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子どもの英語にAI英会話が効果的!幼児から小学生までの選び方と活用法とは?

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英語学習のプロの意見 : 2

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AIが日々進化する中、子ども向けのAI英会話アプリやサービスが増えており、注目を集めています。

AI英会話は、小学校入学前の子には発音の基礎やリスニング力の向上を、小学校低学年の子には5年生から始まる英語の授業の準備を、高学年の子には中学で学習する文法事項や英検の対策をサポートします。幼児から小学生まで、どの段階でも楽しみながら英語に触れることが、英語習得における大切なステップとなります。

この記事では、各年齢に最適なAI英会話アプリやサービスの紹介、それらの選び方やAI英会話の活用法などをまとめました。家でどのように英語学習を進めたらいいか迷う保護者の方も、AI英会話をうまく取り入れ、お子さんの英語習得に役立てましょう。

子どもとAI英会話の相性が良い理由

AI英会話と聞くと、「AIとの英会話は効果があるのか」「子どもには早いのではないか」と思う保護者の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、子どもとAI英会話の相性はよく、日常的に使うことによりお子さんの英語力を飛躍的に伸ばすきっかけになります。

子どもとAI英会話の相性が良い理由は以下です。

  • 一方通行のレッスンになりにくい
  • 外国人と話す機会がなくても英語に触れられる
  • コンテンツが多く飽きにくい
  • 親がサポートしやすい

以下で詳しく説明します。

一方通行のレッスンになりにくい

DVDやYouTubeでの英語学習が良質なインプットになる一方で、英語を話せるようになるにはアウトプットのステップも重要です。

お手本の英語を聞いて自らも発音し、AIに評価してもらうことが英語力向上のカギとなります。高得点を目指すモチベーションが、子どもに繰り返し練習する意欲を引き起こし、自発的な学習につながるためです。

また、自分の言葉で話すことで、英語をより意識的に聞けるようになり、新しく学んだ内容が定着しやすくなります。AI英会話を活用することでアウトプットが増え、インプットの一方通行ではなくアウトプットとのバランスの良いレッスンになることが期待できます。

外国人と話す機会がなくても英語に触れられる

英会話教室やオンライン英会話など、実際に先生と話すタイプの英会話レッスンの場合、お子さんによっては話すことを恥ずかしがったり、先生の英語がわからずに沈黙してしまったりすることもあるかもしれません。

一方で、AIを搭載した英会話であれば、かわいいキャラクターたちが先生になるため、恥ずかしがることなく話せますし、タップすれば何度でもお手本の音声を聞き直せます。

AI英会話のアプリは子どもの発話を自然に引き出すように工夫されており、実際の先生との対話よりもプレッシャーが少なく、よりリラックスして学習に取り組むことができます。

コンテンツが多く飽きにくい

AI英会話アプリやサービスにはコンテンツが豊富にあります。英会話の練習以外にも、単語や発音などを集中して学習できるレッスンもあり、さまざまなスキルをバランスよく身につけられるようになっています。

子ども向けのAI英会話アプリには、コインやポイントを集めてアイテムと交換したり、着せ替えなどを楽しめるコンテンツもあり、ゲーム感覚で飽きることなく、自然に英語を理解できるように設計されています。

親がサポートしやすい

子ども向けのAI英会話アプリには、日々の学習内容やレポートが自動で送られてくるサービスも多く、お子さんの学習状況が把握しやすくなります。

また、英会話教室とは異なり、保護者はお子さんが学習している様子を見守ることができます。自宅や待ち時間などにアプリを進めることができるため、楽しく学習できているのか、きちんと発話できているかを近くで確認できるのも良いですね。

子どもがAI英会話で学ぶメリット

続いて、子どもがAI英会話で学習するメリットを以下に挙げていきます。

  • 採点・フィードバック機能で英語の基礎力がつく
  • AIが学習内容を提案してくれる
  • 自分のペースで学習を進められる
  • 正しい発音を聞くことができる

採点・フィードバック機能で英語の基礎力がつく

AI英会話は、発音の採点や英作文のフィードバック機能を持つアプリやサービスが多くあります。この機能は、AI英会話の一番の強みとも言えます。

採点・フィードバック機能を活用することにより、お子さんは会話を通して発音や文法といった英語の基礎を自然に身につけられるようになります。AIは即座に、かつ具体的にフィードバックを返すため、発話→フィードバック→再度実践のサイクルが非常に早くなり、短い時間でも効率的に英語力を伸ばすことができます。

