というお気持ちを強く感じました。今回はエールを込めて、けっこう辛口でアドバイスさせていただきます!
今の状況を考えると、「そもそも学習できていない状態」というご自覚があるならば、正直、英語力が伸びないと焦る段階でもないと思います。まず必要なことは、「やってるのに伸びなくて焦る」フェーズへ移行することです。
そのためのアドバイスは以下です。「すぐに行動に移すことができる」点を重視しました!
① TOEICを申し込む(今すぐ現状把握)
目標なしに漠然と「英語をやらなきゃ」と思っていても始まらないので、まずは試験の申し込みをして強制的に動きましょう。
現実を直視して、ショックを受けるぞ!くらいの心持ちで臨み、「今の実力」を可視化させましょう。
どんなに低いスコアでもいいので、まずは受験することが大事です。
日程確認サイト:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide01/schedule.html
② TOEIC専門スクールに通う(独学より断然おすすめ)
ご相談内容から、自学自習で学習を継続するのは、最初は難しいかなと思います。
スコアを持参すればプロが課題を分析し、最適な教材や学習の進め方を教えてくれるので、精神的な安心感が違います。
TOEIC対策はビジネス英語に必要な「単語・文法・リスニング」の基礎力をつけるのに最適です。
学習習慣と正しい学習方法をスクールで身につけ、その後自走すれば、効率的に英語力が伸びます。
「仕事で使える英語」と「TOEICの英語」は違いますが、まずは基礎がなければ戦えません。
参考リンク:https://ushikubou.com/english-toeic-school-reasonable
TOEICの目標点数に向かって必死に勉強し、スコアが上がれば、「次の壁」が具体的に見えてくるはずです。実際に使える英語への橋渡しとして、ぜひTOEIC受験からスタートしてください。
最後に、焦る気持ちはよくわかりますが、焦るだけで何もしないのが一番もったいないです。
TOEICを申し込むだけなら、忙しくても今すぐできます。まずはそこから始めましょう!
この小さな一歩が、大きな変化につながります。 今がその時です。応援しています!
Manaコーチ
サンバさん、ご相談ありがとうございます。
ネイティブのスピードについていけず自信をなくすお気持ち、共感できます。
実は、すでにリスニング力を向上させるポイントを言語化できていらっしゃることにお気づきでしょうか?
"リスニングで文字で見ている単語が、音声では全く違って聞こえてしまい、自信をなくしてしまいます。"
→ この部分です。このギャップを無くすトレーニングをしていけば、リスニング力は確実に向上します!
そのための具体的なアドバイスをお伝えしますね。
①個別の発音を矯正する
音声変化のルールを学んでも、1つ1つの単語をカタカナ英語で発音していると「なぜそうなるのか」が分からず、結局その知識を活かせません。
原則として、個々の音を正しく発音できれば、音声変化は自然と起こります。 日本語でも「くつばこ(くつ+はこ)」のように、自然と発音しやすい形に変化しますね。
ですから、まずは英語特有の口の形や舌のポジションを再現できるようになることが大切です。
参考動画【発音 矯正】英語の発音が上達する正しい口と舌を作る、発音トレーニング動画
②音声変化を学ぶ
①の発音矯正をある程度マスターしたら、音声変化のトレーニングがより効果を発揮します。
まずは ListeningHacker というアプリで、音声変化の知識体系を学んでください。
その後、以下の教材などを活用して練習を続けましょう。これらを習得すると、「音のカタマリ(チャンク)」で英語を捉えることにもつながります!
参考書籍・動画 5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる/ポイントはチャンク!
③リズムを学ぶ
英語は日本語とリズムが全く違うため、これもリスニングが難しく感じる大きな原因となっています。
以下の教材や動画を活用して、英語のリズム感を身につけましょう。
参考動画・書籍 英語発音矯正のプロが教える!リズムで覚える英会話/ネイティブみたいに英語が話せる リズム音読トレーニング
上記のトレーニングを体系的に習得することで、自分が想定している音と、実際にネイティブが話す音のギャップを埋めることができます。ただし、独学では時間がかかり、効果が出るまで不安を感じやすいことがデメリットです。もし経済的に余裕があれば、発音矯正専門のスクールに通うのも良い選択です。
最後に以下もお忘れなく!
