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英語プレゼンで失敗しない!パワポの作り方やコツ、例文まとめ

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英語学習のプロの意見 : 3

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・突然英語でのプレゼンテーションが必要になった

・英語でパワーポイントを作ったことがないから不安

・パワポを使って英語でプレゼンをするためにすべきことが知りたい

このような悩みはありませんか。

この記事では、「これから英語プレゼンの準備をしたり、パワポで資料を作ったりしなければならない」と困っている方に向けて、パワポを使った英語プレゼンで失敗しないためのコツを紹介していきます。

基本をマスターし事前準備をしっかりすることで、高校生や大学生、社会人など年齢に関係なく相手に伝わるプレゼンができるようになりますよ。

一気に全てにこだわることは難しいと感じる場合は、できる準備から始めていけばOKです。

まずはパワーポイントを活用してプレゼンをするメリットから確認していきましょう。

英語のプレゼンでパワーポイントを使う3つのメリット

英語のプレゼン準備に取り掛かる前にパワーポイントを活用するメリットを知っておくことで、よりわかりやすい資料をつくるために役立ちます。

紙の資料ではなく、パワポを使うことの良さは次の3つです。

1. 視覚的に訴える資料が作成できる

2. 情報をわかりやすく整理できる

3. 聞き手と情報を共有しやすい

それぞれについて簡単に解説していきますね。

視覚的に訴える資料が作成できる

英語プレゼンでパワポを使うべき理由の1つ目が、視覚的にも訴える資料が作成できるからです。

パワーポイントを活用するメリットは次のとおりです。

・デザインされたテンプレートを使える

・アニメーションなどでインパクトをつけられる

豊富なテンプレートの中からプレゼンテーションの内容に合うものを選ぶことで、聞き手の興味を引くきっかけになります。

アニメーションは伝えたいポイントを強調するためにも役立つでしょう。

紙の資料ではできない「視覚的に訴えられること」がパワーポイントを使う強みのひとつです。

情報をわかりやすく整理できる

数値や文字だけではわかりにくい情報を、理解しやすいように整理できる点もパワーポイントを活用する際のメリットです。

例えば、

・縦棒、折れ線、円などのグラフ

・リスト

・手順

・階層構造

などのテンプレートが豊富なので、必要なデータを入力することでパッと見ただけでわかりやすい資料が完成します。

グラフなどの色なども簡単に変えられるので、より見やすくアレンジすることも可能です。

図を活用して情報を整理することは、わかりやすいプレゼンに欠かせない要素だといえるでしょう。

聞き手と情報を共有しやすい

最後に紹介する英語プレゼンでパワポを活用するメリットは、聴衆と発表者が情報を共有しやすい点です。

プレゼンを聞きながら紙の資料などを読んでいる際に、「どこを見たら良いかわからなくなった」という経験はありませんか。

パワーポイントで資料を共有している場合は、スクリーンなどを見ただけで何について話しているかわかるので内容も理解しやすくなります。

発表者が一方的に話すのではなく、聞き手とやりとりをしながら進めるべき場合などには、情報共有のしやすさは重要なポイントです。

英語プレゼンのパワーポイント作成前に確認すべきこと3選

「パワポのメリットを理解したから、さっそく英語プレゼンに向けて資料作成を始めたい」と感じている方も多いかもしれませんが、作成前に確認しておきたいことが3つあります。

