中学生こそAI英会話がおすすめ!将来に役立つ英語力を身につけよう


英語学習のプロの意見 : 2

AIの技術が日々進化する中、中学生の英語学習にも、ChatGPTなどの生成AIを活用した英会話を取り入れる例が増えています。
参考記事:京丹後 中学校で生成AI活用した英会話学習 導入へ
武蔵高等学校中学校、生成AI英語対話サービス「ELSA Speak」を試験導入、英語学習の個別最適化を目指す
AIを使った英語学習は、今後ますます発展していくと考えられます。AIと中学生の英会話学習の相性はよく、大人数の授業ではカバーしきれない部分(一人一人が話す機会や発音の練習など)を、AIと1:1で行えることが大きなメリットと言えます。
中学生は、英語の基礎をしっかり身につけられる大切な時期です。高校生になると、よりレベルの高い授業、英語での発表やディベートなどが行われるようになります。中学生のうちに、基本的な英会話のスキルを身につけ、話すことに慣れておくことが重要です。
塾や部活などで忙しい中学生が英会話の練習をするには、家でも気軽にできるAI英会話を活用することがおすすめです。
この記事では、中学生にAI英会話が合っている理由から、おすすめのAI英会話アプリ、AI英会話を活用した学習のポイントを解説します。AI英会話が気になっている中学生や保護者の方はぜひチェックしてみてください。
この記事に登場する英語学習のプロ

Mokoコーチ
留学経験なしに国内で英語を学習。英語講師/ホテル勤務、地球一周の船旅でボランティア通訳を経験。コーチ歴4年目、現在までに英会話やTOEIC®のコーチングで100名以上のラーナーさんの学習を支援しました。