④ 語彙力・文法力の底上げ
TOEICを例に挙げると、400-600のスコアは、まだ知らない語彙や文法の曖昧さも多い状態かと思います。
スクリプトを読みながら意味が理解できないと、いくら発音練習をしても正確なリスニングは難しいです。
お手持ちの教材を活用して、基礎力もコツコツと上げていきましょう。
継続は力なりです、サンバさんの挑戦を心から応援しています!
Manaコーチ
tonyさん、ご相談ありがとうございます!
英語学習に真剣に取り組んでいるものの、成果が見えないというお悩みですね。今回はその状況を改善するためのアドバイスをお伝えします。
●反復練習が不足していませんか?
・プレゼンテーション
・電話やビデオ会議
・海外旅行時に使うシチュエーション別表現(ホテルのチェックインなど)
これらは事前にスラスラと言えるようになるまで模擬練習を重ねることがすべてと言えます。相当の練習が必要ですが、実は上達実感を得やすい項目です。逆に、フレーズを何度か繰り返す程度では効果が薄いです。日々の学習が「やりっぱなし」になっていないか、確認してみてください。
・プレゼンテーション:ChatGPTを活用して、プレゼン資料やスクリプト、質疑応答の想定質問も準備しましょう。そして、自信がつくまで何度も練習を繰り返すことが効果的です。
・会議:会議の録音や録画を活用することが最高の学習教材になります。会議で言いたかったけど言えなかった表現を復習し、他の人の発言(構成や語彙)を分析して取り入れ、次回の会議までに言えるように練習します。
・海外旅行:これで充分トラベル英会話などの書籍で、気に入ったフレーズを毎日繰り返すことを定期的に続けましょう。いつのまにか、自然に口をついて出るようになります。
<専門用語の理解と使用について>
もし、日本語であれば問題なく理解できる専門的な会話が、英語になると難しいということであれば、学習方法を工夫することで成長が期待できます。専門用語を聞いた瞬間に理解できるようになることがまずは大切です。専門分野に関連する書籍やYouTubeを活用し、何度も繰り返し学習しましょう。9割以上の単語が、聞いて即座に理解できる状態になる頃には、以前より格段に会話を聞き取れると感じられるはずです。参考:英単語を"最大効率"で覚える方法
<英語を話す機会の確保について>
ChatGPTを積極的に活用しましょう!すごい英会話 - ChatGPT活用で思ったことがスラスラ話せる!を参考にすれば、レッスンを受けなくても英語でアウトプットする機会を増やせます。もし余裕があれば、週に1回のオンラインレッスンを受講し、ChatGPTでの練習成果を試す場所を確保するのも効果的です。
<モチベーション維持について>
やる気は実際に学習を始めることで湧いてきます。研究によると、脳の「側坐核」を刺激するとやる気が引き起こされることがわかっています。ですので、やる気が出るのを待つのではなく、学習を始めることで脳を刺激しましょう。
学んだことを想起するトレーニングが、英語力向上の鍵です。毎日1時間程度、口を動かすことを意識し、アウトプットに直結する練習量を確保してください。数か月で大きな変化を感じられるはずです。応援しています!
Manaコーチ
rrさんこんにちは、ご相談ありがとうございます。
ビジネス英語についてお悩みを感じているのですね。少しでも解決の手助けとなる学習法や考え方をお伝えできればと思います!
①ビジネスに特化した英語コーチングを最初に受講する
自学自習が難しい方にとって、最初にプロに頼るのは実はコスパが良いと考えています。
精神的サポートを得ながら、正しい学習法と学習量を身に付けることが可能だからです。特に正しい学習量をこなす感覚はとても大事です。英語力が伸び悩んだ時、十分な学習量に到達していないなら上達しないのは当然だと、現状を分析する力がつくからです。分析力は精神的安定につながります。
3~6か月ほど受講し、その後、学んだことを活かして自走すると効率的です。
②TOEICなどの資格試験を利用し、語彙力と文法力を上げていく
基礎力がないと4技能全般が伸び悩みますので、語彙力・文法力の底上げが必須です。資格試験などを通して、スキルの向上を定期的に計ると挫折しにくいです。教材や学習の詳しいやり方については、ぜひこちらをご参照ください。
また、初級レベルで相手の話すスピードについていけないとお悩みの方は、そもそもの基礎的な語彙力・文法力が不足しているケースがほとんどです。リスニングの練習を取り入れる場合も、この点を忘れないようにしてくださいね(多聴などは、現時点では効果があまりないので注意が必要です)。
まずはTOEIC Reading & Listeningで基礎力を固め、目標スコアに到達したらTOEIC Speaking & Writingにもチャレンジしていってください!
