英検®︎・TOEIC®︎・TOEFL®︎とあらゆる試験に精通した英語講師。
Shin
過去問であることにこだわるとすれば、旺文社の「英検準2級 過去6回全問題集」に定まるでしょう。英文の全てに和訳があるなど自習しやすい作りになっているかと思います。ライティングの解答例なども参考になるでしょう。
まずは基礎から固めていきたいということであれば、「英検準2級をひとつひとつわかりやすく。」も良いかと思います。
必須単語から各セクションごとの対策まで、基本見開き2ページで解説と練習問題がまとまっていて使いやすいでしょう。
「7日間完成英検準2級予想問題ドリル」などは、過去問ではありませんがより実践的に学習ができるでしょう。解説の量やセグメントごとに分けられた取り組みやすさなどから、総合的にどの問題集を使うか判断されていくと良いかと思います。
Shin
昇進という素晴らしいチャンスがあり、学習時間もしっかり確保できていらっしゃるので、伺った情報のみでの私の判断としてはまだ諦めるのはもったいないように感じます。
ショックをお受けになったそのコーチの発言は、どのような文脈であったとしても違和感がありますので、適切なコーチングができる技量が無かった可能性もあります。ただ、TOEICコーチと名乗る以上、スクール所属であれフリーであれカリキュラムは大差ないはずです。それを実施させるモチベーション喚起が腕の見せどころですが、学習時間は十分取れていて確認テストもスコアは取れているのでしょう。以上のことから、コーチングがカバーできない「ティーチング的なフォローが必要である」という可能性がありそうです。
例えばコーチングでは「文法理解はテキスト解説を読んでおいて」という手法が取られがちで、特に650をすでに持っている方にはその傾向が強くなります。「真に理解しているか丸暗記か」の見極めはテストでは判断しづらく、形上は確認テストの結果は出ているが実は理解が不十分ということも起こり得ます。この解決のためには、一度対面かオンラインでこちらの表情を見ながらティーチングをしてくれる、所謂「授業」を受けることが突破口になるかもしれません。
Shin
TOEIC850という非常に高いスコアをお持ちなので、スコアバランスにもよりますが、レベル的にも英検準1級は特に問題なく取得できるかと思います。「仕事で英語を使いこなす」というのは抽象的であり、どうしても日本語と比較してしまい果てしない印象を抱きがちなものです。難関資格を立て続けに取得することで、スモールゴール達成によりモチベーションを上げていきましょう。
平易なものから刻んでいく必要性は無いと思われますので、準一級過去問や「英検分野別ターゲット 英検準1級リスニング問題」のような本番レベルの特化型教材を使用したので良いでしょう。
英検は問題や選択肢の作りがシンプルなので「本文を聴ければ正答できる」と考えてOKです。リーディングのほうが得意でいらっしゃるとのことなので、まずはスクリプトを音読して意味が同時進行的に入ってくるかを確認しましょう。つっかえたり、そもそも発音が分からなかったりした場合、そこがリスニングで弱点となっている可能性が高いため、音声とスクリプトを照らし合わせるようにして潰し込みましょう。音声を流しながら音読をして、最後までつっかえずに意味を感じながら読み切れたら、その文章は卒業して次に進むというのがお勧めです。
Shin
「シャドテン」というサービスが最もイメージされているものに近いかと思います。教材を決めてシャドーイングをした音声を録音し、それを添削して改善点を指摘してもらえるサービスです。いわゆる音の変化と呼ばれる、連結や消失部分にフィードバックをもらえるので、ご自身の音の認識を正しいものにアップデートすることができるでしょう。
もちろん、添削してもらったものを意識して反復練習をしないことには力はつきません。その点、このサービスはサブスクなので「お金は払ってしまっているから提出しないと損」という感覚が生まれやすいです。お金に対する感覚は人それぞれですが、一つの学習継続の助けとなるかもしれません。
注意点として、これはシャドテンに限った話ではないですが、あくまでシャドーイングは他人の英語を声に出す受動的な学習です。スピーキングのような能動的なスキルを高めるには、発話機会を増やすといった取り組みも別途必要になるでしょう。
Shin
私からは、かつてNHKラジオ『英会話レッツスピーク』を担当されていた岩村圭南先生著の『日常英会話5000』をお勧めさせていただきます。日常会話で発することになるだろうありとあらゆるシチュエーションが用意されており、「実際に会話でどうやって言おうか悩むだろうな」という英文が多数収録されてます。私自身、学生の頃にちょうどこのラジオを聞いていて、スピーキング力を高めるために毎日取り組んで大きな手応えを感じました。
