TOEIC® 980点、日本語教育能力検定試験合格。双方の知識を活かし、英語コーチとして活動。
Manaコーチ
taiさん、こんにちは。
受験勉強お疲れさまです!特にリーディングにお悩みということですね。まだ時間はあるので、正しいやり方でトレーニングを継続すれば、必ず読解力は伸びます!
【英語学習における文法・語法集の位置づけ】
「頻出英文法語法問題1000」は、英語力の土台を固める基礎練習として非常に有効です。ただし、それだけでは長文を速く、正確に読めるようにはなりません。水泳にたとえると、陸上での筋トレや準備運動をしっかりこなしている段階と言えます。泳ぐために大切な準備ではありますが、水に入って泳ぐ練習そのものにはなっていない状態です。
読解力を高めるためには、実際に英文を読んで、意味をとらえながら文構造や論理展開を丁寧に理解する練習が欠かせません。語彙力と文法力は、その練習を支える基盤ではありますが、これからは読み方のトレーニングに比重を移していくことが大切です。
【具体的な学習教材と方法】
おすすめは、こちらの教材です!
このシリーズには〔STANDARD〕や〔ADVANCED〕もありますが、リーディングに苦手意識がある場合は、まず〔BASIC〕から始めることをおすすめします。内容は基礎から丁寧に組まれており、「速く・正確に読む力」を段階的に伸ばす設計になっています。また、使い方についても参考書内に詳しい指示があるので、それに従って進めていけば大丈夫です。
【学習方法を自分でリサーチすることの大切さ】
上記では具体的な学習方法についてお伝えしましたが、実は私が一番お伝えしたいのは、そこではありません。taiさんに今いちばん必要なのは、「自分で学習法を調べて、納得した上で選ぶこと」だと私は思っています。
これまでに先生やご友人に勉強法を相談し、それでも不安が残って、今回ここに相談してくれたという経緯がありますね。ということは、たとえ今ここで私や他の人から新しい勉強法を聞いて実践し始めたとしても、またしばらくすると「本当にこれでいいのかな…」と不安になって、別の方法を探したり、教材を変えたりしてしまう可能性があると思います。これは避けたいパターンです。
そこでおすすめしたいのが、YouTubeなどで「大学入試の英語読解力を上げる方法」に関する動画をいくつも見てみることです。複数の学習者や指導者の話を聞いて、自分に合いそうな教材や方法を見つけて真似してみるのも良いと思います。また、多くの動画に共通して出てくるアドバイスは、それだけ大事なポイントなので、そうした点を意識して取り入れるのも有効です。
「これでやっていこう」と自分の中に納得できる軸ができれば、迷いが少なくなり、ブレずに努力を積み上げることができるようになります。それが最終的な力の差を生むと私は思います。
キャンパスライフを楽しむご自身を想像して頑張って下さい!心から応援しています!
Manaコーチ
むらこさん、こんにちは!
海外でのご就職やご転職に対応できる英語力をつけたい、というご相談ですね。過去に不合格になった経験があると、踏み出すのが怖くなるお気持ち、よく理解できます。
◆まず、対処療法的ではありますが、とても大切なポイントとしてお伝えしたいのは、英語面接では「これ以上できない」というくらい、徹底した事前準備が必要だということです。
緊張する場面で、第二言語を使い、深く考えたことのない話題について話すのは基本無理、くらいに考えて下さい。だからこそ、 このような自己紹介、志望動機、転職理由、実績といった基本的な質問は、スムーズに言えるようにしておくことが大前提になります。
さらに、応募する企業についてできる限り調べ上げて、聞かれそうな質問を洗い出し、これ以上は出ないと思えるレベルまで想定問答を準備し、口が勝手に動くまで何度も練習する必要があります。母語で行う面接以上に、英語では何倍もの練習量が必要になります。
また、専門的な内容を英語で説明できない、というお悩みへのアプローチも同じです。内容を説明できるようになりたければ、スクリプトを作成し、説明できるようになるまで練習するのが一番です。
前回の面接で不合格だったとき、「ここは完璧にできていた」と胸を張って言えるでしょうか?そうでないなら、この練習が一番即効性を感じられるはずです。
◆一方で、その場で英語で考えを組み立て、ロジカルに話す力は、事前準備とは別のアプローチで鍛える必要があります。そのためには:
日頃から考える習慣をつけ、PREP法で話す型を練習に取り入れる
→日常の些細な出来事にも理由つけるようにします。「なぜ今日はお昼にカレーを選んだのだろう。」といった感じです。私自身とても効果を感じられた練習法です。練習中に文法の理解があいまいだと感じたら、文法の復習も取り入れましょう。
10秒考えて30秒話す「即興スピーチ練習」
→ ChatGPTや英会話アプリを使って質問を出してもらい、実際に声に出す練習をします。上手くできなかった場合は、出来るまで練習し、もう一度同じ質問をしてもらいましょう。
最後に:
私も40代で、20代の頃の体力はありませんが、その頃にはない強みが多くあると感じています。きっとむらこさんも同じだと思います。英語は伝えるための手段であり、むらこさんがどういう方であるかという本質ではないので、怖がらないで下さいね。
ところで、おぎやはぎというコンビ芸人さんはご存じでしょうか?やはぎさんは前職で英語貿易のお仕事をされていたそうなのですが、その時のエピソードが私は好きです。
面接で大事なことは日本語でも英語でも同じはずです。
たくさん練習し、早く踏み出して合格を勝ち取れれば、それだけ長期間理想の環境で働くことができます。現場で活躍するご自身を想像して頑張って下さいね。応援しています!
Manaコーチ
みかんさん、こんにちは!
