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Chihoコーチ

米国で修士課程修了、現地での就労や海外営業経験あり。TOEIC®等の指導経験も豊富。TESOL保持。

回答した数:30参考になった数:70
英語は中1からスタート。日本で大学を卒業後、米国にて国際教育学修士課程修了。メーカー、ロサンゼルスの教育機関勤務を経て英語講師・コーチとして、子供から社会人まで指導する。TESOL保持。娘2人も英語学習中。

このコーチが回答した質問一覧

2022年6月24日
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Chihoコーチ

幼い頃から二つの言語を行き来し、十分な訓練を受け、いずれの言語も知的に扱うことのできる「バイリンガル」に対し、幼少期の“中途半端な英語漬け“は「セミリンガル」と呼ばれる、英語も日本語も中途半端にしか育たない状況を生む可能性を孕んでいます。 彼らはダブルリミテッドとも呼ばれ、ネイティブの発音で両方の言語での普段の会話は問題なくできるけれども、認知力が育たず、抽象的な思考や議論がどちらの言語でもできない、年齢相応の本を読んでも内容が理解できないなど言語を使った知的活動に制限が生じてしまう状態を指します。 日本で育ち、日本語に不自由していないと日本語で受けてきた教育に対して無頓着な人が多いですが、私たちは国語の授業を受けたり、読書や音読、日記や作文・小論文を書くなどの様々な言語的訓練を重ねて一定の認知能力や思考力を獲得しています。これらの能力は家でただ日本語を話しているだけでは育ちません。これは英語でも同じことです。 一方で、母語での認知能力が育ってしまえば、たとえ中学以降で英語を学んだとしてもその思考の枠組みを活用して、後から学んだ英語でも抽象的な思考をすることができるようになります。幼少期は音に対する感度が高いので、綺麗な発音を得やすい時期ではありますが、一方で、思考力が育たないのは発音以上にその子の人生にとって大きな損失になりかねません。母語、思考言語を育てることの大切さを認識した上でバランスをとって英語教育にも取り組めるといいですね。
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2022年6月23日
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Chihoコーチ

英検3級は中学卒業レベル、2級が高校卒業レベルです。改めて英語学習を始めるにあたって、まずはご自身がどのレベルにいるかを把握することが大切だと思います。英検はネットでも過去問が出ていますので、ダウンロードして時間を測って気軽に模試をしてみましょう。まずは中学英語の確認で3級、問題なければ準2級、2級という具合にレベルを上げながら一通り解いていきます。正答数が半分ぐらいになるような、少し難しいと感じる級を目標に設定してみるといいと思います。市販の問題集や過去問を使って準備をして、ぜひチャレンジしてみてください。あまりにも難しい、と感じるものではなく、あくまで「やや難しい」というところから焦らずしっかり復習するのがオススメです!
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2022年6月23日
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Chihoコーチ

「学校で英語は勉強しても」ということなので学校の英語はそれなりに取り組まれているのかな、という印象ですが、いかがでしょうか。 今はそれだけでも十分だと思います。高校生以上になってからのトレーニングで英語を使いこなしている方もとてもたくさんいらっしゃいますので、まずは焦らず見守ってあげることが大切だと思います。 一方で、この時期は先輩や学校、習い事の先生など、家庭から一歩出たところで出会う大人の影響が大きい時期です。コミュニケーション力の重要性よりも、海外生活や国際的な仕事の経験談、息子さんの興味のある分野で国際的に活躍する大人の話を聞く機会があるときっと楽しいと思います。最近はYouTubeでも多彩な人の日常を知ることができますので、そういった動画などにアクセスしてみてもいいと思います。 また、中高生は映画やドラマ、音楽を通して英語に興味を持つことも多いです。英語が話せるようになりたくない、と心の底から思っている中学生はまずいませんが、そこにたどり着くためにいろいろなことをやらされるので嫌だ、と反発するのだと思います。本人が必要性を感じないのにアウトプット、と言われてもあまりピンとこないと思いますので「英語ができたらなんだか良さそうだ」とか「この記事や動画を英語で見たい」という生の英語に対するモチベーションを上げられればコミュニケーションへの意欲も段階的に出てくると思います。 また、HelloTalkというアプリでは海外の人とカンバセーションパートナーとしてチャットでのやり取りをすることも可能です。ご本人が興味を持つようになったら、そういった実際のやり取りに挑戦してみるのもオススメです。
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2022年6月19日
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Chihoコーチ

