英語指導歴15年以上!実践的なアドバイスで日本での英語学習をサポート!
Mutsumiコーチ
taiさん、模試の結果に落ち込んでしまうお気持ち、よく理解できます。特に努力しているのに思うような結果が出ないときの挫折感は大きいですよね。でも、その悔しさを原動力に、学習方法を見直す絶好の機会だと捉えましょう。
文法問題集だけでは、大学入試の長文読解のように長文を「速く正確に読む力」は十分に身につきにくいです。難関国公立大学の入試では「読解スピード」と「正確な理解力」、そして「語彙力」が特に重要です。長文読解力と語彙力を効率的に伸ばすためには、現在の学習法にプラスして以下のアプローチを組み合わせてみてください。
多読と精読の組み合わせ
多読:易しめの英文を量をこなして読むことで、読解スピードと自然な英語の感覚を養う
→ レベルに合った教材を選びます。少しレベルを下げた英文記事(NHK NEWS EASY、The Japan Times Alpha)や graded readers (段階別読み物)などが効果的です。興味のある分野の英文記事などを読むのも良いでしょう。わからない単語があっても、辞書を引くのではなく、前後の文脈から意味を推測する練習をしましょう。理解に詰まらず英語を英語のまま読む感覚が育ち、読むスピードも上がります。
→ リスニング力を上げたいのであれば、同じ教材を使って多聴(リスニング多読)や英文の音声を聞きながらオーバーラッピングやシャドーイングもおすすめです。
精読:難易度の高い英文を深く分析して読むことで、正確な理解力を鍛える
→ 興味のある題材をじっくりと読み込むことで、内容への集中力が高まり、深い理解につながります。また文の構造(主語、動詞、目的語など)を意識しながら読むことで、複雑な文でも正確に内容を把握できるようになります。読解中にわからなかった単語や文法事項は、必ず辞書や参考書で確認し、ノートにまとめる、文を作るなどして実際に使って知識を定着させましょう。
→ 教材は、大学入試の過去問や少し難易度は高いですが、オンライン記事(TIME、Newsweek、BBC Learning English)の興味のあるものでもいいと思います。
パラグラフリーディング
各段落の主題文・支持文・結論文を特定する
段落の構造を理解し、情報の流れを把握する訓練
段落間のつながりを示す接続語(however, moreover など)や他のディスコースマーカーに注目する
時間制限のある読解練習
制限時間を設けて読解問題に挑戦し、時間管理能力を養う
周りの人と比べて焦ってしまう気持ちはよくわかります。でも、英語学習はマラソンと同じで、自分のペースで着実に進むことが大切です。達成しやすい小さな目標を設定してクリアしきましょう。これまで勉強に励んでこられた努力は決して無駄ではありません。taiさんの努力、必ず実を結びます。
応援しています!
Mutsumiコーチ
えりさん、英語の挫折経験を正直に話してくださってありがとうございます。
素敵な夢があるのに、なかなか続かない…そのもどかしさ、とてもよくわかります。英語学習は楽しい反面、続けるのがいちばん難しいですよね。ですが、飽きっぽい人ほど「学習を楽しめる工夫」をすれば、続けやすくなります。
ポイント①:夢と直結した「使いたくなる英語」に絞る
英語は、「必要な場面」や「夢のシーン」に合わせて学ぶと続けやすいです。
たとえば海外旅行なら↓
空港やホテルでのやりとり
レストランでの注文
道案内を聞く
→ こうした「すぐ使えるフレーズ」だけを毎日1〜2個覚えるだけでも前進です。話せる場面が1つ増えるだけで、モチベーションも上がります。
飽きずに続けるには、日常にワクワクを取り入れるのが一番です。
おすすめ学習スタイル:
スピークバディなどAIアプリで会話練習(1日10分)
YouTubeやNetflixで「英語で旅する」気分を味わう(好きな国が舞台の動画を英語字幕で観るなど)
Googleマップで行きたい国を検索して、英語で説明する練習
現地のカフェメニューを見て注文する練習
→ 英語が「教科」ではなく「夢のツール」に変わる感覚が持てます。ポイントは「好きなことに英語をちょい足し」するだけです。
続けるコツは「短くていい」「少し抜けてもOK」と思うこと。英語学習はリズムが大事です。完璧でなくていいんです。
1日15分週5日でOKと割り切る
毎回同じ時間に決めてルーティン化する
すでにある日課の直後に新しい活動を加えていくと習慣化しやすいです。例えば、「歯を磨いたらアプリ学習」のような感じです。
学習アプリで“連続記録”が伸びるとモチベーションがUPです。
えりさんのように、夢や気持ちを言葉にできる人は必ず英語を続けられます。やる気がない日は「旅行でカフェに入る自分」や「現地の人と笑顔で話す自分」を想像してみてください。スマホの待ち受けを「夢の写真」にしたり、ノートに「英語を話せたらやりたいこと」を書いたりするとモチベーションにもつながります。
英語は自信をつける道具であり、夢に近づくためのカギでもあります。続かないと悩むえりさんは、もうすでに「変わろう」と動いている時点で、すばらしいスタートを切っています。毎日少しずつ自分にやさしく英語に触れるだけで、半年後には「英語って意外と楽しいかも」と思えてくるはずです。小さな一歩を楽しんでください。
えりさんの夢が少しずつ形になるように、応援しています!