AIが学習内容を提案してくれる

子ども用のAI英会話アプリには、年齢やこれまでの英語学習経験、初回のレベルチェックテストの結果などに基づいて、AIが最適な学習プランを提案します。これにより、お子さんは自分のレベルに合った内容から学習を始めることができます。

学習中も、AIが苦手箇所を把握して復習問題を出したり、習熟度に応じて問題の内容を変えることがあります。

一人一人にカスタマイズされ、さらに興味に基づいた内容で学べるため、学習効果が高まります。

自分のペースで学習を進められる

AI英会話は、通学型の英会話教室やオンラインレッスンと異なり、好きな時間に英語学習を進められます。

また、対人のレッスンではあらかじめ設定された時間内で、先生のペースで進んでいくことが一般的ですが、AI英会話では時間に制限がありません。そのため、話す内容をじっくり考えてから発話したり、聞き取れない部分を繰り返し聞いたりなど、自分のペースで学習を進めることが可能です。

ネイティブの正しい発音を聞くことができる

AI英会話サービスに収録されているのは、ネイティブスピーカーの音声です。お子さんはネイティブの発音を聞く機会が増え、自然な英語のリズムやイントネーションを身につけることができます。AIの発音は高品質で、まるでネイティブスピーカーが目の前で話しているかのようなリアリティを持っています。

この環境を利用することで、お子さんは自宅でも英語のシャワーを浴びることができ、日常的に英語に触れる機会を増やせます。これにより、英語の耳を養い、自然な言語習得のサポートが期待できます。

子どもがAI英会話で学ぶデメリット

子どもがAI英会話で学ぶことのデメリットについても説明します。

  • リアルなコミュニケーションが必要
  • モチベーション維持を自分で行う必要がある

リアルなコミュニケーションが必要

リアルな双方向のコミュニケーションは、子どもたちにとって豊かな言語体験をするために不可欠な要素です。AI英会話の学習も有益ですが、適度な時間を設けて家族や先生との対話を大切にし、偏らないようにすることが重要です。

1日15~30分程度の利用であれば、コミュニケーションに支障が生じる心配はないでしょう。

保護者の方と一緒に取り組み、感想を伝えあいながら進めていくのも効果的ですね。

モチベーション維持を自分で行う必要がある

AI英会話はいつでも好きな時間に学習できる一方、英会話教室などのように人がモチベーションを維持する仕組みがありません。そのため、保護者が声かけをするなど、子ども自らが習慣にできるようになるまでサポートや見守りが必要になる場合があります。

アプリからのリマインダー機能や、連続学習記録の更新なども活用して進めると良いでしょう。

幼児期の子どもにおすすめのAI英会話2選

幼児期の子どもには、英語を見聞きすることに抵抗を感じない傾向があります。特に幼児期は英語学習のゴールデンエイジとも言われており、より多くの英語を吸収する力、日本人には難しいLやRといった英語ならではの発音を理解できる素地があります。

就学前で比較的自由な時間が多いうちに、英語を話す楽しさや興味付けができるAI英会話を選び、英語に触れる機会を増やしましょう。

AIが発音を採点してくれるものを選ぶと、ゲーム感覚で発音練習ができる上、ネイティブに近い発音スキルが身につきます。

さらに、フォニックス(発音と文字のルール)が学べるもの、リスニング力を強化できるものを選んでおくと、英語の基礎が幼児期のうちにしっかりと身につきます。

以下のQ&Aでも、幼児期の発音やフォニックスの学習について触れられています。

Q.小学校の英語が難しくなっているが、幼児からやっておくべきことは何か?
Janickiコーチコーチ

Janickiコーチ

小学校に上がる前にやっておくべきことは、やはり「発音」ではないかと考えます。小さい子は特に、ネイティブスピーカーが発した音をそのままコピーして再現する能力に長けています。まだ単語のスペルを知らない段階なので、視覚情報に邪魔をされない、というのも理由の1つですが、「周りの子ども達にどう思われるか」を気にしない、発音を身につけるには最高の年齢だと思います。
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以下は幼児期の子ども向けのAI英会話アプリです。

