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ガリレオ

言語学研究に基づいた指導を行う英語教師。英国UCL言語学修士 (Distinction)。

オンライン英語スクール「ガリレオ研究室」

回答した数:4参考になった数:5
オンライン英語スクール「ガリレオ研究室」運営。2021/22年 University College London言語学修士課程に留学。70点以上が Distinction(最優秀成績)という評価基準の中で、修士論文 90点をはじめ、受講したすべての授業で Distinctionの成績を収める。大学時代から英語学・言語学を専門とし、筑波大学大学院・UCL留学と研究を続けている。「言語現象には必ず理由がある」をモットーに、言語研究と語学学習の架け橋となるべく 2013年よりオンライン英語教師として活躍。IELTS™ overall 8.0 (L: 8.0, R: 8.5, W: 7.5, S: 7.0)・英検®1級取得。

このコーチが回答した質問一覧

2022年11月28日
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ガリレオ

留学準備として英語力を伸ばすための勉強法については、既に他の回答者さんたちが触れてくださっているので、実際に9月まで 1年間英国留学をしていた経験をもとに、少し別の視点から回答をしてみますので、ご参考になれば幸いです。 現在高校2年生ということですので、進路選択として大学の学部選びが本格化してくる時期かと思います。それを良い機会として、将来どのような道に進みたいか?ということも視野に入れつつ、まずは大学で深く学んでみたい分野をじっくり考えてみてください。 そこが明確になったら、少しずつで良いので(大学入学後でも十分に間に合います)自分の専門分野に関する情報を英語でも取り入れてみることをオススメします。どんな分野にも特有の専門用語があり、たとえば日本語でも「底辺」という単語をお互いに知っていれば、三角形の面積についての話がスムーズにできますが、まだ「底辺」を習っていない小学生が相手なら、まずは底辺とは何かから話を始めなければいけません。それと同じことが、「底辺」を英語で何と言うか知らなかった場合にも起こるわけです(ちなみに底辺は英語で the baseといいます)。 今お考えの「留学」というのが、ある程度の期間の交換留学のようなもので、専門の授業も含めて受講するようなものであれば特に、自分が学ぶ分野で使われる専門用語の英語を留学先に行って初めて覚えるのと、あらかじめ知っておくのとでは、留学中の学習効率と効果が大きく変わってきます。今の段階では学校や受験に向けての英語の勉強で基礎力をつけておくことが先決ですが、長い目で見た時の学習の参考として、頭の片隅に入れておいていただければ幸いです。 また、必ずしも進路に関わる専門分野のことでなくても、ご自身の趣味や好きなことについて英語で語る練習という意味で広く捉えてもらえれば、今からでも準備できることはより増えていくと思います。もし何か部活や課外活動をされているなら、「どんなことをやっているのか?」・「興味を持ったきっかけは?」・「一番楽しい瞬間はどんなとき?」…などなど、英語でスムーズに伝えられるように練習しておけば、ご質問の中にある「話したりはできません」というところを克服する第一歩になるでしょう。 まずはひとつだけでも、「この話題だったら英語でもそれなりに話せる!」という分野を持っていると自信になりますし、それが留学中に色々な人とコミュニケーションを取る際の突破口になります。進路選択と合わせて、【英語で語れる話題探し】をぜひやってみてください。続きを読む
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2022年11月28日
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ガリレオ

まずは、ご質問にある「日本語だと、アニメの話し方と現実の話し方でギャップがありますが、英語でもあるのかな」という点について、日本語と英語の違いに注目して回答します。 おそらく、気にされているのは、日本のアニメですとたとえば博士や年配のキャラが「ワシは〜じゃ」という話し方をしたり、忍者や侍が出てくるようなストーリーだと「拙者、〜でござる」のような言い回しが出てくるので、アニメで英語を学んだときにも、同じように現実の話し方としては不自然な表現を覚えてしまうのではないか?ということだと思います。 しかし英語の場合、『吾輩は猫である』が『I Am a Cat』と(ある意味、味気なく)訳されてしまうように、「こういうキャラクターだから、現実では不自然な言い回しをする」というような現象は起こりにくいと考えて良いでしょう。注意が要るとすれば、ハリー・ポッターのハグリッドやドビーのように、キャラクターの設定上、訛りのある英語を話したり、文法的に標準英語から外れている場合があるあたりでしょうか。こうした部分は英語字幕で確認したり、日本語の字幕や音声にも訛りや文法的なおかしさが反映されていないかチェックすることで解消できます。 アニメで英語を学ぶ際には、「どんな性格のキャラが、どんな場面で、どんな関係性の相手に、どんなセリフを言っているか?」に注目することで、実際の英会話の場面で【自分らしい言い回し】を身につけるのに非常に効果的です。たとえば「相手を褒める」という状況ひとつ取っても、“Great!”や “Nice!”と比較的カジュアルに言うこともあれば、年長者や立場が上の人であれば “Good job.”や “Well done.”のような「よくやった」的な言い方をすることもあるでしょうし、皮肉屋であれば “Not bad.”「悪くないね」かもしれません。「この人みたいな英語を喋りたい!」というアニメキャラクターを決めて、その人が口にする英語表現に特に注目してみる、というようなやり方も良いでしょう。 日本のアニメ・マンガの海外人気はすさまじいものがあり、留学中には周りの友達の方が私よりもよっぽど詳しかったり、大型書店で日本のマンガフェアが大々的に開かれていた時期もありました。海外の方との共通の話題として、仲良くなるきっかけに大いに役立つはずです。ぜひ楽しみながらアニメを英語学習に役立てていってください。続きを読む
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2022年11月15日
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ガリレオ