Mutsumiコーチ
英語を「楽しく続けたい」と思えていること、英語が少しずつできるようになりたいという気持ち、ほんとうに素晴らしいです!発音や単語に自信がなくても、大丈夫です。英語はまねして声に出すことをくり返せば、少しずつ話せるようになります。「楽しくコツコツ続けること」がいちばん大事です。
<発音学習のコツ:「聞いて、マネして、声に出す」>
発音は、最初から上手じゃなくて大丈夫です。実践的に学べる教材を使えば一人でも学習できます。まずは「英語の音」に慣れることから始めましょう。
YouTubeで「発音チャンネル」を見ながらマネする
→ おすすめYouTube: サマー先生と英会話、だいじろー、あいうえおフォニックス、Bilingirl Chika
録音して、自分の声を聞いてみる
→ 「耳→マネ→録音→もう一度聞く」の流れで練習してみましょう。最初は恥ずかしくても、違いに気づけると上達が早いです。
英語の発音には、日本語にない音があるから、最初はむずかしく感じて当たり前です。発音記号が読めるようになる(英語の音を正しく発音できるようになる)と発音学習が楽になります。
<単語学習のコツ:「目×耳×口」で3回インプット>
単語は覚えても忘れちゃう…よくあります。でも、目で見て、声に出して、耳で聞くの3つを使えば、覚えやすくなります。
Leptonやmikanなどのアプリで単語を見たら、「3回声に出す」のを習慣にしましょう。
イメージや例文とセットで覚えるましょう。イラスト付きや、例文が読める単語帳(アプリ)を使ったり、単語単体で覚えようとするのではなく、単語を含んだ自作文を作ってみると、意味も想像しやすくなります。
「今日の3単語だけ覚える」や「好きなもの(ゲーム、食べ物)に関する英語を調べる」など、自分の興味から単語を広げていくのもおすすめです。
静かな部屋で集中できるのは、すごく良い環境です。最高のトレーニングルームですね!例えば毎日こんなふうに進めてみてはどうでしょうか?
毎日3〜5分だけ音読タイム(短い英語の文章を声に出す)
「1日1フレーズ」だけ発音や文のマネをする
「言えた!」「わかった!」を感じたら、ノートにメモして自分をほめる
「やらなきゃ」と思うと苦しくなりますよね。でも、英語は続けていれば必ず上達するものです。1日10分でも、声に出す練習を続けていれば、半年後には「ちょっと自信がついてきた!」と思える日がきっと来ます。発音も単語も、「昨日よりちょっとできた!」を大切にしてください。
これからも、楽しみながら英語と仲良くなっていけるように、応援しています!
Mutsumiコーチ
よんよんさん、素晴らしいスタートを切られていますね!40日でAIやアプリを活用し、すでに「聞こえる・話せる」を少しずつ体感できていること、また明確な目標があることは本当にすごいことです。
ここでは、まず入門レベルから始めて半年・1年後に目指す英語力と、それに必要な学習量についてご紹介します。
半年後
学習時間の目安:週5〜6時間×24週=約120〜150時間
目標レベル:自己紹介・出張での案内ができる、定型的な仕事のやりとりが通じる
1年後
学習時間の目安:週6〜7時間×48週=約300時間前後
目標レベル:簡単なミーティングで要点を伝えられる、チャットやメールもスムーズになる
1日1時間ほどを目標に、平日は30分、休日は1時間半など、自分に合ったリズムを作ってみましょう。長期間コツコツ毎日続ければ十分届く範囲です。
<効率的な学習のコツ>
英語力を「使える力」に変えるには、インプットとアウトプットのバランスがポイントです。
① 1週間の学習に「3つの軸」を組み込む
飽きずにレベルアップするためには、以下の3つをローテーションするのが効果的です。
インプット(リスニング・語彙・例文)
例:SpeakBuddy、英語日記、NHK「ラジオ英会話」など
アウトプット(話す・書く)
例:Speakアプリの瞬間発話練習、英語日記、AIチャットでのやりとり、独り言を録音
反復・復習(文法・表現の定着)
例:瞬間英作文、単語アプリ、復習リストをつくる、SpeakBuddyなどで聞いた文を、自分の状況に言い換えて話す
AIアプリで聞くだけでなく、「自分で英語を言ってみる」瞬間発話を増やして、「使える英語」に変えていきましょう。英語を添削してくれるAIツールやアプリ(例:HiNative、Grammarly)も活用してみてください。
② 発音とリスニングも一緒に鍛える
完璧を目指しすぎず、「聞く→真似する」を気楽に続けましょう。
シャドーイング(聞いてすぐにマネ)
短いフレーズだけ口に出す
③「通じた!」体験でモチベーションを保つ
アプリのAIや英会話チャットで通じた体験が増えると、自信がつきます。話せた表現、理解できた会話、「今日の成功フレーズ」などを手帳やアプリにメモしておくと、続ける力になります。
よんよんさんが感じているワクワクと焦り、どちらも自然な気持ちです。でも、毎日少しずつでも続ける人が一番伸びます。半年後、1年後、「あれ、英語でけっこう話せるようになってるかも!」という実感を味わえる日が、必ず来ます。
今のペースは十分素晴らしいので、どうか自信をもって続けてくださいね。応援しています!
Mutsumiコーチ
ひなさん、ご相談ありがとうございました。
今から文法を意識して学んでいるひなさんは素晴らしいです。将来大きな力になります。
文法はわかるのに会話でうまく使えない…そのモヤモヤ、すごくよくわかります。実は「知ってること」と「使えること」にはギャップがあるのが普通なんです。「知識の文法」を「話せる文法」に変えるトレーニング法があるので、次のステップから始めてみてはいかがでしょうか。
① よく使う文法を「ひとことパターン」で覚える
苦手な文法は、一文丸ごと“型”で覚えるのがコツです。使い回せるテンプレを覚えることで、実際の会話でもスムーズに文が出てきやすくなります。何度も口に出して練習しましょう。
たとえば、仮定法なら、
If I had more time, I would watch anime all day!
If I were a cat, I’d sleep all the time!
「こんなとき自分なら何て言うかな?」と考えて、自分の言葉に置き換えていくのがポイントです。
② 毎日2〜3分でOK!声に出すトレーニング
文法は実際に声に出して練習することで、会話でよりスムーズに出せるようになります。文法✖️会話型アプリや教材を活用してみましょう。英文を聞く→自分でも同じ文を口に出す(オーバーラッピング or シャドーイング )という習慣を身につけましょう。
おすすめ教材:
中学英語でペラペラになる 瞬間英作文入門(文法のアウトプット練習に特化)
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。(文法と会話の橋渡しに◎)
アプリ:SpeakBuddy (AIと話しながら、文法が自然に練習できる)
アプリ:Real英会話 (実際にネイティブが使う会話での文法パターンが覚えられる)
③ 自分専用の「使いたい文法帳」を作って運用力を育てる
自分が実際に使いたいシーン(友達との会話、留学先での質問など)を想定して文を作り、それを繰り返し音読や録音で練習しましょう。書く→話す→録音→聞き返す、の流れが効果的です。話す前に書くことで、正しい文法をゆっくり使う練習ができます。
文法は「できるようになった」と実感するまで少し時間がかかります。でも、「あ、今この文法使えた!」という瞬間がどんどん増えてきます。留学先で自信を持って話せるように、今のうちに使える文法の練習を楽しんでくださいね。応援しています!