ネイティブと英会話を楽しめるようになりたいけれど、相手の言っていることが聞き取れない、とお悩みなのですね。
聞き取ろうと身構えるほど、言っていることがわからなくなるお気持ち、よく理解できます。
今回は、みかんさんが特にお悩みのリスニング力を根本から伸ばす方法にフォーカスして、具体的な学習方法をお伝えいたしますね。
【リスニングができない理由】
そもそも英語が聞き取れない原因は、大きく2つに分けられます。
1) 音が聞き取れない
2) 音として聞き取れても意味が理解できない
1)は、聞こえてくる音を「言葉」として認識するプロセスに課題があるということです。発音の違いや音声変化、リズム・イントネーションを正確に捉える力が必要です。
2)は、聞こえた単語や文を瞬時に意味に変換する処理が追いつかない状態で、単語力や文法力などが土台になります。
▶参考:英語が聞き取れない理由と改善方法
この2つは同時に行われており、両方の力が揃って初めて「聞き取れた」と感じられます。私自身の英語学習やコーチとしての経験上、多くの方はまず1)に課題を抱えていることが多いです。みかんさんのように、学習教材のゆっくりした音声は理解できても、自然なスピードだとついていけない場合も、1)の部分に大きな伸びが見込めるケースが良くあります。
【具体的な学習方法】
おすすめの動画はこちらです:
▶英語を日本語のように理解したいならこのルーティンをマネしてください
この動画では、1)のトレーニングを丁寧に行いつつ、2)の力も鍛える方法が紹介されています。実際の音と「こう聞こえるはず」という思い込みとのズレを埋めることが重要です。教材は、動画内で紹介されている Slow Englishも良いですし、旅行に関する実用的な動画で実践するのもおすすめです。
【英会話レッスンの使い方】
・リスニング力を伸ばすなら、発音矯正を受けられるスクールがおすすめです。自分で発音できる音は聞き取れるようになります。上記の学習と並行して行えば、非常に効率的に聞き取る力を伸ばせると思います。
▶参考:発音矯正におすすめのオンライン英会話5選
・旅行や日常会話を楽しみたい場合は、以下も参考になります。
▶旅行
▶日常会話
リスニング力は一朝一夕には身につきませんが、毎日コツコツ続ければ、必ず変化を実感できます!年齢は関係ありません。英語学習を再開しようと頑張られている今が、みかんさんにとっての最適な学習時期なのだと思います。応援しています!
Manaコーチ
riccaさんこんにちは!
リスニングで処理速度を上げたい、というご相談ですね。
毎日ディクテーションに取り組まれているとのこと、すばらしい努力です。これまでの学習内容から、中級レベルの英語力をしっかり築いてこられたことが伝わってきます。
riccaさんが現況を打破するために、必要な考え方と具体的な学習方法をお伝えしますね。
【ディクテーションの効果】
ご相談内容を拝見して、現状の課題と、それを克服するための練習方法が少しかみ合っていないように感じました。
音を聞き取って書くディクテーションは、音声知覚や語彙・文法理解を着実に鍛えるのには非常に効果的です。
例えば、ご相談内容にある、「その瞬間は聞き取れた気がするけれど……」という感覚は、実際には聞き取れていない可能性が高いです。音の流れをなんとなく追ったり、聞こえてきた単語の意味を適当に結びつけて、わかったつもりになっている状態かもしれません。ディクテーションは、こうした表面的には理解できたように思えてしまう原因をじっくり分析するのに役立ちます。どの音が正確に聞き取れていないのか、どの単語や構文の理解が曖昧なのかを明らかにする「診断ツール」としては非常に優れています。
一方で、「聞いた瞬間に意味を理解する」ようなリアルタイムの処理能力を高めるトレーニングとしては限界があります。
【処理速度を鍛える学習法】
riccaさんの向上させたいスキルが、聞こえてくる英語を瞬時に理解して反応する力であるならば、以下のようなトレーニングの方が効果的です。これらは、「音を聞く→意味を理解する→保持して再表現する」というプロセスを通して、リスニング中の理解スピードを高めてくれます。文字数の関係で詳しく書くことができないので、リンクを参考に、合う方法を実践してください。
【リーディングの大切さ】
もうひとつ大切なのが「読む」練習です。英語の語順や文の構造に慣れ、内容を前から順に理解する力は、読むことで効率よく育てることができます。リーディング時も頭から理解できず、返り読みしてしまうことはありませんか?こちらも参考になるリンクをお貼りしておきますので、学習に取り入れてみて下さい!
【まとめ】
riccaさんはすでに学習習慣を築けているので、あとは目的に合った練習を選び、焦らずに積み重ねていくだけです。ディクテーションの後にリプロダクション練習をするなど、練習方法を併せるのもおすすめです。自信をもって、取り組んでくださいね。応援しています!
Manaコーチ
鈴木さん、こんにちは!
日常会話で言いたいことが言えない、というお悩みですね。学習方法が分からない状態は、不安ですよね。
今回は現状を打破し、目標達成に向けた効果的な学習方法と大切な観点をお伝えします。
具体的な学習方法:
【ステップ① 学習範囲を絞る】
ご相談内容の「趣味を英語で楽しんだり、街中で困っている人を助けたい」という目標だけを比較しても、この二つでは使う語彙が大きく違ってきます。英語を一括りにせず、まずは「どの場面で英語を使うか」をはっきり決めましょう。
【ステップ② 自然な表現をインプット→リスト化→反復練習】
たとえば「趣味を英語で楽しむ」を選んだ場合、YouTube動画を活用して自然な表現を学びます。仮にDIYが好きなら「DIY renovation」などで検索してみてください。単語帳よりも、目的に沿った表現が生きた文脈で学べます。
・字幕機能や文字起こし機能がある動画を選び、楽しみながら見る
・分からない表現はChatGPTなどで調べる
・使いたい表現はリスト化し、スラスラ言えるまで反復練習
一度で覚えることはできないので、こちらの【エビングハウスの忘却曲線】を参考に、定期的に復習することが大切です。
【ステップ③ 英会話でアウトプット】
AIチャット、オンライン英会話、英会話カフェなどで、アウトプットの場を持ちましょう。ここで大事なのは、英会話を「練習の成果を試す場所」として活用することです。
・ステップ②で練習した表現を使う
・うまく言えなかった表現や新たに学んだ表現をリストに加える
・それらの表現を何度も口頭で練習
この練習を積み重ね、趣味についてある程度話せるようになったら、次は「道案内表現」を習得することを目標にし、一つずつクリアしていくのが効率的です。
そして最後に、挫折することなく英語学習の目標を達成するために、大事なポイントをお伝えしておきます。
【話せるようになるために必要な学習量を知る】
「話せない」と悩む多くの方に共通しているのは、必要な学習量の感覚が足りていないことです。以下に紹介する動画では、さまざまな学習法が紹介されていますが、注目してほしいのはどの方法も「かなりの学習量」と「毎日の継続」が前提だということです。英語をスラスラ話せるようになるには、思っている以上に多くの反復と時間を必要とします。今の学習時間で本当に足りているか、ぜひ見直すきっけけにしてみて下さいね。
▼参考動画
・最速で英語がペラペラになる5つの方法
・完全に独学で英語がペラペラになる方法
・最強の四つの英語練習法
・これだけで英語の9割は話せるのに誰もやらない方法
ワクワクするという気持ちを大事に、少しずつステップアップしていって下さい。応援しています!