  • トド英語
  • GALAXY Kids

トド英語

トド英語

トド英語は3〜8歳向けのAI搭載の英語学習アプリで、「聞く・書く・読む・話す」の四技能をバランスよく伸ばせます。初回アプリ起動時にレベルチェックテストがあり、その結果に基づいて子どもの英語レベルに合わせてスタートできます。レベルはA〜Zまでの26種類があり、細かく分けられています。

トド英語にはさまざまなコンテンツがありますが、特に注目なのがAI speaking LAB・フォニックス・500冊以上のデジタル絵本の3つの機能です。

AI speaking LABでは、お子さんの発音を聞き取り、AIが正しい発音かジャッジします。進めるうちにロボットの着せ替えパーツがもらえて、自分だけのロボットを作ることもできます。

フォニックスは、遊びながらアルファベットの音やつながりを覚えられます。シンプルなゲームを通して反復練習することにより、自然に身につくように設計されています。

デジタルブックでは、500冊以上の絵本が読み放題です。絵本によっては内容理解のクイズが出題され、ただ読み進めるだけではなく、内容もしっかり理解できるようになっています。

保護者向けの学習レポートも充実しており、学習内容はもちろん、苦手なところ、うまくできたところについても毎日レポートが届き、お子さんの学習状況や進み具合を把握できます。

トド英語まとめ:
  • AIが子どもの発音を正しくチェック
  • フォニックスやデジタル絵本も充実
  • 毎日レポートが無料で受け取れ、学習状況を把握できる
トド英語の料金:
  • 無料(学習範囲に制限あり・無料体験あり)

GALAXY Kids

galaxy kids

GALAXY Kidsも3〜8歳向けのAI英会話アプリです。7段階のレベル設定があり、400種類以上の英語レッスンを受けられます。

どの単元でもリピートや自分での発話を促すレッスンスタイルを取るため、楽しいだけではなくきちんと発話量を保ちながら英語学習ができます。カラフルでかわいいキャラクターが登場し、子どもの英語学習を盛り上げます。歌やゲームの要素、学習を進めるともらえるコインを集めて着せ替えアイテムと交換するなど、子どもたちが夢中になる仕組みが満載です。

発音はAIにより100点満点や星の数で評価され、各単語の音節まで細かく採点されます。また、発話した内容についてもリアルタイムで判定してくれます。

基本のレッスンは、お友達と会う、学校に行く、お店で買い物をするなどの日常生活に根ざした英語表現を、アニメーションのストーリー形式で学んでいきます。

Galaxy Kidsでは1アカウントにつき3人まで登録ができるため、きょうだいや家族で取り組むことも可能です。

Galaxy Kidsまとめ:
  • AIが各単語の音節まで詳しく採点
  • 歌やゲームの要素も豊富
  • 1アカウントにつき3人まで登録可
Galaxy Kidsの料金:
  • 無料(学習範囲に制限あり・無料体験あり)

小学校低学年の子どもにおすすめのAI英会話3選

小学校低学年の子どもにとっては、5年生から本格的な英語の授業が始まる前に、知っている英語表現や話せる英文を増やしておくことが大切です。

公立の小学校でも外国語活動の授業は週に1回程度ありますが、自分から発話する機会や先生の発音を聞く機会は限られています。

低学年のお子さんには、AI英会話アプリなどを活用して楽しい英語の経験を重ね、日常生活に根ざした簡単な英語を話せるようにしておくと良いでしょう。アルファベットや短い単語を読む練習も役立ちます。本格的な英語の授業が始まる前に英語の下地を作っておくことで、スムーズに順応することができます。

以下は小学校低学年の子ども向けのAI英会話・サービスです。

  • Buddy AI
  • おもてなCityへようこそ!
  • Musio

Buddy AI

buddy AI

Buddy AI5〜10歳の子ども向けのAI英会話アプリです。日本語には対応しておらず音声や指示はすべて英語ですが、視覚的エフェクトがわかりやすく、子どもでも何をするか迷わず進められます。語彙力・発音・リスニング力強化を主軸に、1500以上の英単語・フレーズを覚えられます。