Mutsumiコーチ
Toroさん、貴重なご相談をありがとうございます。
上級者であってもビジネス英語の壁は確かに高く、特に時間の制約や専門性の高さは大きな挑戦です。ですが、Toroさんのように学習法を工夫し普段から実務で使っている方には、ストラテジーを少し変えてみることでさらに効果的な成果が得られると思います。
「学習時間を確保できない」のはビジネスパーソン共通の悩みです。そこでおすすめなのが、日々の業務そのものを“学習素材”に変えることです。
例えば:
会議・メールの英語表現をEvernoteやNotionに蓄積
→ 自分専用の「業務用表現バンク」を作り、再利用・改善していく
会議中のうまく言えなかった表現をメモして後で再表現
→ 会話後のリフレクションが成長の鍵です
上級者は語彙は十分に持っていても、その場に適した機能的表現(反対・同意・切り返し・提案・譲歩・まとめなど)が不足しがちです。
『Business Vocabulary in Use: Advanced』(Cambridge University Press)
『Business Result – Advanced』(Oxford University Press)
Harvard Business Review (Podcast & ウェブサイト)
特にHBRの記事は、業界別・分野別の語彙と論理展開の訓練に最適です。
専門用語は「意味理解」だけでなく「使い方」まで押さえないと実戦では通用しません。業務の中で習得を加速させるために、次のことを試されてはいかがでしょうか。
専門分野の英語プレゼン動画(YouTube・TED・業界カンファレンスなど)をシャドーイング
単語ではなくコロケーション(英語表現の中で頻繁に使用される2つかそれ以上の単語同士の組み合わせ)リストで覚える
例:「leverage + data」「align with strategy」など
Toroさんのような成熟した英語学習者には、「できたこと」を毎日記録する小さな自己肯定ルーティンも効果的だと思います。毎日1フレーズ「今日使えた英語」を日記に記録してみたり週末に「3つの達成・1つの課題」などを書き出して可視化してみてもいいかもしれません。
「意識的に使う機会を作り」「自分の成長を喜べる」方は、英語力が深まり続けるタイプです。戦略的反復と業務との一体化で、ビジネス英語は確実に伸びます。応援しています!
Mutsumiコーチ
Kurumazukiさん、ご相談ありがとうございました。
入門レベルの方が英語で発言する勇気を持つことは本当に大きな一歩です。私自身も、「間違えたらどうしよう」と不安で何も言えず、会議が終わるのをただ待っていた時期がありました。でも、少しずつ「言える表現」「使える型」を増やしていくことで、安心して話せるようになりました。不安を減らすためのステップとおすすめの練習法を紹介しますので、試してみてください。
思いついた英語をその場で言うのは難易度が高いです。最初は、決まった型を暗記して使うのが一番安心です。例えば次のような定型フレーズを使ってみてください。
意見を言うとき:
“I think we should…”
“In my opinion,…”
確認したいとき:
“Sorry, could you repeat that?”
“Do you mean…?”
時間がほしいとき:
“Let me think for a moment.”
“That’s a good question.”
『オンライン会議を成功させる実用フレーズ辞典』などで表現をストックしましょう。
「実践練習」こそ不安を減らす最短ルートです。動画を見ながら一時停止→まねして発音→表現を繰り返すだけでも、かなり会話の感覚がつかめてきます。
おすすめYouTubeチャンネル:
Speak English with Mr. Steve(やさしいビジネス英会話)
ビジネス英語コーチHika(会議・電話・プレゼン用のリアルな表現)
AK-English(やさしい表現で実践重視)
例えば、パワポを開いて「自分の発言を1分だけ英語で言う練習」をしてみましょう。例えば次のような感じです。
今週の目標について話す
チームに報告するイメージで話す
「よく使う言い回し」で話す練習を繰り返す
これらを録音してあとで聞くと、どんな場面で最も発言しずらさを感じるかが見えてきますし、練習すると自信もついてきます。
週30分〜2時間でもOK!短く集中してできる教材を選びましょう。
SpeakBuddyアプリ(AIと実践的な英会話ができる)
BBC Learning English – English at Work(無料・会話例が豊富)
今の悩みは、多くの英語学習者が通る道です。「完璧に話す」より「伝えようとする気持ち」が一番大事。間違えるのは「恥」ではなく「前進」です。毎回1つでも新しい表現が言えたら、それは大きな進歩です。まずは会議で一言だけ言ってみることから始めましょう。焦らず、一歩ずつ。でも「言えた!」という体験が少しずつ自信を育ててくれます。一緒に頑張りましょう!