Manaコーチ
けにーさん、ご相談ありがとうございます。
すでに高い英語力をお持ちでありながら、さらに上を目指されている姿勢が素晴らしいです。
「言いたいことはあるのに、それを自然で簡潔な英語として伝えるのが難しい」現状があると理解しました。ここでは、その壁を乗り越えるために、特に効果的だと思う学習方法をご紹介しますね。
【学習教材について】
会議の録音は、最高の教材になります。
その場の背景を理解しており、話し手のクセや表現パターンにも気づけるため、自然で実用的な表現を吸収しやすいです。
【具体的な学習方法】
① 相手の発言を要約するトレーニング
会議では、自分が発言する前に、相手の主張を正確に理解している必要があります。ご相談内容から、聞き取る力は十分あると推察しますが、もし大まかな理解に留まっているなら、まずはここを鍛えるのが効果的です。
方法:
・会議録音を再生し、誰かの発言が終わったタイミングで内容を要約。
・スピーキングでもライティングでもOK。
② 上手な話し手の思考パターンを分析し、真似する
会議での発言が上手な同僚の話し方を「テンプレート」として吸収すると、非常に効率よく表現力が伸びます。固定メンバーの会議があるなら、ロールモデルを一人決めて観察してみてください。型の分析のみ留まらず、思考の流れまで理解できるようになります。
方法:
・発言をスクリプト化(ディクテーションまたは自動文字起こしツールを使用)。
・発言の構造を分析(同意・反論・提案などのパターンに注目)。
・「使えそうな言い回し」や「話の組み立て方」を抽出して、自分用のテンプレートにする。
①と②のトレーニングは、お悩みの大半を解決してくれるやり方だと思います。 適切な単語や表現、専門用語を会議での自然なやりとりの中から吸収することができます。誰かが専門的な内容をうまく説明していた場面があれば、その表現をそのまま口頭で再現すると非常に効果的です。
③ 自分の意見を論理的に伝える練習
①と②の学習に慣れてくると、相手の発言を処理する負荷が減り、自分の主張を整理して話す余裕が生まれます。そうしたら最後に以下を実践してください。
方法:
・会議の録音を使い、誰かの発言後に音声を停止し、自分の立場から意見を述べてみる。
・②で取り入れた「型」を活用する。
あわせて、以下の話し方のフレームも試してみてください。自分に合う構成を見つけることで、安定してロジカルに話せるようになります。
また、録音の続きを再生して他の人の意見を聞き、自分の回答との違いを分析するのも大変良い学びになります。
けにーさんがグローバルにリーダーシップを発揮される日を、心から応援しています!
Manaコーチ
ほのさん、ご相談ありがとうございます!
同僚と英語で会話したいけれど、単語や表現が口から出てこないというお悩みですね。英語が飛び交う職場環境、とても刺激的で、うらやましいです!
今回は、限られた時間の中で効果的に英語力を伸ばす方法をお伝えしますね。
そもそも、単語や表現が口から出てこない理由の多くは、
・インプット量の不足
・反復(復習)量の不足
にあります。ですので、この2つの不足を解消することが、英語力アップへの近道です。
【インプットについて】
頭の中にないものは口から出てこないので、まずは自分の中にストックを作ることが大切です。
・ChatGPTを使って、自分が言えるようになりたい表現を英語にしてみましょう。毎日1〜3文で十分なので、少しずつリスト化していきます。
・どんな言葉をかけたいか、どんな場面で話したいかを考えると、自然と必要な表現が見えてきます。楽しく取り組んでください!
【反復について】
次に、頭の中にあるストックを、瞬時に引き出せるようになるための練習をします。
・上で作った表現を、口からお経のようにスラスラ出てくるまで繰り返しましょう。
・話せるようになるには、かなりの反復回数が必要です。根気よく続けてみてください。
【オンライン英会話で、インプットと復習をサイクル回し】
録画機能のある Cambly などを利用すると、後で復習に活かせます。オンライン英会話は「日々の練習の成果を試す場所」として捉えることが大事です。
以下の手順で学習しましょう:
自分で作ったフレーズを使えるように準備し、レッスンで先生とロールプレイ。
レッスン動画を見返して、言えなかった表現や先生が使っていた良い表現をピックアップ。
そのフレーズを、口からスラスラ言えるようになるまで練習。
練習した表現をまた次のレッスンで使ってみる。
この繰り返しです。
なお、オンライン英会話を毎日行うことは、最初のうちはおすすめしません。
1日30分しか時間が取れない中で毎日レッスンを入れると、レッスンをこなすことが目的になってしまい、復習が不十分になりがちだからです。
今のほのさんに必要なのは、インプット機会(+口頭での練習)なので、やりっぱなしのアウトプットばかりにならないよう、週2回くらいがちょうどよいペースです。
【最後に】
今回ご紹介した方法で練習を続けると、事前に準備したことはしっかり口から出るようになります!まずは、事前準備・口頭練習・復習というセットで「言葉が出てくる感覚」をつかみましょう。
そして、その場で思ったことを英語で瞬時に伝えるためには、基礎的な文法力の底上げも必要になってきます。必要性を感じたタイミングで構いませんので、Mr. Evine の中学英文法を修了するドリルなどで学習を進めて下さい。
応援しています!
Manaコーチ
わっさんさん、ご相談ありがとうございます!
今、高校受験に向けて勉強を頑張っていらっしゃるのですね。現状を変えようと努力されていることが、文面から伝わってきました。文法の理解と単語の暗記に集中的に取り組んでいるという方向性は、決して間違っていません。
学習のやり方を少し変えることで、より理解が深まり、成果も感じやすくなると思います!