この事前準備を怠ると、相手に伝わらないプレゼンテーションができてしまう可能性もあるので要注意。

パワーポイント作成の前に、次の3つのことに取り組んでいきましょう。

1. ターゲットを明確にする

2. メッセージを確認する

3. どのように行動してほしいかを決める

簡単に解説していくので、それぞれの項目について一緒に考えていくことをおすすめします。

メモに残したり、マインドマップに整理したりしながら読み進めてみてくださいね。

ターゲットを明確にする

まずはプレゼンのターゲットを明確にしましょう。

ターゲットとは、具体的に「誰に伝えたいか」です。

例えば、次のような場合が想定されます。

・高校や大学のクラスメイト

・大学の教授

・取引先の相手

・職場の同僚

プレゼンテーションの内容を誰に伝えたいのかを明確にすることで、取り上げる内容や伝え方も変わってくるので最初にはっきりさせておくのがベストです。

メッセージを確認する

英語のプレゼンを作る前に確認しておきたいことの2つ目が、「そのプレゼンテーションで1番伝えたいことは何か」です。

プレゼン中のメッセージがブレると、聞き手が「何を言いたかったのかわからなかった」と感じてしまう可能性が高まります。

パワポの資料や発表を通して、一番伝えたいことを明確にしておきましょう。

いくつか例を挙げておくので、ご自身のプレゼンで1番伝えたいことは何かを考える際の参考にしてみてください。

【メッセージの例】

・新商品と従来の商品との違いを知ってほしい

・研究の成果とどのように将来役立つのかを伝えたい

・環境問題の深刻さを伝えて現状を変えたい

最後にどのように行動してほしいかを決める

最後に紹介する事前に確認しておくべきことは、「プレゼンテーションを聞いた後、聴衆にどのような行動してほしいか」です。

自分のプレゼンテーションを聞いてもらい、メッセージを理解してもらった後に、聞き手にとってもらいたい行動を考えておきましょう。

例えば、

・商品を買ってほしい

・よりよくするためのアドバイスがほしい

・一緒に活動してほしい

・サービスに申し込んでほしい

など、プレゼンをする目的によって異なりますよね。

どのように行動をしてほしいかを明確にしておきプレゼンの終盤に伝えることで、自分の望む行動を促せます。

事前準備をしっかりしておくことで、相手に伝わる良いプレゼンテーションの土台ができますよ。

英語プレゼンで使うパワポスライドの基本構成

ここからは、英語のプレゼンで使うパワーポイントの基本構成を紹介していきます。

パワポのスライドを作成する際にも、基本的な構成を頭に入れながら作成していくことで、筋が通ってわかりやすいプレゼンテーションになりますよ。

スライドの基本構成は主に3つのパートに分けられます。

1. 導入 (Introduction)

2. 本論 (Body)

3. 結論 (Conclusion)

それぞれの項目について、一緒に確認していきましょう。

導入 (Introduction)

最初のパートはイントロダクションと呼ばれる導入部分です。

導入は「このプレゼンは面白そう」「聞いてみたい」と興味を持ってもらうために大切なパートになります。

具体的には次のような内容を盛り込み、プレゼンテーションの全体像を掴んでもらいましょう。

・挨拶や自己紹介

・プレゼンテーションをする目的

・目次

・プレゼン時間の目安

詳しい流れやイントロの詳細などについて知りたい方は、次のQ&Aにも目を通してみてくださいね。

Q.ちろん話す内容は考えられるのですが、プレゼンの組み立て方や最初のアイスブレイクなど、日本人向けにやる時と同じでいいのでしょうか。 海外でのプレゼンの流れや、抑えておくと良いことなどあれば教えてほしいです。
竹村 和浩コーチ

竹村 和浩

特に英語プレゼン(日本語でも同様ですが…)で重要なのは導入の部分での掴みです。話し手は事前に「クリアリング」と呼ばれる「自己完了」を行い、それにより自分のことではなく聴衆のことに意識を集中できる状態を作ります。
続きを読む

本論 (Body)