Mutsumiコーチ
かんたろうさん、ご質問ありがとうございました。
私自身もスペルを覚えるのに不安を感じていました。でも、少しやり方を変えたら驚くほど楽になりました。焦らず取り組めば必ず上達するので、次のストラテジーを参考にしてみてください。
① 英単語に「出会う」回数を増やす
単語を覚えられない人に共通するのが、その単語との接触回数が低いことです。それから人間の脳は復習をしないと忘れてしまいます。なので、たくさん反復することが大切です(参照:Spaced repetition(間隔反復)とLeitner System)。
何度も繰り返し同じ単語に「出会う」工夫をしましょう。大切なのは、一度の暗記に多くの時間をかけることではなく、短時間での復習を繰り返すことです。単語カードを使ってシステム学習することもできますが、次のようなアプリやウェブサイトを活用することもおすすめです。
Quizlet (自分で単語帳を作ったり、他の人が作った単語帳を学習したりできます)
mikan (英語学習アプリの中でも人気が高く、クイズ形式で単語を楽しく学習)
Memrise (ゲーム感覚で単語を覚えられます)
すごい暗記帳(AIが画像から問題を作成してくれるアプリ)
モノグサ(単語帳は英単語以外にもたくさん 面白いジャンルが見つかるアプリ)
長い単語ほど、「小さなパーツ」にわけて見ましょう。多くの長い単語は接頭辞、語根(語幹)、接尾辞から成り立っています。単語が「意味の部品」として覚えられ、スペルも自然と身につきます。単語の語源を調べてみると「なるほど!」と思えるものもたくさんあると思います。
書くだけの練習より、マルチモーダル(視覚・聴覚・運動感覚)を使った方が記憶に定着しやすいとされています。例えば、「単語を目で見てスペル全体をイメージする→正しい発音を声に出す→見ないで書いてみる」を一セットにして3回くらい繰り返してみるのも効果があります。
④ イメージしずらい単語は画像や文と結びつけて
単語学習をしていると、覚えづらい単語に出会うことがあります。イメージしづらい単語は、画像検索をして視覚的に覚えるというのもおすすめの方法です。また、記憶に残りそうな面白い自作文を考えて記憶に埋め込みましょう。
英単語のスペル力は、「才能」ではなく、正しい方法を地道に続けた人が伸びる分野です。焦らず、毎日少しずつ「見て・言って・書く」を習慣にして、何度も単語に接触すれば、半年後には今の不安がウソのように軽くなります。一緒に頑張りましょう!
Mutsumiコーチ
ご相談ありがとうございます。毎日30分〜1時間も学習されていて、素晴らしいです!
私も「聞いたことのある単語なのに、ネイティブが言うと分からない」という体験を何度もしました。特に音の微妙な違いは、見落としがちですよね。でも、今の悩みは、中級から上級へステップアップする人が通る成長のサインでもあります。
ネイティブの話が聞き取れない原因は、主に次の理由が考えられます。
音声変化(リンケージ・脱落・同化)に慣れていない
語順どおりに意味を取れていない
先読みのスキルが弱い
聞く前にスクリプトを読んで、発音されない音・つながる音をチェック
「シャドーイング」で自分の音とネイティブの音を比較
→ 耳と口をリンクさせましょう。発音が近づくほど、自然とリスニング力も上がります!
リスニング素材は5〜15秒ずつなど短く区切って学ぶのが効果的
→ はっきり発音&初心者〜中級者にやさしい動画やリスニング練習に適した素材を使いましょう
また、/ʒ/ と /dʒ/ の違いを攻略する方法ですが、次の練習を試してみてください。他の音素でも同じトレーニングができます。
Googleで 「/ʒ/ vs /dʒ/ minimal pairs」と検索して聞き分け練習(minimal pairsは1つだけ音が違う単語のペアのことです)
自分の発音を録音して、モデル音声と比較(引き続きELSAで)
口の動きに注目して鏡の前で練習(/ʒ/ は口の力を抜いて摩擦音、/dʒ/ は口を少し強めに閉じてから弾くように)
発音トレーナー系のYouTuberや口の動きがわかるチャンネルを活用
YouTube English Addict with Mr Duncan
YouTube Rachel’s English
YouTube mmmEnglish
サイト YouGlish
アプリ Listening Hacker
勉強が退屈に感じるときは、好きな海外ドラマを音読素材に使ったり、YouTubeで有名人のインタビューやvlogでイントネーションやスピードごとコピーして「モノマネ学習」 をしてみたり、英語のpodcastを聞いてみたりなどを日常に取り入れてみるのはいかがでしょうか。学習を「体験」に変える工夫がおすすめです。
「聞き取れない=英語力がない」ではありません。聞き取れない音があるのは当たり前です。むしろ、どの音が苦手かを自分で言語化できている時点で、ゲンちゃんさんはすでに「伸びる準備」ができています。焦らず、でも毎日小さなチャレンジを忘れずに。発音やリスニングは、「気づいて → 修正 → くり返し」のプロセスをコツコツ積むことで、必ず改善します。応援しています!
Mutsumiコーチ
Minaさん、ご相談ありがとうございました。お悩み、共感するところがたくさんありました。特に上級レベルになると、「これ以上どこを伸ばせばいいんだろう?」と手応えが感じにくくなりますよね。
上級者は「量」より質の高いインプットとアウトプットに移行すべき段階です。
自分の興味×英語での発信というスタイルが最もおすすめです。以下の方法で、自然に英語を使い続ける環境を作ってみてはいかがでしょうか。
「正しく話す」より深く話す・書く力の維持が必要です。インプットとアウトプットを一体化させ、英語を“使う”回路を強化しましょう。
英語日記や英語ブログを書く
「最近の社会ニュースへの意見」「旅行記」「ビジネス観点からの読書レビュー」など興味のあるトピックで書いてみましょう。
ディスカッションサイトやチャットの活用
Newselaなどの記事を読んで要約+自分の意見を添える練習をする。
学習に刺激がないと飽きますよね。DuolingoやCamblyに加えて、次のような上級者向けのYouTubeチャンネルやPodcastが役立ちます。英語で自分が面白いと思えるものを使って、すき間時間に刺激を与えつつ、トピックに対する自分の意見を持つクセをつけましょう。
話し相手がいなくても、アウトプットする機会と環境は自分で作れます。低コストを重視するなら、独り言でも効果大です!
オンライン英会話で「大学院留学」「キャリア」など専門トピックに絞って練習。目的を明確にすると会話の精度と成長が見えやすくなります。
言語交換アプリ(HelloTalk / Tandem)で話し相手を見つける
MeetupやFacebookの英語コミュニティに参加
4. 留学・キャリアに向けて
英語力の維持=夢の土台作りでもあります。特に大学院留学を目指すなら専門分野を英語で語る力やアカデミックライティングの型などにも、少しずつ触れていくのがおすすめです。
Coursera や FutureLearnで興味のある講座を英語で受ける
iTalkiなどで学術英語に強い講師を探す
上級者の成長は初心者の頃のように目に見えて伸びることは少ないです。でも、Minaさんのように目標や夢が迷った時に戻れる軸になり、長期的なモチベーションに繋がります。静かな成長ですが、「伸びない」ではなく「次は何に挑戦しよう?」というマインドセットで夢に向かって学習してみてください。一緒に頑張りましょう!