【文法の学習方法】
各単元のポイントを「自分で説明できるようになる」ことを目標にしてみてください。
まずは中学1年生で使っていた教科書に戻りましょう。例えば『New Horizon』なら、Unit1はbe動詞と一般動詞の違いです。
以下のように、自分が先生になったつもりで、口に出して説明してみてください。
「be動詞とは〇〇のことである。」
「例えば、(自分で作った例文を挿入)だ。」
「一般動詞とは〇〇のことである。」
「例えば、(自分で作った例文を挿入)だ。」
このように説明するには、教科書の中で何が大事かを理解する必要があります。まずは該当項目の解説をよく読み、ポイントを押さえてください。うまく説明できなかったら、もう一度読み直して、自分の言葉で言えるように練習しましょう。
もし難しいと感じたら、最初はYouTubeやスタサプ小中などで先生の説明をマネするところから始めても大丈夫です。ただし、意味を理解せずにただマネをする癖がつかないよう注意してください。
【プリント・ワークのやり方】
文法の説明ができるようになった後で取り組むと、ワークの内容も理解しやすくなります。それでも間違えた問題は、「なぜこれが正解なのか」「なぜ自分は間違ったのか」を丁寧に考えてみてください。特に選択問題では、「なぜ他の選択肢が不正解なのか」まで考えることが重要です。
プリントやワークは、間違い直しをしているときに力が伸びます。解いている瞬間に実力は伸びていないので、復習の時間を大切にしましょう。
【プラスのアドバイス①:計画の立て方】
3ヶ月で内容を復習したいなら、まず教科書のUnitの総数を確認し、1日にどこまで進めるかを決めましょう。
1日に必要な学習時間はそれなりになると思いますが、丁寧に取り組めば、その結果、授業もわかるようになり英語が楽しくなってきます。
【プラスのアドバイス②:音読のすすめ】
教科書に出てくる例文は、音声を聞いて意味を理解しながら、スラスラ音読できるまで繰り返しましょう。
音と意味をつなげる学習習慣をつけると、リスニングに強くなります!
【まとめ】
これまでの「受け身の学習」から、「自分で理解しにいく学習」に切り替えましょう。「どこが大事なんだろう」と考えながら、自分で情報を整理する学び方が、理解のスピードを加速させます。
毎日コツコツと続けていけば、必ず英語が得意科目になります。応援しています!
Manaコーチ
おさむさん、ご相談ありがとうございます!
単語がなかなか覚えられず、リスニング中に意味が取れないというお悩みですね。聞き取れないともどかしい気持ちになりますよね。
今回は、効果的にリスニング力を上げるために必要なポイントと、具体的な学習方法をご提案させていただきます。
【1】学習は毎日する
とくに単語学習は、毎日の反復練習が必要です。週2~3回の学習では、記憶のサイクルにうまく乗っていない可能性があります。1日10分でも良いので、単語学習に毎日取り組んでみてください。
参考動画(※動画では「1日200単語」と言っていますが、無理のない語数から始めましょう)
こちら
こちら
【2】文法の基礎固め
文法理解にも難しさを感じていらっしゃるとのことですね。リスニングで流れてくるのは単語の羅列ではなく、文章のかたまりです。文法が理解できていないと、正確な意味を取ることができません。
以下のサイトでは、中学英語が無料で学べます。解説も丁寧で、ドリルも豊富に用意されていますので、少しずつ進めてみてください。一回で完璧に理解しようとしないことが、継続のコツです。
ちびふたEnglish:こちら
ここからは、スピードラーニングの教材を使った効果的な学習方法です。
1)英文の準備
その日に聞く英文の中から、知らない単語や文法にチェックを入れましょう。
・単語:上記【1】を参考に、単語を見た瞬間、発音と意味が浮かぶ状態になることを目指します。
・文法:わからない部分は【2】の教材やChatGPTで確認します。
2)音読とシャドーイング
・1)の後、まずは文章を黙読して意味を理解します。
・次にゆっくり音読し、慣れてきたら音声と同じ速さで読めるまで練習します。
・最後に、音声を聞いてマネする「シャドーイング」に挑戦します。
「音読で理解できる速さ」=「リスニングで聞き取れる速さ」です。聞き流すだけでは効果がなく、丁寧な音読と反復が結果として"スピードラーニング"に繋がります。【1】と【2】の練習を毎日続ければ、数か月後にはリスニング力がしっかり伸びているはずです!
最後に
【3】発音のトレーニング(余裕が出てきたら)
さらに、発音のトレーニングを取り入れてみてください。自分で発音できない音は聞き取ることができません。個々の発音や、音声変化、リズム、イントネーションのルールを学ぶと、リスニング力の底上げにつながります。
参考書籍:
『世界一わかりやすい 英語の発音の授業』:こちら
また、発音は独学では難しい部分もあります。もし経済的に余裕がある場合は、発音矯正スクールに通うのもおすすめです。
参考サイト:こちら
あせらず長期的な視点で学習を続けていけば、必ずリスニング力はアップします。応援しています!
Manaコーチ
Shokoさん、ご相談ありがとうございます!
ご自身のレベルに合った英語のニュース記事をお探しとのことですね。
すでに上級レベルに達していながら、さらにステップアップを目指されている姿勢、本当に素晴らしいと思います。
今回は、私の学習経験から、おすすめの教材をいくつかご紹介します。
こちらはShokoさんのご希望を、ほぼすべて満たしてくれるサイトです。
無料で利用でき、さまざまな分野のニュースを基にした記事が、レベル0から6まで7段階に分かれています。
同じ記事が複数の難易度で提供されているため、自分のレベルに合わせて学習可能です。Shokoさんの場合はレベル4〜6が適していると思います。
ネイティブによる音声も収録されており、記事に関連した問題が豊富に用意されています。特に「Comprehension questions」のセクションは、要約練習や自分の意見を話す練習に最適です。
詳しい使い方の解説はこちらの参考サイトも役立ちます:
https://jackslog.com/breaking_news_english
英検準1級以上を想定した英字新聞で、国内外の幅広いジャンルのニュースが掲載されています。
主要記事にはネイティブ音声もついており、会員向けサイトでは文法や語彙の解説も読めるため、復習にも役立ちます。
週刊発行なので、「次の号が届くまでに読み切る」というペースで、無理なく継続できます。ニュース英語の基礎力から応用力まで、バランスよく高められる教材です。
ニュース英語に特化しており、「聴けない言葉は話せない」という考え方に基づいた、リスニング重視の学習法です。
さらにそこから、重要語4,000語を使用語化(実際に使いこなせる語彙)することで、外国人と内容のある対話や議論ができるスピーキング力を養うという理念が特徴です。
Shokoさんの「様々なトピックについて、英語で深い会話をしたい」という目標に、合っていると思います。
オンラインや対面授業のほか、教材を購入して独学することも可能です。時事語彙や社会問題への理解を深めながら、実践的な英語力を鍛えるのに適しています。
いかがでしょうか?
私はこれらすべての教材を実際に使ったことがあり(②は現在も継続中です)、どれも効果的な学習ができる教材だと感じています。
どれもある程度の負荷がありますが、Shokoさんの現在の英語力であれば、その負荷も成長のための心地よい刺激になるはずです。興味の持てそうな教材をぜひ試してみてください。
Shokoさんのさらなる英語力アップを、心から応援しています!