プレゼンテーションのメインとなる部分は本論(ボディ)と呼ばれ、最も伝えたいメッセージを届けるためのパートです。

自分の意見やそれを補強する理由やデータなどを用いながら、わかりやすくまとめていきましょう。

英語のプレゼンテーションでは、結論を先に述べることが大切

本論で相手にわかりやすく伝えるために、英語のプレゼンテーションでは次のような構成で話を展開させることが多いです。

・SDS法

・PREP法

・DESC法

それぞれの特徴を簡単にまとめておくので、目的や使える時間に応じて選んでみてくださいね。

簡潔でわかりやすい「SDS法」

SDS法は、簡潔で分かりやすい構成が特徴です。

1. Summary(要約)

2. Details(詳細)

3. Summary(要約)

はじめに要約を伝えてから詳細を説明し、まとめをするというシンプルな流れになっています。

【SDS法のメリット】
  • 聞き手が内容を理解しやすい
  • 短い時間でも情報を伝えられる

説得にも活用できる「PREP法」

次に紹介する自分の意見を伝えるための方法は、PREP法です。

1. Point(結論・主張)

2. Reason(理由)

3. Example(具体例)

4. Point(結論・主張)

論理的で分かりやすい構成なので聴衆は要点を把握しながら、発表者の主張への理解を深めることができます。

【PREP法のメリット】
  • 論理的で分かりやすい
  • 説得力のあるプレゼンになる

相手の考えも尊重する「DESC法」

DESC法は自分の考えや気持ちを正直に伝えつつ、相手の反応も尊重したい場合に活用されることが多いです。

1. Describe (描写)

2. Express (表現)

3. Suggest (提案)

4. Choose (選択)

まずは、問題の状況などを客観的に描写し、それに対して自分の主張や具体的な解決策を提案していきます。

Choose(選択)では、提案が受け入れられた場合とそうでない場合の選択肢や結果を相手に伝えます。

【DESC法のメリット】
  • 建設的なコミュニケーションがとれる
  • 自己主張と相手への配慮のバランスが取れる

結論 (Conclusion)

スライドの最後のパートは、結論 (コンクルージョン)です。

プレゼンテーションのまとめとして、伝えたいことを印象づける大切なパートになります。

スライドには次のような内容を英語でコンパクトにまとめるのがおすすめです。

・聞いてくれたことへのお礼の言葉

・ポイントとなる内容の箇条書き

・聞き手にどのような行動をとってほしいか

必要に応じて質疑応答を行うことで、より聞き手の理解を深められるでしょう。

印象に残るプレゼンテーションにしたい場合は、パワーポイントの最後のページに力強い言葉や格言などを載せて締めるという方法もありますよ。

英語プレゼンに向けて!パワポ作成のための6ステップ

英語プレゼンをする際の基本構成を頭に入れたら、次は実際にパワポ作成に移っていきましょう。

パワーポイントを作る際は次の6ステップで行うことで、伝えたいことを盛り込んだプレゼンテーションができますよ。

1. ターゲットや伝えたいことを確認する

2. 目次を作成する

3. 台本を考える

4. 大切なポイントをスライドに入力する

5. 伝わる構成になっているかをチェックする

6. スライドを見やすくデザインする

それぞれについて、簡単に紹介していきますね。

①ターゲットや伝えたいことを確認する

パワポのスライドを作成する前に、英語プレゼンを行うターゲットや伝えたいメインテーマを再確認しましょう。

「英語プレゼンのパワーポイント作成前に確認すべきこと3選」のパートにも書きましたが、ターゲットやメッセージがブレてしまうと「何が言いたいのかわからない」という結果に終わってしまいます。

・誰に伝えたいのか

・何を1番伝えたいのか

・どのような行動をとってほしいのか

これらのポイントを確認してから、次の作業に進みます。

②目次を作成する

次に行うことは、プレゼンテーションの目次の作成です。

スライドの1枚を使って英語の目次を作成しましょう。

プレゼンテーションで「目次」を表す言葉としては、次の2つが使われることが多いです。

・outline

・agenda

一般的なプレゼンテーションの目次にはoutlineが使われ、ディスカッションや会議の議題などを示す際にはagendaが使われたりするので、内容に応じて選んでみてくださいね。

英語プレゼンの目次を作成する際のポイント

英語のプレゼンテーションで目次を作る際のポイントは次のとおりです。

・簡潔で分かりやすい表現を使う

・論理的な流れを意識する

例えば、新製品を紹介する場合の目次は次のようなものが考えられます。

【新製品発表会】

・Introduction

・Features and Benefits

・Demonstrations

・Pricing and Availability

・Conclusion(Q&A)