英語指導歴15年以上!実践的なアドバイスで日本での英語学習をサポート!
Mutsumiコーチ
taiさん、模試の結果に落ち込んでしまうお気持ち、よく理解できます。特に努力しているのに思うような結果が出ないときの挫折感は大きいですよね。でも、その悔しさを原動力に、学習方法を見直す絶好の機会だと捉えましょう。
文法問題集だけでは、大学入試の長文読解のように長文を「速く正確に読む力」は十分に身につきにくいです。難関国公立大学の入試では「読解スピード」と「正確な理解力」、そして「語彙力」が特に重要です。長文読解力と語彙力を効率的に伸ばすためには、現在の学習法にプラスして以下のアプローチを組み合わせてみてください。
多読と精読の組み合わせ
多読:易しめの英文を量をこなして読むことで、読解スピードと自然な英語の感覚を養う
→ レベルに合った教材を選びます。少しレベルを下げた英文記事(NHK NEWS EASY、The Japan Times Alpha)や graded readers (段階別読み物)などが効果的です。興味のある分野の英文記事などを読むのも良いでしょう。わからない単語があっても、辞書を引くのではなく、前後の文脈から意味を推測する練習をしましょう。理解に詰まらず英語を英語のまま読む感覚が育ち、読むスピードも上がります。
→ リスニング力を上げたいのであれば、同じ教材を使って多聴(リスニング多読)や英文の音声を聞きながらオーバーラッピングやシャドーイングもおすすめです。
精読:難易度の高い英文を深く分析して読むことで、正確な理解力を鍛える
→ 興味のある題材をじっくりと読み込むことで、内容への集中力が高まり、深い理解につながります。また文の構造(主語、動詞、目的語など)を意識しながら読むことで、複雑な文でも正確に内容を把握できるようになります。読解中にわからなかった単語や文法事項は、必ず辞書や参考書で確認し、ノートにまとめる、文を作るなどして実際に使って知識を定着させましょう。
→ 教材は、大学入試の過去問や少し難易度は高いですが、オンライン記事(TIME、Newsweek、BBC Learning English)の興味のあるものでもいいと思います。
パラグラフリーディング
各段落の主題文・支持文・結論文を特定する
段落の構造を理解し、情報の流れを把握する訓練
段落間のつながりを示す接続語(however, moreover など)や他のディスコースマーカーに注目する
時間制限のある読解練習
制限時間を設けて読解問題に挑戦し、時間管理能力を養う
周りの人と比べて焦ってしまう気持ちはよくわかります。でも、英語学習はマラソンと同じで、自分のペースで着実に進むことが大切です。達成しやすい小さな目標を設定してクリアしきましょう。これまで勉強に励んでこられた努力は決して無駄ではありません。taiさんの努力、必ず実を結びます。
応援しています!
Mutsumiコーチ
えりさん、英語の挫折経験を正直に話してくださってありがとうございます。
素敵な夢があるのに、なかなか続かない…そのもどかしさ、とてもよくわかります。英語学習は楽しい反面、続けるのがいちばん難しいですよね。ですが、飽きっぽい人ほど「学習を楽しめる工夫」をすれば、続けやすくなります。
ポイント①:夢と直結した「使いたくなる英語」に絞る
英語は、「必要な場面」や「夢のシーン」に合わせて学ぶと続けやすいです。
たとえば海外旅行なら↓
空港やホテルでのやりとり
レストランでの注文
道案内を聞く
→ こうした「すぐ使えるフレーズ」だけを毎日1〜2個覚えるだけでも前進です。話せる場面が1つ増えるだけで、モチベーションも上がります。
飽きずに続けるには、日常にワクワクを取り入れるのが一番です。
おすすめ学習スタイル:
スピークバディなどAIアプリで会話練習(1日10分)
YouTubeやNetflixで「英語で旅する」気分を味わう(好きな国が舞台の動画を英語字幕で観るなど)
Googleマップで行きたい国を検索して、英語で説明する練習
現地のカフェメニューを見て注文する練習
→ 英語が「教科」ではなく「夢のツール」に変わる感覚が持てます。ポイントは「好きなことに英語をちょい足し」するだけです。
続けるコツは「短くていい」「少し抜けてもOK」と思うこと。英語学習はリズムが大事です。完璧でなくていいんです。
1日15分週5日でOKと割り切る
毎回同じ時間に決めてルーティン化する
すでにある日課の直後に新しい活動を加えていくと習慣化しやすいです。例えば、「歯を磨いたらアプリ学習」のような感じです。
学習アプリで“連続記録”が伸びるとモチベーションがUPです。
えりさんのように、夢や気持ちを言葉にできる人は必ず英語を続けられます。やる気がない日は「旅行でカフェに入る自分」や「現地の人と笑顔で話す自分」を想像してみてください。スマホの待ち受けを「夢の写真」にしたり、ノートに「英語を話せたらやりたいこと」を書いたりするとモチベーションにもつながります。
英語は自信をつける道具であり、夢に近づくためのカギでもあります。続かないと悩むえりさんは、もうすでに「変わろう」と動いている時点で、すばらしいスタートを切っています。毎日少しずつ自分にやさしく英語に触れるだけで、半年後には「英語って意外と楽しいかも」と思えてくるはずです。小さな一歩を楽しんでください。
えりさんの夢が少しずつ形になるように、応援しています!