TOEIC® 980点、日本語教育能力検定試験合格。双方の知識を活かし、英語コーチとして活動。
Manaコーチ
taiさん、こんにちは。
受験勉強お疲れさまです!特にリーディングにお悩みということですね。まだ時間はあるので、正しいやり方でトレーニングを継続すれば、必ず読解力は伸びます!
【英語学習における文法・語法集の位置づけ】
「頻出英文法語法問題1000」は、英語力の土台を固める基礎練習として非常に有効です。ただし、それだけでは長文を速く、正確に読めるようにはなりません。水泳にたとえると、陸上での筋トレや準備運動をしっかりこなしている段階と言えます。泳ぐために大切な準備ではありますが、水に入って泳ぐ練習そのものにはなっていない状態です。
読解力を高めるためには、実際に英文を読んで、意味をとらえながら文構造や論理展開を丁寧に理解する練習が欠かせません。語彙力と文法力は、その練習を支える基盤ではありますが、これからは読み方のトレーニングに比重を移していくことが大切です。
【具体的な学習教材と方法】
おすすめは、こちらの教材です!
このシリーズには〔STANDARD〕や〔ADVANCED〕もありますが、リーディングに苦手意識がある場合は、まず〔BASIC〕から始めることをおすすめします。内容は基礎から丁寧に組まれており、「速く・正確に読む力」を段階的に伸ばす設計になっています。また、使い方についても参考書内に詳しい指示があるので、それに従って進めていけば大丈夫です。
【学習方法を自分でリサーチすることの大切さ】
上記では具体的な学習方法についてお伝えしましたが、実は私が一番お伝えしたいのは、そこではありません。taiさんに今いちばん必要なのは、「自分で学習法を調べて、納得した上で選ぶこと」だと私は思っています。
これまでに先生やご友人に勉強法を相談し、それでも不安が残って、今回ここに相談してくれたという経緯がありますね。ということは、たとえ今ここで私や他の人から新しい勉強法を聞いて実践し始めたとしても、またしばらくすると「本当にこれでいいのかな…」と不安になって、別の方法を探したり、教材を変えたりしてしまう可能性があると思います。これは避けたいパターンです。
そこでおすすめしたいのが、YouTubeなどで「大学入試の英語読解力を上げる方法」に関する動画をいくつも見てみることです。複数の学習者や指導者の話を聞いて、自分に合いそうな教材や方法を見つけて真似してみるのも良いと思います。また、多くの動画に共通して出てくるアドバイスは、それだけ大事なポイントなので、そうした点を意識して取り入れるのも有効です。
「これでやっていこう」と自分の中に納得できる軸ができれば、迷いが少なくなり、ブレずに努力を積み上げることができるようになります。それが最終的な力の差を生むと私は思います。
キャンパスライフを楽しむご自身を想像して頑張って下さい!心から応援しています!
Manaコーチ
むらこさん、こんにちは!
海外でのご就職やご転職に対応できる英語力をつけたい、というご相談ですね。過去に不合格になった経験があると、踏み出すのが怖くなるお気持ち、よく理解できます。
◆まず、対処療法的ではありますが、とても大切なポイントとしてお伝えしたいのは、英語面接では「これ以上できない」というくらい、徹底した事前準備が必要だということです。
緊張する場面で、第二言語を使い、深く考えたことのない話題について話すのは基本無理、くらいに考えて下さい。だからこそ、 このような自己紹介、志望動機、転職理由、実績といった基本的な質問は、スムーズに言えるようにしておくことが大前提になります。
さらに、応募する企業についてできる限り調べ上げて、聞かれそうな質問を洗い出し、これ以上は出ないと思えるレベルまで想定問答を準備し、口が勝手に動くまで何度も練習する必要があります。母語で行う面接以上に、英語では何倍もの練習量が必要になります。
また、専門的な内容を英語で説明できない、というお悩みへのアプローチも同じです。内容を説明できるようになりたければ、スクリプトを作成し、説明できるようになるまで練習するのが一番です。
前回の面接で不合格だったとき、「ここは完璧にできていた」と胸を張って言えるでしょうか?そうでないなら、この練習が一番即効性を感じられるはずです。
◆一方で、その場で英語で考えを組み立て、ロジカルに話す力は、事前準備とは別のアプローチで鍛える必要があります。そのためには:
日頃から考える習慣をつけ、PREP法で話す型を練習に取り入れる
→日常の些細な出来事にも理由つけるようにします。「なぜ今日はお昼にカレーを選んだのだろう。」といった感じです。私自身とても効果を感じられた練習法です。練習中に文法の理解があいまいだと感じたら、文法の復習も取り入れましょう。
10秒考えて30秒話す「即興スピーチ練習」
→ ChatGPTや英会話アプリを使って質問を出してもらい、実際に声に出す練習をします。上手くできなかった場合は、出来るまで練習し、もう一度同じ質問をしてもらいましょう。
最後に:
私も40代で、20代の頃の体力はありませんが、その頃にはない強みが多くあると感じています。きっとむらこさんも同じだと思います。英語は伝えるための手段であり、むらこさんがどういう方であるかという本質ではないので、怖がらないで下さいね。
ところで、おぎやはぎというコンビ芸人さんはご存じでしょうか?やはぎさんは前職で英語貿易のお仕事をされていたそうなのですが、その時のエピソードが私は好きです。
面接で大事なことは日本語でも英語でも同じはずです。
たくさん練習し、早く踏み出して合格を勝ち取れれば、それだけ長期間理想の環境で働くことができます。現場で活躍するご自身を想像して頑張って下さいね。応援しています!
Manaコーチ
みかんさん、こんにちは!