子育てにお仕事にと、お忙しい中でも学習に取り組もうという姿勢が素晴らしいですね。時間の確保は、英語を学習されている多くの方が課題にされていることだと思います。5分でも毎日取り組むというスタンスはとても大切です。「スピークバディ」のカリキュラム内にある、単語、リスニング、会話、英作文、応用という項目のどれに取り組むのがいいか、というご質問ですが、項目にこだわらずに5分できる分だけ順番に進めていくというのがいいと思います。各項目にはしっかりと関連性があり、単語、フレーズ、自分で言ってみる、など様々なアプローチをすることで内容の定着を促すようになっています。一つの項目に偏った進め方をするのは教材の良さを活かせない使い方になると思います。 アプリでの学習は隙間時間にも行えることが長所の1つです。5分という学習時間でしたら一日に2度か3度確保できる可能性があると思います。食前に5分やる、トイレに行ったら3分やる、などいつもやる行動に紐付けて隙間時間を探しながら、できる範囲でカリキュラムを進めてみるのがオススメです。
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2022年6月19日
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Chihoコーチ

700点を目指されているとのことですので、リスニング&リーディングのテスト対策かと思います。スピークバディーを活用することでプラスになる要素は勿論たくさんありますが、 TOEICにはTOEIC特有の出題傾向があるので、公式問題集やご自身の現在のスコアに合ったTOEIC教材で学習することをおすすめします。副教材としてスピークバディを使うことで、試験に出題される語彙や表現の定着に役に立つとは思いますが、スピークバディーをメインの教材で使うことがTOEICスコアアップのために最も効率の良い方法ではないと思います。 現在のスコアがわからないようでしたら、公式問題集を使ってご自身の現在のおおよそのスコアを確認した上で教材を選ぶのがおすすめです。
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2022年6月17日
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Chihoコーチ

英語の必要性を感じられてスピークバディに取り組まれているとのこと、素晴らしいですね。 「最低限話せる」という基準自体もなかなか難しいと思いますが、これを3カ月やれば、半年やれば、と取り組むべき明確な期間がわかると落ち着いて取り組むことができそうですよね。しかし残念ながら、どのくらい牛乳を飲んだら背が5センチ伸びるかがわからないのと同じで、どれだけやれば最低限話せるようになるかというのは、個人差、環境差がありますので、人によって異なり、何ともお答えし難いご質問です。 英語学習は食事のようなもので、毎日ご飯を食べなければ成長できないけれど、何をどれだけ食べたら、背が5センチ伸びるのか、というのは、ご本人の体質や運動量など他にも関係する要素がたくさんあるために、一概に言うことはできないのです。ですが、栄養を取らなければ成長できませんし、良質な教材からは良質な栄養を摂ることができます。繰り返しながらご自身に栄養をとりこみ続けるしかありません。 一方でスピーキングはスポーツや楽器と同じように「運動」なので、運動そのものの練習をすることがスピーキング力アップに最も効率的であることに間違いはありません。その点においてスピークバディのアプリは気軽に実践練習を積むことができる非常に優れたスピーキング教材だと思います。 可能であれば、ひとまず半年を目処に毎日2カリキュラム程度ずつ取り組んでみてはいかがでしょうか。ご自身のおっしゃる「最低限話せる」状態になるかどうかはわかりませんが、少なくともわかることや言えるフレーズは着実に増えていきます。毎日わかるフレーズを少しずつ増やし、また忘れては復習をする、という作業を根気よく続けることで少しずつ、言いたいことが言える状態が作られていきます。ご自身の定着度合いをみて、同じカリキュラムを2度3度と繰り返すのもおすすめです。 「みんちゃれ」のような習慣化のためのアプリなども取り入れて、ぜひスピークバディでわかるフレーズ、言えるフレーズを毎日少しずつ増やし続けてください。
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2022年6月17日
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Chihoコーチ