Mutsumiコーチ
英語を「楽しく続けたい」と思えていること、英語が少しずつできるようになりたいという気持ち、ほんとうに素晴らしいです!発音や単語に自信がなくても、大丈夫です。英語はまねして声に出すことをくり返せば、少しずつ話せるようになります。「楽しくコツコツ続けること」がいちばん大事です。
<発音学習のコツ:「聞いて、マネして、声に出す」>
発音は、最初から上手じゃなくて大丈夫です。実践的に学べる教材を使えば一人でも学習できます。まずは「英語の音」に慣れることから始めましょう。
YouTubeで「発音チャンネル」を見ながらマネする
→ おすすめYouTube: サマー先生と英会話、だいじろー、あいうえおフォニックス、Bilingirl Chika
録音して、自分の声を聞いてみる
→ 「耳→マネ→録音→もう一度聞く」の流れで練習してみましょう。最初は恥ずかしくても、違いに気づけると上達が早いです。
英語の発音には、日本語にない音があるから、最初はむずかしく感じて当たり前です。発音記号が読めるようになる(英語の音を正しく発音できるようになる)と発音学習が楽になります。
<単語学習のコツ:「目×耳×口」で3回インプット>
単語は覚えても忘れちゃう…よくあります。でも、目で見て、声に出して、耳で聞くの3つを使えば、覚えやすくなります。
Leptonやmikanなどのアプリで単語を見たら、「3回声に出す」のを習慣にしましょう。
イメージや例文とセットで覚えるましょう。イラスト付きや、例文が読める単語帳(アプリ)を使ったり、単語単体で覚えようとするのではなく、単語を含んだ自作文を作ってみると、意味も想像しやすくなります。
「今日の3単語だけ覚える」や「好きなもの(ゲーム、食べ物)に関する英語を調べる」など、自分の興味から単語を広げていくのもおすすめです。
静かな部屋で集中できるのは、すごく良い環境です。最高のトレーニングルームですね!例えば毎日こんなふうに進めてみてはどうでしょうか?
毎日3〜5分だけ音読タイム(短い英語の文章を声に出す)
「1日1フレーズ」だけ発音や文のマネをする
「言えた!」「わかった!」を感じたら、ノートにメモして自分をほめる
「やらなきゃ」と思うと苦しくなりますよね。でも、英語は続けていれば必ず上達するものです。1日10分でも、声に出す練習を続けていれば、半年後には「ちょっと自信がついてきた!」と思える日がきっと来ます。発音も単語も、「昨日よりちょっとできた!」を大切にしてください。
これからも、楽しみながら英語と仲良くなっていけるように、応援しています!
Mutsumiコーチ
よんよんさん、素晴らしいスタートを切られていますね!40日でAIやアプリを活用し、すでに「聞こえる・話せる」を少しずつ体感できていること、また明確な目標があることは本当にすごいことです。
ここでは、まず入門レベルから始めて半年・1年後に目指す英語力と、それに必要な学習量についてご紹介します。
半年後
学習時間の目安:週5〜6時間×24週=約120〜150時間
目標レベル:自己紹介・出張での案内ができる、定型的な仕事のやりとりが通じる
1年後
学習時間の目安:週6〜7時間×48週=約300時間前後
目標レベル:簡単なミーティングで要点を伝えられる、チャットやメールもスムーズになる
1日1時間ほどを目標に、平日は30分、休日は1時間半など、自分に合ったリズムを作ってみましょう。長期間コツコツ毎日続ければ十分届く範囲です。
<効率的な学習のコツ>
英語力を「使える力」に変えるには、インプットとアウトプットのバランスがポイントです。
① 1週間の学習に「3つの軸」を組み込む
飽きずにレベルアップするためには、以下の3つをローテーションするのが効果的です。
インプット(リスニング・語彙・例文)
例:SpeakBuddy、英語日記、NHK「ラジオ英会話」など
アウトプット(話す・書く)
例:Speakアプリの瞬間発話練習、英語日記、AIチャットでのやりとり、独り言を録音
反復・復習(文法・表現の定着)
例:瞬間英作文、単語アプリ、復習リストをつくる、SpeakBuddyなどで聞いた文を、自分の状況に言い換えて話す
AIアプリで聞くだけでなく、「自分で英語を言ってみる」瞬間発話を増やして、「使える英語」に変えていきましょう。英語を添削してくれるAIツールやアプリ(例:HiNative、Grammarly)も活用してみてください。
② 発音とリスニングも一緒に鍛える
完璧を目指しすぎず、「聞く→真似する」を気楽に続けましょう。
シャドーイング(聞いてすぐにマネ)
短いフレーズだけ口に出す
③「通じた!」体験でモチベーションを保つ
アプリのAIや英会話チャットで通じた体験が増えると、自信がつきます。話せた表現、理解できた会話、「今日の成功フレーズ」などを手帳やアプリにメモしておくと、続ける力になります。
よんよんさんが感じているワクワクと焦り、どちらも自然な気持ちです。でも、毎日少しずつでも続ける人が一番伸びます。半年後、1年後、「あれ、英語でけっこう話せるようになってるかも!」という実感を味わえる日が、必ず来ます。
今のペースは十分素晴らしいので、どうか自信をもって続けてくださいね。応援しています!
Mutsumiコーチ
ひなさん、ご相談ありがとうございました。
今から文法を意識して学んでいるひなさんは素晴らしいです。将来大きな力になります。
文法はわかるのに会話でうまく使えない…そのモヤモヤ、すごくよくわかります。実は「知ってること」と「使えること」にはギャップがあるのが普通なんです。「知識の文法」を「話せる文法」に変えるトレーニング法があるので、次のステップから始めてみてはいかがでしょうか。
① よく使う文法を「ひとことパターン」で覚える
苦手な文法は、一文丸ごと“型”で覚えるのがコツです。使い回せるテンプレを覚えることで、実際の会話でもスムーズに文が出てきやすくなります。何度も口に出して練習しましょう。
たとえば、仮定法なら、
If I had more time, I would watch anime all day!
If I were a cat, I’d sleep all the time!
「こんなとき自分なら何て言うかな?」と考えて、自分の言葉に置き換えていくのがポイントです。
② 毎日2〜3分でOK!声に出すトレーニング
文法は実際に声に出して練習することで、会話でよりスムーズに出せるようになります。文法✖️会話型アプリや教材を活用してみましょう。英文を聞く→自分でも同じ文を口に出す(オーバーラッピング or シャドーイング )という習慣を身につけましょう。
おすすめ教材:
中学英語でペラペラになる 瞬間英作文入門(文法のアウトプット練習に特化)
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。(文法と会話の橋渡しに◎)
アプリ:SpeakBuddy (AIと話しながら、文法が自然に練習できる)
アプリ:Real英会話 (実際にネイティブが使う会話での文法パターンが覚えられる)
③ 自分専用の「使いたい文法帳」を作って運用力を育てる
自分が実際に使いたいシーン(友達との会話、留学先での質問など)を想定して文を作り、それを繰り返し音読や録音で練習しましょう。書く→話す→録音→聞き返す、の流れが効果的です。話す前に書くことで、正しい文法をゆっくり使う練習ができます。
文法は「できるようになった」と実感するまで少し時間がかかります。でも、「あ、今この文法使えた!」という瞬間がどんどん増えてきます。留学先で自信を持って話せるように、今のうちに使える文法の練習を楽しんでくださいね。応援しています!
