かしあめ
あかささん ご相談ありがとうございます。現状、単語を覚えるのに一番の悩みを抱えているとのことですね。今回はメールやチャットが使えるようになるための勉強法についてお話しします。
【使うフレーズに絞って覚える】
あかささんは今後仕事のメールやチャットで英語を使う可能性があるということで、その状況に必要な言葉から覚えていきましょう。
日本語でもビジネスメールは普段話す言葉とは少し違うように、英語のビジネスメールも会話とは違う言い回しがあります。
例えば
「Thank you for your email. 」(ご連絡ありがとうございます。)
「If you have any questions, please feel free to contact us.」(もし質問ありましたら、お気軽にご連絡ください)など。
この時、単語1つ1つで覚えるのではなく、フレーズを丸ごと覚えましょう。単語だけ頑張って覚えても、結局どう使えばいいかわからなくなってしまうのでフレーズで覚える方が効果的です。また、メールの場合は、全部記憶しておかなくても、PCのメモなどに全部リスト化しておけば、すぐに使えるようになります。どう書けばいいかわからないときは日本語で打ってから、DeepLなどの翻訳ツールに翻訳してもらうといいです。
こちらのサイトも参考にしてみてください。
英語メール書き出し80例文。ビジネスに最適な英文を完全網羅!
【ChatGPTやHelloTalkでチャット練習】
上記で学んだフレーズを実際に使って練習していきましょう。チャットベースの練習なら対話形式で答えてくれるChatGPTがぴったりです。ChatGPTのサイトにアクセスしたら、「将来仕事で英語でのメールやチャットができるようになりたいので英語のメールの練習相手になってもらえますか?」と依頼するとトピックを提案してくれたり、添削もしてくれます。スマホからでも使えるので、隙間時間にいつでも練習できます。わからなくなったら日本語で聞けば答えてくれますし、ChatGPTはフレンドリーなのでチャットで楽しく学べると思います。
もし外国の方と実際にチャットしてみたいとなったら言語交換アプリHelloTalkもおすすめです。日本語を学びたい英語話者とチャットで話すことで楽しく国際交流しながら勉強できます。
【単語は忘れても大丈夫】
単語を忘れてしまうのが悩みとのことでしたが、単語は数が多すぎて忘れてしまうものなので、気にしすぎなくて大丈夫です。特にチャットベースであればテンプレートや翻訳ツールに助けてもらえるので、単語よりどうやって文章を組み立てるか、どんなフレーズを使うべきかにフォーカスすると良いと思います。
以上、チャットベースの練習に効果的な方法でした。応援しております!
かしあめ
Haruさん ご相談ありがとうございます。英語から離れていた期間が長くスピーキング力が低下してしまったとのことですね。スピーキング力を取り戻すためのアドバイスをさせていただきます。
【英語を話す環境に戻ってみる】
以前話せていたということは英語を使う環境に戻れば、なんとなく感覚が戻ってくる可能性があります。現代はオンライン英会話やAI英会話アプリなど気軽に英語を話す状況を作れるので、まず英語を話す環境に一度戻ってみるのはどうでしょうか。1ヵ月ほど自分のできる頻度で挑戦してみて、感覚が戻らず会話が難しい場合であれば、一度ゼロからやり直すのも手だと思います。「あの頃はあんなにできていたのに」と引きずる気持ちはわかりますが、そうするといつまでたっても「今の自分」を否定してしまうことになるかもしれません。英語学習は継続が鍵なので、ポジティブな気持ちでいられることがとても大事です。英語にまた挑戦したいという「今の自分」をしっかり肯定するところから始めてみましょう。
【自分が過去にしていた勉強法を思い出す】
一度英語が話せるようになっているということは、過去に勉強したことが成果につながっているはずです。そしてその場合「自分に合う勉強法」というのをすでに見つけている可能性が高いです。英語が話せるようになる前どんな勉強法が合っていましたか?単語帳や日記など、何をやっていたのかじっくり思い出してみてください。私も留学から日本へ帰ってきてからの数年、英語を使う機会が格段に減ってスピーキング力が落ちましたが、その後また英語を仕事で使うようになって徐々に取り戻してきました。それは留学していた際に自分に合う勉強法をすでに見つけていたおかげでした。Haruさんにとっても、Podcast、単語帳、本、ジャーナリングなど自分に合う勉強法が以前にあったのではないかと思います。ぜひ思い出してもう一度試してみてください。
【最新の勉強法も試す】
上記にプラスして、AI英会話など、以前にはなかったような学習方法が今はたくさん増えています。私自身、自分が英語を本気で最初に学んだのは10年ほど前でその頃はアプリなどありませんでした。最近は第三言語のためにDuolingoという学習アプリを始めましたが、その楽しさに驚きました。言語学習には良い時代だなと感じます。またYoutubeも今は発信する人がとても増えて無料で有益な情報がたくさん得られます。そういったコンテンツもぜひ探して、自分のお気に入りを見つけてみてください。
私の英会話の生徒さん(中級)に人気のチャンネルです。海外旅行やカフェが好きでしたらぜひ見てみてください。
「昔の自分に戻りたい」ではなく「将来英語を使ってこうなりたい」という気持ちの方がモチベーションを続けやすいかと思います。応援しております!