学習方法としては、まず日本文だけを見て自分なりの英文を作り上げた後、英文を見て「なるほど!」と理解します。一度自分の頭で考えるほうが吸収力が高まり、自分の語彙で何とか表現する力も鍛えられて良いと思います。その後は、口からスラッと出てくるようになるまで音読、何も見ないで発話、感情を込めて発話など、何度も繰り返して練習をしましょう。慣れてきたら、練習した英文の単語を一部組み換えて、別の文脈でも使用する練習も効果があると思います。
この訓練を30分ほど集中して取り組むと、脳が英語モードに入るのかスピーキングがかなりスムーズになります。継続することで、その状態がデフォルトになっていくでしょう。ぜひ頑張ってください。
Shin
TOEICのスコアアップに直結させる目的であればTOEIC対策用の動画となるかと思いますが、多少お金を払ったとしても公式教材のほうが内容的にも本番に近く、スピーカーも同じで慣れが作れるといったメリットが多いでしょう。YouTubeはどちらかと言うと学習のモチベーションを上げるような動画が多いかと思います。「Atsueigo」さんのチャンネルなどは、私もそのストイックな姿勢に非常に刺激を受けました。
英会話力のアップを目的とするのであれば、ご自身が模範としたくなるようなスピーカーの動画を選択されると良いでしょう。シャドーイングの効果は様々あると言われていますが、私はシャドーイング訓練を通じて「そのスピーチをほぼ暗唱してしまうくらい反復して聞き込む」という練習量の増加が最も大きいと考えています。アウトプットする言葉はインプットした言葉から出てくるため、話せるようになりたい英語でシャドーイングするのが最も効率的かと思います。私は「Ellen Degeneres Show」を一時期よく聞いていて、シャドーイングまではしませんでしたがスピーチを参考にしていました。
一点、スピーキングは能動的なスキルですが、シャドーイングというのは他人の英語を真似する受動的な訓練であり、スピーキング力のアップには直結しづらいです。英会話力を磨きたい場合は、英語を自分の言葉でアウトプットする練習もしていきましょう。
Shin
海外との取引など、ビジネス上でのやり取りが目的ということなので、「TOEIC Speaking」を伸びの指標に活用するのも良いかと思います。公式テキストがあるので、まずはこちらで学習を進められます。問題が後ろに進むにつれて難易度が上がっていくので、順番通りに取り組んだので良いでしょう。
TOEIC650をお持ちということなので、インプットの基礎力は高いものをお持ちかと推測します。そのため、今までおそらく「英語→日本語」で学習を進められていたと思われるものを反転させて、「日本語→英語」の回路で進めていくと良いでしょう。
つまり、単語暗記なら「訳語を見て英単語が言える」状態、文章なら「訳文を見て口頭で英訳ができる」状態を目指します。スムーズにできるようになるまで、反復訓練して口に馴染ませましょう。
Shin
TOEIC600をお持ちということなので、基本的な文法力はお有りであり、時間をかければ正確な文法で英文が作れると推測します。そこから英文を繰り出すスピードを上げていくためには、話せるようになりたい英文を暗唱できるくらい反復して、瞬時に口から出てくる状態を目指す必要があります。そうして暗唱した英文が「型」となり、初めて話す内容でもある程度のスムーズさで話せるようになっていきます。
以上のことから、YouTubeという受動的に視聴するコンテンツは、リスニング力アップや知識の習得などには繋がっても、あまりアウトプット力向上の解決策にはなりづらいです。あえて利用するのであれば、動画の中で視聴者が練習する時間として無音の時間を確保しているようなものが良いでしょう。間を極力詰めるエンタメ系のチャンネルではまずそうしたものは望めないので、実益を重視した試験対策系のチャンネルが良いでしょう。
「TST Prep TOEFL」というチャンネルでは、スピーキング対策用の動画がアップされています。
Task 1というご自身の意見を述べるタイプの設問が取り組みやすいでしょう。
サンプルアンサーもスクリプト付きで読み上げてくれるので、参考にしてみると良いと思います。
Shin
精読に特化した参考書としては、大学受験の和訳問題集のようなものが最も学習しやすいでしょう。個人的には「基礎英文問題精講」が一文の解説が深くてお勧めです。長文をスピーディーに処理されたいのであれば、「英語長文ハイパートレーニング」シリーズであれば、長文でありながら一文一文の説明もしっかりしており、スラッシュリーディングにも取り組みやすくなっておりお勧めです。