Mutsumiコーチ
Toroさん、貴重なご相談をありがとうございます。
上級者であってもビジネス英語の壁は確かに高く、特に時間の制約や専門性の高さは大きな挑戦です。ですが、Toroさんのように学習法を工夫し普段から実務で使っている方には、ストラテジーを少し変えてみることでさらに効果的な成果が得られると思います。
「学習時間を確保できない」のはビジネスパーソン共通の悩みです。そこでおすすめなのが、日々の業務そのものを“学習素材”に変えることです。
例えば:
会議・メールの英語表現をEvernoteやNotionに蓄積
→ 自分専用の「業務用表現バンク」を作り、再利用・改善していく
会議中のうまく言えなかった表現をメモして後で再表現
→ 会話後のリフレクションが成長の鍵です
上級者は語彙は十分に持っていても、その場に適した機能的表現(反対・同意・切り返し・提案・譲歩・まとめなど)が不足しがちです。
『Business Vocabulary in Use: Advanced』(Cambridge University Press)
『Business Result – Advanced』(Oxford University Press)
Harvard Business Review (Podcast & ウェブサイト)
特にHBRの記事は、業界別・分野別の語彙と論理展開の訓練に最適です。
専門用語は「意味理解」だけでなく「使い方」まで押さえないと実戦では通用しません。業務の中で習得を加速させるために、次のことを試されてはいかがでしょうか。
専門分野の英語プレゼン動画(YouTube・TED・業界カンファレンスなど)をシャドーイング
単語ではなくコロケーション(英語表現の中で頻繁に使用される2つかそれ以上の単語同士の組み合わせ)リストで覚える
例:「leverage + data」「align with strategy」など
Toroさんのような成熟した英語学習者には、「できたこと」を毎日記録する小さな自己肯定ルーティンも効果的だと思います。毎日1フレーズ「今日使えた英語」を日記に記録してみたり週末に「3つの達成・1つの課題」などを書き出して可視化してみてもいいかもしれません。
「意識的に使う機会を作り」「自分の成長を喜べる」方は、英語力が深まり続けるタイプです。戦略的反復と業務との一体化で、ビジネス英語は確実に伸びます。応援しています!
Mutsumiコーチ
Kurumazukiさん、ご相談ありがとうございました。
入門レベルの方が英語で発言する勇気を持つことは本当に大きな一歩です。私自身も、「間違えたらどうしよう」と不安で何も言えず、会議が終わるのをただ待っていた時期がありました。でも、少しずつ「言える表現」「使える型」を増やしていくことで、安心して話せるようになりました。不安を減らすためのステップとおすすめの練習法を紹介しますので、試してみてください。
思いついた英語をその場で言うのは難易度が高いです。最初は、決まった型を暗記して使うのが一番安心です。例えば次のような定型フレーズを使ってみてください。
意見を言うとき:
“I think we should…”
“In my opinion,…”
確認したいとき:
“Sorry, could you repeat that?”
“Do you mean…?”
時間がほしいとき:
“Let me think for a moment.”
“That’s a good question.”
『オンライン会議を成功させる実用フレーズ辞典』などで表現をストックしましょう。
「実践練習」こそ不安を減らす最短ルートです。動画を見ながら一時停止→まねして発音→表現を繰り返すだけでも、かなり会話の感覚がつかめてきます。
おすすめYouTubeチャンネル:
Speak English with Mr. Steve(やさしいビジネス英会話)
ビジネス英語コーチHika(会議・電話・プレゼン用のリアルな表現)
AK-English(やさしい表現で実践重視)
例えば、パワポを開いて「自分の発言を1分だけ英語で言う練習」をしてみましょう。例えば次のような感じです。
今週の目標について話す
チームに報告するイメージで話す
「よく使う言い回し」で話す練習を繰り返す
これらを録音してあとで聞くと、どんな場面で最も発言しずらさを感じるかが見えてきますし、練習すると自信もついてきます。
週30分〜2時間でもOK!短く集中してできる教材を選びましょう。
SpeakBuddyアプリ(AIと実践的な英会話ができる)
BBC Learning English – English at Work(無料・会話例が豊富)
今の悩みは、多くの英語学習者が通る道です。「完璧に話す」より「伝えようとする気持ち」が一番大事。間違えるのは「恥」ではなく「前進」です。毎回1つでも新しい表現が言えたら、それは大きな進歩です。まずは会議で一言だけ言ってみることから始めましょう。焦らず、一歩ずつ。でも「言えた!」という体験が少しずつ自信を育ててくれます。一緒に頑張りましょう!