林 智代乃
発達(心理/特性/認知/脳)を活かし、英語をこどもの個性を活かすツールに育んでいく関わりについて伝えるグローバル子育てコーチコンサルタント。英文学科卒の元幼稚園教諭。小中高の元個別塾講師(全科担当)・オーストラリア現地幼稚園にての研修経験・J-SHINE(小学校英語指導者資格)チャイルドマインダー・チャイルドボディセラピストなどの資格や経験を通して、たくさんのお子さんたちとおうちの方達と関わってきた経験をもとに、幼児期だけでなくその前後の発達段階も通し諸々の発達や心理を中心に学んできた経験も併せ、様々な角度からのアプローチ等をお伝えしている。自身の子は凸凹な特性を持ち、おうち英語で育んだ英語は興味関心を深めるツールとして使うバイリンガル。HPブログ記事やInstagramからもその様子を発信しており、学校との付き合い方はやや個性的。
なぜ中学生にAI英会話がおすすめなのか?
まず、AI英会話が中学生におすすめな理由を以下に挙げていきます。
・時間を選ばず一人でも英語学習ができる
・お手ごろ価格で利用できる
・スピーキングテストや英検二次試験の練習に役立つ
時間を選ばず一人でも英語学習ができる
主にAI英会話はスマホがあれば学習ができるため、部活や塾などで忙しい中学生も、家にいる間に手軽に英会話を練習できます。
また、多感な時期でもあり、周りの人に自分の英語の発音を聞かれたくないと思う中学生も多いでしょう。そんな場合でも、AIとの英会話であれば一人で進められ、さらに発音や英作文の採点もAIがしてくれるため、プライバシーを守りながら自分のペースで学ぶことができます。この方法なら、他の人の目を気にせず、自分自身の英語力向上に焦点を当てることができます。
お手ごろ価格で利用できる
一般的に、AI英会話のアプリは他の英会話サービスと比べてお手ごろ価格で使うことができます。アプリやプランにもよりますが、月額2,000円程度で利用できるものが多く、他の習い事などをしていても無理なく続けられる料金設定です。
ほとんどのアプリが無料で数日間お試しでき、お試し期間中は有料プランと同じ機能をフルで使えます。気になったアプリがあれば気軽に体験し、自分に合っているか確かめてみると良いでしょう。
スピーキングテストや英検二次試験の練習に役立つ
AIとの英会話は、スピーキングテストや英検の二次試験(面接)の練習にも役立ちます。スピーキングテストは現時点ではまだ一部の都道府県で始まったばかりの取り組みですが、公立高校の入試にもテストの結果が活用されており、今後は全国的に広がることが予測できます。
英検の二次試験では、幅広いテーマでの会話のやりとりが行われます。イラストに描かれている内容を説明したり、自分の意見を求める質問も出題されます。
AI英会話は直接的にこれらのテストの対策ができるわけではありませんが、普段から英語を聞いて理解し、適切な英語で伝えられるように練習しておくと、さまざまな質問に無理なく答えられるようになり、緊張している試験中でも余裕をもって対応できます。
試験の前の対策も大切ですが、日ごろから自分の意見を英語で話せるようにしておくことは、将来的に必ず役に立つスキルとなるでしょう。
中学生がAI英会話で学習するメリット
続いて、中学生がAI英会話で学習することで得られるメリットについて説明します。
・学習履歴をもとに内容が最適化される
・フリートーク機能を活用できる
・話すべき内容のヒントやサポートが受けられる
学習履歴をもとに内容が最適化される
AI英会話では、ユーザーが学習した内容を把握し、発音のクセや苦手な単語などもデータとして保存します。このデータをもとに、ユーザーに最適な復習問題を提供し、学習の効果を最大限に引き出せることがAIの強みです。そのため、中学生はただ学習を進めるだけでなく、自分の苦手な部分や課題をAIに頼りながら克服していくことができます。
AI英会話は、学習を楽しくカスタマイズし、簡単すぎる・難しすぎるというストレスを感じさせず、無理なく成果を上げる手助けをしてくれる頼もしいツールです。
フリートーク機能を活用できる
AI英会話には、フリートークができる機能を持つものがたくさんあります。しかし中学生には、シナリオなしの完全なフリートークは難しいかもしれません。そこでおすすめなのが、習った内容をAIとのフリートークで実践練習することです。
教科書の会話文や、このあと紹介するAI英会話アプリで練習した英文などを使って、AIと会話してみましょう。一度習った内容を、自分の言葉として使うことで、さらに深く理解できるようになります。
話すべき内容のヒントやサポートがある
AI英会話のアプリには、上で紹介したフリートーク機能で何を話せばよいか迷ったときに、おすすめのセリフをAIが提案してくれる機能を持っているものもあります。
自分の力でまずは会話を進めてみて、どうしてもわからないときはヒントを活用してみましょう。ヒントを見ながらでもOKなので、自ら考えて話す機会を作ることが大切です。
中学生がAI英会話で学習するデメリット
中学生がAI英会話で学習することのデメリットについても見ていきましょう。
・自分で学習のスケジューリングをする必要がある
・教科書の内容に沿っているわけではない
自分で学習のスケジューリングをする必要がある
場所や時間を選ばず学習できるAI英会話ですが、いつでもできると思っているとかえってやらないケースもよくあります。そのため、宿題をするときに合わせて行う、時間を決めて行うなど、自分でスケジューリングする必要があります。
「時間があるときにやろう」ではなく、日々のルーティンとして行うのがおすすめです。「家でできる習い事」として取り組みましょう。
教科書の内容に沿っているわけではない
多くのAI英会話は、教科書の内容に沿って進めていくわけではありません。英会話に特化した学習であるため、学校の授業で習う内容とは別の角度で英語と向き合うことができ、それぞれの学習を補助し合うツールだと考えておきましょう。
中学生が選ぶべきAI英会話は?
AI英会話にもさまざまな種類があり、フリートークをするだけのもの、カリキュラムに沿って進めていくものなどがあります。中学生には、以下の機能を持ったAI英会話のアプリやサービスを選ぶことをおすすめします。
・レベルチェックの結果からカリキュラムを作成できるもの
・採点・フィードバックが受けられるもの
・続けやすい内容のもの
・音声認識を正しく行ってくれるもの
これらの機能を活用することで、一人で学習を進めながらも、本当の先生に教わっているような効果が得られます。以下に詳しく説明します。
レベルチェックの結果からカリキュラムを作成できるもの
AI英会話には、初回にレベル診断テストを行い、自分の今のレベルにピッタリ合ったカリキュラムを作成するアプリがあります。
中学生も学年や習熟度によって英会話スキルは大きく異なります。自分の学習状況に合わせた、細かいレベル判定ができるAI英会話アプリやサービスを選びましょう。
採点・フィードバックが受けられるもの
AI英会話を選ぶ際には、発音の採点や、英作文のフィードバック・添削を受けられるアプリを選ぶことが大切です。自己判断が難しい英語の表現や発音に関して、アプリがフィードバックを提供してくれるのは大きなメリットです。これらの機能をフル活用することにより、独学でもAIから指導を受けながらスキルを向上させることが可能です。
AI英会話アプリでは、お手本の発音を何度も聞き返すことができ、自分の発音を徹底的に練習できます。発音の正確さを点数で示すアプリもあり、まるでゲームのような感覚で発音を向上させる手助けになります。中学生のうちに正しい発音が身につくと、今後より自信を持ってコミュニケーションできるようになるでしょう。
続けやすい内容のもの
自ら進んでやりたい!と思えるようなAI英会話のアプリやサービスが見つかると、継続して学べるでしょう。
ストーリー性の高いもの、ゲーム感覚で取り組めるもの、連続学習記録でボーナスがもらえるものなど、AI英会話のサービスもユーザーが継続して学習できるようにさまざまな工夫を凝らしています。自分の興味や好みに合わせて、モチベーションを上げながら学べるアプリを選んでみてください。
音声認識を正しく行ってくれるもの
AIは人間が話す言葉を理解し、言葉や音声を正確に処理します。その音声認識技術を使って、英語の発音を発音記号レベルで理解することがあります。ただし、精度が低く音声認識が正確でない場合、ユーザーの英語を正しく認識できず、こちらの意図しない表現として解釈してしまうことがあります。
そのため、精度の低い音声認識を持つアプリでは、学習が難しくなります。継続して学習するためには、高精度な音声認識システムを備えたAI英会話アプリを選ぶことが重要です。高精度のシステムを採用しているアプリは、紹介文やユーザーレビューなどで確認できます。アプリを選ぶ際はこれらの情報を参考にしましょう。
中学生におすすめのAI英会話アプリ5選
次に、中学生におすすめのAI英会話アプリを5つ紹介します。
- AI英会話スピークバディ
- Duolingo
- AIえいご-マグナとふしぎの少女
- SpeakL
- ELSA Speak
以下に、それぞれの個性や特徴を解説していきます。
AI英会話スピークバディ