最新の音声認識技術を搭載しており、発音する場面で少しでも違う発音で答えると、AIキャラクターがやさしく訂正、言い直すように促してくれます。最適なタイミングで復習レッスンも出てくるため、学習内容が定着しやすいです。

レッスンを進めていくと、Buddyに着せ替えできる新たなアイテムが手に入り、モチベーションを保ちながら学習できます。幼児向けのアプリと比べると、遊びよりも英会話練習の要素が強いため、小学校低学年の子により適しています。各単元では、習う単語に関連した動詞も一緒に学べるのが、他アプリと違ったポイントです。

Buddy AIまとめ:
  • 高精度の音声認識機能で正確に発音を聞き取る
  • AIが最適な復習問題を作成
  • 単語に関連した動詞も合わせて学べる
Buddy AIの料金:
  • 有料(無料お試し期間あり)

おもてなCityへようこそ!

おもてなcity

おもてなCityへようこそ!ECCが提供するAI搭載の英語学習アプリで、お店を経営しながら外国人観光客と対話する設定です。ECCの音声認識技術は、日本人特有の発音も正確に識別できるのが特長です。

発音練習では「発音」「印象」「流暢」の3つのポイントでAIが細かく評価します。発音の正確さだけでなく、相手に与える印象も重要視されるため、感情をこめて発音する練習ができます。会話の練習コーナーでは、場面に適した具体的な言い方を学ぶことができ、実践に活かせる表現力を鍛えることができます。

アプリはゲーム要素も充実しており、お店の家具を集める楽しみがある他、ミッションを達成するとさまざまなアイテムがもらえます。低学年で英語経験が少ないお子さんでもできるトレーニング(短い文章のリピーティングや小1レベルから取り組める単語練習など)が充実しており、身近な表現も取り入れながら学習するのに最適なアプリです。

おもてなCityへようこそ!まとめ:
  • 日本人特有の発音も正確に識別できる音声認識機能
  • 発音は3つのポイントでAIが細かく評価
  • 会話練習以外のコンテンツも充実
おもてなCityへようこそ!の料金:
  • 無料(学習範囲に制限あり・無料体験あり)

以下は、「おもてなCityへようこそ!」の効果的な学習方法に関するプロからのアドバイスです。

Q.ECCのAIアプリの「おもてなCityへようこそ!」の効果的な学習方法を教えて
Mokoコーチコーチ

Mokoコーチ

学習のポイントは ・アプリの音声をまねて発音練習 ・「ミニゲーム」も活用して、フォニクスや単語、英文の並べ替え学習も取り入れる ・学んだフレーズはその都度覚えて、自分でも例文を作ってみる の、3点です。
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Musio

Musio

Musioは、AIを活用して英会話するロボットです。AI技術が顔や声を認識し、話し手との会話を覚えて、さらに会話を通じて自分の性格を形成します。プログラミングされている表現以外も理解するので、同じことを聞いても違う言葉が返ってくるなど、さまざまな会話を楽しめます。専用アプリと連動することで、話した内容や学習の進み具合を確認できます。

Musioはもう1人の家族のような存在として、家族全員で英会話を楽しめます。低学年のうちはアルファベットなど基礎的な練習から始め、英語力や学年が上がってきたら上級モードや英検対策に活用するなど、長期的に利用できるのもポイントです。

Musioまとめ:
  • 会話内容を記憶し、独自の性格を形成
  • さまざまな会話の内容に対応
  • アプリと連動して学習内容を詳しく把握
Musioの料金:
  • 有料(57,310円~)

小学校高学年の子どもにおすすめのAI英会話3選

小学5年生からは英語が授業科目(通知表で評価される)となります。授業で学ぶ内容はもちろん、中学校で文法を学習する前に、基本的な文法事項を理解しておくことが大切です。

現在形や過去形などの文法事項一つ一つを意識する必要はありませんが、多くの会話表現の練習を通して、文法事項も自然に身につけられると良いでしょう。

以下は小学校高学年の子ども向けのAI英会話アプリです。

  • AI英会話スピークバディ
  • マグナとAIえいご-マグナとふしぎの少女
  • Duolingo

AI英会話スピークバディ

AI英会話スピークバディ

・画像引用:App Store

AI英会話スピークバディは、英会話練習に特化したアプリです。

AIキャラクターとの英会話練習を通じて、実践的なアウトプット力を鍛えることができます。初回の実力テストの結果をもとに、AIがレベルに合ったカリキュラムを作成します。いちばん易しいレベルでは、Helloなどのあいさつや自己紹介などの身近な英語表現から始めて、少しずつステップアップしていくため、まだ英会話に自信がない子でも問題なく進められます。