ネイティブと英会話を楽しめるようになりたいけれど、相手の言っていることが聞き取れない、とお悩みなのですね。
聞き取ろうと身構えるほど、言っていることがわからなくなるお気持ち、よく理解できます。
今回は、みかんさんが特にお悩みのリスニング力を根本から伸ばす方法にフォーカスして、具体的な学習方法をお伝えいたしますね。
【リスニングができない理由】
そもそも英語が聞き取れない原因は、大きく2つに分けられます。
1) 音が聞き取れない
2) 音として聞き取れても意味が理解できない
1)は、聞こえてくる音を「言葉」として認識するプロセスに課題があるということです。発音の違いや音声変化、リズム・イントネーションを正確に捉える力が必要です。
2)は、聞こえた単語や文を瞬時に意味に変換する処理が追いつかない状態で、単語力や文法力などが土台になります。
▶参考:英語が聞き取れない理由と改善方法
この2つは同時に行われており、両方の力が揃って初めて「聞き取れた」と感じられます。私自身の英語学習やコーチとしての経験上、多くの方はまず1)に課題を抱えていることが多いです。みかんさんのように、学習教材のゆっくりした音声は理解できても、自然なスピードだとついていけない場合も、1)の部分に大きな伸びが見込めるケースが良くあります。
【具体的な学習方法】
おすすめの動画はこちらです:
▶英語を日本語のように理解したいならこのルーティンをマネしてください
この動画では、1)のトレーニングを丁寧に行いつつ、2)の力も鍛える方法が紹介されています。実際の音と「こう聞こえるはず」という思い込みとのズレを埋めることが重要です。教材は、動画内で紹介されている Slow Englishも良いですし、旅行に関する実用的な動画で実践するのもおすすめです。
【英会話レッスンの使い方】
・リスニング力を伸ばすなら、発音矯正を受けられるスクールがおすすめです。自分で発音できる音は聞き取れるようになります。上記の学習と並行して行えば、非常に効率的に聞き取る力を伸ばせると思います。
▶参考:発音矯正におすすめのオンライン英会話5選
・旅行や日常会話を楽しみたい場合は、以下も参考になります。
▶旅行
▶日常会話
リスニング力は一朝一夕には身につきませんが、毎日コツコツ続ければ、必ず変化を実感できます!年齢は関係ありません。英語学習を再開しようと頑張られている今が、みかんさんにとっての最適な学習時期なのだと思います。応援しています!
Manaコーチ
riccaさんこんにちは!
リスニングで処理速度を上げたい、というご相談ですね。
毎日ディクテーションに取り組まれているとのこと、すばらしい努力です。これまでの学習内容から、中級レベルの英語力をしっかり築いてこられたことが伝わってきます。
riccaさんが現況を打破するために、必要な考え方と具体的な学習方法をお伝えしますね。
【ディクテーションの効果】
ご相談内容を拝見して、現状の課題と、それを克服するための練習方法が少しかみ合っていないように感じました。
音を聞き取って書くディクテーションは、音声知覚や語彙・文法理解を着実に鍛えるのには非常に効果的です。
例えば、ご相談内容にある、「その瞬間は聞き取れた気がするけれど……」という感覚は、実際には聞き取れていない可能性が高いです。音の流れをなんとなく追ったり、聞こえてきた単語の意味を適当に結びつけて、わかったつもりになっている状態かもしれません。ディクテーションは、こうした表面的には理解できたように思えてしまう原因をじっくり分析するのに役立ちます。どの音が正確に聞き取れていないのか、どの単語や構文の理解が曖昧なのかを明らかにする「診断ツール」としては非常に優れています。
一方で、「聞いた瞬間に意味を理解する」ようなリアルタイムの処理能力を高めるトレーニングとしては限界があります。
【処理速度を鍛える学習法】
riccaさんの向上させたいスキルが、聞こえてくる英語を瞬時に理解して反応する力であるならば、以下のようなトレーニングの方が効果的です。これらは、「音を聞く→意味を理解する→保持して再表現する」というプロセスを通して、リスニング中の理解スピードを高めてくれます。文字数の関係で詳しく書くことができないので、リンクを参考に、合う方法を実践してください。
【リーディングの大切さ】
もうひとつ大切なのが「読む」練習です。英語の語順や文の構造に慣れ、内容を前から順に理解する力は、読むことで効率よく育てることができます。リーディング時も頭から理解できず、返り読みしてしまうことはありませんか?こちらも参考になるリンクをお貼りしておきますので、学習に取り入れてみて下さい!
【まとめ】
riccaさんはすでに学習習慣を築けているので、あとは目的に合った練習を選び、焦らずに積み重ねていくだけです。ディクテーションの後にリプロダクション練習をするなど、練習方法を併せるのもおすすめです。自信をもって、取り組んでくださいね。応援しています!
Manaコーチ
鈴木さん、こんにちは!
日常会話で言いたいことが言えない、というお悩みですね。学習方法が分からない状態は、不安ですよね。
今回は現状を打破し、目標達成に向けた効果的な学習方法と大切な観点をお伝えします。
具体的な学習方法:
【ステップ① 学習範囲を絞る】
ご相談内容の「趣味を英語で楽しんだり、街中で困っている人を助けたい」という目標だけを比較しても、この二つでは使う語彙が大きく違ってきます。英語を一括りにせず、まずは「どの場面で英語を使うか」をはっきり決めましょう。
【ステップ② 自然な表現をインプット→リスト化→反復練習】
たとえば「趣味を英語で楽しむ」を選んだ場合、YouTube動画を活用して自然な表現を学びます。仮にDIYが好きなら「DIY renovation」などで検索してみてください。単語帳よりも、目的に沿った表現が生きた文脈で学べます。
・字幕機能や文字起こし機能がある動画を選び、楽しみながら見る
・分からない表現はChatGPTなどで調べる
・使いたい表現はリスト化し、スラスラ言えるまで反復練習
一度で覚えることはできないので、こちらの【エビングハウスの忘却曲線】を参考に、定期的に復習することが大切です。
【ステップ③ 英会話でアウトプット】
AIチャット、オンライン英会話、英会話カフェなどで、アウトプットの場を持ちましょう。ここで大事なのは、英会話を「練習の成果を試す場所」として活用することです。
・ステップ②で練習した表現を使う
・うまく言えなかった表現や新たに学んだ表現をリストに加える
・それらの表現を何度も口頭で練習
この練習を積み重ね、趣味についてある程度話せるようになったら、次は「道案内表現」を習得することを目標にし、一つずつクリアしていくのが効率的です。
そして最後に、挫折することなく英語学習の目標を達成するために、大事なポイントをお伝えしておきます。
【話せるようになるために必要な学習量を知る】
「話せない」と悩む多くの方に共通しているのは、必要な学習量の感覚が足りていないことです。以下に紹介する動画では、さまざまな学習法が紹介されていますが、注目してほしいのはどの方法も「かなりの学習量」と「毎日の継続」が前提だということです。英語をスラスラ話せるようになるには、思っている以上に多くの反復と時間を必要とします。今の学習時間で本当に足りているか、ぜひ見直すきっけけにしてみて下さいね。
▼参考動画
・最速で英語がペラペラになる5つの方法
・完全に独学で英語がペラペラになる方法
・最強の四つの英語練習法
・これだけで英語の9割は話せるのに誰もやらない方法
ワクワクするという気持ちを大事に、少しずつステップアップしていって下さい。応援しています!