かしあめ
ミーヤさん ご相談ありがとうございます。英語学習において覚えた単語やフレーズをすぐに忘れてしまうことに悩んでいるとのことですね。
せっかく覚えた単語などを忘れてしまうことは、言語学習者に共通する悩みです。人間の脳は1回目の記憶だけではすぐ忘れてしまうようになっているので、短時間で何度も復習することで記憶は定着させることができます。しかし、日常で使う英語は3000語ほどあるといわれていて、とても数が多いので、全部をいきなり覚えていくのは難しいです。そこで、下記の方法を紹介します。
【英語を使いたい分野を絞る】
TOEICで使われる英語、海外旅行で使う英語、映画やドラマで使われる英語はそれぞれ異なります。まずは自分にとっていちばん身近なところでどの分野を伸ばすか決めましょう。一気に全て覚えるのは難しいし、効率も悪いので、まずは旅行のフレーズや英会話のフレーズなど実際の会話で使うものから重点的に勉強して、そこがクリアできたらTOEICや映画といった教材に移行するのをおすすめします。ただし、仕事でTOEICのスコアが絶対必要や、映画を見ることにモチベーションがかなり高い場合はそちらを優先してもいいと思います。
【毎日の隙間時間に声に出して練習】
すぐに忘れないためには毎日の細めな復習がとても大切です。私のおすすめは隙間時間に声に出して自分のものになるまで何度も復唱することです。私は今英語でない違う言語を学んでいるのですが、初級から始めていて、「私は○○です」「日本語と英語が話せます」「日本に住んでいます」このようなかんたんなフレーズを毎日通勤時間やちょっとした時間に声に出して練習しています。5・6フレーズを言うだけなので1分くらいで終わります。
まずはミーヤさんが使えるようになりたい基本フレーズを30個ほど書き出してみて、それをちょっとずつ覚えていくのもおすすめです。ことわざなどは避けてなるべく応用が聞きやすい文を作ると、どんどん表現を増やしていけます。
例えば
"I like reading books" (本を読むのが好きです)
これをまず毎日練習して覚えたら次は
"I like eating healthy food。" (健康的な食べ物を食べるのが好きです)
これを繰り返していくと「I like ~ing」が使えるようになります。
ポイントはどこかの例文ではなく実際に自分の状況に合うフレーズを作っておくことです◎ こうすることで実際の会話でもすぐに使えます。
自分でフレーズを作れない場合はChatGPTやDeepLなどの翻訳ツールも使いながら作っていきましょう。
焦ってたくさんのことを一気に覚えるのではなく、少しずつ着実に自分の使える英語にしていきましょう!応援しております!
かしあめ
よしさん ご相談ありがとうございます。お仕事で、海外の同僚や顧客との日常会話や電話で使える英語を身に着けたいとのことですね。現在は使っている教材が簡単すぎて物足りなく感じることもあるとのことなので、自分に合う教材の探し方についてもお話しさせて頂きます。
【少し頑張れば達成できるレベルのものを見つける】
よしさんのおっしゃるように簡単すぎる教材では物足りなくなり、成長がないので、おすすめしません。かといって逆に難しすぎるものも、「分からない・できない」→「楽しくない」→「続けられない」となってしまいます。現在初級レベルの人が最終目標がTOEIC900レベルだからといって、張り切ってTOEIC900レベルの教材を選んでしまい、難しすぎて続かなかったというのはよく聞く話です。
そこで大切な基準としては「少し頑張れば、達成できる」このレベルを見つけることです。これはTESOL(英語教授法)の考え方では「i+1」と呼ばれていて、自分のコンフォートゾーンから少しだけ上のレベルのものを学ぶことが言語学習には最適だと考えられています。
キクタンであれば様々なレベルのシリーズがあるので、今使っているものよりひとつ上のレベルを試してみても良いですし、難しすぎなければキクタンビジネス【Basic】もおすすめです。
【AI英会話アプリの活用】
自分のレベルに合わせて、カスタマイズされた学習がしたいという方にはAI英会話アプリスピークバディがおすすめです。ビジネスや海外旅行など自分のニーズに合わせたレッスンが選べますし、復習機能もあるので、忘れそうになるタイミングでAIがその内容をリマインドしてくれます。
また、大事なことはアプリで学んだことをただの記憶として置いておくのではなく、実際の場面で活かすことです。覚えた単語やフレーズは積極的に仕事で使いましょう。何度も繰り返すことで、自分の中の「使える英語」になっていきます。
【Podcastでリスニングの強化】
ビジネスの場で、リスニング力はかなり重要になってくるので、上記と合わせてリスニングの練習もすることをおすすめします。通勤時や家事の合間などにpodcastで英語の番組を毎日聞いて、耳を英語に慣らしておくことで、急に英語で話しかけられた時にも反応できるようになります。自分の好きなジャンルを選ぶと継続しやすいので、どんな番組でもいいですが、ビジネスでしたら下記の番組もビジネスの場で使う用語がたくさん使われているのでおすすめです。
・BusinessEnglishPodcastFromAllEarsEnglish
以上、参考になりましたら幸いです。応援しております!
かしあめ
ともこさん ご相談ありがとうございます。現在週に3~4回、30分~1時間ほど英語学習に取り組めていて、リスニングで苦労しているとのことですね。リスニング教材を使ったり、映画やドラマを活用するのもとても良いと思います!今回はそれに合わせてリスニング向上のための学習方法を紹介させて頂きます。
【頻出フレーズの音の確認】
現在は単語は聞き取れるとのことなので、日常の英会話で頻出するフレーズの音を一度確認してみてください。こちらの動画は日常で高頻度で使われる短いフレーズをまとめていて、聞きやすく、参考になるかと思います。
【短縮形や音のリンキングに注意】
日本の学校で習うI am going to(アイ アム ゴーイング トゥ) は日常会話ではI’m gonna(アイム ガナ)の形で使われることが多いです。このような短縮された音に慣れることで、ネイティブとの会話も聞き取りやすくなります。
短縮系は他にも
I want to → I wanna(アイワナ)
I have to →I gotta(アイガラ)
Let me→Lemme(レミ)
などがあります。
また、音のリンキング(連結)とは
Pick it up 「ピック、イット、アップ」→「ピキラップ」
のように前後の音が繋がって発音されることです。このルールを知らないで、単語だけで覚えてしまうと知っている単語でも聞き取れなくなるので、音を確かめる時は必ずワンフレーズで確かめましょう。
※上記の英語の音はこちらでは分かりやすいようにカタカナで書きましたが、若干本当の音と異なるのでぜひご自身で確認してくださいね。
【Podcastの活用】
リスニング練習にはpodcastがおすすめです。大事なことは自分にとって簡単すぎず、難しすぎないものを選ぶことです。大体は分かるけど、少しだけ分からないものがあるくらいのレベルのものを選ぶと丁度いい勉強と練習になります。(英語教授法の考えではこれを「i + 1」と呼んで、インプットに最適なレベルとしています)ご自身にとってプラス1になるレベルのものをぜひ探してみてください。
初心者の方にはこちらもおすすめです。
【完璧に聞き取ることよりコミュニケーションができているかを意識】
最後に海外一人旅の夢、とても良いですね!現地の人はオンライン英会話の先生よりかなり速く話してくるので、podcastなどで普段から速いネイティブ同士の会話に慣れておくといいと思います!ただ、ジェスチャーやスマホに打ち込んで伝えたり、コミュニケーションを取る方法はたくさんあるので、完璧を目指さず意思疎通が取れるレベルを目指すことも大事です!ぜひ夢に向かって頑張ってください!応援しております!