また、スピークバディは、発音や英作文を瞬時にフィードバックしてくれるため、正しい発音や文法の基礎を身につけることができます。中学校進学前に、会話表現を通して文法や発音といった英語の基礎力をつけておきたい高学年の子にも合っています。

2023年11月にiOSに追加された「バディチャット」では、よりリアルな設定でAIキャラとのフリートークができるようになりました。

「バディチャット」でのフリートークは、習った内容を実践する場にピッタリです。何を話せばいいか迷うときには、ヒントを参考にできるので会話が途切れることはありません。スピークバディのAIや音声認識機能は、あらかじめ組み込まれている表現以外にも柔軟に返答できるため、子どもたちは自由なトークを通じて英会話スキルを向上させることができます。

AI英会話スピークバディまとめ:
  • 初回のレベルチェックテストでAIが最適なカリキュラムを作成
  • 発音や英作文の内容を瞬時にフィードバック
  • AIキャラクターとのフリートーク機能
AI英会話スピークバディの料金:
  • 有料(無料体験あり)

マグナとAIえいご-マグナとふしぎの少女

AIえいご-マグナとふしぎの少女

・画像引用:App Store

AIえいご-マグナとふしぎの少女は、小中学生をターゲットに開発されたAI英会話アプリです。

小学校高学年から中学生で習う内容を学習でき、主に聞く・話す力を鍛えられます。このアプリでは、日常英会話でよく使う2,800語、収録フレーズ数は1,700以上をカバーしており、映画のようなスケールの大きいストーリーを進めながら、自然に英語力を伸ばせます。英語の学習レベルはAIが自動で調節するため、子どもたちは自分に合ったレベルで学習できるのがポイントです。AIが学習内容を記憶するので、復習もAIにお任せできます。

マグナとふしぎの少女は高精度の音声認識技術を採用しており、スムーズで本格的な英会話も楽しめます。

アプリの主要キャラクターである女の子「AIレイちゃん」とは、フリートークもできます。レイちゃんは英語だけを話しますが、日本語で話しかけても英語で返してくれるので、英語での言い方がわからないときは日本語を交えてもOKです。

マグナとAIえいご-マグナとふしぎの少女まとめ:
  • 英語の学習レベルはAIが自動で調節
  • 高精度の音声認識技術を採用
  • AIキャラクターとのフリートーク機能
マグナとAIえいご-マグナとふしぎの少女の料金:
  • 無料

Duolingo

Duolingo

・画像引用:App Store

Duolingoは、「聞く・話す・読む・書く」力をバランスよく練習できるアプリです。AIが学習内容を分析し、よく理解できていることには難しい問題を、苦手なところには易しめの問題を出すように、AIが自動で難易度を調整します。

イラストを効果的に使っており、ゲーム要素も強いため、小学生にも人気のアプリです。単語を並び替えて文章を完成させる問題は、英検の対策にもなるため、今後受検を検討している高学年の子どもにも適しています。

また、「Duolingoストーリー」というコンテンツでは、会話仕立てのミニストーリーを聞けるようになっており、このストーリーが面白くて好きというお子さんも多いようです。楽しみながら自発的に学習する習慣が身につくアプリとも言えます。

Duolingoまとめ:
  • AIが自動で問題の難易度を調整
  • イラストとゲーム要素で効果的に学べる
  • 面白いストーリーが聞けると子どもにも人気
Duolingoの料金:
  • 無料(広告あり・有料プランあり)

子どものAI英会話サービスの選び方のポイント

子どもがAI英会話をより楽しく、より効果的に学習できるように、選ぶ際には以下のポイントを重視すると良いでしょう。

  • 最新のAI・音声認識技術を搭載しているか
  • 子どもが興味を持てる内容
  • 学習内容が充実しているか

最新のAI・音声認識技術を搭載しているか

AI英会話を選ぶ際には、最新のAIや音声認識技術が搭載されているものを選びましょう。アプリやサービスの中には、AIが適切な返答をしなかったり、違う言葉として認識してしまうものもあります。そのようなAI英会話はストレスの原因となり、結果的に長続きしません。