・画像引用:App Store
AI英会話スピークバディは、リアルなシチュエーションを想定して英会話の練習ができるアプリです。初回に行うレベル診断テストでは、10段階の細かいレベルから、ユーザーにピッタリ合ったカリキュラムをAIが作成してくれます。そのため、何からどのように英会話の練習を始めれば良いか分からない中学生におすすめです。
特に中学生にとって有益なのは、発音や英作文の添削機能です。アプリによって採点の精度は異なる中、スピークバディは精密な評価を行い、同時に復習が必要なところを自動的に分析します。各ユーザーにとって最適な復習問題を出題することにより、英語を正しく理解できるようになります。英作文においても、模範解答以外の答えにもAIが柔軟に評価し、誤りがあればすぐに正しい表現を提供してくれます。これらの機能により、発音スキルの向上や文法の修正に役立ちます。
また、スピークバディには個性あふれるさまざまなAIキャラクターが登場します。ストーリーの中で自分自身が主人公となり、キャラクターたちと会話しながら関係を深めていくのも楽しめます。各レッスンの最後の部分では、キャラクターたちがさまざまな言葉で頑張りをほめてくれたり、励ましてくれたりすることで前向きな気持ちになり、モチベーションが上がります。
2023年11月にiOSに追加された機能である「バディチャット」では、よりリアルな設定でAIキャラとのフリートークができるようになりました。
アプリ内で学習した表現を実際に使うことで、自分の言葉として話せることを目指します。何と言っていいのかわからなくても、ヒントを見られるので大丈夫です。これにより、日常会話や実際のコミュニケーションに必要な表現を練習し、自然な英語を身につけることができます。
- 細かいレベル設定で、自分に合ったカリキュラムで学べる
- 発音や英作文の評価が細かく、正確
- AIキャラクターとのフリートークも楽しめる
- 有料(無料お試し期間あり)
以下は、スピークバディで発音を上達させるためのアドバイスです。