Mutsumiコーチ
かんたろうさん、ご質問ありがとうございました。
私自身もスペルを覚えるのに不安を感じていました。でも、少しやり方を変えたら驚くほど楽になりました。焦らず取り組めば必ず上達するので、次のストラテジーを参考にしてみてください。
① 英単語に「出会う」回数を増やす
単語を覚えられない人に共通するのが、その単語との接触回数が低いことです。それから人間の脳は復習をしないと忘れてしまいます。なので、たくさん反復することが大切です(参照:Spaced repetition(間隔反復)とLeitner System)。
何度も繰り返し同じ単語に「出会う」工夫をしましょう。大切なのは、一度の暗記に多くの時間をかけることではなく、短時間での復習を繰り返すことです。単語カードを使ってシステム学習することもできますが、次のようなアプリやウェブサイトを活用することもおすすめです。
Quizlet (自分で単語帳を作ったり、他の人が作った単語帳を学習したりできます)
mikan (英語学習アプリの中でも人気が高く、クイズ形式で単語を楽しく学習)
Memrise (ゲーム感覚で単語を覚えられます)
すごい暗記帳(AIが画像から問題を作成してくれるアプリ)
モノグサ(単語帳は英単語以外にもたくさん 面白いジャンルが見つかるアプリ)
長い単語ほど、「小さなパーツ」にわけて見ましょう。多くの長い単語は接頭辞、語根(語幹)、接尾辞から成り立っています。単語が「意味の部品」として覚えられ、スペルも自然と身につきます。単語の語源を調べてみると「なるほど!」と思えるものもたくさんあると思います。
書くだけの練習より、マルチモーダル(視覚・聴覚・運動感覚)を使った方が記憶に定着しやすいとされています。例えば、「単語を目で見てスペル全体をイメージする→正しい発音を声に出す→見ないで書いてみる」を一セットにして3回くらい繰り返してみるのも効果があります。
④ イメージしずらい単語は画像や文と結びつけて
単語学習をしていると、覚えづらい単語に出会うことがあります。イメージしづらい単語は、画像検索をして視覚的に覚えるというのもおすすめの方法です。また、記憶に残りそうな面白い自作文を考えて記憶に埋め込みましょう。
英単語のスペル力は、「才能」ではなく、正しい方法を地道に続けた人が伸びる分野です。焦らず、毎日少しずつ「見て・言って・書く」を習慣にして、何度も単語に接触すれば、半年後には今の不安がウソのように軽くなります。一緒に頑張りましょう!
Mutsumiコーチ
ご相談ありがとうございます。毎日30分〜1時間も学習されていて、素晴らしいです!
私も「聞いたことのある単語なのに、ネイティブが言うと分からない」という体験を何度もしました。特に音の微妙な違いは、見落としがちですよね。でも、今の悩みは、中級から上級へステップアップする人が通る成長のサインでもあります。
ネイティブの話が聞き取れない原因は、主に次の理由が考えられます。
音声変化(リンケージ・脱落・同化)に慣れていない
語順どおりに意味を取れていない
先読みのスキルが弱い
聞く前にスクリプトを読んで、発音されない音・つながる音をチェック
「シャドーイング」で自分の音とネイティブの音を比較
→ 耳と口をリンクさせましょう。発音が近づくほど、自然とリスニング力も上がります!
リスニング素材は5〜15秒ずつなど短く区切って学ぶのが効果的
→ はっきり発音&初心者〜中級者にやさしい動画やリスニング練習に適した素材を使いましょう
また、/ʒ/ と /dʒ/ の違いを攻略する方法ですが、次の練習を試してみてください。他の音素でも同じトレーニングができます。
Googleで 「/ʒ/ vs /dʒ/ minimal pairs」と検索して聞き分け練習(minimal pairsは1つだけ音が違う単語のペアのことです)
自分の発音を録音して、モデル音声と比較(引き続きELSAで)
口の動きに注目して鏡の前で練習(/ʒ/ は口の力を抜いて摩擦音、/dʒ/ は口を少し強めに閉じてから弾くように)
発音トレーナー系のYouTuberや口の動きがわかるチャンネルを活用
YouTube English Addict with Mr Duncan
YouTube Rachel’s English
YouTube mmmEnglish
サイト YouGlish
アプリ Listening Hacker
勉強が退屈に感じるときは、好きな海外ドラマを音読素材に使ったり、YouTubeで有名人のインタビューやvlogでイントネーションやスピードごとコピーして「モノマネ学習」 をしてみたり、英語のpodcastを聞いてみたりなどを日常に取り入れてみるのはいかがでしょうか。学習を「体験」に変える工夫がおすすめです。
「聞き取れない=英語力がない」ではありません。聞き取れない音があるのは当たり前です。むしろ、どの音が苦手かを自分で言語化できている時点で、ゲンちゃんさんはすでに「伸びる準備」ができています。焦らず、でも毎日小さなチャレンジを忘れずに。発音やリスニングは、「気づいて → 修正 → くり返し」のプロセスをコツコツ積むことで、必ず改善します。応援しています!
Mutsumiコーチ
Minaさん、ご相談ありがとうございました。お悩み、共感するところがたくさんありました。特に上級レベルになると、「これ以上どこを伸ばせばいいんだろう?」と手応えが感じにくくなりますよね。
上級者は「量」より質の高いインプットとアウトプットに移行すべき段階です。
自分の興味×英語での発信というスタイルが最もおすすめです。以下の方法で、自然に英語を使い続ける環境を作ってみてはいかがでしょうか。
「正しく話す」より深く話す・書く力の維持が必要です。インプットとアウトプットを一体化させ、英語を“使う”回路を強化しましょう。
英語日記や英語ブログを書く
「最近の社会ニュースへの意見」「旅行記」「ビジネス観点からの読書レビュー」など興味のあるトピックで書いてみましょう。
ディスカッションサイトやチャットの活用
Newselaなどの記事を読んで要約+自分の意見を添える練習をする。
学習に刺激がないと飽きますよね。DuolingoやCamblyに加えて、次のような上級者向けのYouTubeチャンネルやPodcastが役立ちます。英語で自分が面白いと思えるものを使って、すき間時間に刺激を与えつつ、トピックに対する自分の意見を持つクセをつけましょう。
話し相手がいなくても、アウトプットする機会と環境は自分で作れます。低コストを重視するなら、独り言でも効果大です!
オンライン英会話で「大学院留学」「キャリア」など専門トピックに絞って練習。目的を明確にすると会話の精度と成長が見えやすくなります。
言語交換アプリ(HelloTalk / Tandem)で話し相手を見つける
MeetupやFacebookの英語コミュニティに参加
4. 留学・キャリアに向けて
英語力の維持=夢の土台作りでもあります。特に大学院留学を目指すなら専門分野を英語で語る力やアカデミックライティングの型などにも、少しずつ触れていくのがおすすめです。
Coursera や FutureLearnで興味のある講座を英語で受ける
iTalkiなどで学術英語に強い講師を探す
上級者の成長は初心者の頃のように目に見えて伸びることは少ないです。でも、Minaさんのように目標や夢が迷った時に戻れる軸になり、長期的なモチベーションに繋がります。静かな成長ですが、「伸びない」ではなく「次は何に挑戦しよう?」というマインドセットで夢に向かって学習してみてください。一緒に頑張りましょう!