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瞬間英作文の効果的なやり方!何周やるべきか?徹底解説勉強法

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英語勉強法のプロYuuコーチ

日本生まれ。オーストラリア University of New South Wales 経済学専攻、卒業。英会話スクール勤務を経て、現在は英語公用語のグローバルなIT企業で働いています。子どもから大人まで英会話、文法、勉強方法などの指導経験あり。英検®1級、TOEIC®980点取得。猫を4匹飼っています。

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英語の勉強では、どのような課題や挫折がありましたか?

当時、英語の勉強を続けている中で、中学校で習う英文法は十分に理解できており、一つひとつの意味や単語単語は分かっていました。そのため、英文を読んだりリスニングすることは苦手ではなかったのですが、やはり素早く英文をライティングすることはできない状態が続いていました。

原因としては、英語でのライティングとなると一度母語で考えてしまうため結果的に複雑な英文を作ろうとしてしまい、うまく英語に訳せないためでした。

そのため「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を利用し、ライティング力をアップする勉強に取り組みました。

この英語勉強法を試してみて、どのような効果がありましたか?

勉強を続けていくうちに次第に「英語に訳しやすい日本語」を考えることができることができるようになり、まずはライティング力がアップしました。また、短い時間で日本語から英語に変えることを繰り返し行った結果として、英文を作るスピードがアップし、英語のスピーキング力にも良い影響があったと感じます。

瞬間英作文による勉強を通して、簡単な日常会話や意見であればスピーディーに英文を作れることを実感しました。

その後引き続き英語の勉強を続けていく中で、ニュースのディスカッションや2〜3節ある長い文章を話したり、書いたりできるようになったのは、瞬間英作文を通してライティングの基礎を強化したおかげだと思います。

Yuuコーチが実践した
英語勉強法

  1. A yellow balloon.STEP
    01

    教材「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を用意する

    「瞬間英作文シリーズ」には「どんどん」「スラスラ」「バンバン」などのシリーズがありましたが、日本語から英語に訳すトレーニングであることはどれも同じです。まずは日常会話で中学生レベルの文章がスラスラと口から出てくることが大切だと考え「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を使って学習を行いました。

    瞬間英作文には文法の細かい説明、リスニング問題などはなく、必要なトレーニングのみに絞った内容なので、文法事項ごとに日本語から英語に訳すトレーニングに集中するには最適だと感じました。

  2. A yellow balloon.STEP
    02

    英文を黙読しつつ、分からない文法や単語があれば調べる

    まずは書かれている各英文を一つずつ黙読しました。その上で分からない文法、単語の意味や発音は、都度調べました。単語は、アルクの「英辞郎(https://eow.alc.co.jp/)」を使って調べることが多かったです。

    また例えば、自分は「learn」だと思ったけれどテキストでは「study」が使われていたなど、似ている単語の違いも疑問に思ったら必ず辞書を使って単語の詳細を調べるようにしていました。

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    もし瞬間英作文の見開き1ページで、8〜10個以上のわからない単語があれば、瞬間英作文に取り組む前にまずは単語を強化することが必要です。

  3. A yellow balloon.STEP
    03

    声に出して文章を音読する

    次に見開きの右側のページの英文を目で見て音読を行い、視覚的にも聴覚的にも英文を自分自身に記憶させました。瞬間英作文には文法の説明はありませんが、同じ文法のパターンでまとまっているので繰り返し音読することで構文も自然に身についていきました。

    なんとなく読むのではなく「今、この文法項目を学習している」という意識を持って音読すると、英語から日本語に翻訳されている理由を含めて納得しながら進めることができました。

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    最終的に読み書きだけでなく実践的に話せる英語力をつけるためには、黙読だけで終えるのはNGです。英文を作成するだけでなく口からスムーズに出すため、音読のステップを必ずはさみましょう。

    そのとき、棒読みではなくスピーカーの気持ちになりきって読み、フレーズを自分のものにしていきましょう。

  4. A yellow balloon.STEP
    04

    英文だけを読んで日本語の意味を理解できるか確認する

    まずは日本語の箇所を隠し、英文だけを読んで日本語に訳せるかを確認します。日本語の意味がスムーズに理解できるまで繰り返しました。

    いきなり日本語を英語にすると学習のハードルが上がってしまうため、まずはより簡易な方法として、英語から日本語という流れで、しっかりと文章の意味と文章構造を理解できることを優先しました。

  5. A yellow balloon.STEP
    05

    日本語だけを読んで英語に瞬間的に英作文する

    英語から日本語ができるようになったら、今度は難易度を上げて、英文を隠して日本語から英語に訳しました。わからない部分があってもすぐに英語の文章を見たりはせず、なるべく自力で日本語から英語に変換しました。「なんとなくわかった」で終わりにせず、どうしてこの英訳になるのか?を意識して取り組みました。

    よく間違えてしまう文や、思い出せない単語があれば、後で復習するために必ず付箋などで印を付けておきました。日本語を見た瞬間に、英文が出てくることを目標に繰り返し練習しました。

    また余力がある時には、日本語をそのまま英語にするだけではなく、自分が普段使いそうな文章に少しアレンジを加えて英作文することもチャレンジしました。

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    見開き10個を完璧にすることが難しく感じた場合は、5個ずつにわけ、それぞれが完璧になるまで繰り返しやってみるのはいかがでしょうか?

    また、だんだんと順番を暗記してしまう…という人もいるかもしれません。順番を変えて英作文するのも一つの手です。

  6. A yellow balloon.STEP
    06

    付箋をつけた箇所に戻って再度英作文

    1日あたり2〜4章程度を目安に、毎日トレーニングを行いました。3〜5日ほど続けたら、自信がない部分につけた付箋が溜まってきていたため、戻って復習を行いました。

    繰り返し過去の英作文の復習を行うことにより、ただの丸暗記ではなく、一つひとつの文章構造をより深く理解しながら英文を作成することができるようになりました。

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    自信を持って英作文できるようになれば、付箋を外します。達成感を可視化できるので、モチベーションにも繋がりますよ。

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