精読のメリットとしては、単語・文法・文構造・文脈など完璧に解釈することで、「スラッとは読めない英文をより解像度高く読めるようになる」ことが挙げられます。この訓練を継続することで、スラッと読める英文のレベルも上がっていきます。
一点、医療論文や研究報告ということであれば、その専門分野で用いられる特殊な用語や、前提となる背景知識なども当然盛り込まれているかと思います。こちらについては、市販の英語テキストでカバーされていることは考えられませんので、それよりも実践の中で出会う度に調べてインプットを続けていくことになるかと思います。
Shin
ディクテーションは音声とスクリプトさえあれば可能であり、YouTubeには英語字幕を表示する機能がありますので、事実上どのような動画でも教材になり得ます。ディクテーションをする上で大きな障害の一つは「単調で辛い学習なので継続できない」というものなので、少なくともご自身が「楽しい」と感じる動画を選択するのがお勧めです。
私は海外ドラマのFriendsが好きなのでそちらを教材として使用していたことがあります。ただ、繰り返しとなりますが質問者様が好きなものを選ぶのが良いので、色々検索してみると良いでしょう。古い映画であればフルでYouTube上で視聴することもできますし、少し速すぎると感じるようであれば、倍速変換をして調整することもできます。同じシーンを何度も繰り返し視聴することになりますので、それに耐えられるくらい楽しいもの(続けられるもの)を選ぶのが良いでしょう。
動画を選定したら、まずは字幕無しでセリフ一文ほど聞いてみて一時停止しましょう。そこまでで聞き取れたものを書き取ります。この際、タイピングのほうが良ければそちらで構いません。ディクテーションの目的は「聞き取れない部分を炙り出す」ことなので、それさえ達成されれば手段は何でもOKです。また、スペルの練習をしているわけではないのでカタカナで書きだしてもOKです。ワンシーンを何度も繰り返し書き取り、もう新しく書き出せない状態になったら字幕をオンにして確認しましょう。聞き取れなかった部分の音声と実際の英文の音を確認し、ご自身でも真似をして音読をします。発音できる音が聞き取れる音なので、音の変化なども完璧を目指してコピーしましょう。最後に字幕をオフにして聞いてみて、英文が頭に浮かぶようであれば完了です。
英検®︎・TOEIC®︎・TOEFL®︎とあらゆる試験に精通した英語講師。
Shin
過去問であることにこだわるとすれば、旺文社の「英検準2級 過去6回全問題集」に定まるでしょう。英文の全てに和訳があるなど自習しやすい作りになっているかと思います。ライティングの解答例なども参考になるでしょう。
まずは基礎から固めていきたいということであれば、「英検準2級をひとつひとつわかりやすく。」も良いかと思います。
必須単語から各セクションごとの対策まで、基本見開き2ページで解説と練習問題がまとまっていて使いやすいでしょう。
「7日間完成英検準2級予想問題ドリル」などは、過去問ではありませんがより実践的に学習ができるでしょう。解説の量やセグメントごとに分けられた取り組みやすさなどから、総合的にどの問題集を使うか判断されていくと良いかと思います。
Shin
昇進という素晴らしいチャンスがあり、学習時間もしっかり確保できていらっしゃるので、伺った情報のみでの私の判断としてはまだ諦めるのはもったいないように感じます。
ショックをお受けになったそのコーチの発言は、どのような文脈であったとしても違和感がありますので、適切なコーチングができる技量が無かった可能性もあります。ただ、TOEICコーチと名乗る以上、スクール所属であれフリーであれカリキュラムは大差ないはずです。それを実施させるモチベーション喚起が腕の見せどころですが、学習時間は十分取れていて確認テストもスコアは取れているのでしょう。以上のことから、コーチングがカバーできない「ティーチング的なフォローが必要である」という可能性がありそうです。
例えばコーチングでは「文法理解はテキスト解説を読んでおいて」という手法が取られがちで、特に650をすでに持っている方にはその傾向が強くなります。「真に理解しているか丸暗記か」の見極めはテストでは判断しづらく、形上は確認テストの結果は出ているが実は理解が不十分ということも起こり得ます。この解決のためには、一度対面かオンラインでこちらの表情を見ながらティーチングをしてくれる、所謂「授業」を受けることが突破口になるかもしれません。
Shin
TOEIC850という非常に高いスコアをお持ちなので、スコアバランスにもよりますが、レベル的にも英検準1級は特に問題なく取得できるかと思います。「仕事で英語を使いこなす」というのは抽象的であり、どうしても日本語と比較してしまい果てしない印象を抱きがちなものです。難関資格を立て続けに取得することで、スモールゴール達成によりモチベーションを上げていきましょう。