文章ではなく、単語などを使ってわかりやすく示すことがポイントです。

③台本を考える

目次が完成したら、伝えたいことを英語で台本としてまとめていきます。

本論の部分で紹介したPREP法などを用いた構成で書くことで、論理的でわかりやすい文章ができますよ。

「英語でいきなり書くのが大変」という場合は日本語で作ってから英語にするのでもOKです。

台本を作成する際は、ターゲットに合わせることを忘れないでくださいね。

相手が理解しやすい言葉や説明を取り入れながら、伝えたいことをまとめていきましょう。

④大切なポイントをスライドに入力する

英語プレゼンの台本が完成したら、次はパワポのスライドにポイントをまとめていきましょう。

・キーワード

・箇条書き

・主語や冠詞を抜いた文にする

など、聞いている側がパッとみて理解をしやすいように、できるだけ簡潔にまとめるのがベストです。

パワーポイントのスライドでよく使われる字体には次のようなものがあります。

・Arial

・Calibri

・Verdana

・Georgia

英語のプレゼンでは英語の字体を選び、遠くからでも見やすいものを使ってくださいね。

⑤伝わる構成になっているかをチェックする

台本とスライドが完成したら、次は伝わる構成になっているかチェックしてみましょう。

・スライドの順番はベストか

・足りない情報はないか

・不要な情報はないか

などのポイントを確認しながら、必要があれば修正を加えていきます。

実際に声に出して英語の台本を読んだり、パワポを操作したりしながら、時間を測って調整をしていくのもおすすめです。

⑥スライドを見やすくデザインする

最後に、より視覚的に訴えるスライドにするためにデザインを加えていきます

具体的には、

・文字の大きさを変える

・文字に色をつける

・写真やイラストを入れる

・表やグラフを入れる

などです。

装飾をしすぎて1番伝えたい部分が埋もれてしまわないように注意をしながら、わかりやすく、印象に残るスライドを目指して作成していきましょう。

パワポで英語プレゼン資料を作成する際の注意点3選

ここからは、パワーポイントのスライドを作成する時に注意したいポイントを3つ紹介していきます。

英語のプレゼンに向けたパワポを作成する時や、作成後に見直す際に意識してみてくださいね。

1. 1スライド1メッセージにする

2. ターゲットや内容に合わせてデザインを選ぶ

3. 見やすさを重視する

1スライド1メッセージにする

実際に文字が多いスライドを見て、「どこに注目したら良いのだろう」と感じた経験はありませんか?

パワポのスライド1枚で伝えるメッセージは1つに絞りましょう。

1枚にいろいろな情報が載っていると、聞いている側は情報処理に追われてしまい、内容を理解するのが難しくなります。

メッセージを絞ることでプレゼンの内容に集中しやすい環境がつくれるので、自分の伝えたいことをより理解してもらえますよ。

ターゲットや内容に合わせてデザインを選ぶ

パワーポイントには豊富なテンプレートがあるので、ターゲットやプレゼンの内容に合うものを選ぶことで、「聞きたい」「面白そう」と思ってもらえるきっかけになります。

デフォルト設定で好きなテンプレートがない場合は、マイクロソフトパワーポイントの公式サイトからダウンロードをすることも可能です。

写真や図形を使ったおしゃれなデザインも多いので、求めているものが見つかるかもしれませんよ。

デザインができる無料ツールのCanvaというサイトでもパワーポイントのテンプレートが探せるので、必要に応じてチェックしてみてください。

見やすさを重視する

最後に紹介するパワポで英語プレゼンの資料を作るためのコツは、見やすさを重視することです。

スライドを作成していると、「もっと情報を詰め込みたい」「デザインに凝りたい」という気持ちが湧いてくることがありますが、パワポの資料はあくまで「サポート役」。

主役は話し手である自分であり、自分の言葉で伝えることがプレゼンの目的になります。

そのため、スライドは

・見やすさを重視

・シンプルなデザインにする

・使う色を絞ってカラフルにしすぎない

これらを意識して作ることを忘れないでください。

フォントの大きさは最低でも30ポイントかそれ以上が推奨されています。

スクリーンの大きさによって見やすさも変わるので、事前に確認できる場合は会場に合わせて調整するのがベストでしょう。

パワーポイントを使って上手に英語プレゼンをするために意識したいこと

英語でプレゼンをするための台本やパワーポイント資料が揃っても、「英語でのプレゼンは初めてだから緊張してしまう」「当日に意識すべきポイントはあるだろうか」と不安に感じる方もいるかもしれません。