かしあめ
keiさん ご相談ありがとうございます。英語学習に挑戦しているけど、モチベーションを保つのが難しいということですね。学生さんということなので、学生さんに合う楽しい学習方法を紹介させていただきます。
前提として学生さんは学校の授業が一番大事です。基本的には授業で使う教科書をベースに授業の予習・復習・宿題はきちんとやりましょう。今回はそれに加えて、自分の空き時間などでできる学習方法をお話します。
【英語学習アプリDuolingo】
Duolingoは無料で使える英語学習アプリで、単語やフレーズをゲーム感覚で学べます。可愛いキャラクターたちと一緒に、クイズに答えてコインを集めたり、とても楽しく英語を学べます。iPadやスマホから気軽に使えるので、隙間時間でもいつでも学習することができます。
【英語のコンテンツを楽しむ】
keiさんは今、自由時間はどういうものを楽しんでいますか?音楽、アニメ、Youtubeなど今は色々なコンテンツがありますよね。自分の好きなジャンルの中で、英語を学べるものを見つけると自分にとって関心度が高いので、英語の学習がより楽しくなると思います。
例えば、アニメが好きなら、海外のアニメを見てみても良いし、英語版に翻訳されている日本のアニメを見るのも面白いと思います。例えば海外でも人気のワンピースの主人公、モンキー・D・ルフィは英語版では「Monkey D Luffy」(マンキー・ディー・ルフィ)と言います。「monkey」は「猿」という意味でもともと英語では「マンキー」という発音ですが、日本ではモンキーという発音が定着してしまい、ルフィの名前はモンキーになっています。猿がたくさんいる動物園などもモンキーパークと呼びますよね。
それが海外版になったときは、もともとの英語の発音に直されて「マンキー・ディー・ルフィ」になっています。このようにアニメからでも様々な文化や言語の違いを学ぶことができて面白いですので、ぜひ調べてみてください。
【将来について考えてみる】
毎日のモチベーションが上がらないときは、思い切って将来のことを考える時間にするもの良いと思います。例えば、大学生になったら留学してみたい、春休みに海外旅行に行ってみたいなど将来英語を使って何かしたいなと思うことはありますか?英語に限らず、好きなものは何ですか?ロボットを作ったり、スポーツに熱中したりもいいですね。自分のワクワクする未来へたどり着くために、今英語を勉強しておくとよさそうでしょうか?そんなこともぜひ考えてみてください。
大変だと思いながらも英語学習と向き合ってて素晴らしいです。息抜きしながらぜひ頑張ってください!応援しております!
かしあめ
Toshi さん ご相談ありがとうございます。英語学習に今まで何度もチャレンジして挫折しているとのことですね。挫折して辞めてしまう人も多い中、諦めずにチャレンジし続けられているのはとても素晴らしいことだと思います。今回は楽しく継続できるための学習方法についてアドバイスをさせていただきます。
【まずはかんたんなレベルから始めましょう!】
初級の人が英語学習を始めようとして、いきなりネイティブとオンライン英会話をしたり、映画を字幕なしで見ようとすると難しすぎて、「できない」→「楽しくない」→「続かない」この悪循環になってしまいます。映画やネイティブ講師とのオンライン英会話は気軽に始められるので、それらから始めてしまう人が多いのですが、実はかなりレベルが高いです。ですので初級レベルの人にはまずは下記の方法がおすすめです。
・文法書を1冊終了する
文法に自信がない方はひとまず1冊、さらっとでもいいので読み切ることをおすすめします。下記の書籍はイラスト付きで基本となる文法をわかりやすく解説してくれているので、初級の方にまず読んでいただきたいです。練習問題もついているので、解きながら進めることで、インプットとアウトプットを同時にできてより理解度をあげることができます。
・英語学習アプリ
mikanやduolingoなどの英語学習アプリを使うとゲームのように英語を学ぶことができるので、隙間時間でできて継続しやすいと思います。継続できると達成感につながり、より英語学習を楽しむことができるので、これらのアプリは「楽しく継続」という点でとても有効です。
・カリキュラムがあるAI英会話アプリ
初級の方にはスピークバディのようなカリキュラムをしっかり準備してもらえるAI英会話アプリがおすすめです。ただAIとフリートークするようなものは中級以上の人には良いのですが、初級の方はまずどうやって文を作るかで苦労してしまい楽しくないので、どういう風に話すか文法や文型を提案してくれるものを選ぶほうが良いです。また、オンライン英会話よりリラックスした状態で会話の練習ができるので、人相手だと緊張してしまう人や初級の方には、効果の高い学習方法です。
・日本人講師を選ぶ
初級の方には日本語が通じる講師を選ぶことを強くおすすめします。困ったら日本語が通じるという安心感の中会話の練習ができるし、日本人がつまずきやすいポイントなども理解しているので、初級の方にとってはネイティブの講師と話すより、かなり勉強になります。
他にも英語解説のYoutubeを見る、英語と日本語両方で話されているpodcastを聞くなど、まずはこれらのような初級の学習方法を試してみてください。初級から少しレベルが上がったなと思ったら映画や歌、ネイティブ講師との会話にも挑戦してみてください!応援しております!
かしあめ
サヤさん ご相談ありがとうございます。医療現場で働いておられて、海外からの患者さんへの対応に苦労しているとのことですね。私は医療現場で働いた経験はないのですが、日本の医療現場で働く方の英会話レッスンをしていた経験があるので、その観点でお話しさせていただきます。
【シンプルな会話を心がける】
サヤさんのおっしゃるように医療で使う専門用語が、必ずしも現場で使えるとは限らないです。それは日本に来る外国人はアジア圏の人が多く、英語を第二言語としている人も多いので、難しい英語を使っても通じない場合があります。
例えば
How long has the symptom been bothering you?