Mokoコーチ
Duolingo

・画像引用:App Store
Duolingoは、英語に苦手意識のある中学生でもゲーム感覚で無理なく継続していけるアプリです。スピーキングの練習の他にも、クイズ感覚で解けるリスニング問題や英単語の並び替え問題、穴埋め問題を通して、ナチュラルな英語を聞き取る力や、英文の語順を理解する力がつきます。
DuolingoでもAIがユーザーの学習を分析します。出した問題に正解すると次は難しい問題を、間違えると少しやさしい問題を出題し、ユーザーの理解度に合わせて問題を変えるため、ストレスなく英会話学習を進められます。方法を変えて同じフレーズや単語を繰り返し練習するため、しっかり覚えられるのが特長です。
連続記録やレベルアップ要素、世界中の他のユーザーと競争できるなど、モチベーションを保つ仕組みも豊富です。
- 理解度に合わせてAIが問題を調整
- クイズ感覚で取り組める問題が豊富
- 繰り返しの練習で無理なく定着できる
- 基本無料(広告表示あり・有料プランあり)
AIえいご-マグナとふしぎの少女

・画像引用:App Store
AIえいご-マグナとふしぎの少女は、英会話学習とゲームが一つになったアプリです。まるでアニメ作品を見ているような壮大なストーリーに入りこみながらも、自然に英語がわかるようになる工夫がされています。このアプリでは、日常英会話でよく使う2,800語、収録フレーズ数は1,700以上をカバーしており、主にリスニング、スピーキングを鍛えられます。
最新のAIがユーザーの発音をチェックしてフィードバックするため、正しい発音が身につきます。単語やフレーズも遊びながら使っていくことで効果的に覚えていきます。ユーザーの英語理解度に応じて、AIが問題の難易度を自動的に調整してくれるのもポイントです。学習へのモチベーションが低下しやすい中学生も、ゲーム感覚で楽しみながらストーリーを進められます。
AIえいご-マグナとふしぎの少女には、主要キャラクターである「レイちゃん」という少女とフリートークができる機能もあります。英語で話すことはもちろん、日本語をミックスして話すこともOKなので、わからない表現は日本語で話したり、レイちゃんに英語での言い方を教えてもらうこともできます。(レイちゃんは常に英語で話します)
- AIが発音をフィードバック
- 習熟度に応じて問題を調整
- キャラクターとフリートークができる
- 無料
SpeakL