③プレゼンテーションや会議は事前の模擬練習がすべて
プレゼンテーションであれば、ChatGPTを活用しながらプレゼン資料とスクリプト、また質疑応答の想定質問も用意し、自信がつくまでとにかく何度も口頭練習するのが近道です。
スラスラ言えるようになるには相当の練習量が必要になりますが、実は上達実感を得やすい項目だと思います。
また、プレゼンや会議は録音・録画できるとそれが最高の学習教材になります。会議で言いたかったけど言えなかった表現を復習し、さらにほかの人の発言内容(構成や語彙)を分析し取り入れていくと、ぐんぐん上達を実感できるはずです。
お忙しいとは思いますが、学習時間を増やしていかないと英語力は伸びないので、こちらの動画も参考にしながら時間を確保していって下さいね。自信を持ってビジネスシーンで堂々と英語で話される日が来ることを応援しています!
Manaコーチ
律さんこんにちは!
ご相談ありがとうございます。私も同じ悩みを抱えていた時期があるので、よく共感できます。 現状を打破するため、実際のコミュニケーション力を伸ばすのに必要な考え方や学習法をお伝えしますね。
最初に押さえておいてほしい大事なポイントが以下です。
「英語の試験で好成績をとるためには」→ 文法書や単語帳それ自体が非常に効果的な学習法。
「英語で自然に話せるようになるには」→ 文法書や単語帳は、準備体操でしかない。
重要な点なので、もう少しお付き合いください。
文法書:文字通り、正確な「文」を作るための「法」側(ルール)を学ぶための書籍ですね。つまり、文法書での英語学習は、頭脳スポーツの将棋で例えると、ルールブックを熱心に読んでいる段階です。各コマの動かし方や基本的戦法は学ぶけれど、実践はしていない状態に近いです。
単語帳:単語暗記は、話すことを目的とした場合の準備学習と言えます。単語は常に文脈の中にあるため、いずれは文脈の中で吸収する学習へ移行する必要があります。その前提として、とりあえず単体で覚えてもいいんじゃない?というのが単語帳学習の位置づけです。
この点を理解すると、目的達成のために必要なことが見えてきます。つまり、律さんに必要なのは文法書や単語帳から卒業し、一日も早く自然な英語に浸る(=ストーリーのある英語を大量にインプットする)ことです。
上記が一番大事なマインドセットです。
大量のインプット方法としては、以下がおすすめです。
①多読
映画や音楽が合わないということなので、リーディングから自然な表現をどんどん吸収するのはいかがでしょうか?
私自身オックスフォードリーディングクラブを利用して毎日読書を行い、自然なアウトプット力を大きく伸ばすことができたと感じています。多読する中でお気に入りの本を見つけた時は、精読・音読をしています。
②英語「で」学ぶ
もしご趣味があれば、本当におすすめの方法です。例えば、料理が好きなら 「cooking vlog」でYouTube検索します。
参考:Nadiya's 5 Minute Crispy Egg Rolls - BBC
字幕を音にして、ぶつぶつリピートしてみてください。自然な表現が体にしみ込みます!
気に入ったコンテンツは2回、3回と繰り返し見ると効果的です。
十分量のインプットが蓄積されれば、言葉が出てくるようになりますし、ネイティブの話すスピードにも少しずつ慣れていきます。変化を感じ出すと、今通われている英会話教室もより有効に利用できるようになるはずです。
「教科としての英語」から一歩踏み出して、自然な英語の大量インプットへ移行することが、律さんの目標達成への鍵です。 ネイティブと自然に会話を楽しまれる日が来ることを心から応援しています!