「どのくらいの期間症状が出ていますか?」
このような定型の表現も、英語が母国語でない人には通じない場合があります。
こんなときは文法は間違っていても良いので、もっとシンプルに伝えます。
「The pain(痛み)、When did it start? (いつ始まりましたか?)」
「Do you still feel pain?(今も痛いですか?)」
ポイントは子供に話しかけるように、わかりやすく話すことです。大人が使う日本語は難しくなりがちなので、それをそのまま英語に訳そうとするとかなり複雑な表現になってしまいます。
【教材より現場で行ったことを振り返り&予習すること】
教材を使ってもいいのですが、医療現場で働かれていてとても忙しいかと思います。そこで、サヤさんにおすすめしたいのが振り返りノートの作成です。これは紙でもデジタルのメモでも好きなほうで大丈夫です。
外国人の患者さんと接したときに、何が伝わったのか、何が伝わらなかったのか、なんという単語が出てこなかったのかなどの振り返りをこのノートに都度書いてきます。1度現場で使った言葉や表現は次も出てくる可能性が高いので、いわば自分だけのマニュアルになります。
ポイントは分からなかったところは調べて書いておくことです。こういう表現を伝えたかったんだけど、どういえばよかったんだろう?というときはChatGPTに相談すると英語フレーズを教えてくれるので、AIを活用しながら進めるのがおすすめです。
このノートを定期的に見直すことで、必要なフレーズから覚えて使っていくことができます。
医療現場で働きながら外国人患者さんのために英語を学ぶ姿勢とても素晴らしいです。ただ、医療現場で働くためにこれまでたくさん勉強されていて、英語もまた学ぶのは大変なので、完璧を目指そうとせずあくまでコミュニケーションツールとして伝わればOKの気持ちでいてくださいね。無理なさらずです!応援しております!
かしあめ
ヤマさん ご相談ありがとうございます。半年ほどで、入門レベルから基本的な会話ができるレベルに上げたいけど、単語を理解することや覚えること、モチベーションの面で困難を抱えているとのことですね。
今回は半年間集中して、英語の会話力を上げる方法を紹介させていただきます。
【目標を1つに絞る】
現在は
・仕事で必要
・海外旅行を楽しみたい
・自己成長
この3つのために英語を学びたいとのことですが、効率的に早く結果を出したいなら、1つに絞ることをおすすめします。そしてこの中でも「仕事」が一番緊急性が高いので、モチベーションにつながると思います。(もし1年以内に海外旅行に行く予定が確実にあるのでしたら、「海外旅行楽しむ」を目標にするのでも大丈夫です)
【理想の姿をイメージ】
大きな目標を絞ったら、さらにその目標のイメージを具体的に想像してみましょう。今回、「仕事で必要」を目標にしたとして、仕事のどんな場面で必要ですか?周りにその業務ができているロールモデルはいますか?どんな風に対応できるようになれば、自分の中で満足いく姿でしょうか?
このように具体的な姿をイメージして、そしたら自分の今の現実のレベルと比べて、どうやってそのギャップを埋めていけるか考えていきます。
例えば、「窓口対応で外国人の方ともスムーズに対応できるようになりたいが、リスニングもスピーキングもスムーズにいかない。」
→podcastでリスニングの強化&マニュアル作成でフレーズを覚える、オンライン英会話でマニュアルの練習を先生とする等
このように具体的に考えると自分に合う学習方法が見えます。ここを考えずに、「とりあえず単語帳に載っている実際には使わない単語を覚える」では遠回りになるので、しっかりまず理想を具体的に考えましょう。
【英語コーチングサービスで相談】
このように理想の姿をイメージすることはとても大事ですが、なかなか初心者の方は1人だと難しいと思うので、そういった方には英語コーチングサービスがおすすめです。英語学習のプロが理想の姿と現実のギャップを加味して、今自分にとって何が必要なのか教えてくれます。また、モチベーションが下がった時にも、鼓舞してくれる存在になるので、1人ではなかなか学習が進められないという方にぴったりです。
英語コーチングサービスはコーチバディやENGLEADなどの大手サービスからココナラ等のプラットフォームで個人サービスをされている方など多数あるので予算や好みに合わせて選ぶといいです。大手サービスは無料カウンセリングをやっているところも多いので、カウンセリングを受けるだけでも方向性が見えてくると思います。
以上、何か参考になれば幸いです。応援しております!
かしあめ
ダリさん ご相談ありがとうございます。現在中学2年生で文法に苦戦しているとのことですね。中学英語の文法はパターンさえ覚えてしまえばかんたんなので、数学の公式のように、まずはパターンを覚えましょう。そしてパターンと一緒に、状況のイメージを理解することも大切です。
例えば、中学2年生で勉強する受動態について。
John took this piture in Hokkaido. 「ジョンがこの写真を北海道で撮りました。」
これを受動態にすると
This picture was taken by John in Hokkaido.「この写真はジョンによって北海道で撮られました。」
こうなります。
ルールとしては
John(主語)took(動詞:撮る)this picture(目的語:この写真)
目的語を一番前に持ってきて、動詞をbe動詞+過去分詞形に変えて、byと主語をつけます。in Hokkaidoは同じ位置で大丈夫です。
This picture was taken by John in Hokkaido.
was takenになるのはThis pictureが単数形なのでwasになり、tookの過去分詞形がtakenなので、この形になります。今この私の説明を読んでも、分かりにくいなと思う場合は自分で例文をいくつか見てパターンの法則を探ってみましょう。問題集を解いて、パターンに慣れるのも1つです。自分の頭で考えて文を作ることで、より理解がしやすくなります。
あと状況を頭の中でイメージすることも大切です。
・John took this piture in Hokkaido. 「ジョンがこの写真を北海道で撮りました。」
・This picture was taken by John in Hokkaido.「この写真はジョンによって北海道で撮られました。」
この2つの文、言い方は違いますが、「ジョンが北海道で写真を撮った」という事実は同じです。ただ1つ目はジョンが写真を撮ったことにフォーカスしていて、2つ目の文はその撮られた写真の方に焦点が当てられています。なんでわざわざ受動態にするのかというと「この写真」について話したいので、「この写真」が強調できる受動態にしています。こういった背景も知っておくことで、ただただ暗記するよりも、将来にも使える英語になります。
また、分からないときは必ず周りの大人や友達に相談しましょう。Duolingoなどの英語学習アプリは楽しいのでモチベーションアップにはおすすめですが、文法事項は詳しく説明してくれないので、まずは文法の分からない部分と向き合うところから始めましょう。応援しております!