ここからはより良いプレゼンテーションにするために、本番で意識したいことを3つ紹介していきます。

1. 相手を見ながら話す

2. 聞き手が理解しやすいような工夫をする

3. コミュニケーションをとりながら話す

それぞれの項目について、解説していきますね。

パワーポイントではなく相手を見ながら話す

まず大切なのは聴衆とのアイコンタクトです。

一対一で話すような感覚で、パワポではなく相手の目を見て話すことで自分の思いも伝わりやすくなります。

日本語でも簡単ではないプレゼンテーションを英語で行うのはハードルが高いかもしれませんが、「伝える」ことを大切にするのであれば、プレゼンの重要なポイントは事前に頭の中に叩き込んでおきましょう。

台本がなくても話せるほどに練習をしておくと、相手の目を見ながら話す余裕も自然と生まれてくるはずです。

プレゼンの英文の覚え方については、次のプロの意見にも目を通してみてください。

Q.プレゼンで使う英文がなかなか覚えられないので、暗記方法や覚え方のコツを教えてほしいです。
Mokoコーチコーチ

Mokoコーチ

ご自分で作った英文の場合、ご自身の言葉なので比較的覚えやすいでしょう。文の構成や単語もご自身が使えるものを使っていると思うので、そのプレゼンでご自身は何を伝えたいのか意識しつつ音読練習を繰り返すことで暗記できると思います。
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聞き手が理解しやすいような工夫をする

英語でプレゼンを行う際は、相手が理解しやすいような工夫も欠かせません。

例えば次のようなことが挙げられます。

・はっきり話す

・難しい言葉を使わずに説明をする

・ジェスチャーを入れる

・にこやかに話す

・必要に応じてユーモアも入れる

人は意外と「その人を好きか嫌いか」で話をしっかり聞くかどうかを決めていたりするので、表情なども侮れないポイントのひとつです。

時間をかけて準備したプレゼンテーションを聞いてもらえるように、動きや表情にも意識を向けていきましょう。

コミュニケーションをとりながら話す

英語でプレゼンテーションをする上で大切にしたいことのひとつが「ライブ感」です。

ただ台本を読んで情報共有をするだけなら、聴衆は「メールや紙の資料で十分だ」と感じてしまうかもしれませんよね。

聞き手とコミュニケーションをとりながら話せるのがプレゼンのメリットのひとつなので、自分だけが一方的に話すのではなくやりとりをしながら進めていくのがベストです。

例えば次のようなコミュニケーションの方法があります。

・反応を観察して話す内容をアレンジする

・質問をする

・参加型の活動を取り入れる

英語でのコミュニケーションが不安な方は、簡単な質問を取り入れるところから始めても良いかもしれません。

とっさに英語が出てこないことが不安な方は、次のQ&Aにも目を通してみてください。

Q.英語がとっさに出てこないときの対策と、スピーキングスキルを向上させるための勉強法について教えてください。とっさに英語がでてこなかったとき、どのように対処すればいいでしょうか?
Shinコーチ

Shin

予期していない会話に対応できない原因として、「その会話に対する意見が日本語でもまとまっていない」「必要となる単語・フレーズが用意できていない」の二つが主となるため、これらに対策を加えていく必要があるでしょう。
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パワポを使った英語プレゼン中に使える表現・例文

最後にパワーポイントを使用して英語でプレゼンテーションをする際に使える表現や例文をまとめました。

導入、本論、結論の3つのパートごとに分けて紹介しているので、必要に応じて活用してみてくださいね。

繰り返し練習をして覚えることで、今後のプレゼンをするさまざまな場面でも役立ちますよ。

プレゼンの導入で使える英語表現・例文

まずは導入のパートで使える英語表現を紹介していきます。

導入はプレゼンテーションにおいて大切なつかみの部分なので、スラスラ言えるように準備をしておきましょう。

次の3種類の表現別にまとめています。

・感謝を述べる

・自己紹介をする

・プレゼンの目的や全体像を伝える

感謝を述べる

・Thank you for joining us today.

(今日は参加してくださりありがとうございます。)

・It’s a pleasure to meet you all today.