・画像引用:App Store
SpeakLは、実写のようなAI講師と英会話ができるアプリです。AIキャラクターは29か国145の職業から選べます。自分の興味や関心に合ったAIキャラクターと会話しながら、英語を学ぶことができます。
主な学習内容は「基礎英会話」「日常会話」「発音練習」で、それぞれ詳しい添削がつきます。一文話すごとに文法的に正しい表現か解説し、間違った表現があればより適切な表現を教えてくれます。
AIとの対話は、「スピーキング」と「ライティング」のいずれか好きな方を選べます。「ライティング」では、英語で何と言えばいいかわからないときに日本語を混ぜて書くと、英文に直してくれます。「スピーキング」の音声認識も正確で、スムーズにコミュニケーションが取れます。
特に中学生に試していただきたいのが「基礎英会話」です。このレッスンを選択すると、be動詞や現在完了形といった文法事項が表示され、どの項目を練習したいか自分で選ぶことができます。
学校の授業で苦手と感じた項目を選ぶことで、会話を通して文法の復習ができます。話した英語はすべてAIからの丁寧な解説・フィードバックがつきます。フィードバックに従って修正していけば、より自然な英語表現を増やすことができるでしょう。
- 好みのAI講師を選んで英会話練習ができる
- 「ライティング」は日本語を混ぜて書いてもOK
- 会話を通して中学校の文法事項も重点的に練習できる
- 無料(一日の学習量に制限あり・有料プランあり)
ELSA Speak

・画像引用:App Store
ELSA Speakは、英語の発音やスピーキングスキルを向上させるためのAIアプリです。発音に関して細かいフィードバックを受けられるアプリとして有名ですが、AIと英会話できる機能や、発音を聞いて正しい単語を選ぶクイズなど、さまざまなコンテンツがあります。中学生にもなじみのある基本的な単語を使って発音練習ができる他、文字の並び替えや穴埋めをして単語を作る練習はゲーム感覚でできるため、中学生でも取り組みやすいアプリです。
AIとの英会話では、友達との会話やショッピングなど、さまざまな場面でのロールプレイができます。会話の後、AIは全体の評価だけでなく、発音、言葉の選び方、文法の部分についても具体的なアドバイスをくれます。トークで実際に使った言葉を挙げて、それに代わる言葉を提案してくれたり、「この言葉を使った方がもっと分かりやすい」と教えてくれたりします。発音の部分では、どの発音が改善できるかを示し、文法に関しても、冠詞の使い方や動詞の時制など、どこを直せばいいかを具体的に教えてくれます。
- 発音スキルの向上に役立つ機能が豊富
- 細かい発音のフィードバックを受けられる
- AIとのロールプレイで英会話練習
- 無料(コンテンツに制限あり、有料プランあり)
AI英会話とオンライン英会話、通学型スクールとの比較
続いて、通学型英会話スクールとオンライン英会話、AI英会話とを比較しました。それぞれの特徴、メリットやデメリットを考慮して、最適な学習法を探してみてください。
通学型英会話スクール
・講師:ネイティブの先生
・テキスト・コース:種類は少なめ
・人数:同じ学年の生徒とグループレッスン
・発話量:少なめ
・費用:高価
・メリット:外国人の先生とリアルにコミュニケーションが取れる
・デメリット:発話量が少ない・コースのカスタマイズは不可の場合が多い
オンライン英会話
・講師:フィリピンなど非ネイティブの先生が多い
・テキスト・コース:多くのテキストから自分で選べる
・人数:先生とのマンツーマン
・発話量:やや多め
・費用:やや高価
・メリット:いろいろな先生と話せる、レッスン内容をリクエスト・アレンジできる
・デメリット:予約の手間がかかる
AI英会話
・講師:AI講師
・テキスト:自分のレベルに合ったコース
・人数:AI講師とのマンツーマン
・発話量:非常に多い
・費用:比較的安価
・メリット:発音や英作文のフィードバック・AIが苦手な箇所を把握し、最適な問題を出題する
・デメリット:自分で学習のスケジューリングをする必要がある
自宅で英会話を学習できるオンライン英会話とAI英会話のさらに詳しい比較については、以下の記事にまとめてあります。
関連記事:オンライン英会話とAI英会話を徹底比較!効果的に学習するポイントは? - スピークバディ英語学習Q&A
中学生がAI英会話で学ぶ際に意識したいポイントは?
中学生がAI英会話を活用して学習する際に、意識して行いたいことは以下です。
・話す機会を増やす
・繰り返し聞いてリスニング力を鍛える
・文法や単語も会話の流れの中で覚える
話す機会を増やす
当たり前ではありますが、英語を話せるようになるには英語を話す機会を増やすことが必要です。AI英会話で話す練習を重ねていくことで、次第に自分の言葉として使える英語のストックが増えていきます。AI英会話であれば、間違いを恐れずに練習できる環境が整っています。何度も挑戦することで、「英語を話す筋肉」が鍛えられます。
うまく話せる自信がないと感じる中学生もいるかもしれませんが、繰り返しの練習を通じて、語彙や表現力が豊かになります。そうすると自信がつき、外国人の先生とも積極的に話せるようになるでしょう。自分のペースで練習できるので、挑戦する楽しさを感じながら、徐々にスキルを向上させていきましょう。
繰り返し聞いてリスニング力を鍛える
リスニング力は、英語を話す上で最も重要なスキルの1つです。AI英会話では英語の音声を聞く機会が多く、リスニング力を鍛えることができます。AIとはいえ、収録されているのはネイティブスピーカーが目の前で話しているようなナチュラルな英語です。
ネイティブスピーカーの発音を実際に耳で聞くことで、自然な英語のリズムやアクセントを理解しやすくなります。AI英会話の音声は、何度でも繰り返し聞けます。繰り返し聞くことで、英語特有のイントネーションや発音、速いスピードの音声に慣れることが可能です。同時に、さまざまなトピックやシチュエーションでの対話を通じて、リアルなコミュニケーションにも柔軟に対応できるようになります。
リスニング力の向上は、単なる聞き取り能力を超えて、会話やコミュニケーション全体の質を高めるだけでなく、正確な発音や表現を学ぶ基盤ともなります。
以下は、英語アプリを使ってリスニング力を高めるためのヒントが掲載されています。

