こんにちは。別のアドバイザーの方が推奨されている内容に加えまして、
瞬間英作文をする上で「覚える英文の構造を100%理解できていること」をご留意点としてお伝えしたいと思います。
暗記する英文構造や単語の意味などを完璧に理解しないとただの丸暗記になってしまい応用がききづらいからです。
「どうしてこんな語順なのだろう」と疑問のある英文を覚えても応用がききません。
一例ですが 「日本で最も良い企業の一つはトヨタだと思います」という瞬間英作文をしようとするのであれば、
"I think one of the best Japanese companies is Toyota." という英文を覚える際に
①thinkの後のthatは省略可能
②goodの最上級はbest
③one of の後に数えられる名詞の複数形が来る
という3点を意識して練習することが大切です。瞬間英作練習の本当の価値は
「覚える例文自体よりもこうした文法項目を意識しながら覚えることで得られる応用力」
だからです。この点を強く意識しますと、"That's one of the reasons."
「それも理由の一つです」などと、覚えたルール(先ほどの③)を他の場面で応用できます。
最後になりますが、瞬間英作文は
(1)私自身の経験
(2)多数の指導経験
からお勧めできると自信を持って言えます。
私は25歳で英語の学習を開始した際、ある時「英会話をしようとしても、まず日本語が浮かんでくる」ということに気付き「それなら浮かんできた日本語を英語に直すスピードを速くできれば、英会話が出来るのではないか」と仮説を立て、中学・高校の基本的な文法を学ぶ為の例文を1,000以上暗唱(瞬間英作文)したところ、留学先のアイルランドでは会話においてひどく困ることはありませんでした(会話相手としては、語学学校の教師・日本人も含む各国のクラスメート・ホームステイ先のファミリーなどでしたので、自分1人でネイティブが多数いるような難しい場面ではないです)。
具体的な効果としては、会話の瞬発力が上がったことと、覚えた例文と例文同士をくっつけて少し複雑なことも言えるようになりました。「瞬間英作」という学習法があることを知ったのはそれより後の事でしたので、直感的に始めた学習法ではありましたが効果はてきめんでした。また私と全く同じ学習法を過去11年間のべ400名以上のプライベートレッスンにて導入し、50歳でゼロから始めて難なく海外旅行で会話が出来るようになった方や、20代後半でゼロから始めて3年でオーストラリアへ移住された方を始めとして、嘘偽りなく「自分以外にも効果がある学習法であった」と言い切れます。続きを読む
こんにちは。既に別のコーチがアドバイスされているように、固有名詞を覚える必要性は全く無いように思えます。
また質問者さんのコメントの中に「せっかく覚えた文法や単語の知識が活かしきれていません。」とありますが、私は逆の印象で、文法や単語の知識が強固であればあるほど、固有名詞が登場しても気にならなくなるはずだと考えております。
例えば、
Edward insists that Richard be brought to court.
という英文があるとして、「insist などの要求・命令・提案などを表す動詞を使った場合、that節内の動詞は原形となる」という知識がしっかりとついており、かつ無冠詞で court とあるので、brought to court で「裁判にかけられる」という意味であるという知識がしっかりとあれば、「とにかくエドワードという人物が、リチャードという人物が裁判にかけられるべきだと言い張っている」という意味がつかめ、この英文を処理するのに苦労しないと思います。
逆にこうした文法や単語の意味がしっかりとついていないと、上記の英文を見た時に固有名詞に引っ張られるような感覚に襲われるのではないか、と感じております。仮に質問者さんが基本的な文法に一通り精通されているのでしたら、これまた別コーチのアドバイスと同じになりますが、「固有名詞は、人物や組織などとにかく何らかの名称だ」というくらいの意識であまり気にせず読み進められることをお勧め致します。続きを読む
こんにちは。別のアドバイザーの方が推奨されている内容に加えまして、
瞬間英作文をする上で「覚える英文の構造を100%理解できていること」をご留意点としてお伝えしたいと思います。
暗記する英文構造や単語の意味などを完璧に理解しないとただの丸暗記になってしまい応用がききづらいからです。
「どうしてこんな語順なのだろう」と疑問のある英文を覚えても応用がききません。
一例ですが 「日本で最も良い企業の一つはトヨタだと思います」という瞬間英作文をしようとするのであれば、
"I think one of the best Japanese companies is Toyota." という英文を覚える際に
①thinkの後のthatは省略可能
②goodの最上級はbest
③one of の後に数えられる名詞の複数形が来る
という3点を意識して練習することが大切です。瞬間英作練習の本当の価値は
「覚える例文自体よりもこうした文法項目を意識しながら覚えることで得られる応用力」
だからです。この点を強く意識しますと、"That's one of the reasons."
「それも理由の一つです」などと、覚えたルール(先ほどの③)を他の場面で応用できます。
最後になりますが、瞬間英作文は
(1)私自身の経験
(2)多数の指導経験
からお勧めできると自信を持って言えます。
私は25歳で英語の学習を開始した際、ある時「英会話をしようとしても、まず日本語が浮かんでくる」ということに気付き「それなら浮かんできた日本語を英語に直すスピードを速くできれば、英会話が出来るのではないか」と仮説を立て、中学・高校の基本的な文法を学ぶ為の例文を1,000以上暗唱(瞬間英作文)したところ、留学先のアイルランドでは会話においてひどく困ることはありませんでした(会話相手としては、語学学校の教師・日本人も含む各国のクラスメート・ホームステイ先のファミリーなどでしたので、自分1人でネイティブが多数いるような難しい場面ではないです)。
具体的な効果としては、会話の瞬発力が上がったことと、覚えた例文と例文同士をくっつけて少し複雑なことも言えるようになりました。「瞬間英作」という学習法があることを知ったのはそれより後の事でしたので、直感的に始めた学習法ではありましたが効果はてきめんでした。また私と全く同じ学習法を過去11年間のべ400名以上のプライベートレッスンにて導入し、50歳でゼロから始めて難なく海外旅行で会話が出来るようになった方や、20代後半でゼロから始めて3年でオーストラリアへ移住された方を始めとして、嘘偽りなく「自分以外にも効果がある学習法であった」と言い切れます。続きを読む
こんにちは。既に別のコーチがアドバイスされているように、固有名詞を覚える必要性は全く無いように思えます。
また質問者さんのコメントの中に「せっかく覚えた文法や単語の知識が活かしきれていません。」とありますが、私は逆の印象で、文法や単語の知識が強固であればあるほど、固有名詞が登場しても気にならなくなるはずだと考えております。
例えば、
Edward insists that Richard be brought to court.
という英文があるとして、「insist などの要求・命令・提案などを表す動詞を使った場合、that節内の動詞は原形となる」という知識がしっかりとついており、かつ無冠詞で court とあるので、brought to court で「裁判にかけられる」という意味であるという知識がしっかりとあれば、「とにかくエドワードという人物が、リチャードという人物が裁判にかけられるべきだと言い張っている」という意味がつかめ、この英文を処理するのに苦労しないと思います。
逆にこうした文法や単語の意味がしっかりとついていないと、上記の英文を見た時に固有名詞に引っ張られるような感覚に襲われるのではないか、と感じております。仮に質問者さんが基本的な文法に一通り精通されているのでしたら、これまた別コーチのアドバイスと同じになりますが、「固有名詞は、人物や組織などとにかく何らかの名称だ」というくらいの意識であまり気にせず読み進められることをお勧め致します。続きを読む