平易なものから刻んでいく必要性は無いと思われますので、準一級過去問や「英検分野別ターゲット 英検準1級リスニング問題」のような本番レベルの特化型教材を使用したので良いでしょう。
英検は問題や選択肢の作りがシンプルなので「本文を聴ければ正答できる」と考えてOKです。リーディングのほうが得意でいらっしゃるとのことなので、まずはスクリプトを音読して意味が同時進行的に入ってくるかを確認しましょう。つっかえたり、そもそも発音が分からなかったりした場合、そこがリスニングで弱点となっている可能性が高いため、音声とスクリプトを照らし合わせるようにして潰し込みましょう。音声を流しながら音読をして、最後までつっかえずに意味を感じながら読み切れたら、その文章は卒業して次に進むというのがお勧めです。
Shin
「シャドテン」というサービスが最もイメージされているものに近いかと思います。教材を決めてシャドーイングをした音声を録音し、それを添削して改善点を指摘してもらえるサービスです。いわゆる音の変化と呼ばれる、連結や消失部分にフィードバックをもらえるので、ご自身の音の認識を正しいものにアップデートすることができるでしょう。
もちろん、添削してもらったものを意識して反復練習をしないことには力はつきません。その点、このサービスはサブスクなので「お金は払ってしまっているから提出しないと損」という感覚が生まれやすいです。お金に対する感覚は人それぞれですが、一つの学習継続の助けとなるかもしれません。
注意点として、これはシャドテンに限った話ではないですが、あくまでシャドーイングは他人の英語を声に出す受動的な学習です。スピーキングのような能動的なスキルを高めるには、発話機会を増やすといった取り組みも別途必要になるでしょう。
Shin
私からは、かつてNHKラジオ『英会話レッツスピーク』を担当されていた岩村圭南先生著の『日常英会話5000』をお勧めさせていただきます。日常会話で発することになるだろうありとあらゆるシチュエーションが用意されており、「実際に会話でどうやって言おうか悩むだろうな」という英文が多数収録されてます。私自身、学生の頃にちょうどこのラジオを聞いていて、スピーキング力を高めるために毎日取り組んで大きな手応えを感じました。
学習方法としては、まず日本文だけを見て自分なりの英文を作り上げた後、英文を見て「なるほど!」と理解します。一度自分の頭で考えるほうが吸収力が高まり、自分の語彙で何とか表現する力も鍛えられて良いと思います。その後は、口からスラッと出てくるようになるまで音読、何も見ないで発話、感情を込めて発話など、何度も繰り返して練習をしましょう。慣れてきたら、練習した英文の単語を一部組み換えて、別の文脈でも使用する練習も効果があると思います。
この訓練を30分ほど集中して取り組むと、脳が英語モードに入るのかスピーキングがかなりスムーズになります。継続することで、その状態がデフォルトになっていくでしょう。ぜひ頑張ってください。
Shin
TOEICのスコアアップに直結させる目的であればTOEIC対策用の動画となるかと思いますが、多少お金を払ったとしても公式教材のほうが内容的にも本番に近く、スピーカーも同じで慣れが作れるといったメリットが多いでしょう。YouTubeはどちらかと言うと学習のモチベーションを上げるような動画が多いかと思います。「Atsueigo」さんのチャンネルなどは、私もそのストイックな姿勢に非常に刺激を受けました。
英会話力のアップを目的とするのであれば、ご自身が模範としたくなるようなスピーカーの動画を選択されると良いでしょう。シャドーイングの効果は様々あると言われていますが、私はシャドーイング訓練を通じて「そのスピーチをほぼ暗唱してしまうくらい反復して聞き込む」という練習量の増加が最も大きいと考えています。アウトプットする言葉はインプットした言葉から出てくるため、話せるようになりたい英語でシャドーイングするのが最も効率的かと思います。私は「Ellen Degeneres Show」を一時期よく聞いていて、シャドーイングまではしませんでしたがスピーチを参考にしていました。
一点、スピーキングは能動的なスキルですが、シャドーイングというのは他人の英語を真似する受動的な訓練であり、スピーキング力のアップには直結しづらいです。英会話力を磨きたい場合は、英語を自分の言葉でアウトプットする練習もしていきましょう。
Shin
海外との取引など、ビジネス上でのやり取りが目的ということなので、「TOEIC Speaking」を伸びの指標に活用するのも良いかと思います。公式テキストがあるので、まずはこちらで学習を進められます。問題が後ろに進むにつれて難易度が上がっていくので、順番通りに取り組んだので良いでしょう。
