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正木 伶弥

ブリティッシュ・カウンシル公認 IELTS™エキスパート/バークレーハウスIELTS™プログラム総責任者

バークレーハウス

回答した数:20参考になった数:27
14歳時、英公的機関ブリティッシュ・カウンシルの奨学金により、英ゴスフィールドにあるボーディング・スクールへ1か月間、人生初の留学。翌年中学校卒業後またすぐ渡英し、別のボーディング・スクールを経て、ロンドン大学クイーン・メアリー校へ進学・卒業。同校卒業直前にCELTA (Certificate in Teaching English to Speakers of Other Languages) を取得し、帰国後はIELTS™をメインに指導。2017年からバークレーハウスに勤務。 その他にも、TOEFL® iBT120点、英検®1級、IDP公式IELTS™教員研修修了(日本第一号)。旅行・写真・読書などが趣味です。

このコーチが回答した質問一覧

2022年7月1日
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正木 伶弥

ご質問者様の中級というレベルも考慮に入れると、初受験のオプションとして、TOEFL Essentialsは大いにお勧めできると思います。そこでキーとなるTOEFL ibtとの差は、大きく分けると「登場する英語」「所要時間」「出題形式」の3点になると思います。  まず登場する英語ですが、TOEFL ibtが100%アカデミック・イングリッシュであるのに対し、Essentialsの方ではアカデミック・イングリッシュ50%、一般英語50%となっています。一般英語は日常生活で登場する英語を指していますので、初受験のハードルが下がります。 また所要時間もibtが約3時間と長丁場なのに対し、Essentialsはそのおおよそ半分か、短ければ1時間程度となります。英語力には「瞬発力」という側面もありますが、「持久力」という側面もあります。例えば中級者と上級者では、15分リーディングをさせても、読解力やスピードにそこまで差が出ないような場合でも、60分リーディングをさせれば、その終了時にはかなり差がついている場合もあります。所要時間が短いというのは、英語レベルが下がれば下がる程大きなアドバンテージになる、と言えます。 最後に出題形式ですが、ibtが受験者のレベルに関係なく全員に同じ問題を出題するのに対し、Essentialsの場合、「多段階アダプティブ方式」が採用されています。これは、受験者が正解もしくは不正解した問題に応じて、次に出題される問題レベルが変わっていくという仕組みです。中級のレベルでは全く歯が立たない問題に出くわす確率が減るわけですので、初受験はその後のモチベーションへの影響も少なくないため、やはりEssentialsが大いに向いていると言えます。 上記3点以外でも、費用面のアドバンテージもEssentialsにはあります。初受験が最後の受験、ということは基本的にないわけですので、最初のコストはなるべく抑えたい、というニーズにも合致します。 より詳しくは下記サイトにもまとまっていますので、是非ご活用ください。 https://berkeleyhouse.co.jp/ieltsblog/toefl-essentials/続きを読む
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2022年7月1日
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正木 伶弥

ボキャブラリーには2つのタイプがあり、重点的に学習する必要があります。 1つは、一般的な語彙です。 例えば 'fluctuate'(変動する)、'vast'(広大な)、'disperse'(分散する)など、幅広い分野で使われる一般的な学術用語です。 このタイプの語彙は、それぞれの語彙の同義語をいくつか覚えておくことも重要です。例えば、'vast'という単語であれば、'immense' 'massive' 'enormous'といった単語もあわせて覚えましょう。 こちらのタイプの単語を覚える際は、ご質問にある、文脈で覚える、というアプローチでも構いませんが、(単語帳を使うなど)従来通りのインプット方法でも相性は悪くないはずです。 2つ目のタイプは、特定の学問分野でのみ使われる専門的な語彙です。TOEFL iBTテストでは、リーディング・セクション、リスニング・セクションともに、生物学、地質学、天文学などの自然科学や、農業の歴史、産業革命などに関するトピックがよく出題されます。 リーディングで生物学が登場すれば、'hibernation'(冬眠)について書かれているかもしれませんし、また農業史の講義では'irrigation'(灌漑)について話されるかもしれません。 例えば、'irrigation'は、作物を育てるために、外部から人工的に水を供給する事ですが、これらの様な専門的な語彙は、文脈の中で覚えるのをおすすめします。 続きを読む
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2022年7月1日
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正木 伶弥

日本語の場合は新しく覚えた難しい単語が頭にある程度残るにも関わらず、英語では忘れてしまう理由の1つとして、圧倒的な「接触機会」の差があるのではないでしょうか。 日本語を母語とする人が日本で暮らしている場合、目指さずとも、常に大量の日本語に囲まれています。その中では、学生の場合でも社会人の場合でも、例えば論文や契約書を通して、高度な単語にも触れるはずです。よって、難しい単語でも、その単語、またはそれに準ずる単語に接触する確率が高いため、忘れにくい環境が整っています。 英語の場合は、英語圏ですでに生活していない限り、この状態を再現する事はできませんが、それでも近づけようと努力する事は可能です。現代はその点では非常に恵まれており、携帯やパソコン、車から家電製品まで、様々なもので言語設定が選べます。普段の買い物や、動画を見る際など、様々な場面で使うウェブサイトの言語設定も、可能な限り英語にしていいはずです。 ご質問にある英検1級やTOEFL100点を目標にできる英語力があるという事であれば、情報を得るソースも英語に少なくとも部分的にはスイッチ可能なはずですので、曜日を決めて英語のニュースサイトしか見ない、または毎日数アーティクルは必ず英字新聞から情報を得る、などしても良いと思います。続きを読む
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2022年7月1日
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正木 伶弥