かしあめ
あかささん ご相談ありがとうございます。現状、単語を覚えるのに一番の悩みを抱えているとのことですね。今回はメールやチャットが使えるようになるための勉強法についてお話しします。
【使うフレーズに絞って覚える】
あかささんは今後仕事のメールやチャットで英語を使う可能性があるということで、その状況に必要な言葉から覚えていきましょう。
日本語でもビジネスメールは普段話す言葉とは少し違うように、英語のビジネスメールも会話とは違う言い回しがあります。
例えば
「Thank you for your email. 」(ご連絡ありがとうございます。)
「If you have any questions, please feel free to contact us.」(もし質問ありましたら、お気軽にご連絡ください)など。
この時、単語1つ1つで覚えるのではなく、フレーズを丸ごと覚えましょう。単語だけ頑張って覚えても、結局どう使えばいいかわからなくなってしまうのでフレーズで覚える方が効果的です。また、メールの場合は、全部記憶しておかなくても、PCのメモなどに全部リスト化しておけば、すぐに使えるようになります。どう書けばいいかわからないときは日本語で打ってから、DeepLなどの翻訳ツールに翻訳してもらうといいです。
こちらのサイトも参考にしてみてください。
英語メール書き出し80例文。ビジネスに最適な英文を完全網羅!
【ChatGPTやHelloTalkでチャット練習】
上記で学んだフレーズを実際に使って練習していきましょう。チャットベースの練習なら対話形式で答えてくれるChatGPTがぴったりです。ChatGPTのサイトにアクセスしたら、「将来仕事で英語でのメールやチャットができるようになりたいので英語のメールの練習相手になってもらえますか?」と依頼するとトピックを提案してくれたり、添削もしてくれます。スマホからでも使えるので、隙間時間にいつでも練習できます。わからなくなったら日本語で聞けば答えてくれますし、ChatGPTはフレンドリーなのでチャットで楽しく学べると思います。
もし外国の方と実際にチャットしてみたいとなったら言語交換アプリHelloTalkもおすすめです。日本語を学びたい英語話者とチャットで話すことで楽しく国際交流しながら勉強できます。
【単語は忘れても大丈夫】
単語を忘れてしまうのが悩みとのことでしたが、単語は数が多すぎて忘れてしまうものなので、気にしすぎなくて大丈夫です。特にチャットベースであればテンプレートや翻訳ツールに助けてもらえるので、単語よりどうやって文章を組み立てるか、どんなフレーズを使うべきかにフォーカスすると良いと思います。
以上、チャットベースの練習に効果的な方法でした。応援しております!
かしあめ
Haruさん ご相談ありがとうございます。英語から離れていた期間が長くスピーキング力が低下してしまったとのことですね。スピーキング力を取り戻すためのアドバイスをさせていただきます。
【英語を話す環境に戻ってみる】
以前話せていたということは英語を使う環境に戻れば、なんとなく感覚が戻ってくる可能性があります。現代はオンライン英会話やAI英会話アプリなど気軽に英語を話す状況を作れるので、まず英語を話す環境に一度戻ってみるのはどうでしょうか。1ヵ月ほど自分のできる頻度で挑戦してみて、感覚が戻らず会話が難しい場合であれば、一度ゼロからやり直すのも手だと思います。「あの頃はあんなにできていたのに」と引きずる気持ちはわかりますが、そうするといつまでたっても「今の自分」を否定してしまうことになるかもしれません。英語学習は継続が鍵なので、ポジティブな気持ちでいられることがとても大事です。英語にまた挑戦したいという「今の自分」をしっかり肯定するところから始めてみましょう。
【自分が過去にしていた勉強法を思い出す】
一度英語が話せるようになっているということは、過去に勉強したことが成果につながっているはずです。そしてその場合「自分に合う勉強法」というのをすでに見つけている可能性が高いです。英語が話せるようになる前どんな勉強法が合っていましたか?単語帳や日記など、何をやっていたのかじっくり思い出してみてください。私も留学から日本へ帰ってきてからの数年、英語を使う機会が格段に減ってスピーキング力が落ちましたが、その後また英語を仕事で使うようになって徐々に取り戻してきました。それは留学していた際に自分に合う勉強法をすでに見つけていたおかげでした。Haruさんにとっても、Podcast、単語帳、本、ジャーナリングなど自分に合う勉強法が以前にあったのではないかと思います。ぜひ思い出してもう一度試してみてください。
【最新の勉強法も試す】
上記にプラスして、AI英会話など、以前にはなかったような学習方法が今はたくさん増えています。私自身、自分が英語を本気で最初に学んだのは10年ほど前でその頃はアプリなどありませんでした。最近は第三言語のためにDuolingoという学習アプリを始めましたが、その楽しさに驚きました。言語学習には良い時代だなと感じます。またYoutubeも今は発信する人がとても増えて無料で有益な情報がたくさん得られます。そういったコンテンツもぜひ探して、自分のお気に入りを見つけてみてください。
私の英会話の生徒さん(中級)に人気のチャンネルです。海外旅行やカフェが好きでしたらぜひ見てみてください。
「昔の自分に戻りたい」ではなく「将来英語を使ってこうなりたい」という気持ちの方がモチベーションを続けやすいかと思います。応援しております!