(本日は皆様にお会いできて光栄です。)

自己紹介をする

・My name is 〜 and I'm a [役職] at [会社名].

(私の名前は〜で、〇〇会社の...を務めております。)

・I'm 〜 and I'm here to talk to you about 〜.

(私の名前は〜と申します。本日は〜についてお話させていただきます。)

・I've been working on this project for (期間).

(私はこのプロジェクトに〜携わってきました。)

プレゼンの目的や全体像を伝える

Today I am here to talk to you about〜.

(本日は〜についてお話しいたします。)

・My goal today is to...

(私の今日の目標は...)

・My talk is divided into 3 parts.

 (内容は3つのパートに分かれています。)

・I will be speaking for about 30 minutes today. 

(本日は、30分ほどお話させていただきます。)

プレゼンの本論で使える英語表現・例文

次に本論で使える表現・例文をまとめました。

・話題を始める

・表やグラフについて説明をする

・聴衆を巻き込む

・次の話題に移る

話題を始める

・In this section, I’m going to focus on … 

(このセクションでは、...に焦点を当てていきます。)

・According to a recent study...

(最近の調査によると...)

・Did you know that...?

(ご存知ですか?)

表やグラフについて説明をする

・Let me use a graphic to explain that. 

(そのことをご説明するために図を使用させていただきます。)

・This table shows 〜.

(この表は〜ということを表しています。)

・In contrast to ~

(~とは対照的に、)

・For example, … 

(例えば、~)

聴衆を巻き込む

・Do you have any questions so far?

(今のところご質問はありますか?)

・Let's brainstorm some solutions together.

(一緒に解決策をブレインストーミングしましょう。)

・Can anyone share an example of...?

(...の例をどなたか挙げていただけますでしょうか?)

・I'm looking for your creative ideas on...

(...について、皆様の創造的なアイデアをお伺いしたいです。)

次の話題に移る

・Let's move on to the next section.

(次のセクションに移りましょう。) 

・In the next section, we'll discuss...

(次のセクションでは、...について説明します。)

・Are you ready to learn about...?

(...について学ぶ準備はできていますか?)

プレゼンの結論で使える英語表現・例文

最後に英語でプレゼンをする際に、結論で使える表現・例文を紹介します。

・締めのあいさつ、まとめ

・質疑応答

・行動を促す

締めのあいさつ・まとめ

・Thank you for your time and attention.

(ご清聴ありがとうございました。)

・In conclusion, I have discussed A、B、and C. 

(結論として、A、B、そしてCについて説明しました。)

・"To summarize, 〜. 

(まとめると、〜です。)

質疑応答

・Do you have any questions or comments?

(ご質問やご意見はありますか?)

・Are there any points that you'd like to clarify?

(不明な点があれば、遠慮なくお尋ねください。)

・Sorry, could you repeat your question?

(申し訳ありませんが、ご質問をもう一度お願いします。)

・"Let me see if I can answer that for you.

(ご質問にお答えできるよう、考えます。)

行動を促す

・Let's take action together to 〜.

(〜をするために一緒に行動しましょう。)

・I hope this presentation has inspired you to 〜. 

(このプレゼンテーションが、皆様が〜をするきっかけとなれば幸いです。)

パワポ作りの基本を抑えて英語のプレゼンを成功させよう

今回は「英語でパワポを使ってプレゼンをしなければならない」と困っている方に向けて、パワーポイント作成のステップや英語プレゼンで失敗しないためのコツを紹介しました。

パワポ作りは事前準備もとても大切なので、まずはプレゼンのターゲットや1番伝えたいことを明確にしましょう。

英語のスライドを作成する際は、次の手順で作っていくのがおすすめです。

【パワポ作りの6ステップ】

1. ターゲットや伝えたいことを確認する

2. 目次を作成する

3. 台本を考える

4. 大切なポイントをスライドに入力する

5. 伝わる構成になっているかをチェックする

6. スライドを見やすくデザインする

普段英語をあまり使わない場合は不安に感じるかもしれませんが、しっかり準備をして臨めば大きな失敗は避けられるはず!

相手に伝わるプレゼンテーションができるように、コツコツと準備を進めていきましょう。

執筆者=ゆりな

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