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英語学習Q&Aホーム日本語を読むように英文リーディングを実現!基礎英文問題精講による音読勉強法

日本語を読むように英文リーディングを実現!基礎英文問題精講による音読勉強法

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英語勉強法のプロShin

TOEIC®︎985、英検®︎1級、TOEFL®︎108。純日本人ながら、大人になってからの日本における自学自習で英語力を磨く。その後、大学受験予備校講師、英検®︎講師、TOEIC®︎講師、TOEFL®︎講師等、英語に関するあらゆる試験を指導する講師職に就く。

英語の勉強では、どのような課題や挫折がありましたか?

一般的な公立中学・高校の英語教育を受けて育ち、英語が他と比べて特に優れているといったこともありませんでした。ただ、漠然と英語が使えたら良いだろうなとは思っていたため、自由時間を利用して英語学習を始めました。

まずはNHKのラジオ英会話などにも挑戦しましたが、全く聞き取ることができなかったので、リスニングから始めるのは無謀だと感じました。

そのような中、英語には音読が良いという授業を受けたことがきっかけで、音読ならできるだろうとそのアプローチで英語学習をスタートさせました。

英語勉強法を試してみて、どのような効果がありましたか?

音読の学習を始めてから、リーディング力が大きく伸びたと感じました。

各種テストなども範囲となっている英文をひたすら音読するだけで、満点とはいきませんが周りからすごいと言われる程度に得点もできるようになりました。特に英検対策をしたわけではありませんが、英検2級も順当に取得することができました。私の他の教科の出来と比較すると、英語だけ明らかに違う成果が生まれるようになりました。

ただし何よりも、初見の英文であってもある程度なら返り読みすることなく読めるようになり、左から右に英語の語順でスムーズに理解できるようになったことが、まるで日本語を読んでいるような感覚でリーディングができて非常に楽しかったことを覚えています。

Shinが実践した
英語勉強法

  1. A yellow balloon.STEP
    01

    難解な英文が集まった「基礎英文問題精講」を用意

    学校の教科書レベルであれば難なく読めるようにはなっていたのですが、ハイレベルな長文を読んでいると、文構造が複雑でなかなか読みこなせないことは多くありました。

    「基礎英文問題精講」という教材はそうした難解な文のみを集めたような作りとなっており、見開き2ページほどかけて文構造をしっかりと解説してくれていました。単語・熟語のリストや分かりやすい和訳も載っており、同種の文構造を用いた別の英文もあることで、確実に理解することができました。

    私はその当時の版で第一章となる「構文編」に記載されている50文ほどを反復音読して落とし込んだところで満足してしまいましたが、第二章の「文脈編」以降も取り組めば実力は更に身に付いたことかと思います。

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    私はこの教材に記載されている英文の、良い意味で自己啓発的な内容が気に入っていたのですが、こうしたものが気になる方もいるかもしれません。時事ニュース的な英文で学びたい方には、「速読速聴・英単語」シリーズなども良いかと思います。ただ、文構造の解説をじっくりと学びたいのであれば、入試英語の教材が最も優れているかと思います。

  2. A yellow balloon.STEP
    02

    まずは解説を熟読して文構造を完璧に理解する

    基本的には、 本書の解説がしっかりしているのでそれを読み、文構造などを理解することに集中していました。別でノートにまとめるといったことはしていません。

    100%完璧に理解できたと感じるまで、立ち止まって熟考しながら読み進めていました。1日で1~2文進めるとぐったりしていたので、それほど学習の進度は早くなかったかと思います。

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    基礎英文問題精講を丸々完全習得しようとすると、一文一文の定着が疎かになる気がします。学習時間の確保に自信がある場合を除き、進度は意識せず一文一文を正確に理解するようにしたほうが良いでしょう。

  3. A yellow balloon.STEP
    03

    スピードよりも同時に意味を感じられることを最優先に音読を実施

    次に1ページ目からテーマとなっている英文を音読していきました。

    最初はゆっくりと、同時進行的に意味を感じられるスピードで音読します。音読をしてスっと意味が入ってこなかったところでは必ず立ち止まり、解説を見直して100%理解するということを徹底していました。単語の意味がしっかりと入っていなかったこともあれば、文法がピンと来ていなかったこともあり、原因は様々です。

    そうして理解ができたら、またその文の最初から音読をして意味がスッと入ってくるかの確認をする…の繰り返しで進行していきました。復習の際も詰まったら必ず立ち止まって解説を読み直しました。個人的に「なんとなく分かった」という状態は、実際には分かっていないことが多かったので、少しでも違和感があるようであれば放置せず、しっかりと疑問を解決するようにしていました。その分、進度が犠牲にはなりましたが、それは仕方ないものと考えていました。

    決して曖昧にすることなく、原因を解決したらもう一度頭から音読をして、次はスっと意味が入ってくるかどうかを確かめるといったように、三歩進んで二歩下がるように読み進めていました。

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    最近では音声付きのリーディング教材も多く、読解をしながら同時に耳も鍛えられる点は、非常に優れていると感じます。ただ、音声に合わせるように音読をしてしまうと、前述の「スッと意味が入ってこなかったところ」で立ち止まらないまま、流れてしまう可能性もあるかと思います。その状態で1日何十回と音読したとしても、効果は薄いように感じます。1日1回でも構わないので、完璧に最初から最後まで自分の速度で読めることを意識すると良いかと思います。

  4. A yellow balloon.STEP
    04

    一度通しで英文を理解できたら、長文の最初から最後まで音読を繰り返す

    結果として、初めて扱う英文だと1日で1回しか通しで読めないこともありました。ただ、日を追うにつれて立ち止まる回数が少なくなり、その分だけ多くの新しい英文に進めるといった風に進めていたので、着実に力が身についていったと感じています。

    一度通しで読めるようになりさえすれば、あとは1日何十回でも音読しました。ただ、あまり1日に同じ英文を何回も音読してしまうと飽きが来てしまい、それは反復に悪影響となるかと思います。

    スムーズに英文の意味を感じながら読めるようになったら、次の英文に進みました。

  5. A yellow balloon.STEP
    05

    構文をやり終えたら、長文読解を楽しむステップに進むのもお勧め

    「基礎英文問題精講」には「構文編」と「文脈編」の二つがありますが、私は構文編を終えたタイミングで本書を卒業し、大学入試過去問のような実戦的な長文読解に移りました。

    文脈編を進めたり、姉妹書の「基礎長文問題精講」に移ったりということもできたかもしれませんが、ここまで述べたような学習をそれらにも適用すると想像しただけで果てしなく感じてしまい、そこまでの時間を捧げる根性はなく切り上げました。

    ただ、構文編で難解な構文をひたすら解釈する訓練を続けたため、一般的な長文が非常に読みやすく感じ、小説系の長文などは読むこと自体を楽しめるようにもなっていました。

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    どれくらい英語学習に時間を割けるかや性格にも左右されると思いますが、本書よりも難解な構文に出会うことはそうそう無いので、他の読みたい長文を自由に読むことで、読解の楽しさを味わうのも良いかと思います。

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