かしあめ
ミーヤさん ご相談ありがとうございます。英語学習において覚えた単語やフレーズをすぐに忘れてしまうことに悩んでいるとのことですね。
せっかく覚えた単語などを忘れてしまうことは、言語学習者に共通する悩みです。人間の脳は1回目の記憶だけではすぐ忘れてしまうようになっているので、短時間で何度も復習することで記憶は定着させることができます。しかし、日常で使う英語は3000語ほどあるといわれていて、とても数が多いので、全部をいきなり覚えていくのは難しいです。そこで、下記の方法を紹介します。
【英語を使いたい分野を絞る】
TOEICで使われる英語、海外旅行で使う英語、映画やドラマで使われる英語はそれぞれ異なります。まずは自分にとっていちばん身近なところでどの分野を伸ばすか決めましょう。一気に全て覚えるのは難しいし、効率も悪いので、まずは旅行のフレーズや英会話のフレーズなど実際の会話で使うものから重点的に勉強して、そこがクリアできたらTOEICや映画といった教材に移行するのをおすすめします。ただし、仕事でTOEICのスコアが絶対必要や、映画を見ることにモチベーションがかなり高い場合はそちらを優先してもいいと思います。
【毎日の隙間時間に声に出して練習】
すぐに忘れないためには毎日の細めな復習がとても大切です。私のおすすめは隙間時間に声に出して自分のものになるまで何度も復唱することです。私は今英語でない違う言語を学んでいるのですが、初級から始めていて、「私は○○です」「日本語と英語が話せます」「日本に住んでいます」このようなかんたんなフレーズを毎日通勤時間やちょっとした時間に声に出して練習しています。5・6フレーズを言うだけなので1分くらいで終わります。
まずはミーヤさんが使えるようになりたい基本フレーズを30個ほど書き出してみて、それをちょっとずつ覚えていくのもおすすめです。ことわざなどは避けてなるべく応用が聞きやすい文を作ると、どんどん表現を増やしていけます。
例えば
"I like reading books" (本を読むのが好きです)
これをまず毎日練習して覚えたら次は
"I like eating healthy food。" (健康的な食べ物を食べるのが好きです)
これを繰り返していくと「I like ~ing」が使えるようになります。
ポイントはどこかの例文ではなく実際に自分の状況に合うフレーズを作っておくことです◎ こうすることで実際の会話でもすぐに使えます。
自分でフレーズを作れない場合はChatGPTやDeepLなどの翻訳ツールも使いながら作っていきましょう。
焦ってたくさんのことを一気に覚えるのではなく、少しずつ着実に自分の使える英語にしていきましょう!応援しております!
かしあめ
よしさん ご相談ありがとうございます。お仕事で、海外の同僚や顧客との日常会話や電話で使える英語を身に着けたいとのことですね。現在は使っている教材が簡単すぎて物足りなく感じることもあるとのことなので、自分に合う教材の探し方についてもお話しさせて頂きます。
【少し頑張れば達成できるレベルのものを見つける】
よしさんのおっしゃるように簡単すぎる教材では物足りなくなり、成長がないので、おすすめしません。かといって逆に難しすぎるものも、「分からない・できない」→「楽しくない」→「続けられない」となってしまいます。現在初級レベルの人が最終目標がTOEIC900レベルだからといって、張り切ってTOEIC900レベルの教材を選んでしまい、難しすぎて続かなかったというのはよく聞く話です。
そこで大切な基準としては「少し頑張れば、達成できる」このレベルを見つけることです。これはTESOL(英語教授法)の考え方では「i+1」と呼ばれていて、自分のコンフォートゾーンから少しだけ上のレベルのものを学ぶことが言語学習には最適だと考えられています。
キクタンであれば様々なレベルのシリーズがあるので、今使っているものよりひとつ上のレベルを試してみても良いですし、難しすぎなければキクタンビジネス【Basic】もおすすめです。
【AI英会話アプリの活用】
自分のレベルに合わせて、カスタマイズされた学習がしたいという方にはAI英会話アプリスピークバディがおすすめです。ビジネスや海外旅行など自分のニーズに合わせたレッスンが選べますし、復習機能もあるので、忘れそうになるタイミングでAIがその内容をリマインドしてくれます。
また、大事なことはアプリで学んだことをただの記憶として置いておくのではなく、実際の場面で活かすことです。覚えた単語やフレーズは積極的に仕事で使いましょう。何度も繰り返すことで、自分の中の「使える英語」になっていきます。
【Podcastでリスニングの強化】
ビジネスの場で、リスニング力はかなり重要になってくるので、上記と合わせてリスニングの練習もすることをおすすめします。通勤時や家事の合間などにpodcastで英語の番組を毎日聞いて、耳を英語に慣らしておくことで、急に英語で話しかけられた時にも反応できるようになります。自分の好きなジャンルを選ぶと継続しやすいので、どんな番組でもいいですが、ビジネスでしたら下記の番組もビジネスの場で使う用語がたくさん使われているのでおすすめです。
・BusinessEnglishPodcastFromAllEarsEnglish
以上、参考になりましたら幸いです。応援しております!
かしあめ
ともこさん ご相談ありがとうございます。現在週に3~4回、30分~1時間ほど英語学習に取り組めていて、リスニングで苦労しているとのことですね。リスニング教材を使ったり、映画やドラマを活用するのもとても良いと思います!今回はそれに合わせてリスニング向上のための学習方法を紹介させて頂きます。
【頻出フレーズの音の確認】
現在は単語は聞き取れるとのことなので、日常の英会話で頻出するフレーズの音を一度確認してみてください。こちらの動画は日常で高頻度で使われる短いフレーズをまとめていて、聞きやすく、参考になるかと思います。
【短縮形や音のリンキングに注意】
日本の学校で習うI am going to(アイ アム ゴーイング トゥ) は日常会話ではI’m gonna(アイム ガナ)の形で使われることが多いです。このような短縮された音に慣れることで、ネイティブとの会話も聞き取りやすくなります。
短縮系は他にも
I want to → I wanna(アイワナ)
I have to →I gotta(アイガラ)
Let me→Lemme(レミ)
などがあります。
また、音のリンキング(連結)とは
Pick it up 「ピック、イット、アップ」→「ピキラップ」
のように前後の音が繋がって発音されることです。このルールを知らないで、単語だけで覚えてしまうと知っている単語でも聞き取れなくなるので、音を確かめる時は必ずワンフレーズで確かめましょう。
※上記の英語の音はこちらでは分かりやすいようにカタカナで書きましたが、若干本当の音と異なるのでぜひご自身で確認してくださいね。
【Podcastの活用】
リスニング練習にはpodcastがおすすめです。大事なことは自分にとって簡単すぎず、難しすぎないものを選ぶことです。大体は分かるけど、少しだけ分からないものがあるくらいのレベルのものを選ぶと丁度いい勉強と練習になります。(英語教授法の考えではこれを「i + 1」と呼んで、インプットに最適なレベルとしています)ご自身にとってプラス1になるレベルのものをぜひ探してみてください。
初心者の方にはこちらもおすすめです。
【完璧に聞き取ることよりコミュニケーションができているかを意識】
最後に海外一人旅の夢、とても良いですね!現地の人はオンライン英会話の先生よりかなり速く話してくるので、podcastなどで普段から速いネイティブ同士の会話に慣れておくといいと思います!ただ、ジェスチャーやスマホに打ち込んで伝えたり、コミュニケーションを取る方法はたくさんあるので、完璧を目指さず意思疎通が取れるレベルを目指すことも大事です!ぜひ夢に向かって頑張ってください!応援しております!