英作文をするというのはとてもいい学習だなと思います。作文をするときのテーマとして1番簡単なのが、その日にあった出来事をただ書いていくということです。 「今日は雨だった。」「7時に朝ご飯を食べた」「電車で仕事に行った。」「途中で黄色い服を着た女性を見た。」など目の前で起こったあらゆる出来事を書いてみてください。最初は事実を書く方が考えを書くより書きやすいと思います。子供に話すように簡単な日本語で考えることがポイントです。 文法学習を別途されているかわかりませんが、語彙や文法もセットで進めていく方が学習効率はいいと思います。英語で日記を書くという教材も出ていますので、ぜひご覧になるといいのではないかなと思います。 ちなみに英作文ではありませんが私は中学英語を終えた頃、漫画「ちびまる子ちゃん」を頭の中で英訳しながら読んでいました。日常会話を英文にするという意味ではこんな練習方法もあります。
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2022年6月15日
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Chihoコーチ

発音のアプリ、音声変化を学ぶためのアプリとして「リスニングハッカー」はとてもいいアプリだと思います。 使い方は、よく聞いて、音声と完全に同じように言えるようにする、ということです。「リスニングハッカー」はその名前の通り、音声変化を学ことで「リスニング学習」に役立ちます。音声変化とは、レット・イット・ゴーが「レリゴー」と発音されたりする音の変化のことです。音の変化の仕組みを身につけて、聞き取りを強化していきます。 ただし、これは音の仕組みを学ぶアプリなので、話せるためのトレーニングとは少し違います。話せるようになるためには、当たり前ですが、話をすることが欠かせないので、スピークバディのアプリを始めとした会話のための教材を使って学習する方が適しているかなと思います。
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2022年6月14日
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Chihoコーチ

英語のレベルが中2ぐらいの高3生は、ここで言っていいかわかりませんが、学校に行っている人でも山ほどいますし、十分に取り戻せますので、全く気にする必要ないと思います。中2ぐらいということを自覚していらっしゃることがとても大切ですね。そこからしっかり取り戻していきましょう。 ただ、中2のレベルというと、基礎がまだ固まっていない状態だと思いますので、もちろん長文も読みながら、単語、文法とバランスよく学んで行く必要があると思います。学校の先生が、まずは単語とおっしゃるのはおそらく単語が学習しやすいと考えられたからではないかなと思いますが、質問者さんは長文が気になっていらっしゃるのですね。 まずは長文を読みながら単語が学べる「速読英単語 中学版」(Z会)を毎日音読するのがおすすめです。しかも、英語と日本語を「必ず両方声に出して」読みます。この時、自己流で読まず、必ず教材に付属の音声を聞いてから、正しい音を真似をするようにしてください。英語は毎日最低3回ずつ読んで、スラスラ読めるようになったら次にいくと週に1つか2つぐらいのペースになると思いますが、これをまずは習慣にしてください。長文を読みながら語彙も身につき、勿論少しずつ読める文章が増えていくと思います。 一方で、しっかりとした読解力をつけるには、文法学習を欠かすことができませんので「中学英語をもう一度一つ一つわかりやすく」(学研教育出版)などを使って、文法も進めていくといいと思います。頑張ってくださいね。
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2022年6月14日
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Chihoコーチ

会話はキャッチボールとよく言いますが、語学を学んでいる人にとっての会話はボールがどんどん打ち込まれて、必死に打ち返さなければいけないような状況です。そこで何が必要かというと、さまざまな角度で飛んでくるボールに体が反射的に反応できるようにしなければなりません。 受験英語を乗り越えて来られたとのことなので、文法や単語などの知識はある程度お持ちだと思います。あとは、さまざまな状況を仮定しながら実際にバットを振って、正しいフォームを体に刷り込んでいくしかありません。 「中学レベルの英語力で十分話せる」というのは、ある程度のコミュニケーションという意味ではその通りだと思います。大切なのは構文の複雑さよりも状況に応じた振り方(フレーズ)が出てくるかどうかです。 トレーニングの方法として以下のような方法があります。 ●瞬間英作文などのシンプルな英文を作る教材を使って、基本的な構文が瞬時に出てくるようにする。 ●自分に関連性の高い場面の文章で、音読、シャドーイング、暗唱などを行う。 (声に出して覚えるぐらい繰り返すことがポイントです。) ●日常的に目の前の状況を全て英語で言ってみる。 ●英語で3文日記を書いて音読する。 ●実際に会話をする。 大事なことは、とにかくどんな形でもいいので、口から英語を出すことです。言いたいことを子供に話すように簡単にすると、英語にしやすくなります。実際の会話が野球では試合に当たるところです。一度試合に負けたからといって、勝てる気がしないとやめてはいけません。必ず打てる日が来る試合です。言えなかったことを言えるようにするという小さな積み重ねを繰り返していきましょう。
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