林 智代乃
文法や単語も会話の流れの中で覚える
授業で習っている単語や文法について、会話という別の角度から学ぶことも、英語力アップのカギとなります。
AI英会話のアプリは主に会話に特化していますが、レッスン内のキーフレーズの中に文法事項を取り入れているケースもあります。会話を通して文法を練習することで、さらに理解が深まります。また、暗記しようとするとなかなか覚えられない英単語も、会話を通して自分の言葉として使えるようになると、自然と覚えられるものです。
英会話と単語、文法は密接なつながりがあります。会話を通して学ぶことで、単なる暗記以上の実践的なスキルが身につきます。
以下は初心者の方に向けた文法の学習法についてのアドバイスです。

Mokoコーチ
中学生もAI英会話を活用して効率よく学ぼう:まとめ
英会話の学習には、通学型の英会話スクール、オンライン英会話サービスなどいろいろな方法があります。AI英会話はレベルに合った学習、発音の採点、柔軟な学習スタイル、発話量の多さといった多くの利点を持つため、忙しい中学生に積極的に取り入れていただきたい学習法です。この機会に、AI英会話の効果を確かめてみてはいかがでしょうか。
中でもAI英会話スピークバディは、上記の特長をすべて併せ持ち、さらに800以上の場面でストーリー性の高い、リアルな英会話を楽しめます。これにより、単なる単語や文法の学習だけでなく、実際のコミュニケーション能力を向上させることが期待できます。スピークバディは無料でお試しができますので、お気軽に体験してみてくださいね。
中学生のうちに英会話・コミュニケーションスキルを身につけることで、将来の選択肢がグンと広がります。学校の授業と並行して、英語を話す機会を増やし、楽しみながら将来に役立つ英語力を身につけましょう。中学生の皆さんにとって、AI英会話を通して英語のスキルを伸ばし、明るい未来に向けて一歩踏み出すことを願っています。
執筆者=アソミ