かしあめ
keiさん ご相談ありがとうございます。英語学習に挑戦しているけど、モチベーションを保つのが難しいということですね。学生さんということなので、学生さんに合う楽しい学習方法を紹介させていただきます。
前提として学生さんは学校の授業が一番大事です。基本的には授業で使う教科書をベースに授業の予習・復習・宿題はきちんとやりましょう。今回はそれに加えて、自分の空き時間などでできる学習方法をお話します。
【英語学習アプリDuolingo】
Duolingoは無料で使える英語学習アプリで、単語やフレーズをゲーム感覚で学べます。可愛いキャラクターたちと一緒に、クイズに答えてコインを集めたり、とても楽しく英語を学べます。iPadやスマホから気軽に使えるので、隙間時間でもいつでも学習することができます。
【英語のコンテンツを楽しむ】
keiさんは今、自由時間はどういうものを楽しんでいますか?音楽、アニメ、Youtubeなど今は色々なコンテンツがありますよね。自分の好きなジャンルの中で、英語を学べるものを見つけると自分にとって関心度が高いので、英語の学習がより楽しくなると思います。
例えば、アニメが好きなら、海外のアニメを見てみても良いし、英語版に翻訳されている日本のアニメを見るのも面白いと思います。例えば海外でも人気のワンピースの主人公、モンキー・D・ルフィは英語版では「Monkey D Luffy」(マンキー・ディー・ルフィ)と言います。「monkey」は「猿」という意味でもともと英語では「マンキー」という発音ですが、日本ではモンキーという発音が定着してしまい、ルフィの名前はモンキーになっています。猿がたくさんいる動物園などもモンキーパークと呼びますよね。
それが海外版になったときは、もともとの英語の発音に直されて「マンキー・ディー・ルフィ」になっています。このようにアニメからでも様々な文化や言語の違いを学ぶことができて面白いですので、ぜひ調べてみてください。
【将来について考えてみる】
毎日のモチベーションが上がらないときは、思い切って将来のことを考える時間にするもの良いと思います。例えば、大学生になったら留学してみたい、春休みに海外旅行に行ってみたいなど将来英語を使って何かしたいなと思うことはありますか?英語に限らず、好きなものは何ですか?ロボットを作ったり、スポーツに熱中したりもいいですね。自分のワクワクする未来へたどり着くために、今英語を勉強しておくとよさそうでしょうか?そんなこともぜひ考えてみてください。
大変だと思いながらも英語学習と向き合ってて素晴らしいです。息抜きしながらぜひ頑張ってください!応援しております!
かしあめ
Toshi さん ご相談ありがとうございます。英語学習に今まで何度もチャレンジして挫折しているとのことですね。挫折して辞めてしまう人も多い中、諦めずにチャレンジし続けられているのはとても素晴らしいことだと思います。今回は楽しく継続できるための学習方法についてアドバイスをさせていただきます。
【まずはかんたんなレベルから始めましょう!】
初級の人が英語学習を始めようとして、いきなりネイティブとオンライン英会話をしたり、映画を字幕なしで見ようとすると難しすぎて、「できない」→「楽しくない」→「続かない」この悪循環になってしまいます。映画やネイティブ講師とのオンライン英会話は気軽に始められるので、それらから始めてしまう人が多いのですが、実はかなりレベルが高いです。ですので初級レベルの人にはまずは下記の方法がおすすめです。
・文法書を1冊終了する
文法に自信がない方はひとまず1冊、さらっとでもいいので読み切ることをおすすめします。下記の書籍はイラスト付きで基本となる文法をわかりやすく解説してくれているので、初級の方にまず読んでいただきたいです。練習問題もついているので、解きながら進めることで、インプットとアウトプットを同時にできてより理解度をあげることができます。
・英語学習アプリ
mikanやduolingoなどの英語学習アプリを使うとゲームのように英語を学ぶことができるので、隙間時間でできて継続しやすいと思います。継続できると達成感につながり、より英語学習を楽しむことができるので、これらのアプリは「楽しく継続」という点でとても有効です。
・カリキュラムがあるAI英会話アプリ
初級の方にはスピークバディのようなカリキュラムをしっかり準備してもらえるAI英会話アプリがおすすめです。ただAIとフリートークするようなものは中級以上の人には良いのですが、初級の方はまずどうやって文を作るかで苦労してしまい楽しくないので、どういう風に話すか文法や文型を提案してくれるものを選ぶほうが良いです。また、オンライン英会話よりリラックスした状態で会話の練習ができるので、人相手だと緊張してしまう人や初級の方には、効果の高い学習方法です。
・日本人講師を選ぶ
初級の方には日本語が通じる講師を選ぶことを強くおすすめします。困ったら日本語が通じるという安心感の中会話の練習ができるし、日本人がつまずきやすいポイントなども理解しているので、初級の方にとってはネイティブの講師と話すより、かなり勉強になります。
他にも英語解説のYoutubeを見る、英語と日本語両方で話されているpodcastを聞くなど、まずはこれらのような初級の学習方法を試してみてください。初級から少しレベルが上がったなと思ったら映画や歌、ネイティブ講師との会話にも挑戦してみてください!応援しております!
かしあめ
サヤさん ご相談ありがとうございます。医療現場で働いておられて、海外からの患者さんへの対応に苦労しているとのことですね。私は医療現場で働いた経験はないのですが、日本の医療現場で働く方の英会話レッスンをしていた経験があるので、その観点でお話しさせていただきます。
【シンプルな会話を心がける】
サヤさんのおっしゃるように医療で使う専門用語が、必ずしも現場で使えるとは限らないです。それは日本に来る外国人はアジア圏の人が多く、英語を第二言語としている人も多いので、難しい英語を使っても通じない場合があります。
例えば
How long has the symptom been bothering you?