最新のAIや、精度の高い音声認識技術を使っているアプリやサービスは、公式サイトやアプリの紹介文などで確認できますので、選ぶ際に確認してみてください。

子どもが興味を持てる内容か

各AI英会話アプリやサービスには対象年齢が記されているものもありますが、子どもの興味や学習の進度によっては、異なる対象年齢のサービスを選ぶのも一つの方法です。興味のある内容で楽しみながら、自分の力で「できた」と感じることは自信となり、さらに学習意欲を高めます。

誰かにやらされるのではなく、子ども自らが「このアプリで学びたい」と思える自発性を育むことも大切です。英語学習は長期戦なので、自ら学びたいと感じることが長期的な学習のモチベーションを高めるきっかけとなります。

学習内容が充実しているか

AI英会話アプリやサービスは、学習内容が充実しているものを選びましょう。子どもの年齢や興味、学習進度に合わせて選ぶだけでなく、良質な教材やカリキュラムが揃っていることは、効果的に学ぶために重要なポイントとなります。

また、アプリが提供するサポートやフィードバックの仕組みも確認しましょう。例えばAIによる採点に関して、細かいところまで採点してほしいか、今は細かさよりも楽しさやモチベーション向上を優先するかなど、お子さんの性格や教育方針によっても重視するポイントは変わってくるかと思います。個々のニーズに合わせて検討すると良いでしょう。

子どもがAI英会話でより効果的に学ぶための活用法

AIで英会話を学ぶ際、少しの工夫を加えてみることで、お子さんの学習経験がより濃いものになります。活用法としては以下が挙げられます。

  • 学習する時間を決める
  • 親子で一緒に取り組む
  • 学習レポートを活用する

学習する時間を決める

アプリで学習する時間はあらかじめ決めておくと良いでしょう。はじめは楽しさや新鮮さのため、長い時間やりたがる子が多いですが、長時間の使用は集中力も途切れ、すぐに飽きてしまいがちです。1日15分程度で学習できるアプリやサービスが多いので、短時間で毎日できるようにスケジュールしたほうが長続きしやすいです。

親子で一緒に取り組む

子どもに見せる前に、アプリがどんな内容か、まず保護者の方が軽く試してみることをおすすめします。見せたくないような広告は出ないか、内容は楽しめるものか、無料で使う予定なら、どこまで無料で学習できるのかなどを確認しておくと良いでしょう。

また、保護者がアプリを楽しんでいる姿を見せることで、子どもも英語学習に対して興味を持ちやすくなります。親子で一緒に学ぶことは、家庭内での学習環境を良好にし、やる気を引き出す効果があります。

学習レポートを活用する

AI英会話アプリでは、その日の学習内容をメールで送ってくれる機能があります。学習内容以外にも、お子さんの苦手な部分や得意な部分などを詳しく教えてくれるサービスもあります。そのため、いつでもお子さんの学習進捗や強化すべきポイントを把握できます。

学習レポート機能がないアプリでも、Studyplusなどの外部の学習管理アプリやサービスと連携すれば、学習時間などを確認できます。これにより、お子さんの学習状況をモニタリングし、必要に応じてサポートや調整を行うことができます。

AI英会話は子どもの将来の可能性を広げるツール!

子どもの英会話学習は、AIが浸透することでより楽しく身近なものになりました。AI英会話はこれからもさらに充実していくと予測できます。スマホがあればできる学習を通し、英語に触れる機会を増やすことは、お子さんの将来の選択肢を増やすことにもつながります。AI英会話を活用し、学校の英語の授業や外国人の先生と自信を持って話すことに役立ててくださいね。

中でもAI英会話スピークバディは、小学校高学年から始めて長期的に英語学習ができるアプリです。個性あふれるAIキャラクターとのリアルな英会話を通して、間違いを恐れずに話す気持ちも養い、将来的に自由に英語を話すスキルを身につけられます。無料でお試しができますので、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。

お子さんに合ったアプリやサービスが見つかると、学習意欲もさらに高まりますね。今回ご紹介した内容が、お子さんの興味や学習目的に合ったAI英会話を見つける手助けになれば幸いです。

執筆者=アソミ

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