一般的に、日本人の受験者はリーディングセクションが得意で、27~30点台が達成可能です。 リスニングセクションのスコアはより変動しやすく、今回は28点を取ったのに、次のテストでは23点だった、というようなことがよくあります。平均すると25点が妥当なところでしょう。 (このリスニングセクションのスコア安定の難しさについては、多くの受験者にとって、講義のトピックによって、慣れているものとそうでないものの差が大きいことが原因だと考えられます。特に社会人であれば、もう何年、何十年と「生物学」や「地質学」、または「天文学」などの特定の学問分野に触れていない、というケースも容易に考えられます。) また、スピーキングはご質問の通り、最も難しいセクションです。 英語を母国語としない人が27点以上を取るのは非常に困難であるため、22点から25点が現実的な目標となるでしょう。 ライティングセクションでは、適切な形式で書き、設問に正しく対応し、自分の考えを展開し、具体的な例を挙げて自分の考えを裏付けていれば、かなりのスコアを獲得することが可能です。27~30点は射程圏内と捉えて良いでしょう。 あくまでも一例ですが、上記のシナリオでいくと、リーディング27点 + リスニング24点 + スピーキング22点 + ライティング27点 = 100点というイメージになります。続きを読む
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2022年7月1日
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正木 伶弥

TOEFL iBTの全体的な構造を知るための入門書として最適なのは、「The Official Guide to the TOEFL iBT Test」です。 この執筆時点ではSixth Editionが最新です。このテキストは英語で書かれており、テスト攻略法は紹介されていません。 もし日本語版を求める場合は、1つ前の第5版であれば、「ETS公認ガイド TOEFL iBT DVD-ROM付(日本語訳解説版) 」が発売されています。 受験対策が解説されているテキストをお探しでしたら、英語にはなりますが、「Longman Preparation Course for TOEFL iBT Test」をお勧めします。続きを読む
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2022年7月1日
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正木 伶弥

TOEFL iBT Home Editionは、通常のテストと全く同じです。難易度、質問の数、および全体的な構造含め、テストセンターで受ける通常のTOEFL iBTと変わりません。 ただし、ホームエディションがもつ利点と不利点は、受験前に考慮に入れる必要があります。 受験会場への移動がないという当然の強み以外でも、ホームエディションの利点として、ノイズがあります。 テストセンターでは、一定のバックグラウンドノイズ(他受験者の声・タイプ音など)はどうしても発生してしまいます。これは例えば、自身がライティングやスピーキングのセクションに取り組んでいる際に、すぐ聞こえる範囲で別受験者が全く違うスピーキングに取り組んでいたりするため、集中するのが非常に困難、と感じる受験者は少なくありません。他受験者のノイズを気にしなくて良いというのは、ホームエディションの大きなアドバンテージと言えるでしょう。 一方で、ホームエディションには、より多くのセキュリティ上の手続きがあり、これをマイナス点と考える方もいます。続きを読む
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2022年6月28日
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正木 伶弥

IELTSは基本的に「Pausing(解答に詰まって空白となる瞬間)」を嫌うテストですので、Part 2で止まらずに最後まで話す、という事は、確かに非常に重要なポイントになります。 Part 2に限って言うのであれば、まずは最重要ポイントは、毎回トピックカードを渡されますが、そこにはあくまでも「You should say」の文言が毎回書かれている点です。つまりあくまでも「Should = すべき」であり、「Must = しなくてはならない」ではありませんので、トピックカードに書かれている事から若干「脱線」しても構いません。 例えば「あなたが最近買って便利だと思っている物」がテーマだとします。 トピックカードには「何を買ったか/どこでそれを買ったか/なぜそれを買ったか/友人にも購入を勧めるか」などが書いてあったとします。この場合はその4点を綺麗になぞって答えていくのももちろん一案です。もしくはそれらのうち2つか3つほど答えたら、そこにはない部分から若干逸れて、「この商品の値段をどう思ったか」「買った時誰といたか」「その人となぜよく買い物に行くのか」などを話しても問題ありません。唯一の注意点としては、IELTSでは「Memorise(暗記)した英語」に非常に厳しいです。 よって、完全にトピックカードに沿う必要はないからと言って、最初から大幅に逸脱していれば、「暗記したスピーチをこの受験者は喋っている」と判断されかねず、その場合はスコアには大きなダメージが予想されます。ある程度トピックカードに沿って、後はある程度自身で話を広げる、というイメージで、(本番では緊張して若干早口になっている可能性も考慮にいれ)練習では2分を少し超える位を喋りきれるように練習してみて下さい。(本番で規定時間以上喋ってしまい、試験官に話の途中で止められても、一切減点対象にはなりません。)続きを読む
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2022年6月28日
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正木 伶弥