「どのくらいの期間症状が出ていますか?」
このような定型の表現も、英語が母国語でない人には通じない場合があります。
こんなときは文法は間違っていても良いので、もっとシンプルに伝えます。
「The pain(痛み)、When did it start? (いつ始まりましたか?)」
「Do you still feel pain?(今も痛いですか?)」
ポイントは子供に話しかけるように、わかりやすく話すことです。大人が使う日本語は難しくなりがちなので、それをそのまま英語に訳そうとするとかなり複雑な表現になってしまいます。
【教材より現場で行ったことを振り返り&予習すること】
教材を使ってもいいのですが、医療現場で働かれていてとても忙しいかと思います。そこで、サヤさんにおすすめしたいのが振り返りノートの作成です。これは紙でもデジタルのメモでも好きなほうで大丈夫です。
外国人の患者さんと接したときに、何が伝わったのか、何が伝わらなかったのか、なんという単語が出てこなかったのかなどの振り返りをこのノートに都度書いてきます。1度現場で使った言葉や表現は次も出てくる可能性が高いので、いわば自分だけのマニュアルになります。
ポイントは分からなかったところは調べて書いておくことです。こういう表現を伝えたかったんだけど、どういえばよかったんだろう?というときはChatGPTに相談すると英語フレーズを教えてくれるので、AIを活用しながら進めるのがおすすめです。
このノートを定期的に見直すことで、必要なフレーズから覚えて使っていくことができます。
医療現場で働きながら外国人患者さんのために英語を学ぶ姿勢とても素晴らしいです。ただ、医療現場で働くためにこれまでたくさん勉強されていて、英語もまた学ぶのは大変なので、完璧を目指そうとせずあくまでコミュニケーションツールとして伝わればOKの気持ちでいてくださいね。無理なさらずです!応援しております!
かしあめ
ヤマさん ご相談ありがとうございます。半年ほどで、入門レベルから基本的な会話ができるレベルに上げたいけど、単語を理解することや覚えること、モチベーションの面で困難を抱えているとのことですね。
今回は半年間集中して、英語の会話力を上げる方法を紹介させていただきます。
【目標を1つに絞る】
現在は
・仕事で必要
・海外旅行を楽しみたい
・自己成長
この3つのために英語を学びたいとのことですが、効率的に早く結果を出したいなら、1つに絞ることをおすすめします。そしてこの中でも「仕事」が一番緊急性が高いので、モチベーションにつながると思います。(もし1年以内に海外旅行に行く予定が確実にあるのでしたら、「海外旅行楽しむ」を目標にするのでも大丈夫です)
【理想の姿をイメージ】
大きな目標を絞ったら、さらにその目標のイメージを具体的に想像してみましょう。今回、「仕事で必要」を目標にしたとして、仕事のどんな場面で必要ですか?周りにその業務ができているロールモデルはいますか?どんな風に対応できるようになれば、自分の中で満足いく姿でしょうか?
このように具体的な姿をイメージして、そしたら自分の今の現実のレベルと比べて、どうやってそのギャップを埋めていけるか考えていきます。
例えば、「窓口対応で外国人の方ともスムーズに対応できるようになりたいが、リスニングもスピーキングもスムーズにいかない。」
→podcastでリスニングの強化&マニュアル作成でフレーズを覚える、オンライン英会話でマニュアルの練習を先生とする等
このように具体的に考えると自分に合う学習方法が見えます。ここを考えずに、「とりあえず単語帳に載っている実際には使わない単語を覚える」では遠回りになるので、しっかりまず理想を具体的に考えましょう。
【英語コーチングサービスで相談】
このように理想の姿をイメージすることはとても大事ですが、なかなか初心者の方は1人だと難しいと思うので、そういった方には英語コーチングサービスがおすすめです。英語学習のプロが理想の姿と現実のギャップを加味して、今自分にとって何が必要なのか教えてくれます。また、モチベーションが下がった時にも、鼓舞してくれる存在になるので、1人ではなかなか学習が進められないという方にぴったりです。
英語コーチングサービスはコーチバディやENGLEADなどの大手サービスからココナラ等のプラットフォームで個人サービスをされている方など多数あるので予算や好みに合わせて選ぶといいです。大手サービスは無料カウンセリングをやっているところも多いので、カウンセリングを受けるだけでも方向性が見えてくると思います。
以上、何か参考になれば幸いです。応援しております!
かしあめ
ダリさん ご相談ありがとうございます。現在中学2年生で文法に苦戦しているとのことですね。中学英語の文法はパターンさえ覚えてしまえばかんたんなので、数学の公式のように、まずはパターンを覚えましょう。そしてパターンと一緒に、状況のイメージを理解することも大切です。
例えば、中学2年生で勉強する受動態について。
John took this piture in Hokkaido. 「ジョンがこの写真を北海道で撮りました。」
これを受動態にすると
This picture was taken by John in Hokkaido.「この写真はジョンによって北海道で撮られました。」
こうなります。
ルールとしては
John(主語)took(動詞:撮る)this picture(目的語:この写真)
目的語を一番前に持ってきて、動詞をbe動詞+過去分詞形に変えて、byと主語をつけます。in Hokkaidoは同じ位置で大丈夫です。
This picture was taken by John in Hokkaido.
was takenになるのはThis pictureが単数形なのでwasになり、tookの過去分詞形がtakenなので、この形になります。今この私の説明を読んでも、分かりにくいなと思う場合は自分で例文をいくつか見てパターンの法則を探ってみましょう。問題集を解いて、パターンに慣れるのも1つです。自分の頭で考えて文を作ることで、より理解がしやすくなります。
あと状況を頭の中でイメージすることも大切です。
・John took this piture in Hokkaido. 「ジョンがこの写真を北海道で撮りました。」
・This picture was taken by John in Hokkaido.「この写真はジョンによって北海道で撮られました。」
この2つの文、言い方は違いますが、「ジョンが北海道で写真を撮った」という事実は同じです。ただ1つ目はジョンが写真を撮ったことにフォーカスしていて、2つ目の文はその撮られた写真の方に焦点が当てられています。なんでわざわざ受動態にするのかというと「この写真」について話したいので、「この写真」が強調できる受動態にしています。こういった背景も知っておくことで、ただただ暗記するよりも、将来にも使える英語になります。
また、分からないときは必ず周りの大人や友達に相談しましょう。Duolingoなどの英語学習アプリは楽しいのでモチベーションアップにはおすすめですが、文法事項は詳しく説明してくれないので、まずは文法の分からない部分と向き合うところから始めましょう。応援しております!