Manaコーチ
けにーさん、ご相談ありがとうございます。
すでに高い英語力をお持ちでありながら、さらに上を目指されている姿勢が素晴らしいです。
「言いたいことはあるのに、それを自然で簡潔な英語として伝えるのが難しい」現状があると理解しました。ここでは、その壁を乗り越えるために、特に効果的だと思う学習方法をご紹介しますね。
【学習教材について】
会議の録音は、最高の教材になります。
その場の背景を理解しており、話し手のクセや表現パターンにも気づけるため、自然で実用的な表現を吸収しやすいです。
【具体的な学習方法】
① 相手の発言を要約するトレーニング
会議では、自分が発言する前に、相手の主張を正確に理解している必要があります。ご相談内容から、聞き取る力は十分あると推察しますが、もし大まかな理解に留まっているなら、まずはここを鍛えるのが効果的です。
方法:
・会議録音を再生し、誰かの発言が終わったタイミングで内容を要約。
・スピーキングでもライティングでもOK。
② 上手な話し手の思考パターンを分析し、真似する
会議での発言が上手な同僚の話し方を「テンプレート」として吸収すると、非常に効率よく表現力が伸びます。固定メンバーの会議があるなら、ロールモデルを一人決めて観察してみてください。型の分析のみ留まらず、思考の流れまで理解できるようになります。
方法:
・発言をスクリプト化(ディクテーションまたは自動文字起こしツールを使用)。
・発言の構造を分析(同意・反論・提案などのパターンに注目)。
・「使えそうな言い回し」や「話の組み立て方」を抽出して、自分用のテンプレートにする。
①と②のトレーニングは、お悩みの大半を解決してくれるやり方だと思います。 適切な単語や表現、専門用語を会議での自然なやりとりの中から吸収することができます。誰かが専門的な内容をうまく説明していた場面があれば、その表現をそのまま口頭で再現すると非常に効果的です。
③ 自分の意見を論理的に伝える練習
①と②の学習に慣れてくると、相手の発言を処理する負荷が減り、自分の主張を整理して話す余裕が生まれます。そうしたら最後に以下を実践してください。
方法:
・会議の録音を使い、誰かの発言後に音声を停止し、自分の立場から意見を述べてみる。
・②で取り入れた「型」を活用する。
あわせて、以下の話し方のフレームも試してみてください。自分に合う構成を見つけることで、安定してロジカルに話せるようになります。
また、録音の続きを再生して他の人の意見を聞き、自分の回答との違いを分析するのも大変良い学びになります。
けにーさんがグローバルにリーダーシップを発揮される日を、心から応援しています!
Manaコーチ
ほのさん、ご相談ありがとうございます!
同僚と英語で会話したいけれど、単語や表現が口から出てこないというお悩みですね。英語が飛び交う職場環境、とても刺激的で、うらやましいです!
今回は、限られた時間の中で効果的に英語力を伸ばす方法をお伝えしますね。
そもそも、単語や表現が口から出てこない理由の多くは、
・インプット量の不足
・反復(復習)量の不足
にあります。ですので、この2つの不足を解消することが、英語力アップへの近道です。
【インプットについて】
頭の中にないものは口から出てこないので、まずは自分の中にストックを作ることが大切です。
・ChatGPTを使って、自分が言えるようになりたい表現を英語にしてみましょう。毎日1〜3文で十分なので、少しずつリスト化していきます。
・どんな言葉をかけたいか、どんな場面で話したいかを考えると、自然と必要な表現が見えてきます。楽しく取り組んでください!
【反復について】
次に、頭の中にあるストックを、瞬時に引き出せるようになるための練習をします。
・上で作った表現を、口からお経のようにスラスラ出てくるまで繰り返しましょう。
・話せるようになるには、かなりの反復回数が必要です。根気よく続けてみてください。
【オンライン英会話で、インプットと復習をサイクル回し】
録画機能のある Cambly などを利用すると、後で復習に活かせます。オンライン英会話は「日々の練習の成果を試す場所」として捉えることが大事です。
以下の手順で学習しましょう:
自分で作ったフレーズを使えるように準備し、レッスンで先生とロールプレイ。
レッスン動画を見返して、言えなかった表現や先生が使っていた良い表現をピックアップ。
そのフレーズを、口からスラスラ言えるようになるまで練習。
練習した表現をまた次のレッスンで使ってみる。
この繰り返しです。
なお、オンライン英会話を毎日行うことは、最初のうちはおすすめしません。
1日30分しか時間が取れない中で毎日レッスンを入れると、レッスンをこなすことが目的になってしまい、復習が不十分になりがちだからです。
今のほのさんに必要なのは、インプット機会(+口頭での練習)なので、やりっぱなしのアウトプットばかりにならないよう、週2回くらいがちょうどよいペースです。
【最後に】
今回ご紹介した方法で練習を続けると、事前に準備したことはしっかり口から出るようになります!まずは、事前準備・口頭練習・復習というセットで「言葉が出てくる感覚」をつかみましょう。
そして、その場で思ったことを英語で瞬時に伝えるためには、基礎的な文法力の底上げも必要になってきます。必要性を感じたタイミングで構いませんので、Mr. Evine の中学英文法を修了するドリルなどで学習を進めて下さい。
応援しています!
Manaコーチ
わっさんさん、ご相談ありがとうございます!
今、高校受験に向けて勉強を頑張っていらっしゃるのですね。現状を変えようと努力されていることが、文面から伝わってきました。文法の理解と単語の暗記に集中的に取り組んでいるという方向性は、決して間違っていません。
学習のやり方を少し変えることで、より理解が深まり、成果も感じやすくなると思います!