IELTSのスピーキングは、「正解」を試験官は求めている訳ではないため、ご質問のような空想・仮定の話をしても全く問題ありません。空白になって何も答えなかったり、「あー」「うー」と言った答えにつまる時間をなるべく少なくすることが最優先です。「実際には行っていないところについて(行ったことがあるという設定で)話す」というような空想の話で空白を埋める弱点があるとすれば、空想であるが故、必然的に話の一貫性を保つことや、話をふくらまし続けるのが困難になってしまう可能性がある点です。 よって、「なぜ答えられないのか」を正直に答える、というのも有効です。例えば「あなたの国ではどのような人が有名になりますか?」といった質問だった場合、大半の受験者は、その実際の答えを知る由もないはずです。「スポーツ選手であろうか…または芸能人だろうか…いや、そもそも芸能人って英語でなんて言うんだろう…」などと悩んで答えに詰まるような事態を最も避けたいですし、逆に'I'm not entirely sure, but entrepreneurs, maybe?'(「完全な確信はありませんが、実業家ですかね?」)というような出だしではじめ、その後は「少なくとも昔と比べれば有名な実業家が増えたように思います。理由は不明ですが、起業が法的により簡単になったのかもしれないですね。」とか、「でも実際のところは私は有名人にあまり関心がないので、わからないです。テレビも持っていませんし、自分の興味のある記事しかスマートフォンで読まないので、社会の他の人が何に興味があるのか、あまり知りません。」でも構いません。実際に調べてみて、例えばそのような起業をしやすくする法改正などがなかった、という理由で減点になる、というようなことはあり得ませんので、その辺りは心配する必要はありません。 もう1つご質問にあったフィラーももちろん有効ですが、それよりもこのように、正直に「本当の正解が分からない理由」を答えている方が自然ですし、他の受験者と被る可能性も低いので、おすすめです。逆にフィラーはどうしても(IELTSの嫌う)「暗記感」がでてしまう場合も少なくないため、使いすぎには注意が必要です。続きを読む
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2022年6月28日
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正木 伶弥

リーディングは毎回3パッセージ出題されますが、その3つに均等に時間を割かない、というのが一番簡単な戦略かと思います。 各パッセージのでだしには、You should spend 20 minutes...という文言がありますが、shouldとなっている通り、絶対に20分ずつ均等に3パッセージに時間を費やさなくてはいけない、という訳では全くありませんので、例えばパッセージ1 / 2 / 3にそれぞれ26分、24分、10分などで取り組むイメージです。 ここで重要なのは、自身の目標スコアと正答数の関係です。IELTSはペーパーの難易度によっても若干変動するため、あくまでも目安ではありますが、例えば高得点の1つのラインである、リーディングで7.0というスコアを想定すると、必要な最低正答数は40問中30問です。リーディングは通常パッセージ1と2から13問ずつ、パッセージ3から14問出題されるため、最初の2パッセージからしっかり正解できれば、最後のパッセージは5、6問当たっていれば目標スコアに届くということになります。 先ほどのシナリオだと、最終パッセージには10分しかかけていませんが、各パッセージには基本的に選択式の部分があり、確率論として、正解が全く分からない状態で選んでも、全問不正解になる確率はかなり低いこともあり、この5問前後当てる、というのは、短時間でも慣れれば十分可能なはずです。 後はどのパッセージに注力するかですが、IELTSでは、パッセージは後ろにいくにつれて難易度があがる傾向がありますので、1と2に注力するのが王道です。ただし、実際にはパッセージ2と3は毎回明らかに2の方が簡単、ということもないため、ご自身のご専門なども考慮にいれ、パッセージを一瞬読んだり、または自身の得意な問題形式がより多く出題されている方を選ぶなどしてもいいでしょう。続きを読む
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2022年6月28日
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正木 伶弥

ライティングはもちろん独学も可能ですが、それだと客観的な視点というのは確かに難しいところでもあります。IELTSは特にライティングのスコアリングに特長のあるテストと言ってもよく、例えば母国語別で受験者の平均スコアが公式に発表されていますが、母語に関係なく、基本的にライティングが一番低くスコアが出る傾向が表れています。これは英語が母語の人間のデータでも変わらず、かつ他の試験で共通して出る特長というわけではないので、やはりIELTSのライティングセクションの特長、という捉え方ができるかと思います。 上記を踏まえると、IELTSの場合は、対策時にIELTSの採点基準を良く知る人間からの客観的なフィードバックは、他の試験以上に重要になってくる、とも言えます。IELTSを専門に教えているスクールでライティングの講座を取ることをおすすめします。通学が難しいケースでは、オンラインのみで完了するライティング添削コースなども今はありますので、以前よりも選択肢は広がっていますので、是非ご活用下さい。 現在の自身のレベル感が分からなくて困っている、という事であれば、IELTSには自宅受験可能な「Progress Check」という公式の模試もあります。本番よりも圧倒的に安価で、かつフィードバックも短期間で出ますので、自身のレベルチェックとして非常に有効だと思います。続きを読む
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