TOEIC650をお持ちということなので、インプットの基礎力は高いものをお持ちかと推測します。そのため、今までおそらく「英語→日本語」で学習を進められていたと思われるものを反転させて、「日本語→英語」の回路で進めていくと良いでしょう。
つまり、単語暗記なら「訳語を見て英単語が言える」状態、文章なら「訳文を見て口頭で英訳ができる」状態を目指します。スムーズにできるようになるまで、反復訓練して口に馴染ませましょう。
Shin
TOEIC600をお持ちということなので、基本的な文法力はお有りであり、時間をかければ正確な文法で英文が作れると推測します。そこから英文を繰り出すスピードを上げていくためには、話せるようになりたい英文を暗唱できるくらい反復して、瞬時に口から出てくる状態を目指す必要があります。そうして暗唱した英文が「型」となり、初めて話す内容でもある程度のスムーズさで話せるようになっていきます。
以上のことから、YouTubeという受動的に視聴するコンテンツは、リスニング力アップや知識の習得などには繋がっても、あまりアウトプット力向上の解決策にはなりづらいです。あえて利用するのであれば、動画の中で視聴者が練習する時間として無音の時間を確保しているようなものが良いでしょう。間を極力詰めるエンタメ系のチャンネルではまずそうしたものは望めないので、実益を重視した試験対策系のチャンネルが良いでしょう。
「TST Prep TOEFL」というチャンネルでは、スピーキング対策用の動画がアップされています。
Task 1というご自身の意見を述べるタイプの設問が取り組みやすいでしょう。
サンプルアンサーもスクリプト付きで読み上げてくれるので、参考にしてみると良いと思います。
Shin
精読に特化した参考書としては、大学受験の和訳問題集のようなものが最も学習しやすいでしょう。個人的には「基礎英文問題精講」が一文の解説が深くてお勧めです。長文をスピーディーに処理されたいのであれば、「英語長文ハイパートレーニング」シリーズであれば、長文でありながら一文一文の説明もしっかりしており、スラッシュリーディングにも取り組みやすくなっておりお勧めです。
精読のメリットとしては、単語・文法・文構造・文脈など完璧に解釈することで、「スラッとは読めない英文をより解像度高く読めるようになる」ことが挙げられます。この訓練を継続することで、スラッと読める英文のレベルも上がっていきます。
一点、医療論文や研究報告ということであれば、その専門分野で用いられる特殊な用語や、前提となる背景知識なども当然盛り込まれているかと思います。こちらについては、市販の英語テキストでカバーされていることは考えられませんので、それよりも実践の中で出会う度に調べてインプットを続けていくことになるかと思います。
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ディクテーションは音声とスクリプトさえあれば可能であり、YouTubeには英語字幕を表示する機能がありますので、事実上どのような動画でも教材になり得ます。ディクテーションをする上で大きな障害の一つは「単調で辛い学習なので継続できない」というものなので、少なくともご自身が「楽しい」と感じる動画を選択するのがお勧めです。
私は海外ドラマのFriendsが好きなのでそちらを教材として使用していたことがあります。ただ、繰り返しとなりますが質問者様が好きなものを選ぶのが良いので、色々検索してみると良いでしょう。古い映画であればフルでYouTube上で視聴することもできますし、少し速すぎると感じるようであれば、倍速変換をして調整することもできます。同じシーンを何度も繰り返し視聴することになりますので、それに耐えられるくらい楽しいもの(続けられるもの)を選ぶのが良いでしょう。
動画を選定したら、まずは字幕無しでセリフ一文ほど聞いてみて一時停止しましょう。そこまでで聞き取れたものを書き取ります。この際、タイピングのほうが良ければそちらで構いません。ディクテーションの目的は「聞き取れない部分を炙り出す」ことなので、それさえ達成されれば手段は何でもOKです。また、スペルの練習をしているわけではないのでカタカナで書きだしてもOKです。ワンシーンを何度も繰り返し書き取り、もう新しく書き出せない状態になったら字幕をオンにして確認しましょう。聞き取れなかった部分の音声と実際の英文の音を確認し、ご自身でも真似をして音読をします。発音できる音が聞き取れる音なので、音の変化なども完璧を目指してコピーしましょう。最後に字幕をオフにして聞いてみて、英文が頭に浮かぶようであれば完了です。