【文法の学習方法】
各単元のポイントを「自分で説明できるようになる」ことを目標にしてみてください。
まずは中学1年生で使っていた教科書に戻りましょう。例えば『New Horizon』なら、Unit1はbe動詞と一般動詞の違いです。
以下のように、自分が先生になったつもりで、口に出して説明してみてください。
「be動詞とは〇〇のことである。」
「例えば、(自分で作った例文を挿入)だ。」
「一般動詞とは〇〇のことである。」
「例えば、(自分で作った例文を挿入)だ。」
このように説明するには、教科書の中で何が大事かを理解する必要があります。まずは該当項目の解説をよく読み、ポイントを押さえてください。うまく説明できなかったら、もう一度読み直して、自分の言葉で言えるように練習しましょう。
もし難しいと感じたら、最初はYouTubeやスタサプ小中などで先生の説明をマネするところから始めても大丈夫です。ただし、意味を理解せずにただマネをする癖がつかないよう注意してください。
【プリント・ワークのやり方】
文法の説明ができるようになった後で取り組むと、ワークの内容も理解しやすくなります。それでも間違えた問題は、「なぜこれが正解なのか」「なぜ自分は間違ったのか」を丁寧に考えてみてください。特に選択問題では、「なぜ他の選択肢が不正解なのか」まで考えることが重要です。
プリントやワークは、間違い直しをしているときに力が伸びます。解いている瞬間に実力は伸びていないので、復習の時間を大切にしましょう。
【プラスのアドバイス①:計画の立て方】
3ヶ月で内容を復習したいなら、まず教科書のUnitの総数を確認し、1日にどこまで進めるかを決めましょう。
1日に必要な学習時間はそれなりになると思いますが、丁寧に取り組めば、その結果、授業もわかるようになり英語が楽しくなってきます。
【プラスのアドバイス②:音読のすすめ】
教科書に出てくる例文は、音声を聞いて意味を理解しながら、スラスラ音読できるまで繰り返しましょう。
音と意味をつなげる学習習慣をつけると、リスニングに強くなります!
【まとめ】
これまでの「受け身の学習」から、「自分で理解しにいく学習」に切り替えましょう。「どこが大事なんだろう」と考えながら、自分で情報を整理する学び方が、理解のスピードを加速させます。
毎日コツコツと続けていけば、必ず英語が得意科目になります。応援しています!
Manaコーチ
おさむさん、ご相談ありがとうございます!
単語がなかなか覚えられず、リスニング中に意味が取れないというお悩みですね。聞き取れないともどかしい気持ちになりますよね。
今回は、効果的にリスニング力を上げるために必要なポイントと、具体的な学習方法をご提案させていただきます。
【1】学習は毎日する
とくに単語学習は、毎日の反復練習が必要です。週2~3回の学習では、記憶のサイクルにうまく乗っていない可能性があります。1日10分でも良いので、単語学習に毎日取り組んでみてください。
参考動画(※動画では「1日200単語」と言っていますが、無理のない語数から始めましょう)
こちら
こちら
【2】文法の基礎固め
文法理解にも難しさを感じていらっしゃるとのことですね。リスニングで流れてくるのは単語の羅列ではなく、文章のかたまりです。文法が理解できていないと、正確な意味を取ることができません。
以下のサイトでは、中学英語が無料で学べます。解説も丁寧で、ドリルも豊富に用意されていますので、少しずつ進めてみてください。一回で完璧に理解しようとしないことが、継続のコツです。
ちびふたEnglish:こちら
ここからは、スピードラーニングの教材を使った効果的な学習方法です。
1)英文の準備
その日に聞く英文の中から、知らない単語や文法にチェックを入れましょう。
・単語:上記【1】を参考に、単語を見た瞬間、発音と意味が浮かぶ状態になることを目指します。
・文法:わからない部分は【2】の教材やChatGPTで確認します。
2)音読とシャドーイング
・1)の後、まずは文章を黙読して意味を理解します。
・次にゆっくり音読し、慣れてきたら音声と同じ速さで読めるまで練習します。
・最後に、音声を聞いてマネする「シャドーイング」に挑戦します。
「音読で理解できる速さ」=「リスニングで聞き取れる速さ」です。聞き流すだけでは効果がなく、丁寧な音読と反復が結果として"スピードラーニング"に繋がります。【1】と【2】の練習を毎日続ければ、数か月後にはリスニング力がしっかり伸びているはずです!
最後に
【3】発音のトレーニング(余裕が出てきたら)
さらに、発音のトレーニングを取り入れてみてください。自分で発音できない音は聞き取ることができません。個々の発音や、音声変化、リズム、イントネーションのルールを学ぶと、リスニング力の底上げにつながります。
参考書籍:
『世界一わかりやすい 英語の発音の授業』:こちら
また、発音は独学では難しい部分もあります。もし経済的に余裕がある場合は、発音矯正スクールに通うのもおすすめです。
参考サイト:こちら
あせらず長期的な視点で学習を続けていけば、必ずリスニング力はアップします。応援しています!
Manaコーチ
Shokoさん、ご相談ありがとうございます!
ご自身のレベルに合った英語のニュース記事をお探しとのことですね。
すでに上級レベルに達していながら、さらにステップアップを目指されている姿勢、本当に素晴らしいと思います。
今回は、私の学習経験から、おすすめの教材をいくつかご紹介します。
こちらはShokoさんのご希望を、ほぼすべて満たしてくれるサイトです。
無料で利用でき、さまざまな分野のニュースを基にした記事が、レベル0から6まで7段階に分かれています。
同じ記事が複数の難易度で提供されているため、自分のレベルに合わせて学習可能です。Shokoさんの場合はレベル4〜6が適していると思います。
ネイティブによる音声も収録されており、記事に関連した問題が豊富に用意されています。特に「Comprehension questions」のセクションは、要約練習や自分の意見を話す練習に最適です。
詳しい使い方の解説はこちらの参考サイトも役立ちます:
https://jackslog.com/breaking_news_english
英検準1級以上を想定した英字新聞で、国内外の幅広いジャンルのニュースが掲載されています。
主要記事にはネイティブ音声もついており、会員向けサイトでは文法や語彙の解説も読めるため、復習にも役立ちます。
週刊発行なので、「次の号が届くまでに読み切る」というペースで、無理なく継続できます。ニュース英語の基礎力から応用力まで、バランスよく高められる教材です。
ニュース英語に特化しており、「聴けない言葉は話せない」という考え方に基づいた、リスニング重視の学習法です。
さらにそこから、重要語4,000語を使用語化(実際に使いこなせる語彙)することで、外国人と内容のある対話や議論ができるスピーキング力を養うという理念が特徴です。
Shokoさんの「様々なトピックについて、英語で深い会話をしたい」という目標に、合っていると思います。
オンラインや対面授業のほか、教材を購入して独学することも可能です。時事語彙や社会問題への理解を深めながら、実践的な英語力を鍛えるのに適しています。
いかがでしょうか?
私はこれらすべての教材を実際に使ったことがあり(②は現在も継続中です)、どれも効果的な学習ができる教材だと感じています。
どれもある程度の負荷がありますが、Shokoさんの現在の英語力であれば、その負荷も成長のための心地よい刺激になるはずです。興味の持てそうな教材をぜひ試してみてください。
Shokoさんのさらなる英語力アップを、心から応援しています!