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独り言で英語スピーキングの複雑さ・正確さ・流暢さの3つを大幅向上する勉強法

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英語勉強法のプロ上田 哲也

大学時代のバンクーバー留学(1年間)をきっかけに英語学習を開始。新卒で鉄鋼商社に入社し、財務部を経て海外営業で約4年間にわたりアジアや欧米のマーケットを担当。2020年にフリーランスの英語講師として独立。企業研修や自治体の研修の講師、DMM英会話なんてuKnow?回答者、IELTS™専門学校 PlusOnePoint 講師などを務める。英検®1級・TOEIC®満点・国連英検特A級・IELTS™8.0を保有。著書『時短省力 私の英語勉強法』

英語の学びを、シンプルに。

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英語の勉強では、どのような課題や挫折がありましたか?

個人的に英語学習で最も難しいと感じるのがスピーキングです。実際の会話においては、その場に応じた臨機応変な対応が必要であるため、日々の継続的なスピーキングの練習が欠かせません。私自身、日常会話やビジネスシーンにおいて英語を話す機会が多くあるため、よりスムーズに英語を話せるようになるために、「テーマを決めて独り言で英語を話す」というトレーニングを日常的におこなっています。

ちなみに独り言トレーニングをする前提として、単語力は2,000語程度、文法は中学校レベルくらいがあると安心です。

(ロングマンの英英辞典では、あらゆる単語の意味が2,000語レベルの語彙で説明されています。)

この英語勉強法を試してみて、どのような効果がありましたか?

独り言で英語を話すトレーニングをおこなうことで、スピーキング力を上げることができています。特にトピックを絞って独り言で英語の練習をすることで、その分野における発話能力(スピーキングの複雑さ、正確さ、流暢さ)は大きく向上します。

また、繰り返し練習をすることで、知っているだけの単語(認識語彙)が実際に使える単語(運用語彙)になり、表現力の幅の向上も実感できるようになってきています。

上田 哲也が実践した
英語勉強法

  1. A yellow balloon.STEP
    01

    実践の場で使えるトピックを選び、独り言で話す内容を考える

    まず最初に、トピック選びです。基本的には、自分が実際に話す必要がある内容をお題にして練習しています。

    トピックが決まったら、何について話すかを考えます。英語であっても日本語であっても、最初に何について話すかという「概念化」のプロセスをしっかり踏まないと、うまく話をすることはできません。ですので、話したい内容を箇条書きにしながらブレインストーミングしていきます。

    英語でうまくアイディアが出てこないときは、日本語で考えることもあります。やはり母語でアイディア出しをした方が、自分が本当に話したい内容が出てくるのでおすすめです。

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    最初のうちは、この「概念化」を難しくしすぎると英語にするのが大変になってしまうので、できるだけシンプルに発想することをおすすめします。例えば環境問題について話している時に「森林伐採が深刻化すると環境に悪影響が及ぶ...」などと言うのではなく、「木を切るのは良くない」くらい単純化してしまいましょう。

  2. A yellow balloon.STEP
    02

    選んだトピックに関連する記事を読み込む

    アイディア出しをする際に、英語で関連記事などを読んでアイディアや表現を集めることもあります。

    例えば先ほどの環境問題のトピックについて話すとしたら、Googleで環境問題について英語の記事を探して読み込むといった具合です。

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    ネットで表現を集める際には、必ずご自身が理解できる、できるだけシンプルな表現を選ぶようにしてください。あまりに難しすぎる表現を無理して使うと、不自然な英文になってしまうので注意が必要です。

  3. A yellow balloon.STEP
    03

    知っている表現を中心に英語で言語化する

    次に、前述のステップで集めた英語表現などを使いながら、ブレインストーミングしたアイディアを英語で表現(言語化)していきます。うまく表現できないアイディアがあった場合には辞書を使いますが、必ず自分が既に知っている表現を使うようにします。

    繰り返しになりますが、無理に知らない表現を使うと不自然な表現になってしまうため注意が必要です。また、新しくチャレンジしたい表現を使う場合は、自然な英文にするためにも、例文をできる限りそのまま使うようにしています。

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    もし英語で表現するのが難しい時は、できるだけ短い文で表現するようにしてみてください。そうすることで、「言語化」のハードルをぐっと下げることができます。

    また DeepL のような翻訳ツールもうまく活用するのもありです。ですが、必ず一度は自分で英作文してから、その確認として翻訳ツールを使うことをおすすめします。

  4. A yellow balloon.STEP
    04

    自分で作成した英文の添削を受ける

    可能であれば、作成した英文は、ネイティブに添削をしてもらいます。このステップは必須ではありませんが、添削をしてもらうことで、より確実に正確な表現を身につけることができます。

    またこの時、普通に添削してもらうだけでも十分なのですが、場合によってはネイティブに丸っと違う表現に全て書き直してもらうなどして、新しい表現を仕入れることもあります。

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    もしネイティブに添削してもらうのが難しいという場合は、Grammarly などのサービスを活用するのもありです。

  5. A yellow balloon.STEP
    05

    英文を独り言で話してみる

    ここまで準備ができたら、実際に独り言で話してみます。最初は考えながら、ゆっくり発話することもありますが、繰り返し同じトピックについて話し続けるうちに、あまり考えずともスラスラ話せるようになっていきます。

    例えば車の運転も、最初は一つひとつの動作を意識しながら行いますが、慣れてくると何も考えずに運転できるようになりますよね。英語のスピーキングも、繰り返し行うことでそうやって段々と慣れていきます。

    また、実際にひとりで話すトレーニングは、かなりエネルギーを使うので、時間を決めて集中的に取り組んでいます。

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    個人的には、1日でひとつのトピックに集中的に取り組むことが多いのですが、表現などを効果的に記憶するためには、適度に期間をあけて繰り返し練習するのもありです。

  6. A yellow balloon.STEP
    06

    実践の場で独り言で学んだトピックを話してみる

    ここまで独り言で練習をしてきましたが、最終的にはオンライン英会話などで、実際の会話(ダイアローグ)でのトレーニングをしていきます。

    おそらく多くの方は「会話(ダイアローグ)」のために英語を学習しているかと思います。ですので、独り言(モノローグ)で終わらせずに、会話での実践まで行うようにしましょう。

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