「時間配分」の考え方につきましては、河野先生がすでにお答えくださっており私も同意見ですので、少し別な視点から学習のヒントにしていただければと思い、回答させていただきます。 ①直読直解ができているか? ご質問に「読むスピードが遅いとは感じつつも、どのように対策して良いのか、分かっていません。」とありますが、ひとつの目安として、リーディングの本文を音読した際に、そのスピードで内容理解が追いついているでしょうか?(ところどころ知らない単語や表現はあるとしても、大まかな本文内容が音読と同時以上のスピードで頭に入ってきているか?という基準で考えてみてください。) もしそこが不十分であると感じるならば、「問題を解く練習」よりも、まずは問題集などのリーディング本文を「スラスラ噛まずに音読できる+そのスピードで内容が理解できる」ことを目標に取り組んでみることをオススメします。このゴール自体は極めてシンプルで、出来ているかどうかの自己チェックも比較的簡単ですが、実は奥が深く、うまく読めない箇所には何かしらの弱点が必ずあります(まだ覚えていない単語がある、文法的に理解できていない、など)。 ②実は「解くこと」に時間がかかっている? リーディングセクションで時間不足になるとお悩みの英語学習者の中には、実は「読む」よりも「解く」ところで時間がかかっている人も少なくありません。設問を解く際に、何度も本文を読み直したり、関連する情報がどこに書かれていたか見失って探し回ってしまうといったことはないでしょうか? ①に挙げた直読直解はクリアしていても時間不足に陥るという場合には、こちらの対策が必要になります。具体的には: (1) 本文を読み始める前に設問に目を通し、どのような情報を探すのか目的を明確にしてから読む。 (2) パラグラフごとに内容を整理しながら読む。日本語でも良いので自分で簡単に見出しをメモしておくと、読み直しが必要になったとしても時間を節約できます。 (3) 選択肢から選ばない。つまり、選択肢それぞれに対し「どうだったかな?」と本文と照らし合わせに行ってしまうと時間ばかりかかってしまいます。そうではなく、選択問題は頭の中で解答を用意しておいて、それに最も近い選択肢を選ぶという意識で解くことが大切です。 ②に対する学習時の意識づけとしては、やまんちゅさんが解いた問題の本文を読んだことがない人に、「この文章はこういう内容で、第1パラグラフにはこういうことが書かれていて、第2パラグラフには…」と説明できることを目標にすると良いでしょう。 以上、ご自身の状況と照らし合わせて参考にしていただければ幸いです!続きを読む
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2022年11月8日
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ガリレオ

TOEICに比べると IELTSの情報は少なく、特に初めて受験されるときには「難しそうな試験」というイメージを持ってしまうかもしれませんね。しかし、TOEICであれ IELTSであれ、また英検など他の試験もそうですが、基本的には現在の英語の実力を測る「ものさし」であり、それを 990点満点で表すか、0.5点きざみのバンドスコアというもので表すか、級によって表すかの違いに過ぎません。 例えて言うならば、距離の単位として何を使うかで「1マイル」とも「(約) 1.6キロメートル」とも表せますが、どちらで言っても長さ自体が変わっているわけではないですよね。同じように、CEFR (Common European Framework of Reference for Language: ヨーロッパ言語共通参照枠)という、外国語学習者のレベルを示す尺度を用いると、TOEIC (L&R) 750点は「B2」に相当し、IELTSでは 5.5~6.0程度とされています。 【参考】 ・「TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表」 ・『IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集』(ブリティッシュ・カウンシル著:旺文社:2015年:p.15) ただ、異なるものさしが異なる目的で使われるのと同様、それぞれの英語試験にも特徴があります。TOEICはビジネスシーンでの英語のやりとりが中心となるのに対し、IELTS(アカデミックモジュール)は、英語圏の大学や大学院で授業を受けることができるかを評価するためのものです。大学で受けられるということで、おそらくこちらのモジュールを受験されることになるのではないかと思います。ジェネラルトレーニングモジュールというのは、学業以外の目的で英語圏への移住申請を行う人を対象としたタイプの試験になります。 ですので、「TOEICよりも単語レベルなど難しい」というよりは、主にどのような場面で英語を使うのか?という想定が、ビジネスなのか大学なのかという部分での違いであり、それによって頻出の単語や表現が変わってくると考えると良いかと思います。IELTSの方が特別に難易度が高いわけではないので、どのような問題が出るのか、参考書や問題集をご覧になって具体的なイメージを掴んでみることをオススメします!続きを読む
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